「私が石川教授に頼んで亮太の解任をお願いしました。
 私は加賀見家を謙治さんを三人の息子を
 守るためだったらどんな事でもしてみせるわ。」
「それなら何で亮太を解任させたりなんか..?」
「亮太は今でも大切な息子..
 悪い事をすれば身をもって教える義務が..
 亮太、この事で私を恨むのなら恨みなさい。
 それでも私はあなたを息子として愛し続けるわ。」

そうだ!亮太。次のターゲットは映子だ!
退出しようとする亮太の腕を掴む恭介。

「放してくれ!(半べそで)もういいんだ。
 俺は加賀見を出たと言いながらきっと完全に捨てきれちゃいなかった。
 元々は家族だったから何をしたって許されるって
 心のどこかで甘えていた..バカみたいだよな!
 みんなにとって元々俺は家族でも何でもなかった。」
「亮太、そんな事はない。お前は」
「もういいでしょ?一人になりたいんだ、、」

退場亮太。恭介も退場。

病院の屋上にて茫然自失の亮太。
てっきり私は飛降りようとして未遂に終わるのかと..

亮太の部屋に入り山梨時代の家族の絵を見つけ
涙を堪え天井を見上げる恭介。

==守ろうとすればするほど亮太を傷つけてしまう。
  結局何も出来ない自分を恭介は激しく責めていました。==

珠希のマンションにて、包丁片手の亮太。
そこへ珠希帰宅し慌てて駆け寄る。

「来るな!俺は全てを失った..母さんだった人の愚かな行為で..
 俺にはもう誰もいない。何もない。」

不思議です。恭介も悟もいるじゃん。
なんでこう思い込むんでしょうかね。

「私がいるじゃない。絶対に一人になんかしない。」
「気休めを言うな!じゃあ一緒に死んでみせろ。
 出来ないんだろ?出来るはずがないんだ。
 お前を守る、お前は家族だ、みんな口ばかりだ!
 俺の事なんか誰も愛しちゃ..必要としちゃいなかった。」

だから『誰かさん』『あの人』がいるじゃん。

「分かったわ..一緒に死んであげる。さあ、刺しなさい。」
「恐くないのか?」
「ええ。」

微笑み、目を瞑る珠希。
包丁を珠希の顔めがけて振り下ろし
珠希の額2センチ前のところで寸止め。
つーか顔刺すの?凄いな。

包丁落下。

「出来ない。」と言って座り込む口ばかりのヘタレ亮太。

珠希→パチーーーン!!亮太を殴る。

「甘えるのもいい加減にしなさい!!
 世界中の人を敵にまわしたとしても私だけはあなたの味方よ。」

赤ちゃんのように四つん這いで退場亮太。

加賀見家にて映子&悟

「随分と大胆な事をしたんですね。」
「私にもこの家が全て..何としても守りたい。
 私だって身を切る思いだった..あんな思いは二度としたくない。
 悟、あなただけは私を悲しませないと約束して..
 愛する息子をなくすのはもう沢山。」

むしろ、悟が何かやらかしてくれたら面白いのに。

Club Meguにて亮太&恵

「僕は加賀見家に負けた..
 何もかも失って珠希を殺して僕も死のうと..
 でも出来なかった。」
「誰かを殺すのって大変なことよ。
 13年前、珠希が英夫さんを殺したって聞いた時
 『姉ちゃんは人殺しなんかするはずがない。』
 『姉ちゃんは世界で一番易しいんだ』ってあなた泣いたのよ。
 私はそうは思わなかった..あなたの為ならやり兼ねないと..
 それ程にあなたを大切に思っていたって事を私知ってたから。
 凄い事よね?そこまで愛されてるって?
 憎い憎いと突き放すのは簡単。
 でも愛のないところに憎しみは生まれない。
 あなたも本当はその事に気付いてるから辛いんじゃないの?」

恭介から頼まれてた山梨時代の家族の絵を亮太に渡す。
それを見る亮太。

マンションにて亮太の帰りを待つ珠希。
ガチャ 亮太帰宅。

「話を聞いてほしいんだ。」

と言ってテーブルの上に山梨時代の家族の絵を置く。

「僕は13年前、加賀見の子供に..
 心細かった〜。そんな時、気付いたんだ。
 加賀見家の人々はみんな七瀬珠希を恨んでる。
 だから僕は仲間に入れてもらえないんだって。
 その日から僕はその人を恨んだ、加賀見の人間になるために。
 でも、加賀見を出た今、その恨みは全て意味を失ってしまった。
 父親を殺された事実は変わらない。
 でも、僕が一番恨んでいたのはきっとその事じゃなくて
 その人が僕を置き去りにした事。
 僕にはその人しかいなかったのに、、」
「亮太」
「また甘えるなって怒られちゃうね。」
「13年も、待たせてごめんね。」

と微笑む珠希に「姉ちゃん」と呟く亮太。
「亮太〜!」と抱き合う二人。珠希の腕の中で泣きじゃくる亮太。
はい、メデタシメデタシと。

病院の屋上にて恭介、そこへ「兄さん!」と亮太登場。

「お前は俺にとって大切な弟にかわりはない」
「分かってる。兄さんは最後まで僕を守ろうと..
 僕はあんなに酷い事をしたっていうのに。。」

医局にて、白いボードに封筒を発見する珠希。
手に取るとチリンチリン♪と鈴が落下←拾って返す恭介。
封筒の中身を見る珠希。
珠希が署名しただけの婚姻届と手紙が

【姉ちゃん、やっぱり提出出来ませんでした。
 だから僕は加賀見亮太のままです。
 だけど姉ちゃんと姉弟に戻ってもいいよね。
 自分のしたことの後始末があるので、
 しばらくは帰れませんが、僕が帰る家は
 姉ちゃんのいる所でいいですか?
 帰れるようになったら連絡します。】

視聴者に分かり易いように声に出して読む珠希。

「やっと あの頃の君達に 戻れる事が出来るんだな」
「(笑顔で)はい。」
「よかった」

その様子を廊下から見てる亮太。
つーか位置的に、恭介の眼中に入ってるはずなんだけど気付かず。

何故か大降りの雨、雨宿りしてる恭介&珠希。
お前ら二人、何してんの?って不思議に思ってました。
HPのあらすじによると恭介が珠希をマンションまで送ってるようです。

「13年前、、」ハモる二人。
暫くして珠希

「何を言うつもりだったんですか?」
「13年前、君が突然亮太の元から居なくなった事があったろ?
 あの時は俺のせいだと 亮太に恨まれたもんだ」
「すみませんでした。」ぺこり
「君は何を言おうとしたの?」
「忘れました。雨、止んだみたいです。」

何?この二人の雰囲気は!
なんだか気持ち悪いな。

Club Meguにて亮太&悟&恵。

「これからは姉ちゃんが犯した罪を僕も一緒に背負っていく..」
「珠希さんも十分償ったと思う..これは不幸な事故..
 手術をしてもらったけど助からなかった。」
「ちょっと待って!父さんは即死じゃなかったの?」
「転落した英夫さんを謙治さんが緊急オペしたのよ。」
「13年ぶりの手術をしたって事?」

不審を抱く亮太。

「謙治さん、13年前に英夫さんを助けられなかった事で
 自信を無くしてしまったのね。
 それでメスを持つのが恐くなってしまったのよきっと。」

珠希の部屋の前にて恭介&珠希。

「今タオルとってきます。」
「俺は大丈夫だ それでは 失礼する。」

そーだ帰れ帰れ!三枝が見てるかもしれないぞ!
つーかこんな大事な時に三枝は何してんだよ!!

帰る恭介の手を速攻掴み

「そのままでは風邪をひいてしまいます。
 言う事を聞いて下さい。」

と言って部屋に招き入れる。
何だよコイツら!!
亮太が昔に戻った途端これ??
珠希、急に明るいキャラになっちゃって。
なんか気色悪くて引いた。

テーブルの上にあった山梨時代の家族絵を見つめる恭介。
タオルを手にした珠希。

「亮太は勇気を持って 13年前に戻ったんだ
 それなのに俺は...さっきの事は 口からでまかせだ
 さっき俺は 13年間 一度だって
 君の事は忘れた事がなかったと 言おうとしたんだ」

と言っていきなり抱きつく恭介。
拒否る素振りを見せる珠希。
スキス〜←チッ!!

加賀見病院の院長室に来た亮太、謙治に

「安心して下さい。僕はもう何にもしません..
 今日は聞きたい事があって..
 今は、何の為に姉を利用してるんですか?」
「フゥ〜。利用なんてしてないよ。」
「ここに来るまで彼女はどこに勤めても殺人者の噂話が広まって
 職場を変わらなければならなかった..
 ここに来てからは噂が広がらない..当事者がここに居るのに..
 働いていた病院に話を聞いてみた..
 その噂話はかなり具体的で関係者でなければ知り得ないような内容..
 あなただったんですね、その噂を流したその人は。
 13年前、加賀見英夫のオペを最後にメスを握らなくなった事と
 何か関係があるんじゃ..?やはりあなたは13年前、、」

クラックラックラクラクラ〜 フラフラして倒れる亮太。

その頃、亮太がこんな事になってるとも知らずに
一番肝心な時に限って珠希&恭介はベッドイン。

「自分を偽るのは終わりにする。」
「恭介さん。」

倒れた亮太を冷めた目で見つめる謙治。
===つづく======

はぁ〜この日ほど三枝登場を願った日はありませんでした。
ったく、いっつも目撃しちゃってんのにさ〜
今回に限って出てこないんだもんな。
これからは三枝を応援していこう、私は!

あまり面白くないな〜この展開。
早く面白くならないかな〜。

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