久しぶりの登場クリーニング屋の仲村工事。
和臣が階段をスタスタ杖なしで歩いてたという目撃情報を路子に伝える。

東京ではソファーで横になる礼子。
デッサン中の聖人を回想しております。

「ただいま〜」

と買い物袋2つさげた章吾が帰宅。
この時の章吾、なんだかかわいかったです。

「こんなに買っちゃったよ、今夜はボクが作るよ。
 二人だけの時間が足りなかった。
 東京に来てる時だけでも楽しまなきゃね。」

ピーポーピーポーピーポー

いつもの鳥の鳴き声じゃなく
何故か救急車の音、、、不吉。なぜ救急車なんだ?
つーか章吾って料理作れるんですかい?

「無理しないで、章吾さん。
 料理したことないでしょ?今日の章吾さん変だわ。」

いつも変だよ、この人。
自分でも言ってたじゃん。
「ボクどーかしてるかな?」って。
だから私(どーか)してるよーって散々言ってたのに〜!

「ペッパー買うの忘れた、買ってくるよ」

料理初心者の割にペッパーって!
呼び方、胡椒じゃ駄目ですか?
つーか何作るつもりだったのが非常に気になります。

「変だな、確かに。フッ」

やっと気付いたか、自分のこと変だって

「聖人や大貫さんに嘘ついて用もないのにこんな所へ残って、、」

と笑いながらソファーに座る章吾。

「酷く自分が情けない。キミと結婚してからこの三年、
 キミに聞かなかった事が一つある。恐かったんだろうな。
 キミは本当にボクを愛してるんだろうか?」

そう言う事、結婚する前に聞け!

「三年前、蔵で見た聖人とキミの姿を忘れた事はなかった。
 もし聖人があんな事件さえ起こさなければ
 キミは聖人を選んだんじゃないのか?
 どこかでずっとその事を引きずってた気がするんだ。」

随分引きずったな〜ご苦労さん!

「オヤジを懸命に看病し、リハビリさせ、
 仕事に復帰するまでにしたのはキミだ。
 マスコミに押しつぶされそうになる桐生家で
 常に明るくみんなを支えてきたのもキミだ。」

礼子、若いのにすごいな。
私、無理。

「でもそれはボクへの愛情があったからだろうか?
 あの現実があの過酷さがキミにそれを選ばせただけじゃないのか?」

そうなの?
当時の礼子の心情、全然分からなかったから私。
 
「いや、もっと言うと聖人の犯した罪を
 キミが聖人のために償ってただけじゃないのか?」

そうなのそうなの?
ちょっと驚きなんですけど。
つーかこういう礼子の心情、
観てた人って理解できてたの?
私、全くだったな。イタタタ。

「ボクはどこかでそれに気付くのが怖かった。
 キミは聖人を愛しながらボクと結婚したんじゃないかって。」

最後の一行はさすがに私も読み取れたけどさ。
だからそういう事、結婚前に話し合えって!
ボー然と立つ礼子。>なんか言って下さい!!
その頃、青の館では聖人帰宅。

「先に風呂入ってくるよ。」
「着替え、持ってくるわ。」
「いい、自分でやるから。」
「じゃあ背中流してあげる。」
「いいよ。」

一葉、全部空振り。悲しいッス!
着替えを準備中の聖人。
デッサン中の礼子を回想しております。
ったく、礼子も聖人もお互い回想しやがってさ〜
相当溜まってんな、ヤッちゃえヤッちゃえ!

ホーホーホー

桐生家では夕食後、和臣と路子さんが会話しております。

「研究所に戻るからあーたはテキトーに帰んなさい。」

杖をついて歩く和臣を不審そうに見つめる路子さん。
こっそり和臣の部屋へ侵入してます。
そして注射器の箱を持ち出し和臣に問詰めます。

「二度としないと仰ったじゃないですか!」

とグダグダ言う路子さん。ここで和臣、ブチ切れ!!!

「(グダグダグダ)10年も待ってはいられない!
 実験のために自分の体を使って何が悪いんだ!」
「ただの研究じゃありません!法律に反した危険な実験です。」
「そんな事は百も承知だ!」

と持ってた資料をバ〜〜〜〜〜〜ン!と叩き付ける和臣。
でたでたでた〜〜〜〜〜!暴力和臣!

「法律に反してまでする実験が正しいんでございますか?
 命のための研究と仰りながら
 自分の命粗末にすることが正しいんでございますか?
 いつも旦那様が仰ってることと違うじゃないですか!!」
「生意気な口を叩くんじゃない!!
 使用人風情がぁッ!!!」

強烈!和臣の本性が出ちゃったよ〜
ショックな路子さん。
デッキで一人ポツ〜〜ンの路子さんに和臣が近付く。

「23年間もお遣いしてきました。23年、ずっとここに。
 旦那様は厳しい方で息が詰まることもありましたよ?
 でも私は旦那様を尊敬してましたから、
 本当に尊敬してましたから自慢だったんです、
 私は旦那様のことが。バカですね、使用人のくせに。。。」

路子さんの台詞はズシッと重いよね。
尊敬してましたからを二回言う辺り、路子さんらしい。

「同じ空気を吸ってそれだけでよかったんです。
 この家の中で家族のように同じ空気を吸って、
 それ以上のことは望んじゃいけないと思ってました。でももう、、、」

と和臣を見つめる路子さん。
うわ〜〜路子さん、どうなるんだろう。すごく気になる。
その頃、青の館ではムシャムシャと夕食の聖人。

「聖人は桐生家を憎んでるのね、
 だから桐生家の大事なものを奪おうとしてるのね。
 でも何故恨むの?どうしてそんなに憎いのかしら?」
「酔ってんのか?」

はい?オタク(聖人)のせいで毎晩酔ってますけど?

「本当の理由は何?礼子?章吾さんと暮らす礼子を恨んでるの?」

一葉を睨む聖人。

「愛して憎んでる、だから壊したいのね。礼子の肖像画が完成すれば分かる。」

どういう意味?肖像画が完成すれば分かる?
ワインを飲もうとする一葉に

「もうやめろよ。」
「少しは私が心配?私も聖人が憎いわ。」

と立ち上がり聖人をソファーの背もたれに押し付け
スカートをたくし上げ聖人に馬乗りになる一葉。

「抱いて!私達夫婦でしょ?変な旦那様ね、妻を一度も抱かないなんて。」

と聖人の耳を舐める。

「やめろ!」

と払いのける聖人。

「お前はオレを愛したわけじゃない。」
「愛してるわ!」
「そう思いたいだけだ。」
「愛してるから結婚したのよ。」
「お前は自分の生き甲斐を見つけるために結婚したんだ。
 それはオレでなくても良かったんだよ。
 兄貴を諦めてイギリス行って戻って親から独立したつもりが
 結局何も見つけられなくて悶々としてた。
 そこへオレという迷える子羊が現れた。
 ムショから出た哀れな子羊を可哀想だと面倒見ることで
 自分の価値を実感できるんだからな。
 真っ黒に汚れた子羊の体を真っ白に洗い上げる事でね。
 お前がいう愛は傲慢な愛情だろ?
 お前はお前のために愛を語る相手が必要だった」

ドバドバドバ〜〜〜〜〜〜ッ

聖人の頭めがけ赤ワインをかける一葉。

「傲慢なのは貴方よ!」

パッリ〜〜〜〜〜〜ン!!>ワインボトルが落ちた音
着替える聖人を見つめ

「あなたを変えられると思ってた。アタシの愛で。
 でもこれが傲慢だって言うなら私が変わるわ!」

豹変した一葉を見る聖人。

「汚れた黒い羊になってあげる!
 あなたの心の中に誰がいたとしても傍にいるのは私よ。
 あなたが泥の川を泳ぐなら一緒に泳いでみせる。
 それが私の愛を踏みにじった貴方への復讐よ!!」

その場を去る聖人。
つーかつーか、自分を「子羊」に例える聖人、どうよ?
東京での礼子と章吾は夕食です。

「普通の暮らしを重ねて、気付くとかけがえのない時間が積み重なってる。
 夫婦の時間ってそういうものじゃないかしら?
 積み上げた時間を私は大切にしたい。」
「それを一瞬で崩すのが人の想いだ。
 時間も空間も越えて人の想いは行き交う。
 三年前のあの時と今にどれ程の開きがあるんだ?
 キミはまだ答えてない!」

えっ?まだ答えてなかったの?礼子。

「あの時ボクを選んだのは愛があったからなのか?」

フェンシングのシーンの回想入りま〜〜〜す!
「やめて〜〜」から始まり「出てって!!!」までのシーン。

「あの時の状況がキミをそこに追い詰めただけじゃないのか?!
 ボクは心の中で何度もキミに問い掛けたんだ。
 本当にキミはボクを愛してるのか?って。」

心の中で問いかけられても答えられませ〜〜〜ん!
でも直接問いかけられても結局答えられませ〜〜ん!

「礼子!答えてくれ!キミは本当は、、、、」

席を立ち背を向ける礼子

「章吾さんは幻に嫉妬してるのよ!」
「聖人は幻じゃない!!」
「三年前の事は今の私にはもう幻なのよ。
 愛情は育てるものだって章吾さんは言ったわ。
 私達は育ててきたはずよ、そうでしょ?
 今の章吾さんは章吾さんらしくないわ。」

そうですか?
こういう章吾っていかにも章吾っぽいけど?

「いつも言ってるじゃない!
 私達がしっかりしていれば何も怖いものは無いって!!」

そうそう、言ってる言ってる。
自信満々に分かりきったかのように言ってる。

「怖いんだ。。。本当は。。。何かが壊れそうで」

えっ?あんだけでかい口叩いといて、それ?
口ばっかで小心者の章吾ダッセー。
礼子を強く抱きしめる章吾。

「心をつなぐ鎖があればどんなに楽かと思う。
 心って何だ?想いって何だ?」

知るか!ボケ!チッ!!

「どうしてボクはこんなに苦しいんだ?」

さあね。私も是非知りたいです。
あっ!‘どーかしてるから’じゃないですか?
つーか章吾って疑問系多いよね。

「礼子〜〜〜!!!」

と強引に礼子を床に倒しムフフフな感じ。
脱ぎ捨てられた服達、そしてベッドでホニャララの礼子と章吾。
なんだかストッキングの置き方が不自然で笑えたのと
ストッキングの色が妙にババ臭い気がしたのは私だけか?
翌朝、絵のモデルと辞めるという礼子。

「何故キミは聖人の絵のモデルを辞めるって言うんだ?」

だ、か、ら〜〜〜お前が昨日!!!!

「昨日の事は気にしなくていい。」

はい?あんだけ話し合って結果それ?
もう二度と怖いとか、みみっちいこと言うんじゃねーぞ!

「ボクがどーかしてたんだ。」

ハイ、毎度毎度オタクがどーかしてるんですって!
何度も言ってるでしょ?

「モデルは続けてやってくれ。」

ったく口ばっかの癖に。

いや〜今日のは見応えありました。
礼子&章吾、路子&和臣、一葉&聖人の3組が
それぞれ別の場所でそれぞれのやり取り。
長かった〜〜台詞も何もかも書く時間。
今までよめなかった人物の心とかを
わざわざ台詞で言ってくれたから
よみとるの苦手な私には助かりました。
というか抜けてた部分(3年前の事件後の対応とか)の
穴埋め的な感じか、今日は。

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