さっきまで山梨で珠希の書き置きをボー然と見てたのに
さっそく恭介は東京の自宅へお戻りです。
病院の院長室へ向かうが誰もいません。
引き出しが開けっ放しで
見てくださ〜いといわんばかりに手紙が散乱。
片付ける恭介、英夫宛の千尋の手紙発見。

東京の自宅では英夫が帰宅。
亮太の父親が英夫だと言う事を映子が知ってると勘違いし喋る英夫。
映子にバレちゃった。

山梨の診療所では亮太が嘔吐。
亮太の頭見てビックリですよ!
いやね、昨日亮太の髪をハサミで散髪してたんですけどね
亮太ったら、つるピカはげ丸ですよ!
ハサミでそこまで切れるんだ!凄いな〜珠希。

院長室で手紙持ったままソファに座ってる恭介。
そこへ英夫登場。

「早く帰ろ。」
「帰らなかったんじゃない(手紙を見せ)帰れなかったんだ。
 『英夫さん、先に行って待ってます。
  あなたが一緒に死ぬって言ってくれたから
  この体が末期ガンに侵されたと知った時
  どうしてもあなたにもう一度会いたかった。
  あなたに心中してもいいといわれて私は本当に幸せです。
  でも、もしあなたが死ぬことに失敗したなら
  亮太のことをよろしくお願いします。
  11年前、あなたと別れた直後あの子の妊娠に気付いた私は
  あなたの子供を産める喜びしかありま...』」
「よせっ!!」

バチンッ!!

「亮太君は本当にお父さんの子供なのか?!」
「その通りだ。」
「だったらなぜ亮太君を東京で治療しないんだ?」
「だから山梨で診させている。
 それに私が大事なのは加賀見家だ!お前だ!
 亮太を東京に呼ぶわけには行かない。」
「違うよ..お父さんが大切なのは加賀見家でも僕でもない...世間だ。
 愛人などいない、立派な加賀見病院の院長でいたいんだ。」
「千尋はどちらにしても死んでいたんだ。」
「お父さんは最低だ〜!
 お母さんを悲しませ僕を家族を裏切った。
 僕は絶対にお父さんを許さない!」

恭介退場。
今年の夏休みは恭介にとって波乱の日々だな。
しかも山梨行ったり東京戻ったり、忙しいガキだ。

山梨の診療所では、亮太の事になると
妙に熱心な謙治が気になる恵が呟いております。

「亮太を使って東京に行けたとして
 その隣に私はいるの?悟はどうする気?」

う〜ん、そこに貴女は居ないんじゃないでしょうかね。
残念ですがね〜。
つーか恵は今後どうなるんでしょうか?
このままで終わるような女じゃないよな〜。

バイトを抜け出し山梨の診療所に電話する珠希。
タイミング良く悟が出る。

「亮太の様子は?」
「今のところ大きく変わりはないみたいだけど食欲がないんだ...。」

そこへ恭介登場!さっき東京へ帰ったばかりなのに〜!!
電話中の悟をジーーッと見ております。

「今どこにいるの?ねえ珠希ちゃん!教えてくれよ」

“珠希”という名前に過敏に反応し
電話に向かい猛ダッシュの恭介。

悟「今どこに」

悟から電話強奪に成功の恭介。
悟唖然。

恭介「もしもし?今どこにいるんだ!」ガチャン

見事に拒否られる恭介。
惨めだな...クックック。チ〜〜〜ン。
亮太の病室に恭介が来ております。

「僕なんか死んだ方がいいんだよ。
 姉ちゃんだって僕の事どうでもいいから置いて行ったんだ。」
「何を言ってるんだよ。姉ちゃんは亮太君のために
 どんな事でも我慢してきたんだぞ。
 僕なんて拒否られてばっかだ!頑張らなきゃ駄目だ。」
「うるさいな。悟兄ちゃんが言ってた。
 恭介兄ちゃんは姉ちゃんの事、探してくれなかったって。」

おっと〜!近頃出番激減の悟ですが
ちゃっかり自分の株を上げ恭介の事ちくってます。
こんなガキ相手にも手は抜きません。
流石ですね。

「あっち行ってよ!」

キッツイ一言だよな〜。
亮太にまでそっぽ向かれ退場恭介。
こんなガキにまで拒否られる恭介。チ〜〜ン。

葡萄園で珠希の働き場所を聞きそのホテルへ向かう恭介。
珠希とご対面。

「戻ろう、亮太君が待ってる。」
「私がいても邪魔になるだけですから。」
「それは亮太君と血が繋がっていないからか?
 君は亮太君の父親が誰か知ってたんだね。
 何も知らずに分かったような事言ってゴメン」ぺこり

英夫宛の千尋の遺書を見せ

「これに書いてあったんだ。
 これを読んだらもっと僕を恨むかもしれない。
 見せるかどうか迷った。
 でも君のお母さんがどう言う気持ちでいたか
 本当の事が分かると思うから。」

手紙を渡す。

「亮太君が君に置いていかれたって泣いてる。
 結局君はお母さんと同じ事をしてるんじゃないのか?」
「一緒にしないで!私と居る事があの子の為にならない
 と思ったから出ていったの。だってあの子は本当は...」
「僕の弟だったんだね.....また来るから。」

と去る恭介。
バイト後、手紙を読む珠希。

【夫が死んでからはあの子と夫の連れ子の珠希と私3人、
 いつかあなたに会えると思って生きてきました。
 今では二人とも私の子供です。
 助けてやって下さい。お願いします。
 私は空からあなたを見守り続けています。  千尋】

「心中だなんてバカよ...そんなの愛じゃない..
 そんなの許さない..許せないよ。お母さん」

山梨の診療所にて恭介と謙治

「おじさんは知ってるんでしょ?
 亮太君はお父さんの子で僕の弟だって。」
「いいか!この事は誰にも言っちゃいけない。
 分かるな!これはお父さんの為でもあるぞ。」
「お父さんの世間体か..。おじさんは優しいね。
 でもだったら尚更亮太君はお父さんが見るべきだ。」
「その通りだ。よし、分かった。お父さんの所へ行ってくる。」
「よろしくお願いします」ぺこり

「それと珠希さんの居場所ストーカー並に調べて知ってるんです。
 彼女が帰ってきたら僕も悟も亮太君は元気になります。
 必ず連れ戻してきますからもう一度おいてあげて下さい。」
「ああ。分かった。」恭介退場。

==良太が英夫の子だと周囲に知られてしまっては英夫への切り札にならない。
  謙治は今が勝負の時だと感じていました。==

葡萄園で働く珠希のもとに恭介登場。

僕の為に亮太君の為に戻って来て欲しいんだ、頼む。」ぺこり
「止めて下さい。私に頭を下げるくらいなら
 東京で亮太の治療してくれってお父さんに頼んでよ!」
「頼んだけど駄目だった。
 だから僕はせめて山梨で亮太君の傍に。でも僕じゃ」
「そうよ!亮太の本当の兄弟は恭介さんなんだから
 亮太の傍には恭介さんがいればいいのよ!
 私なんてあかの他人なんだから...。」
「いい加減にしろ!」

パチコ〜〜ン!!珠希にビンタする恭介。
ビンタシーンやたら多い気がする。

「ごめん...。でも本当はそんな事思ってないんだろ?」
「どうして最後に私や亮太じゃなく貴方のお父さんの元へ行ったか、
 遺書を読んでも分からない事が増えただけだった。
 私はあなたのお父さんを許せない!でもお母さんも許せない。
 心中しようなんてそんな愛認めない。
 私はどんなに辛い事があっても生きてく。
 それで亮太の病気を絶対に治したいの。
 私のたった一人の家族だから...
 だから亮太のためだったらあなたと協力する。
 助けてくれるよう出来ることは何でもやる。診療所に帰る。」

うん、と頷く恭介。
東京の加賀見病院院長室に入る英夫。
そこにはイスに座った謙治が。

「謙治!」

ニタリと微笑む謙治。
 ===つづく======

これといって続きが気になる事もなく。
大人時代になればワクワクな展開になるんでしょうかね。
悟にもっと活躍してもらわないと
私的にはいまいち盛り上がりません。

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