魔界の入り口の森の絵を見つける聖人。
礼子と懐かしく話す。

研究所にて

「礼子、今から大学行ってくる。
 新しい研究員を紹介してもらえないか相談してみるよ。
 そうだ、聖人がキミの肖像画、持って帰るらしいよ。
 仕上げは家でやるそうだ。」
「さっき蔵で会ったわ。」
「そっか。なら別れは済んだわけだな。」

不思議そうに見つめる礼子。

「絵描きとモデルの関係は終わったって事だよ。じゃ行ってくる。」

出ていく章吾を不審そうに見つめる探偵礼子であった。

病院にて和臣の病室の前で佇む聖人。
和臣に会わずに帰ろうとすると路子さんに遭遇。

「聖人さんが旦那様に頭を下げた時、
 これからはお父さんを手本にするっておっしゃりましたよね。
 私あの時、ほんっとに嬉しかったんですよ。
 これでやっとお二人が仲直りできるって。でも結局...
 本当にお父様と仲直りするお気持ちがあるんですか?」

ナイ!って顔してる。

「私はね、聖人さん、あなたのお母さんじゃありませんけど
 あなたの事小さい頃から見てきました。」
「路子さん。体に気をつけてくれよ。
 路子さんに倒れられて一番困るのはオヤジだから。」

つーか会話になってません。
喋らせてあげろ!路子さんに!!
「じゃあな。」聖人退場。もう二度と来んな!!

青の館に戻り礼子の肖像画を置き眺める聖人、
デッサン中の礼子を回想中。
そしてナイフを取り出し破ろうとした所へ章吾、

「お前コレどうするつもりだ?」
「壊して棄てるんだ。自分の才能に見切りを付けたって事かな。
 兄貴は何しに来たんだよ?」
「礼子の居場所に心当たりはないか?家から姿を消したんだ。
 書き置きがあった、私を探さないでくれって。
 もしかしたら死ぬ気じゃないかって気がするんだ。」

凄い勢いで章吾の両腕を掴み

「どんな様子だった?最後に見た時に!どんな様子だったんだよ!!」

と礼子の事になると必死の聖人。
持って帰ってきた魔界の入り口の絵に目がいき、その絵を見せ

「兄貴、この場所行ってみろ。ココかもしれない。」
「ならお前が行ってみて来てくれ。俺は疲れた〜。」
「何言ってんだ?(大声で)早く行けよっ!!!!」

飽きれた聖人が背を向けてる間に
ソファにあった聖人の上着から携帯を抜き取る章吾。

「俺が行けば彼女は余計意地になる。お前が行ってやってくれ。」

やっと聖人振り向く。けどなんか凄い形相。
章吾、聖人のジャケットを手に取り投げ渡す。
受け取る聖人、章吾に睨みをきかせながら出発!
思惑どおりに事が運んだ様子の章吾、ネクタイを緩める。

桐生家では離婚届にサインしてる礼子。

青の館ではさっき盗み出した聖人の携帯を

バギッ!!!

と真っ二つに折る章吾。
そしていざ作戦開始って感じでしょうか。

携帯を握りしめてる仕事中の一葉さま、礼子に

「聖人がいなくなったの...。携帯も家の電話も繋がらないの...。
 今朝、私と一緒にここまで来たの。
 だから安心してたのに...。戻ってくる。」

と駆け出す一葉。すると入り口で中村さんに遭遇。

「一葉さん、あの〜私〜....」

お前なんかに構ってられっかとスルーの一葉さま。
さっすが〜〜。一葉さまは雑魚に用はないのである。

研究所にて中村さんと礼子。

「A115の開発中止を知って本当はすぐに駆け付けたかったんです。
 でもどうしても勇気がなくて...。」
「もう勝手にデータ流出したり姿を消すなんて事、しないで下さいね。」
「はい。」

研究室の中を入っていく中村。

「ああ〜実験用の植物が全然ないじゃありませんか。」
「忙しくて手が回らなかったんです。」

ボーーーッとしてたくせに?

「私の仕事は、まず植物採取ですかね。ハハハ」

道具を取りに物置きをあけるとスッカラカ〜ン

「あれっ?章吾さん、山へいらっしゃったんですか?」
「いいえ。」
「でも章吾さんの長靴が無くなってますし
 シャベル、つるはし、あと登山ナイフ。」

ここで探偵礼子、大学へ行くと言って出かけた章吾を回想中。
その頃森では「礼子〜!!」と必死で探してる聖人。

点と点が線になった探偵礼子は慌てて青の館へ。
そこには床に座り込み抜け殻状態の一葉さま。

「どこにもいない...やっぱり私をおいて一人で行ったのよ...
 みんな逃げてく...みんな私のそばから...」

と泣きながら床を手に叩き付ける。

「一葉、聞いて!何か変なの。章吾さんとも連絡がつかないのよ。」

そして探偵礼子、魔界の入り口の絵が目に付きます。
章吾のゴシゴシ泥落とし騒動、
いつかのあの場所=魔界の入り口騒動を回想中。

「もしかすると章吾さん..聖人さんを...」

驚く一葉。礼子、胸に手を当て

「章吾さん、登山ナイフを持って出たみたいなの。
 大学行くって言ってたのにシャベルや長靴まで...」

急いで探しに行こうとする礼子の腕を掴む一葉。

「章吾さんが聖人を殺すかも知れないって思ってるの?」
「最近の章吾さん、いつにも増して変だったの。普通じゃなかったわ。」

それでも尚、礼子を引き止める一葉。

「だったらそっとしておきましょう〜。」

でた〜〜〜!黒い羊ちゃん!

「聖人は章吾さんに殺されたって仕方ないわよ。
 あんな男、殺されて当然よ!」

確かに、殺されて当然と思います。
章吾がブッラク化して聖人のブッラクさが薄らいでますけど
相当な事やってますからね、聖人。
視聴者の方お忘れなく!!
再び探しに行こうと必死の礼子に

「ダメよ!」

と腕を掴んで放しませ〜ん、一葉。
その質問聞こえませ〜ん、ルミ子。

「(大声で)これが私達の結末なのよ!!
 面白いじゃない?あの章吾さんが聖人を殺すなんて!
 アッハハハハハハハ〜」

いいぞいいぞ!本物の黒い羊になったぞ!
本当にぶっ壊れてた一葉様であ〜る。〜〜〜おわり〜〜〜

パッチーーーーン!!!

一葉をビンタする礼子。

「章吾さんに聖人さんを殺させて何が面白いの!!
 あの二人は兄弟なのよ..そんな事になったら誰も救われないわ!」

と出ていく礼子。
ビンタでアッサリ脱黒羊我に返った一葉も追っていく。

魔界の入り口では相変わらず礼子探検の聖人。
遅れて章吾もやって来た〜〜イッちゃってる顔してます。
サクサクと魔界の入り口へ入る章吾。
事前に道を調べてたのかとある方向へ走っていく。

必死で森の中を走りながら探す聖人。
先回りしてた章吾、木に隠れ聖人を先に行かす。
つーか章吾見えてるけど?
辺りを見回し方向を定めながら歩き出した聖人。
その後をつける章吾。

バキッ!!

章吾が木の枝を踏んづけちゃいました!(ドジな奴)
その音で振り向く聖人。
踏んづけた木の枝を放り投げる章吾、ナイフを取り出します。
それをジーーーーーッと見る聖人。

その頃一葉と礼子は車に乗って魔界の入り口へGOGOGO!。
章吾の車を発見し降りる二人。

その頃聖人と章吾

「騙したのか?」
「お前の得意技だろ?」

いい返しだぞ!章吾。

「これは決闘か?それとも兄貴の殺害計画か?」
「決闘は人間同士がするものだ。お前はただの獣だろ?」
「オレをやったらアンタも獣になる。」
「フッ。お前が望んだんだろ?」

ジワリジワリ聖人に近付きながら

「金だけの事なら俺はお前を許せた。だがお前は〜
 俺の中に嫉妬を植え付け俺を獣にしたんだ。」
「植え付けたんじゃない。嫉妬は初めから兄貴の中にあった。」
「黙れぇっ!!!」

本当の事を言われたので怒鳴る章吾。何故か微笑んでる聖人。

「俺は自分を押さえてきた。
 お前の100倍も努力して自分と言う人間を作ってきた。
 その俺がなんでお前に負ける?
 (大声で)なんで負けるんだ!!」

ヘタレだから?

「兄貴!勝利者はオレじゃね〜よ。」
「最後にお前を喜ばせてやる。
 礼子が俺に離婚を申し出てきた。
 だが俺は応じるつもりはない。
 たとえ彼女に憎まれたとしてもだ。
 お前を埋める穴はもう掘ってある。
 俺と礼子はずっと一緒に暮らして行くさ。」

つーか本当に穴掘ってたんだ?

シュッ!!

と聖人にナイフを突き出す章吾。
聖人、危険ランプが点滅しだしたのか
ダ〜ッシュ!ダ〜ッシュ!ダシュッ!

その頃、
礼子「聖人さ〜〜ん!」←やっぱ最初に呼ぶのは聖人、
一葉「章吾〜〜〜」←最初に呼ぶのは章吾、しかも呼付け。
礼「章吾さ〜〜ん!!」←一応呼んでるだけ。
一「聖人〜〜」←一応呼んでるだけ。
礼「聖人さ〜〜〜ん!」←やっぱ本命!
一「章吾〜〜〜」←やっぱ本命!
草をかき分け掻き分け魔界の入り口に近付いております。

森では逃げる聖人、ナイフを持って追いかける章吾。
つーかこの時の章吾のナイフを突き出したまま
走って追いかけるシーンが個人的におかしくてたまらなかったです。
吹き出しました。

「聖人さ〜〜〜ん」森へ入っていく礼子。

鬼ごっこ中の桐生兄弟。おっと!聖人が転んだ〜!
うつ伏せの状態の聖人に立ったままナイフを突き出す章吾。

「恐いか?命乞いしてみろ!泣いて謝ってみろ!」
「章吾さん!!」

はいっ?速攻見つけちゃったの?礼子さ〜ん?
随分逃げ回ってたんだけどね、この二人。

「来るな!!」
「やめて!お願い!!あなたはそんな人じゃなかったはずよ。」
「誘ったのはコイツだ!コイツが俺を変えたんだ!!」

章吾が呑気に礼子に構ってる間に聖人逃げる!
追いかける章吾←礼子。
しばらく走り立ち止まる聖人、

「分かったよ。もうお終りにしよう。」

と言って振り向く。
「やめて!」と礼子。

「覚悟はできたか?」

「章吾さん!!」と後ろからナイフを握ってる章吾の手を掴み
止めようとする礼子

「止めるな!!」

と章吾に振払われる。

「死ねばいいんだよ。」

確かに。
ここでやっと一葉様ご到着、でもボー然。
だってもう黒い羊ちゃんじゃないもの...。

「俺はコイツが憎くて体が壊れそうなんだ〜〜〜!!」

はい。そうだろうと思います。
ジャケットを脱ぎ血が出ても分かりやすいように白シャツ一枚になる聖人。
立ち上がる礼子。

「やれよ。」

と促す聖人。弱々しくではあるがナイフを突き出し、

「うわあああ〜〜〜〜〜!!!」

いざ聖人に突進章吾!!とその時

「やめて!!!」

と礼子、章吾をタックル!
ナイフが手からすり落ちる。
章吾、タックルの衝撃で負傷か?(←ショボイ章吾)
すり落ちたナイフを握りしめる礼子。
はいっ?れっれっ礼子サマ?
ま、、まさか、、、ですよね?

握りしめたナイフを見つめる礼子。
おいおいおい!まさかの展開ですか?ちょっと!!
両手でナイフを握りしめる。
驚いた表情の聖人。
ターゲットの聖人を見つめヨロヨロ歩いて近付く

「こんな方法しかないの...こんな方法しか....
 もう貴方を救えないの....私がやるわ....
 貴方を殺せるのは...私だけなの...」

涙を流してる聖人。

「私なら...あなたの罪を一緒に背負えるから」

ブスッ!!!!

ウッと仰け反りながらも刺された状態で礼子を抱きしめる聖人。
刺してる状態で「愛してる...愛してる!」連発の礼子。
ナイフを抜き取ろうとする聖人にさらに

「愛してる」

と刺してる状態でいう礼子。くどい。

ハアッハアッハアッ

息があがりフラフラの聖人に刺したナイフからやっと手を離した礼子。
自らナイフを抜き取る聖人。
そして抱き合う二人。
よく見えなかったけど相当激しいスキス〜。
聖人、礼子に傾れ込むように倒れる。

====つづく======

刺したりする展開のドラマになるなんてな〜
ちょっと引いちゃったな。
それなしで何とかやっていけました的なドラマと思ってたのに。

ナイフを握りしめた礼子...の時点で私は自害するのかと思ってました。
その数秒後、ターゲットは聖人?はいっ?って驚きましたよ。
よりにもよってお前が刺すか?って。
しかも常に冷静沈着な正当派礼子が。
で、寸前でやめるのかと思いきや思いっきりやっちゃった〜。
一部の蔵の時も今回も
礼子は言う事とやる事が一致してないし。

章吾が聖人を殺したいほど憎いっていう設定は間違ってません。
それくらいの事やっちゃってますよ、聖人は。
根こそぎヤラレたって感じですもん、章吾の場合。
ただこれで章吾が聖人をやっちゃうとドラマ的にね〜
章吾いいとこなしで救われないじゃん。いい人がバカを見る。
いい人すぎてバカな章吾だけど〜
章吾が殺人を犯さなかったことだけが救いです。
ただこれで章吾すっきりできるの?
余計苛つく。あんなスキス〜見せつけられてさ。
離婚もしてない妻にさ、目の前で実弟とだぜ?
一葉にしてもだよ。黒い羊にもどっちゃうぜ。
二人とも刺しちゃえよ!私が許すから!

聖人が死んでも生きててもどーでもいいけど
もっと苦しませて欲しいな〜
足りません全然。一葉や章吾の苦しさに比べたら。
まだ明日あるから期待しよう〜っと。

主人公がああいうタイプの礼子なだけにこの結果は意外すぎました。
ヤラレた。つっても最終回は明日だけど。

コメント

nophoto
2008年9月26日17:14

お昼は学校があるので見れなくて、
このブログ助かってます(^^)/

白と黒の動画が見れるサイト
教えて頂けないでしょうか?

画鋲
2008年9月26日23:53

■ ☆ 様

コメントありがとうございます。
こんな自己満足なブログに...。

動画の件ですが私は下記のサイトで観ました。
55話までしかupされてないようですけど。

http://search.pandora.tv/?query=%E7%99%BD%E3%81%A8%E9%BB%92

nophoto
2008年9月27日12:55

わざわざありがとうございます。
最終話まで本当に楽しませて頂きました!

画鋲
2008年9月28日15:06

■ ☆ 様

いえ、こちらこそわざわざコメントして下さりありがとうございました。
楽しんでいただけて私も嬉しいです。