■愛讐のロメラ(第38話)
2008年11月20日 愛讐のロメラ亮太の病室に駆け付ける悟。
死んでる亮太の点滴に注射器?が刺さってるのを発見し驚く悟。
とっさに周りを見て速攻抜き取りポケットに仕舞う。
丁度そこへ謙治&映子が駆け付ける。亮太を見て倒れる映子。
ベッドに寝かされている珠希に付き添う恭介。
目が覚め起き上がろうとする珠希に
「寝てなきゃ駄目だ かなりの出血をしていた」
「どうして助けたの?なんで死なせてくれなかったんです?」
「君を死なせるなんて出来ない」
「私は亮太を殺した..この手で..」
「それ以上言わなくていい 君が死ぬなんて許さない
亮太だってきっと悲しむ 生きるんだ」
と珠希を抱きしめる恭介。
珠希の病室へ見舞いにきた三枝と廊下に出て話す恭介。
「秘密にしておいて欲しいんだが 彼女は
亮太が亡くなったショックで自殺を図ったんだ」
「私が付いていましょうか?」
「ありがとう すまないが頼む」
だからコイツに頼むのは危険ですから!
病室にて珠希が三枝に
「私なの、、私が殺したの、、亮太を、、私が、、」
と泣く珠希。
あ〜コイツに喋っちゃった〜。
看護師に声をかけ休憩室にて
亮太が亡くなった時の状況を聞く三枝。
探偵ですね。
亮太のいた病室に一人佇む恭介。
山梨時代の家族絵を眺め亮太らしき絵を指でなぞり
「亮太はお父さんの所へ行きたかったんだよな?」
珠希は『お母さんの所』って言ってたよ!
どっちも一緒だろうけどね。
「(泣きながら)俺がお前を 守ってやれなかった」
加賀見家にて亮太の部屋で泣く謙治。
「あなた、そろそろ」と映子。
リビングでは恭介&悟、
「兄さん、珠希さんは?」
「葬式は無理だろう 体も心も衰弱しきっている」
「珠希さんは、、あの日、、いや、」
この後、4人で葬式へ。
あっさり葬式すんだ事になってますね。
亮太の遺影とか見たかったのに、チッ。
病院にて恭介に声をかける三枝
「お伺いしたい事が」
「ああ。」
「ここでは、、」
そこへ珠希を発見する恭介、
「すまない また後にしてくれないか」
と珠希の所へ向かう。
そんな三枝の元へ悟登場
「仕方ないよ。あの二人の絆はどうやっても切ることが出来ない。
珠希さんと兄さんの間に入れる人間は世界中誰もいないよ。」
悟、世界中とか大げさ過ぎ。
お前が入れないだけ!珠希と恭介、恭介と亮太の間に!!
「そんな事世間が、、」
「加害者と被害者ということすら乗り越えてる、君じゃ無理だ
諦めた方がいい。邪魔をしても空しいだけだ。」
経験者は語るのである。
週刊誌持った仁が急いで院長室へ。
「院長!見て下さい!」
【名門病院院長息子 安楽死】の字が
休憩室でその記事を見る恭介。
週刊誌を閉じ何か決意をした様子。
院長室にて仁
「こんな事が石川教授に知れたら大変なことになります。」
いずれ耳に入るだろ?絶対。
謙治、机に週刊誌をバーーーン!!
「珠希はまだ院内にいるな?」
「ええ。」
「取り合えず珠希の」
「待って下さい!」
恭介登場。
「この記事は 間違っています
亮太を安楽死させたのは 俺です」
「恭介、いいか感情に流されるな!」
「亮太を早く楽にしてやりたかったんです。」
「しっかりしろ!お前は一流の外科医なんだぞ!」
「医者なのに俺は何もしてやれなかった 亮太を苦しめただけだ」
「恭介もういい!!」
ププププ 内線を取る仁。
「はい院長室です。今は、、えっ??分かりました
後の対応は私がやります。」ガチャ
出ていく仁に恭介、
「待って下さい!これだけ詳細が書かれていて
記事が間違いだったでは済まないでしょう
私がやったと 発表して下さい
七瀬先生のせいにするような事があれば
俺は記者会見を開きます。」
「恭介〜。お前は黙っていろ!」
「俺は本気です!!」
「取り合えずは事実無根だと言え!余計な事は一切喋るな!」
「分かりました。」仁退場。睨合う二人。
休憩室にて看護師三人が週刊誌を見てると珠希登場。
慌てて週刊誌を隠す看護師。
「何?何が書いてあるの?」
と週刊誌を見て安楽死の記事に驚く珠希。
院長室へ向かう珠希、そこへ悟、
「珠希さん、どこ行くの?」
「院長のところへ」
「院長ならもういない、マスコミが凄いから帰った。」
「だったら家に。」
「兄さんが亮太を安楽死させたって。」
「えっ!!」驚く珠希
「週刊誌に書いてあることは間違ってる、全部自分がやったんだって。
父さんに言ったそうだ。」
「そんな、、違います。本当は」
「君はまだ病室に居た方がいい。」
そこへ恭介登場。会議室にて珠希&恭介
「やったのは私です。」
「ずっと亮太に付き添っていたら 見続けていたら
俺はやっていたのかもしれない
亮太が苦しんでる姿を 見ているのが辛かった
君はずっとその苦しみに耐えていたのに」
「だからってあなたは何も悪くない。」
「誰よりも亮太を愛していた君に あんな決断をさせてしまったのは
俺の罪だ 君を亮太と一緒に死のうとまで追いつめてしまった
君がした事は正しいことじゃない
でも間違いじゃないと 俺は思う」
「恭介さん、、、
私は今から院長の所へ行って本当の事を話してきます。」
と出ていく珠希の腕を掴み
「やめろ 覚悟は出来ている 俺の思いを無駄にしないでくれ
君と同じ罪を背負って 生きて行きたいんだ」
と抱きしめ
「君の苦しみは俺の苦しみだ 一緒に生きていこう」
はいはい。さっさと一緒にどっか行っちゃってくださ〜い!無理だけど。
廊下にて悟&三枝
「話がある。」
「なんですか!」←キレ気味。
三枝の腕を掴み会議室へ
「どういうことだ?亮太が珠希さんに安楽死されたって週刊誌に..
記事には彼女が私がやりましたと呟き続けたって..
そんな事証言出来るのは君だけだ。」
「七瀬先生より私の方が恭介さんの事を幸せにできます。」
「兄さんは自分がやったと新聞記者に言ったそうだ。」
「なんでそんな事を、、」動揺する三枝
「言ったろ?あの二人の中に入ることの出来る人間は
世界中誰もいないって。」
「うそ、、うそ」
加賀見家にて悟&謙治&恭介&映子。
「恭介がそんな事するなんて、、一体何があったの!!」
「すまない母さん」ぺこり
「どうしてそんな事したのよ!」
と恭介をドンドン叩く。
「あんなに亮太の事可愛がってたくせに、、」
謙治に止められる映子。泣き叫ぶ
悟「母さん、元々白血病が再発してドナーが表れなかった時点で
亮太が完治するのは難しかったんだ。」
謙治、動きが止まる。
「兄さんは亮太を思ったからこそ」
「もういい」
「恭介がそんな事するなんて、、」
「俺は病院を辞めるよ。」
朝、加賀見家にて新聞を見る謙治
【加賀見病院で安楽死】
そこへ映子登場。
「あなた、申し訳ありません」ぺこり
「映子、お前が謝る必要はない。」」
「恭介のした事は許される事ではありません。
でも恭介の気持ちも分かる気が..」
「映子、、」
「恭介はこの先、どうなるんでしょう、、」
「医師としてやっていくのは難しいかも..」
「私は一体何を守ってきたのかしら、、」
「今までずっと加賀見家の事を守ってきてくれているよ。」
「その結果がこれ..私は恭介も亮太も不幸にしてしまった..」
「悪いのはお前じゃない..」
医局にて荷物をまとめる恭介に珠希が
「どこへ行くつもりなんですか?
私やっぱり亮太の事を話します。」
「やめるんだ 君と生きていこうと言った気持ちに 嘘はない
でもそれ以上に 俺は君に幸せになってほしい
亮太に 意識のある頃言われたんだ 姉ちゃんを頼むって」
「亮太が?」
「亮太の意志を無駄にするような事を 俺はできない」
廊下にて三枝&珠希
「七瀬先生、先生はこのまま恭介さんに罪をきせる気ですか?」
「歩美さん、あなたを傷つけた事は本当に申し訳なく思っています。
でも、私は恭介さんを愛しています。
誰に非難されようとこの気持ちは真実です。
決して恭介さんを一人にするつもりはありません。」
「何きれい事言ってるの?!
恭介さんはやってもいない罪でこの病院を出ていくつもりなのよ!?」
でた〜!三枝の偉そうな喋り!
そんな三枝をこれ以上相手にせず、ぺこり退場珠希。
亮太から預かった白い封筒を出して見つめる三枝。←さっさと渡せ!
医局にて恭介&悟
「兄さん、初めて言うよ。
僕は兄さんの事尊敬する。医者としても男としても。
今まではそれを認める勇気がなかった..
自分の小ささを認めているようで。」
「悟、、」
「僕は兄さんに比べたら弱くて小さい人間だ。
それがよく分かったから今までより強くなれる気がする。」
「加賀見病院を頼む。」
頷く悟。←何か頼りないんですよね、悟って。
「珠希さんの事は、どうするつもりなの?
まさか、そのままってわけじゃ..?兄さん!」
「オペの時間だ 加賀見病院で 最後のオペだな」退場恭介。
院長室にて謙治&珠希。
「病院を辞めます。許可をいただく気はありません。」
「ここに居る事はお前にとって終世の償いだったんじゃないのか?
亮太を失った辛さは分かる。暫く休みなさい。」
「いいえ。私はもうこの病院にいる資格はないんです。
申し訳ございません。」ぺこり退場珠希←追いかける謙治。
戸を開ける珠希、そこには石川待機中。
「あなたか!」
石川と入れ違いに珠希退場。
「大変な事になりましたね〜。
何の説明もありませんでしたから〜。心配しましたよ〜」
「あなたに説明する必要はない。
マスコミが安楽死などと面白可笑しく書き立てているだけ..」
「そんな事じゃ世間は納得しないでしょう。
先程、理事の皆さんと話を..理事会はあなたに退任を要求します。」
「貴様がこの病院を乗っ取ろうとしていた事は
最初から分かっていた。どこまでも浅ましい人間だな。」
「理事会で話し合った結果です。よ〜くお考えになってみて下さい。
うちの娘と恭介君の見合いの話がまとまらなくてよかったですよ。
失礼します。」退場石川。
「くたばれ。。」と呟く謙治。
==つづく===
ったく、どいつもこいつも三枝に頼み事しすぎ!
亮太もさ、三枝の事散々言ってたのに遺書託すし
恭介も珠希の看病頼むし
珠希は亮太を安楽死させた事喋るしさ。
そのせいでゴタゴタするんですよ。
死んでる亮太の点滴に注射器?が刺さってるのを発見し驚く悟。
とっさに周りを見て速攻抜き取りポケットに仕舞う。
丁度そこへ謙治&映子が駆け付ける。亮太を見て倒れる映子。
ベッドに寝かされている珠希に付き添う恭介。
目が覚め起き上がろうとする珠希に
「寝てなきゃ駄目だ かなりの出血をしていた」
「どうして助けたの?なんで死なせてくれなかったんです?」
「君を死なせるなんて出来ない」
「私は亮太を殺した..この手で..」
「それ以上言わなくていい 君が死ぬなんて許さない
亮太だってきっと悲しむ 生きるんだ」
と珠希を抱きしめる恭介。
珠希の病室へ見舞いにきた三枝と廊下に出て話す恭介。
「秘密にしておいて欲しいんだが 彼女は
亮太が亡くなったショックで自殺を図ったんだ」
「私が付いていましょうか?」
「ありがとう すまないが頼む」
だからコイツに頼むのは危険ですから!
病室にて珠希が三枝に
「私なの、、私が殺したの、、亮太を、、私が、、」
と泣く珠希。
あ〜コイツに喋っちゃった〜。
看護師に声をかけ休憩室にて
亮太が亡くなった時の状況を聞く三枝。
探偵ですね。
亮太のいた病室に一人佇む恭介。
山梨時代の家族絵を眺め亮太らしき絵を指でなぞり
「亮太はお父さんの所へ行きたかったんだよな?」
珠希は『お母さんの所』って言ってたよ!
どっちも一緒だろうけどね。
「(泣きながら)俺がお前を 守ってやれなかった」
加賀見家にて亮太の部屋で泣く謙治。
「あなた、そろそろ」と映子。
リビングでは恭介&悟、
「兄さん、珠希さんは?」
「葬式は無理だろう 体も心も衰弱しきっている」
「珠希さんは、、あの日、、いや、」
この後、4人で葬式へ。
あっさり葬式すんだ事になってますね。
亮太の遺影とか見たかったのに、チッ。
病院にて恭介に声をかける三枝
「お伺いしたい事が」
「ああ。」
「ここでは、、」
そこへ珠希を発見する恭介、
「すまない また後にしてくれないか」
と珠希の所へ向かう。
そんな三枝の元へ悟登場
「仕方ないよ。あの二人の絆はどうやっても切ることが出来ない。
珠希さんと兄さんの間に入れる人間は世界中誰もいないよ。」
悟、世界中とか大げさ過ぎ。
お前が入れないだけ!珠希と恭介、恭介と亮太の間に!!
「そんな事世間が、、」
「加害者と被害者ということすら乗り越えてる、君じゃ無理だ
諦めた方がいい。邪魔をしても空しいだけだ。」
経験者は語るのである。
週刊誌持った仁が急いで院長室へ。
「院長!見て下さい!」
【名門病院院長息子 安楽死】の字が
休憩室でその記事を見る恭介。
週刊誌を閉じ何か決意をした様子。
院長室にて仁
「こんな事が石川教授に知れたら大変なことになります。」
いずれ耳に入るだろ?絶対。
謙治、机に週刊誌をバーーーン!!
「珠希はまだ院内にいるな?」
「ええ。」
「取り合えず珠希の」
「待って下さい!」
恭介登場。
「この記事は 間違っています
亮太を安楽死させたのは 俺です」
「恭介、いいか感情に流されるな!」
「亮太を早く楽にしてやりたかったんです。」
「しっかりしろ!お前は一流の外科医なんだぞ!」
「医者なのに俺は何もしてやれなかった 亮太を苦しめただけだ」
「恭介もういい!!」
ププププ 内線を取る仁。
「はい院長室です。今は、、えっ??分かりました
後の対応は私がやります。」ガチャ
出ていく仁に恭介、
「待って下さい!これだけ詳細が書かれていて
記事が間違いだったでは済まないでしょう
私がやったと 発表して下さい
七瀬先生のせいにするような事があれば
俺は記者会見を開きます。」
「恭介〜。お前は黙っていろ!」
「俺は本気です!!」
「取り合えずは事実無根だと言え!余計な事は一切喋るな!」
「分かりました。」仁退場。睨合う二人。
休憩室にて看護師三人が週刊誌を見てると珠希登場。
慌てて週刊誌を隠す看護師。
「何?何が書いてあるの?」
と週刊誌を見て安楽死の記事に驚く珠希。
院長室へ向かう珠希、そこへ悟、
「珠希さん、どこ行くの?」
「院長のところへ」
「院長ならもういない、マスコミが凄いから帰った。」
「だったら家に。」
「兄さんが亮太を安楽死させたって。」
「えっ!!」驚く珠希
「週刊誌に書いてあることは間違ってる、全部自分がやったんだって。
父さんに言ったそうだ。」
「そんな、、違います。本当は」
「君はまだ病室に居た方がいい。」
そこへ恭介登場。会議室にて珠希&恭介
「やったのは私です。」
「ずっと亮太に付き添っていたら 見続けていたら
俺はやっていたのかもしれない
亮太が苦しんでる姿を 見ているのが辛かった
君はずっとその苦しみに耐えていたのに」
「だからってあなたは何も悪くない。」
「誰よりも亮太を愛していた君に あんな決断をさせてしまったのは
俺の罪だ 君を亮太と一緒に死のうとまで追いつめてしまった
君がした事は正しいことじゃない
でも間違いじゃないと 俺は思う」
「恭介さん、、、
私は今から院長の所へ行って本当の事を話してきます。」
と出ていく珠希の腕を掴み
「やめろ 覚悟は出来ている 俺の思いを無駄にしないでくれ
君と同じ罪を背負って 生きて行きたいんだ」
と抱きしめ
「君の苦しみは俺の苦しみだ 一緒に生きていこう」
はいはい。さっさと一緒にどっか行っちゃってくださ〜い!
廊下にて悟&三枝
「話がある。」
「なんですか!」←キレ気味。
三枝の腕を掴み会議室へ
「どういうことだ?亮太が珠希さんに安楽死されたって週刊誌に..
記事には彼女が私がやりましたと呟き続けたって..
そんな事証言出来るのは君だけだ。」
「七瀬先生より私の方が恭介さんの事を幸せにできます。」
「兄さんは自分がやったと新聞記者に言ったそうだ。」
「なんでそんな事を、、」動揺する三枝
「言ったろ?あの二人の中に入ることの出来る人間は
世界中誰もいないって。」
「うそ、、うそ」
加賀見家にて悟&謙治&恭介&映子。
「恭介がそんな事するなんて、、一体何があったの!!」
「すまない母さん」ぺこり
「どうしてそんな事したのよ!」
と恭介をドンドン叩く。
「あんなに亮太の事可愛がってたくせに、、」
謙治に止められる映子。泣き叫ぶ
悟「母さん、元々白血病が再発してドナーが表れなかった時点で
亮太が完治するのは難しかったんだ。」
謙治、動きが止まる。
「兄さんは亮太を思ったからこそ」
「もういい」
「恭介がそんな事するなんて、、」
「俺は病院を辞めるよ。」
朝、加賀見家にて新聞を見る謙治
【加賀見病院で安楽死】
そこへ映子登場。
「あなた、申し訳ありません」ぺこり
「映子、お前が謝る必要はない。」」
「恭介のした事は許される事ではありません。
でも恭介の気持ちも分かる気が..」
「映子、、」
「恭介はこの先、どうなるんでしょう、、」
「医師としてやっていくのは難しいかも..」
「私は一体何を守ってきたのかしら、、」
「今までずっと加賀見家の事を守ってきてくれているよ。」
「その結果がこれ..私は恭介も亮太も不幸にしてしまった..」
「悪いのはお前じゃない..」
医局にて荷物をまとめる恭介に珠希が
「どこへ行くつもりなんですか?
私やっぱり亮太の事を話します。」
「やめるんだ 君と生きていこうと言った気持ちに 嘘はない
でもそれ以上に 俺は君に幸せになってほしい
亮太に 意識のある頃言われたんだ 姉ちゃんを頼むって」
「亮太が?」
「亮太の意志を無駄にするような事を 俺はできない」
廊下にて三枝&珠希
「七瀬先生、先生はこのまま恭介さんに罪をきせる気ですか?」
「歩美さん、あなたを傷つけた事は本当に申し訳なく思っています。
でも、私は恭介さんを愛しています。
誰に非難されようとこの気持ちは真実です。
決して恭介さんを一人にするつもりはありません。」
「何きれい事言ってるの?!
恭介さんはやってもいない罪でこの病院を出ていくつもりなのよ!?」
でた〜!三枝の偉そうな喋り!
そんな三枝をこれ以上相手にせず、ぺこり退場珠希。
亮太から預かった白い封筒を出して見つめる三枝。←さっさと渡せ!
医局にて恭介&悟
「兄さん、初めて言うよ。
僕は兄さんの事尊敬する。医者としても男としても。
今まではそれを認める勇気がなかった..
自分の小ささを認めているようで。」
「悟、、」
「僕は兄さんに比べたら弱くて小さい人間だ。
それがよく分かったから今までより強くなれる気がする。」
「加賀見病院を頼む。」
頷く悟。←何か頼りないんですよね、悟って。
「珠希さんの事は、どうするつもりなの?
まさか、そのままってわけじゃ..?兄さん!」
「オペの時間だ 加賀見病院で 最後のオペだな」退場恭介。
院長室にて謙治&珠希。
「病院を辞めます。許可をいただく気はありません。」
「ここに居る事はお前にとって終世の償いだったんじゃないのか?
亮太を失った辛さは分かる。暫く休みなさい。」
「いいえ。私はもうこの病院にいる資格はないんです。
申し訳ございません。」ぺこり退場珠希←追いかける謙治。
戸を開ける珠希、そこには石川待機中。
「あなたか!」
石川と入れ違いに珠希退場。
「大変な事になりましたね〜。
何の説明もありませんでしたから〜。心配しましたよ〜」
「あなたに説明する必要はない。
マスコミが安楽死などと面白可笑しく書き立てているだけ..」
「そんな事じゃ世間は納得しないでしょう。
先程、理事の皆さんと話を..理事会はあなたに退任を要求します。」
「貴様がこの病院を乗っ取ろうとしていた事は
最初から分かっていた。どこまでも浅ましい人間だな。」
「理事会で話し合った結果です。よ〜くお考えになってみて下さい。
うちの娘と恭介君の見合いの話がまとまらなくてよかったですよ。
失礼します。」退場石川。
「くたばれ。。」と呟く謙治。
==つづく===
ったく、どいつもこいつも三枝に頼み事しすぎ!
亮太もさ、三枝の事散々言ってたのに遺書託すし
恭介も珠希の看病頼むし
珠希は亮太を安楽死させた事喋るしさ。
そのせいでゴタゴタするんですよ。
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