■愛讐のロメラ(第9話)
2008年10月9日 愛讐のロメラ翌日、亮太の病室へ水を持ってくる珠希。
チリンチリン♪
恭介に貰った鈴の音が耳障りに響いております。
「姉ちゃん、鈴の音超耳障り!」
頷き、ポケットから鈴を取り出し見せる珠希。
「それ、恭介兄ちゃんの。恭介兄ちゃんは?」
「東京に帰った。」
「そっか〜。」
昨日、恭介にダメージ食らわしといて
いないとなると残念がる亮太、いいぞ!
加賀見家。
「恭介は千尋さんの娘に恋をしてます。」
「所詮あの二人はお互いを恨まざるを得ないんだ。ウダウダ〜
私は恨みを買い過ぎたのかもしれない。
そろそろ病院を謙治に譲っても良いと思ってる。」
え〜?じゃあ昨日そう言ってやれよ。面倒くせ〜奴。
死際が近付いて急に丸くなってきやがった。
「病院は恭介が成長するまで謙治に任せて
私は大学に戻ろうと思っていた。
行く行くは学部長になってこの病院を外から大きくしようと思う。」
英夫退場。
加賀見病院の院長室に来た恭介、
「今日はお父さんと男と男の話をしたいんです。
僕は好きな人ができました。七瀬珠希さんです。
僕の弟の命を助けてあげて下さい。
僕の好きな人を高校へ行かせてあげて下さい。
お願いします。」ぺこり
「亮太の事は今まで通り山梨で治療する。
うちの小児病棟は今満床だ。
あの子だけを特別扱いするわけにはいかない。
これが私の考える公平な医療だ。
人の命に対して平等に、いつも同じ情熱を持って向き合う、
それが私の信念だ。」
「お父さん、なんで今までそう言ってくれなかったんだ。」
「言わなくても医者なら自然に学んでいく事だ。
私だってあの子を助けたい。
抗ガン剤での治療なら山梨もここも違いはない。
珠希の高校進学については援助をしてもいいと思ってる。」
「はい。お父さんありがとうございます。」ぺこり
「今度は私の話を聞いてもらう。
アメリカに留学しろ。
お前は私にはない優しさを持った男だ。
強さが足りないと思っていたが思い違いだったようだ。
お前はきっといい医者になる。
アメリカ行きはお前自身が決めろ。」
トゥルルルルル〜
山梨診療所に電話する恭介。
もちろん出たのは悟で〜す!
「珠希ちゃんは母さんと買い物に出かけてて居ないんだ。」
と大嘘こいて切りました。やるじゃん、悟!
妙にご機嫌な謙治
「これから兄さんに会いに東京に行ってくるよ。
遅くなるかもしれないけど夕飯の支度をして待っててくれ。」
「じゃあ..あなた...」
「家族になるか!」
微笑む恵。
加賀見病院にて、映子に声をかける恭介。
「僕、留学する事にしたんだ。アメリカに。」
「どうしてあなたがアメリカに追いやられて
犠牲にならなきゃならないの?」
怒って院長室に向かう映子。
「邪魔になったら息子まで遠くへ追いやるつもりですか?」
「私はあいつの将来のために行かせるんだ。」
「そうやって18年前も謙治さんを山梨に追いやったじゃありませんか!」
「謙治の話をしに来たのか?」
「恭介と千尋さんの娘の話をしに来たんです。」
「千尋の話などして何になる?」
「な〜んにも。
でも私たち夫婦に他に話し合うことがあるんでしょうか?
あなたは千尋さんじゃなくて何故私と結婚したの?」
無言の英夫。
じゃあ映子はなんで謙治と別れて英夫と結婚したの?
「どうして私を愛してた、の一言が言えないんです?!」
「そんな事を言ってほしいのか?」
「いいえ、もう結構です。」
チッ!どっちなんだよ!
天の邪鬼女め!映子が一番ムカつくな。
「千尋さんが羨ましいわ、誰かを死ぬほど愛せるなんて。
あなたもうらやましいわ、千尋さんに死ぬ程愛されて。
私を死ぬほど愛してくれる人はいないもの。」
謙治がいるんじゃね?
死ぬほど愛されるってよく聞く台詞だな。
「恭介をアメリカに追いやるなら私は別れます。」
はいっ?なんだそりゃ?
この夫婦に愛なんて初めからなかった...ようです。
とっとと別れろ!映子退場。
鈴を眺める珠希、スキス〜を回想し
『『お母さん、私も好きになっちゃいけない人を好きになっちゃった。
どうしたらいい?』』
と母の遺影に問いかける。
昨日、人を好きにならないとか何とか言ってたのに。
スキス〜した途端スイッチONで〜す。
すると映子から電話。
「恭介がアメリカに行く事になりました。
原因は正直申し上げてあなたです。
恭介には会わないって主人に言ってもらえませんか?
そうしないと恭介の人生滅茶苦茶になってしまう。」
どういう所が滅茶苦茶なんだ?
お前が滅茶苦茶だよ?
仁に送ってもらい加賀見病院へ到着した謙治。
屋上では気が狂ったのか英夫が一人で空に向かい喋ってます。
「 “私は空から見守っています” か〜。
千尋!今も俺を見ているのか?
俺の姿を見て笑っているのか?
お前の死は復讐だったのか?」
「一人でなに喋ってんだ?兄さん?報告です。
山梨に残る事にしました。
亮太君の事も世間には公表しません。」
「やはりな。お前には私を陥れる事など出来ないと思ってた。」
「出来ないんじゃありません、やらないだけです。
兄さんはいつでもトップじゃないと気が済まないからね。
その為だったらなんだってする。残酷な人だから。」
「もともと私とお前では持ってる能力が違う。」
「フッ。そうかもしれない。だけど気付いたんだ。
兄さんちっとも楽しそうじゃない、幸せそうじゃないよ。」
「お前が羨ましいよ。好きな事を言って臆面もなく情けない泣き言まで喚いて
何かあったら愛人の子と言う生まれに逃げ込めばいいんだ。」
「本妻の子がそんなに偉いのか!」
「お前が山梨にいるのは生まれのせいじゃない。
お前の実力どおりの結果だ。」
「兄さんは権力に取り憑かれている。」去る謙治。
加賀見病院院長室を訪ねるが誰もいないので病院を出る珠希。
仁を発見し近付く。
「先生も来てるんですか?」
「院長と話があるって来たんだ。
さっきまで屋上で話してたみたいなんだけど。」
と屋上を見上げる仁と珠希。
屋上ではまだ英夫が一人で佇んでます。
そこへ珠希が登場。
「院長。恭介さんのアメリカ行きを取り消して下さい。」
「取り消す気はない。恭介が自分で行きたいと望んだ事だ。」
「また嘘ですか?」
「疑うのなら恭介に聞けばいい。
お前は千尋の娘だ。私の息子と恋愛など出来るわけがない。
お前は私を恨んでいるんだ。」
「はい。恨んでいます。あなたが憎いです。」
千尋の遺書を見せ
「これ、お返しします。
母があなたに宛てて書いたものです。」
「君が持っていてくれ。」
去ろうとする英夫に
「母の思いが、恐いんじゃないんですか?
あなたは母と一緒に死のうって約束したんですよね?
その時は本当に死のうと思ってたんですか?」
「今、ここに居る事が答えだ。」
「思ってもないのに嘘ついたのね。
やっぱりあなたがお母さんを殺したんじゃない!」
「約束どおり死ぬといえば気が済むのか?」
「憎い、あなたが憎い。私が殺してやりたい位よ!
..でも今は生きて、亮太を助けて、亮太を助けてよ!」
「亮太を助けてよ〜亮太を助けてよ〜」
と英夫を押す。しつこいくらいに押して押して押して
その反動で珠希が転び、助けようとした英夫を
「触らないで!」
払いのけ珠希は去っていく。
トボトボと歩く珠希。
外では凄い勢いで走ってる恭介を見かけ後を追う。
通行人A「屋上から落ちてきたって。」
通行人B「じゃ自殺か?」
「お父さん!しっかりして!何があったんだよ!父さん!」
お〜っと!英夫が屋上から転落してます!
謙治を待ってた仁も来て呆然。
「早く病院に知らせて!早く!」
珠希はさっき屋上で英夫を払いのけた事を思い出しまさかと言う顔をしてます。
すると謙治がどこからともなくやって来て
「兄さん!」
声に少し反応してる様子の英夫。
「俺が必ず助ける!」
ストレッチャーにて病院へ直行。
珠希を見た仁、なにか勘付いたようです。
==目の前で起きた信じられない現実に
珠希は恐怖で胸が締め付けられる思いでした。==
屋上には千尋の遺書が...。
====つづく======
つーか珠希が犯人って事になるけど
本当は誰がやったんだろう?
これって出演者も知らないらしいね。
謙治が一番怪しく見せてるけどそれは平凡だしな。
まぁ私の予想は全く当てにならないけどさ。
映子っぽくない?
英夫自ら飛び下りてたらそれはそれで驚くけど。
この3通りしか今のところ考えられない気が。
あっ手術してたから謙治も余計怪しく見せれるわけか。
チリンチリン♪
恭介に貰った鈴の音が
「姉ちゃん、鈴の音
頷き、ポケットから鈴を取り出し見せる珠希。
「それ、恭介兄ちゃんの。恭介兄ちゃんは?」
「東京に帰った。」
「そっか〜。」
昨日、恭介にダメージ食らわしといて
いないとなると残念がる亮太、いいぞ!
加賀見家。
「恭介は千尋さんの娘に恋をしてます。」
「所詮あの二人はお互いを恨まざるを得ないんだ。ウダウダ〜
私は恨みを買い過ぎたのかもしれない。
そろそろ病院を謙治に譲っても良いと思ってる。」
え〜?じゃあ昨日そう言ってやれよ。面倒くせ〜奴。
「病院は恭介が成長するまで謙治に任せて
私は大学に戻ろうと思っていた。
行く行くは学部長になってこの病院を外から大きくしようと思う。」
英夫退場。
加賀見病院の院長室に来た恭介、
「今日はお父さんと男と男の話をしたいんです。
僕は好きな人ができました。七瀬珠希さんです。
僕の弟の命を助けてあげて下さい。
僕の好きな人を高校へ行かせてあげて下さい。
お願いします。」ぺこり
「亮太の事は今まで通り山梨で治療する。
うちの小児病棟は今満床だ。
あの子だけを特別扱いするわけにはいかない。
これが私の考える公平な医療だ。
人の命に対して平等に、いつも同じ情熱を持って向き合う、
それが私の信念だ。」
「お父さん、なんで今までそう言ってくれなかったんだ。」
「言わなくても医者なら自然に学んでいく事だ。
私だってあの子を助けたい。
抗ガン剤での治療なら山梨もここも違いはない。
珠希の高校進学については援助をしてもいいと思ってる。」
「はい。お父さんありがとうございます。」ぺこり
「今度は私の話を聞いてもらう。
アメリカに留学しろ。
お前は私にはない優しさを持った男だ。
強さが足りないと思っていたが思い違いだったようだ。
お前はきっといい医者になる。
アメリカ行きはお前自身が決めろ。」
トゥルルルルル〜
山梨診療所に電話する恭介。
もちろん出たのは悟で〜す!
「珠希ちゃんは母さんと買い物に出かけてて居ないんだ。」
と大嘘こいて切りました。やるじゃん、悟!
妙にご機嫌な謙治
「これから兄さんに会いに東京に行ってくるよ。
遅くなるかもしれないけど夕飯の支度をして待っててくれ。」
「じゃあ..あなた...」
「家族になるか!」
微笑む恵。
加賀見病院にて、映子に声をかける恭介。
「僕、留学する事にしたんだ。アメリカに。」
「どうしてあなたがアメリカに追いやられて
犠牲にならなきゃならないの?」
怒って院長室に向かう映子。
「邪魔になったら息子まで遠くへ追いやるつもりですか?」
「私はあいつの将来のために行かせるんだ。」
「そうやって18年前も謙治さんを山梨に追いやったじゃありませんか!」
「謙治の話をしに来たのか?」
「恭介と千尋さんの娘の話をしに来たんです。」
「千尋の話などして何になる?」
「な〜んにも。
でも私たち夫婦に他に話し合うことがあるんでしょうか?
あなたは千尋さんじゃなくて何故私と結婚したの?」
無言の英夫。
じゃあ映子はなんで
「どうして私を愛してた、の一言が言えないんです?!」
「そんな事を言ってほしいのか?」
「いいえ、もう結構です。」
チッ!どっちなんだよ!
天の邪鬼女め!映子が一番ムカつくな。
「千尋さんが羨ましいわ、誰かを死ぬほど愛せるなんて。
あなたもうらやましいわ、千尋さんに死ぬ程愛されて。
私を死ぬほど愛してくれる人はいないもの。」
謙治がいるんじゃね?
死ぬほど愛されるってよく聞く台詞だな。
「恭介をアメリカに追いやるなら私は別れます。」
はいっ?なんだそりゃ?
この夫婦に愛なんて初めからなかった...ようです。
とっとと別れろ!映子退場。
鈴を眺める珠希、スキス〜を回想し
『『お母さん、私も好きになっちゃいけない人を好きになっちゃった。
どうしたらいい?』』
と母の遺影に問いかける。
昨日、人を好きにならないとか何とか言ってたのに。
スキス〜した途端スイッチONで〜す。
すると映子から電話。
「恭介がアメリカに行く事になりました。
原因は正直申し上げてあなたです。
恭介には会わないって主人に言ってもらえませんか?
そうしないと恭介の人生滅茶苦茶になってしまう。」
どういう所が滅茶苦茶なんだ?
お前が滅茶苦茶だよ?
仁に送ってもらい加賀見病院へ到着した謙治。
屋上では
「 “私は空から見守っています” か〜。
千尋!今も俺を見ているのか?
俺の姿を見て笑っているのか?
お前の死は復讐だったのか?」
「
山梨に残る事にしました。
亮太君の事も世間には公表しません。」
「やはりな。お前には私を陥れる事など出来ないと思ってた。」
「出来ないんじゃありません、やらないだけです。
兄さんはいつでもトップじゃないと気が済まないからね。
その為だったらなんだってする。残酷な人だから。」
「もともと私とお前では持ってる能力が違う。」
「フッ。そうかもしれない。だけど気付いたんだ。
兄さんちっとも楽しそうじゃない、幸せそうじゃないよ。」
「お前が羨ましいよ。好きな事を言って臆面もなく情けない泣き言まで喚いて
何かあったら愛人の子と言う生まれに逃げ込めばいいんだ。」
「本妻の子がそんなに偉いのか!」
「お前が山梨にいるのは生まれのせいじゃない。
お前の実力どおりの結果だ。」
「兄さんは権力に取り憑かれている。」去る謙治。
加賀見病院院長室を訪ねるが誰もいないので病院を出る珠希。
仁を発見し近付く。
「先生も来てるんですか?」
「院長と話があるって来たんだ。
さっきまで屋上で話してたみたいなんだけど。」
と屋上を見上げる仁と珠希。
屋上ではまだ英夫が一人で佇んでます。
そこへ珠希が登場。
「院長。恭介さんのアメリカ行きを取り消して下さい。」
「取り消す気はない。恭介が自分で行きたいと望んだ事だ。」
「また嘘ですか?」
「疑うのなら恭介に聞けばいい。
お前は千尋の娘だ。私の息子と恋愛など出来るわけがない。
お前は私を恨んでいるんだ。」
「はい。恨んでいます。あなたが憎いです。」
千尋の遺書を見せ
「これ、お返しします。
母があなたに宛てて書いたものです。」
「君が持っていてくれ。」
去ろうとする英夫に
「母の思いが、恐いんじゃないんですか?
あなたは母と一緒に死のうって約束したんですよね?
その時は本当に死のうと思ってたんですか?」
「今、ここに居る事が答えだ。」
「思ってもないのに嘘ついたのね。
やっぱりあなたがお母さんを殺したんじゃない!」
「約束どおり死ぬといえば気が済むのか?」
「憎い、あなたが憎い。私が殺してやりたい位よ!
..でも今は生きて、亮太を助けて、亮太を助けてよ!」
「亮太を助けてよ〜亮太を助けてよ〜」
と英夫を押す。しつこいくらいに押して押して押して
その反動で珠希が転び、助けようとした英夫を
「触らないで!」
払いのけ珠希は去っていく。
トボトボと歩く珠希。
外では凄い勢いで走ってる恭介を見かけ後を追う。
通行人A「屋上から落ちてきたって。」
通行人B「じゃ自殺か?」
「お父さん!しっかりして!何があったんだよ!父さん!」
お〜っと!英夫が屋上から転落してます!
謙治を待ってた仁も来て呆然。
「早く病院に知らせて!早く!」
珠希はさっき屋上で英夫を払いのけた事を思い出しまさかと言う顔をしてます。
すると謙治がどこからともなくやって来て
「兄さん!」
声に少し反応してる様子の英夫。
「俺が必ず助ける!」
ストレッチャーにて病院へ直行。
珠希を見た仁、なにか勘付いたようです。
==目の前で起きた信じられない現実に
珠希は恐怖で胸が締め付けられる思いでした。==
屋上には千尋の遺書が...。
====つづく======
つーか珠希が犯人って事になるけど
本当は誰がやったんだろう?
これって出演者も知らないらしいね。
謙治が一番怪しく見せてるけどそれは平凡だしな。
まぁ私の予想は全く当てにならないけどさ。
映子っぽくない?
英夫自ら飛び下りてたらそれはそれで驚くけど。
この3通りしか今のところ考えられない気が。
あっ手術してたから謙治も余計怪しく見せれるわけか。
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