これから東京へ行き大貫さん紹介の弁護士に会うから
今夜モデルを休ませてほしい、と聖人に電話する礼子。

「今夜はオレも用がある。」

なんの用か気になる。
大体聖人のこういう地味な行動って
後々の展開と繋がるんですよね。

ツクツクボーシ ツクツクボーシ

東京事務所で大貫&章吾&礼子&弁護士

「結論から言うと、諦めた方がりこうですね。
 勝訴も可能と思いますが莫大な費用と時間がかかりますよ。」
 
契約書のことは面倒なので省略。

「犯人は相当な切れ者でしょうな。
 明らかな偽物を作りもう一つの偽物が有効になるように仕組まれてる。
 ヴェリテもこちらが訴訟に持ち込むなら徹底抗戦してくるでしょうし
 犯人はそこまでよんでると思いますよ。」

感心してる場合かよ!
礼子、確実に聖人を怪しむような顔しております。
弁護士、大貫退場。
ソファにもたれ抜け殻状態の章吾。(←最近こんな感じが定番)

ハッハハッ〜ハハッハッハッハハッハ〜

笑う章吾。ついにぶっ壊れたか?お前まで!

「なんでこうなるんだ?」

疑うことをしないからさ〜

「キミの命を救いたくてボクはあの偽弁護士に土下座したよ〜
 挙げ句に散々振り回されて」

本当、申し訳ないけどウケたよ。
あっち行け、こっち行け!ってね、重いのに大変だったね〜

「うちにあった全財産を騙しとられた。」

ものの見事にスッカラカ〜〜〜ン

「キミをこの手に取り戻すためだった。
 .....なのにキミを最初に救い出したのはボクじゃない。」

滑稽だよね、道化だね章吾。この時の章吾には同情するよ。
そりゃ前以上におかしくもなるよね〜
でも、でもね、
こんな話をしてる中、礼子ったらね〜

救出されて聖人に抱きつくシーン回想中で〜〜〜す!

さすがの私もコイツに殺意を覚えました!
章吾、フラフラ歩きながら

「警察に行ってくる。偽部長と似せ弁護士を訴えるんだ。
 似顔絵ぐらい作ってくれるだろう。」ヨロヨロ〜

章吾!警察より病院行ってこ〜い!!
信州へ戻った礼子、青の館で一葉と話中。

「聖人のこと心配?今度の詐欺事件の事で聖人を疑ってるのかしら?」

やっぱ黒い羊ちゃんは物わかりが良くていいね〜
そうなんスよ!怪しいんスよ!

「疑われても仕方のない人だもの〜。
 本当に困った男ね〜聖人は。婚姻届も出してなかったのよ。
 オレが出しておくって言ったの。気になって役場へ行ったら案の定。
 役場の中で私大声で笑っちゃった〜フッ。」

役場の中で笑う一葉か。
今の一葉なら、安易に想像つくな。目撃したかった〜

「だから私が出しておいた。」

ハイッ??!!驚きの新事実ですよ!!
出しちゃったんスか!
やるな〜黒い羊の一葉サマは!

「聖人さんの署名は?」
「私が書いた。(アッサリ!)このコト〜聖人はまだ知らないのよ〜
 フッ、ニッコリ♪知った時が見物ね〜。」

いいぞいいぞ!一葉!
聖人の驚く顔が見てみたいで〜す。
で、届け出してなかったのは聖人の優しさ?だろうけど
そんな優しさイラネーよ、、夏。って感じですよね。
こういう変なところで出る聖人の優しさ、うざい。
聖人のやってる事考えたら一葉の復讐劇はまだ理解できる。

「でもこれで戸籍上、聖人は私のものよ。」

でもこういう場合、無効になるよね。

カッコーカッコー チチチチチチチー

桐生家では路子と礼子さんが会話。

「ちょっと具合が悪くてな。目眩が.....救急車を.....」

倒れる和臣「旦那様〜!」「お父さん!」

ジャンジャジャーーーンジャンジャンジャンジャンジャン

バタバタ急いで病院の廊下を走る章吾。
待合室では礼子、路子さん、一葉が待機中。

「どうした?オヤジは?また過労か?」
「今度はそうじゃない気がする。
 お父さん人体実験を続けていたのよ。」

そして黙ってられない路子さん、
杖なしで歩けるほどになってた事を暴露。

「申し訳ございません。ぺこり」

普通に疑問を抱いた一葉が章吾に質問!

「A115の人体実験で倒れたとすると副作用と言うこと?」
「違う。そんな事があっちゃ困るよ。あっちゃ困るんだ!
 .....製薬化に向けて開発が進んでいる今、
 人体実験のせいで副作用が出ちゃ何もかもおしまいだよ。
 ...無理したんだろ、オヤジは。少し歩けるようになって。」

、、、、とどーしても思いたい章吾。

「そうかしら?」

取り合えず反論したい気の強い礼子。

「そうに決まってる。」

、、、、とどーしても思いたい章吾。

チチチチチチチチー

一葉帰宅。

「お父様が倒れられたわ。脳の神経に異常が起きてるんですって。
 命に別状はないそうよ。人体実験の副作用かもしれないわね。」

直ぐさま桐生家にGO!GO!の聖人。

チチチチチチーホーホー

桐生家では使用済みの注射器を見つめる礼子。

ピンポーーーン>聖人

話をグダグダ。で本題!

「聖人さん!どうして婚姻届を出さなかったの?」

驚いた表情の聖人。
ヘルメッツ落とすくらい驚いてほしかったな〜

「入籍はしていなかったのね。一葉から聞いたわ。
 届けを出したそうよ、一葉は。
 本当あなた達、どんな風に暮らしていたの?聖人さん?」

本当に不思議ですね〜。

ガチャン>章吾帰宅。

とりあえず二人をチラ見してから

「どうしたんだ?こんな時間に」
「オヤジの容態を聞いてたんだ。病院は明日にでも行ってみるよ。」

聖人帰宅。
カウンターに座る一葉、背中越しに

「聞いたの?礼子から。」

呆れた様子の聖人

「バカな奴だな、お前は....わざわざ自分から戸籍を汚す事なかったのに。」
「私はあなたと別れるつもりはないわよ!言ったでしょ?
 あなたが泥の川を泳ぐなら私も一緒に泳ぐって。
 それが私の復讐だって。」

振り向く一葉。聖人の表情を見て

「ハッハハハッ〜なんて顔してるの?
 フッハッハハ〜あなたなんて顔してるの〜?
 ハハハハッ〜ハッハッハッハ〜〜
 ヒィッハッハッハッハハ〜〜」

存分笑った後、素に戻り聖人に歩み寄る。

「あなたがこの先、どれだけの大金を手にしても
 きっと虚しいでしょうね〜
 本当に欲しいものは決して手に入らないから。」

ボーー然聖人。
“決して”と言い切っちゃう辺り、
一葉とことんやる気だな。

桐生家寝室ではパジャマに着替え中の礼子。
すると昨日は速攻閉店ガラガラだったのに
今日はいきなり隣から戸を開け章吾が

ジトーーーーーーーーッ

と生着替えを見る。
不気味でした、最高に!
驚く礼子、急いでパジャマを着る。
章吾は近付き後ろからハグ。

「章吾さん、今夜はよしましょう。
 お父さんだって入院してらっしゃるんだから。」
「カンケーないだろ。」

カンケーネ〜ですか?

「でも...あなたも疲れてるでしょ?」
「平気だよ!やる気満々だよ!!
「私は少し疲れてるから..」押し倒す章吾。

「やめて!」

しばらくボー然章吾。

「ボク達は夫婦じゃないのか?」

そしてもう一回

「ボク達は夫婦じゃないのか?」

答え:「一応、夫婦ですよ!」

「夫婦でもこんな状態はヤなの。」
「こんな状態って何だよ?...ボク達は今、どう言う状態なんだ?」

だから〜こういう状態。
それでも抱こうとする章吾。涙する礼子。

ビュービューーービュビュービューーー(←何故か風の音)

泣いてる礼子をみてビビリの章吾、ボー然。
======つづく==============

■予告

うちの銀行口座は今、殆どカラの状態なんです。>章吾
ヒビノケンイチの絵か。>和臣
今月一杯で辞める事になったわ。>礼子
なんでこんな時期に。
これが答えか〜。>章吾
こちらとの御縁はこれっきりにさせていただきます。>おっさん
礼子は私を傷つけたりしないわよね。>一葉
いいのか、兄貴の留守に俺を呼んで>聖人
私はもう..あなたを愛さない。>礼子
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ラストの風の音にはウケました。
章吾夫婦のすきま風、こんだけ凄いんだな〜って。
契約書のサインを必死で練習してた聖人も
これをしたかったわけなんですね。

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