加賀見家に恭介帰宅。

「ただいま帰りました。
 長い事留守にしていてすみませんでした。」ぺこり
「久々の我が家だ、十分に休んでから仕事に戻るといい。」
「いえ、これ以上甘えるわけには...明日から出勤します。
 疲れたので、先に休みます。」

やる気満々だけど疲れちゃった恭介退場、後を追う亮太。
亮太は恭介にベッタリだな。悟ポツ〜〜ンか。

映子「あんなに穏やかな恭介を見たのは久しぶりです。それなのに...。」
悟 「何で珠希さんをうちの病院で働かせたりしたんです?」
謙治「その話はもう済んでいる。私に任せておきなさい。」

書斎にてワイン片手の謙治&映子。
明日になれば恭介に珠希の事がバレる、
恨まれるのは嫌なので本当の事を話してくる、
と出ていく映子に「明日言うから心配するな」と謙治。
翌朝、恭介に院長室に来るように伝え出勤する謙治。

恭介「久しぶりに母さんの手料理を食べたくなりました。」
映子「いいわよ、恭介の好きなもの作っておくわ。」

恭介の好きなものとは一体!!(←実は全く興味ない。)

病院にてすれ違う恭介を振り返る三枝。
センサーがピピッと反応した模様。

第二外科医局にて恭介、初出勤だと言うのに
来月に大学の教授が執刀するはずだった患者を

「明日私が執刀します。
 来月まで待っていたら命の保証はできません。
 スタッフドクターの編成をお願いします。」

とやる気満々日曜日なのである。
そこへ珠希入室、恭介を見て驚く。
同僚の医者に呼ばれ恭介を紹介された後

「こちらは七瀬珠希先生です。」

驚いた表情のハズなのに全く驚いた様子のない恭介。
スルーして院長室直行の恭介。

「院長、 亮太はあの女がここにいる事を知っているんですか?」
「亮太にはまだ話していない。母さんと悟は知っている。」
「俺がいない間にあなたは悪魔に魂を奪われてしまったのですか?
 何故うちの病院で働かせているんですか?」
「彼女をここで働かせて贖罪をさせようと思っている。」
「俺は彼女の存在を認めません。」

コンコン

珠希入室、恭介を見て驚く。
恭介に珠希を紹介する謙治、ぺこり珠希に恭介、

「贖罪などと立派な言葉を口にする資格などお前にはない。
 殺人者が先生と呼ばれて心は痛まないのか?
 俺はお前がここにいる事を絶対に許さない。」

退場恭介。
廊下で恭介とすれ違った悟、追いかける。

「お前はよく平気であの女と仕事ができるな。
 殺されたのは俺の父だ。俺と悟はあの女への憾みの深さが違うんだ。」
「僕は兄さんにどう思われようと仕方ないと思っています。
 お父さんもお母さんも僕もみんなが亮太にだけは
 知られないよう努めてきたんです。このままでいいですよね?」

無言の恭介。

院長室で悟と謙治。

「私は恭介に一流の外科医になって欲しいと思っている。
 恭介にとって珠希は最も不快な存在だ。
 私は恭介に試練を与えている。 
 お前もいい加減いい人でいるのはやめろ。
 その内、いい人でいる事に嫌気が差す時が必ず来る。」

経験者は語るのである。
でも悟から‘いい人’を取ったら何が残るんだい?

「山梨の診療所に行く時間があったら切磋琢磨して腕を磨け。
 恭介がライバル心を燃やすような技術を身に付けろ!」

悟には無理っぽいな。
医局にて三枝と珠希。

「ご存じですか?前院長が殺されたって話。
 今の院長は前院長の弟さんなんですって。
 この前、恭介先生と悟先生が兄弟って私言いましたけど
 恭介先生のお父さんは亡くなられた前院長らしいんですよね。」

お喋り大好きだなこの三枝って女。
つーかそんな事も知らなかったの?
み〜んな知っておりま〜〜す!
何故なら今の所、前院長を殺したのは珠希だからで〜〜す!

休憩所にてスーツ着た仁と悟。
仁だという事に予告では全く気付きませんでした。
お前そんなキャラじゃねーだろ!目を覚ませ、仁!
人はそう簡単に変わらないのだ!ハッハッハ〜

「相変わらず急がしそうだな。」
「おじさんだって事務長の仕事、急がしそうじゃないですか。」
「院長に人生を拾われた身だ。
 身を粉にして働いて恩返しをしないといけないと思ってるんだ。
 恭介さん、帰ってきたそうだな。
 恭介さんだっていつかきっと院長の大きさに気付く時が来る。
 それでも困った事があったら言ってくれ。
 私は院長のお力になりたいんだ。」

無言の悟。
何なの?この仁の変わり様は!!
絶対怪しい、怪しすぎる。

「姉さんの店には行ってるのか?
 たった一人の母親なんだからたまには顔を出してやれ。」

無言の悟、去る仁。
やっと恵が話に出てきました。

手術室前の椅子に座ってる珠希。
そこへ恭介登場。立ち上がる珠希。

ジャンジャジャンジャン

「どういうつもりだ?どうして医者になった?
 立派に更生した姿を褒めて欲しくてこの病院に来たのか?」
「いいえ、私は人の命を救いたくて。」
「例え何百人の命を救おうとも過去が許されるわけではない。
 君の姿を見る度俺の恨みは強くなる、
 その事だけを胸に刻んでおくんだな。」

プイッと恭介退場。
ったく、誰かに聞かれたらどうすんだよ!
特に三枝とかさ。小声で喋れ!

加賀見家にて喪服等の準備をする映子。
そこへ恭介帰宅。
取り合えず映子を見てスルー。

和室にて英夫の遺影を見つめる恭介、そこへ映子登場。
三年前、何故アメリカへ行ったのかグダグダ説明する恭介。
父の記憶が完全に忘れ去られてしまうのが恐かった、
父を忘れ謙治と暮らしてる母を憎んでしまいそうで恐かったから
自分だけは父さんの事は忘れないようにと
心に誓ってアメリカへ向かったそうです。

「俺も母さんに頑すぎたかなって反省したんです。
 亮太と悟を引き取って大変だったんだなって。
 今の加賀見家を守る事で精一杯だったんだなって。」
「恭介...」
「でもその気持ちが間違っていた事に気が付いたんです。
 何であの女が病院で働く事を認めたんですか?
 どうして俺が帰った時に知らせてくれなかったんです?」
「話そうとしたの。でも謙治さんにとめられて。」
「母さんは何でもあの人の言いなりになるんですね、
 あの人の考えを理解してる証拠じゃないですか。」
「私にもあの人の考えてる事は分からない。」
「だったらなんで結婚したんです?」
「そのお話があった時にはお断りしたわ。
 だけど高校生だったあなたを抱えて
 どうやって生きていっていいのか不安だったの。
 謙治さんに助けてもらうしか方法がなかったの。」
「だったらどうしてその時俺に言ってくれなかったんですか?
 俺が母さんを守ったのに!」

仏壇の前に座る映子。

「あの女を本当に許していなかったら
 この家を飛び出すくらいの覚悟はあったはずです。
 それもしないで今でも平気で夫婦でいられるなら母さんも同罪です!
 あなたを母と慕った息子の恭介はこの世から消えてしまったと思って下さい。」

退場恭介。
亮太にしても恭介にしても大げさ。
葬り去ったとかこの世から消えてしまったとかさ。

加賀見病院にて悟と珠希。

「山梨の診療所に転勤させてもらった方がいいんじゃないのかな?
 余計な事は気にせずに医療に取り組むことができる。」
「心配をおかけしてすみません。
 でも今のままこちらで働こうと思っています。
 どこへ行こうと殺人者という自分から逃げる事は出来ません。」ぺこり

退場珠希。
相変わらずジーーーッと見つめる悟。

加賀見家、夕飯はハンバーグです。
恭介の大好物って事ですね。
恭介帰宅、

「ただいま。夕食は済ませてきました。
 亮太、話がある。」

謙治たちを睨み付け退場恭介。

寝室にて映子と謙治、

「恭介は亮太に何を言うのかしら?
 まさか、彼女のことじゃ?」
「アハッ、心配するな。」

とイチャつく中年夫婦、最高にキモイっス!
そんな事してる場合かよ!
恭介の部屋にて亮太と

「明日の父さんの命日は俺一人で行ってくる。
 母さん達と父さんの墓の前にはたてない。」
「お母さんを許そうと思うって言ったじゃない?何があったの?」
「何もない。」
「お母さんにもっと優しくして欲しい。
 お母さんはどれ程兄さんを愛してるかしれないんだよ。
 過去を攻めたってどうにもならないんだ。
 許したらいいんじゃない?」

亮太、その台詞まんまお前に返す!
珠希を許せ!

翌日、病院の屋上にて珠希
亮太を助けてよ!ドスコイ!ドスコイ!事件を回想。
『『やめなさい!』』ビリッ!『『大丈夫か!』』『『いや、触らないで!』』

「私があの日..ここにさえ来なければ...」

と呟く。
そこへ背後から恭介登場。

「13年前...」←いきなりの台詞がこれかよ!

振り返る珠希。

「..お前はそこから父を突き落とした。
 父はあの日、突然命を奪われた。
 俺と父の時計の針は13年前に止まったまま
 二度と動くことはない。」

歩きながら珠希に近付く恭介。

「命を奪われ同時に家族の未来も奪われた。
 あの時から君と俺は被害者と加害者の関係になった。
 亮太の為を思うならここにいるべきじゃないんじゃないのか?」

恭介の迫力に圧倒されそうな珠希。
======つづく=======

予告でやっと恵登場。
仁にしても恵にしても
やたら丸くなってるのが気にかかります。
いい人で終わるわけがない。
話はまだまだこれからだもんね。

今の所これという面白さもなく。
次が気になるわけでもなく。
まぁこれからが本番なんですけどね。

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