「加賀見先生!」

そこへ恭介登場。謙治に代わってオペを行う。

オペ後、院長室でオペ着のまま一人ソファに腰掛けてる謙治。
そこへ恭介入室。

「苦労をかけたな。
 亮太には私が一人で執刀したと言ってはくれないか?」
「院長は13年間 一度もオペをしていなかったそうですね
 このようになる事はご自分が一番良く分かっていたはず..」

ガチャ 亮太入室。

「誰かさんが慌てて手術室に入って行ったと思ったら..」

『誰かさん』って、、亮太は本当に面白いやつだ。

「院長はやはり口先だけの代理執刀ですか。
 加賀見病院もとんだインチキ病院だ!!
 この件は先方にも報告させていただきますよ。
 そうなればこの病院ももう終わりかな〜。」

と退出する亮太に

「有りもしないような事で脅迫するのはよせ
 残念ながら俺は代理執刀などしていない」
「嘘をつくな!僕は見たんだ!
 兄さんが手術室に入って行く姿を!」
「執刀医はあくまで院長だ。
 俺はその助手として補佐をしたにすぎない」
「あり得ないだろ?
 兄さんはなんでこんな人間を庇うんだ!
 やっぱり加賀見家の結束はそれだけ強かったっていう事か。」
「お前だって家族じゃないか」
「もう家族なんかじゃない!」
「俺がお前の兄である事に変わりはない!
 俺はお前を守り抜く
 患者の命を取り引きの材料に使うような人間には
 医療に関わる資格などない!」

何も言い返せず亮太退場。

謙治「何故かばった?」
恭介「あなたを庇ったわけでは..
   俺はこの病院と 俺の家族を守っただけです」

会議室にて恭介&ポケットに手を突っ込んでる亮太。
移籍の話を断る恭介。

「アンタは気に入らないんだ!
 俺が出世した事も珠希と結婚した事も全て!
 そういう事なら俺にも考えがある。」と言って退出亮太。

その足で医局へ向かい悟に移籍話を持ちかける。

「こんな病院を誰かさんと奪い合っていたって仕様がない..
 気が向いたらこちらまで..」と名刺を渡し退場亮太。

出た〜『誰かさん』、二回目。
もうこれから恭介の事は『誰かさん』でいいよ。

珠希、亮太が悟や他の医者と接触してるのを目撃する。
どうも亮太は色んな医者に声をかけてる模様。

==珠希は亮太の様子に不穏なものを感じ始めていました==

マンションにて珠希&亮太、

「何を企んでいるの?」
「何の事だ?お前まで加賀見家のかたを持つのか?
 七瀬家は加賀見家に恨みがあったんじゃないのか?」
「もう過去の話..」
「俺にとっても加賀見家は過去の存在だ。
 それも辛い苦しい思い出のある、な。」

冷蔵庫からビールを取り出し飲む亮太。

「あなたが恨むのは私のはず..
 あなたにとって加賀見家の人達には
 恩こそあれ恨む事なんて出来ないはずよ。」
「この世から加賀見家が無くなってしまえば
 俺もアンタも幸せになれるかもしれないよ?」
「どう言う事??」
「知りたいのなら教えてやるよ。」

とハサミ片手に三枝から貰った花を一本抜き取り

「腐った葉は早めに切り落とさなければいけない。」
パチンッ!←葉をカットする音
「そうしないと残った部分にも腐敗が伝染する..」
パチンッ!
「綺麗な花を咲かせるためには色んな犠牲が必要なんだ。」
パチンッ!
「でもどんなに頑張ってもその花自体が腐ってる事がある。」
花をパチンッ!!バザッ 花の落ちた音

「亮太!」
「俺の仕事に口を挟んで欲しくない。
 例え加賀見病院に累が及んでも俺の与り知らない事..
 本当はアンタだって恨むべきなんだ。
 何でもかんでも院長に感謝して都合良く使われて
 あの人の思う壷だと思わないのか?」
「私に今があるのは院長のおかげよ。」
「目出度い女だなぁ〜。」←確かに。
「あなたに何と言われようと私は
 加賀見家に対する感謝の気持ちを持ち続けるわ。
 あなたを救ってもらい育ててもらった感謝の気持ちを。」

暫く見合い

「言っとくが、これはアンタのためでもあるんだよ。
 よく考えてみるんだな。」

Club Meguにて悟&恵、謙治執刀のオペ話中。

「亮太だって13年もブランクがあったなんて
 思わなかったんじゃないかな?
 僕だって初耳だった。」
「13年??..英夫さんを手術したのが最後って事?」
「英夫おじさんの手術??
 そんな話聞いてないよ?」

え?聞いてないの悟?
本当にポツ〜ンなんだね、チ〜ン!

「屋上から落ちた時に即死じゃなかったらしい..」
「その手術が成功していたら珠希さんは人殺しにならずに済んだ..」
「珠希にとっては同じ事よ。
 英夫さんを突き落とした事実に変わりはない..」

会議室にて恭介
三枝に頼んであった英夫のカルテを見る。

加賀見家の和室にて。
英夫の遺影を眺める恭介の元へ謙治登場。

「兄さんと何を話していたんだ?」

はいっ?死人と話できるんですか?

「13年前の カルテを見ました。
 あなたが最後に手術をしたのは 父さんだったんですね
 カルテの記載には 特に不審な点はありませんでした」

あっそうなの?意味深な顔してたから何か発見したのかと..

「(笑いながら)医療ミスでも見つけだすつもりか?」
「何故 父さんの手術を最後にメスをおいたんですか?」
「あの時もう殆ど手のつけられない状態..救う事は出来なかった。
 メスを握る気力も情熱もすっかり消え失せ..
 オペは外科部長以下に任せると決め院長として必死に働いて..」

英夫の遺影を見つめ

「私には兄さんを救う事が出来なかった..」退場謙治。

そして何故か英夫の遺影のア〜ップ!!←不気味です。
にしても迫力あるな〜英夫。

映子、和室へ→正座をしてまだ居る恭介

「お父さんと何を話してたの?」
「13年前の 手術の話です
 あの人がメスを握らなかったわけを 話してくれました
 ただ 同じ医者として 興味を持っただけです
 あの人を責めるつもりはありませんでした
 今更 そんな事を 知った所で 
 父さんが生き返るわけでもないのに」

と英夫の遺影を見上げる恭介&映子。

医局にて外科部長、

「七瀬先生。急で申し訳ないんですが
 この患者担当してもらえませんか?
 午後から明日のオペの術式確認を行いたいんですが
 先生が立て続けに辞めてシフトが狂って困っている..
 急に他の先生方も連絡が取れなくなって..」

すると恭介

「七瀬先生にはこの後のオペの助手をお願いしたばかりです。」
「そうですか、参ったな、、」

さっさと悟に頼めばいいのにって思ってたら
誰も悟を指名してくれないので悟自ら

「それなら僕が担当します。」
「俺もオペをすましたら直に手伝う。」

とオペに向かう恭介&珠希。

院長室にて仁&謙治

「看護士の数が半分に..医師も外科を中心に続々と辞めて..」
「引き抜きか?」
「いや〜確かな事は、、」
「亮太の仕業だ!石川が亮太を取り込んで..
 早急に対策を考えんとな。」

廊下にて亮太に移籍話を断る悟。
亮太、悟の肩に手をやり

「今のままで本当に満足してるんですか?
 うちに来てくれれば集中的に技術を訓練でき..
 ここに居るよりも早く一流の心臓外科医になれ..
 今日中に返事がなければなかった事に..」退場亮太。

院長室にて恭介&謙治

「足りないスタッフは外部から引っ張って来ても構わん。
 何としてもオペのスケジュールだけは狂わせるな!」
「分かりました。私も心当たりに声をかけてみます。」

そこへ悟「およびですか?」と入室。
悟担当の難易度の高い手術の患者を恭介に任せるという謙治に

「待って下さい!それは僕の患者だ!
 僕には出来ないと仰りたいんですか?」
「今は助手の人数も満足に確保できない状況..
 馴れないチームじゃリスクも高まる。
 今回は俺が代わろう。」
「恭介の言う通りだ!」
「(大声で)ちょっと待ってよ!!
 僕だって医者ですよ?心臓外科医ですよ!?
 それなのに自分の患者すら満足にオペさせて貰えないっていうのか!?」
「そんな事は言っとらん!!」
「分かりましたよ..
 そういう事なら僕は今日限りでこの病院を辞めさせていただきます!!」

決断早っ!!今まで積もり積もったものがここで爆発か?

「お前まで亮太に踊らさせてどうするつもりなんだ〜!!」机バーーーン!!

だって悟みたいなタイプって操り易そうじゃん。

「関係ない!!!!←大あり!!!
 僕はこれまで院長の息子としてこの病院を守っていこうと
 必死で頑張ってきたつもりです!
 それなのにそれが全く報われないと言うのなら
 僕を必要としてくれる場所に移ると言ってるんです!」

いや、報われないのは悟のキャラだからね!
どこへ行っても同じだよ!

「お前を必要としてる場所ならここにある!」
「確かに兄さんが帰って来るまでは僕も必要とされてたかもしれない。
 でも今は違う!!必要なのは兄さんであって僕じゃない!」

よくご存じで。

「早まった事を考えるな!」
「早まってなんかない!!!
 むしろ遅すぎたくらいだ。」

謙治を睨み退室悟←追いかける恭介。
廊下にて

「お前はここに居なければ駄目だ!」
「それは僕はセンターでなど使い物にならないという意味ですか!?」

あ!バレちゃった??

「そんな事は言っていない!
 ただお前は加賀見謙治の息子として
 この病院に居るべきだと言っているんだ。」
「そんな台詞はもう聞き飽きた!!」

と恭介の手を払いのけると

「悟兄さんの言う通りだ。」

とどっからともなく亮太登場。

「恭介兄さんも医者として恥ずかしくないのか?
 二言めには患者のためだと言いながら
 最後には実の親だの子供などで大騒ぎして。
 聞いていて笑えてくるよ!」

亮太こそ、つい最近まで本当の兄弟なの何だの言ってたじゃん!
私こそ聞いていて笑えてくるよ!

「悟兄さん、この人は結局
 あなたの事を医者としては認めてなんかいないんです。
 ず〜っとこんな人達の下で働くつもりですか?」
「亮太!!」
「兄さん、悪いが僕だって患者を救う医師として
 自分の仕事にプライドを持っている。」
「悟〜。」
「悟兄さんならそう言ってくれると思っていました。
 詳しい話もあるから外に出ましょうか。」

と悟を連れて退場する亮太。

「待て!悟はこの病院に必要な人間だ。」
「今さら何を言ってるんだ!
 そう簡単には返せませんよ。
 そもそも俺はアンタがあけてくれた穴を埋めるために
 必死に人材を募ってきたんだ。」

結局恭介の穴埋めって事を悟の前で言わなくても、、
悟、かっかわいそう(だけどなんでこんなに笑えてしまうんだろう)

「責任は俺が取る。
 センターには俺がいこう
 俺が 加賀見病院を出る」
===つづく=====

テレビ雑誌のあらすじを読みました。
何だかんだ言って続きを気にしてる私。
再来週から第三部のような流れですね。
そしてついに悟が結婚ですね。
でも驚きませんでした。
珠希と亮太の結婚の方が百倍驚きましたもん。

でも、これって全て事情を知っての結婚ですよね。
騙されてたら悲惨すぎるぜ悟。
でもたった一人の珠希の味方だもんね、悟ボッちゃんは。
なんで悟ってこうなんだろうね、だから悟なのか。

亮太の顔も近々見れなくなっちゃうわけですね。
さーみーしーいー(嘘)
珠希の反撃も気になるところ。
誰に?
加賀見家の誰かでしょうけど。
亮太に関する事か
英夫の死因に関する事くらいしか
もめるネタってないよなぁ。

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