■愛讐のロメラ(第40話)
2008年11月25日 愛讐のロメラ「嫌ですか?、、悟さんがそう言うのならこの子は私が一人で」
「そうじゃない..嬉しくないわけじゃないんだ!
でも君は本当に愛せるのか?お腹の子を、、
あの日の事を思い出したりしないのか?」
私はあの日の事っていうのは未遂だと思ってるんですけど
あれが未遂じゃなかったら悟も話的にも最低。
あんな丸見えでドア全開の明かりの下で普通あり得ないだろ?
ある意味凄いぞ。
「この世でたった一人の私と血の繋がった家族ができた..
何があってもこの子と生きていきます。」
「本当に、、僕でいいんだね?」
「私こそ罪を犯した人間です。」
珠希を抱きしめ
「結婚しよう!これから僕は君と生まれてくる子供の為に生きる。
君と子供の為に強くなる!」
なんか悟の言い方って
弱い子供が必死で強くなろうと無理して言ってる感じなので
無理すんなよ!楽に生きろよ!って言いたくなる。
この必死さが痛々しい。
その頃、空港で一人ポツ〜ンの恭介。
「当便は間もなく出発いたします。」のアナウンス。
さよなら〜!恭介!一人で行ってらっしゃい!
その頃珠希は、マンションで一人
ビリッ!ビリッ!
と恭介から受け取った飛行機のチケットを破っております。
そんなに破らなくてもいいだろうに。
Club Meguにて悟&珠希が恵に結婚報告。
「認めるわけにはいかないわよ!
だって珠希は恭介さんを愛してるもの。」
「私、妊娠してるんです。悟さんの子です。
私が今一番愛してるのはお腹の子です。
この子の父親の悟さんだって愛していく気持ちがあります。」
嘘でも悟を愛してますとか言えばいいのに。
つわりでトイレへ駆け込む珠希。
「どんなに愛しても自分を愛してくれない人と暮らすのは辛いことよ。
私と同じ事になるわ!!」
「母さん、僕は諦めないよ!
愛して愛して愛し尽くしたらその先に幸せが待ってるかもしれない。」
幸せなんて、、待ってないよ〜。
そんな二人の話を背後から凄い顔で睨みながら聞く珠希。
加賀見家にて映子&謙治に結婚報告する珠希&悟。
「あなたたちがそんな事になってただなんて。」
「これにはわけがあるんだ。
れっきとした僕の子供です。」
どんな訳ですか?教えて下さい!
それにお前の子じゃないんだってさ。(珠希談)
「私は母として生きることを決めました。」
「ハァ〜分かりました。私はこの家を出ます。
私にはもうこの家に居る理由がありません。」
「亮太を、、亮太を安楽死させたのは、、」
珠希の言葉を遮るように珠希の腕を掴み
「僕達の為にも居て下さい。」と悟。
「珠希さんが加賀見家を壊しに来たのだとしたら
あなたをこの家に入れる事は許さないわ。
でも、あなたがこの家を守るつもりなら任せても構わない..」
「勿論、加賀見家を守るつもりで..この子が生まれる家ですから。」
「ならもう何も言うことはないわ。」
「映子、悟、少し席を外してくれないか?」
珠希と二人きりになった謙治。
「珠希、一体これはどう言う事だ?」
「私が加賀見家に入るなんて許される事ではないと悩みました。
でも悟さんの子を殺すなんて出来ません。
加賀見家の子を堂々と加賀見家の子として育てる事が
私のすべき事だと思ったんです。この子はあなたの孫ですから。」
「本当にそれだけの事なのか?」
「恭介さんと亮太の骨髄の型が一致していなかった事は
誰にも言うつもりはありません。
確かに亮太が自殺を図った後に分かったんだとしたら
もう手遅れでしたから。
それに最後に亮太に手をかけたのは私です。」
「私もその事は誰にも言うつもりはない。」
「悟さんはもう気付いているようです。
でも私を妻にと言ってくれました。
私は加賀見家の為に生涯を捧げるつもりです。」
加賀見家のバルコニーにて謙治&映子。
「お前は子供達の為だけにずっとこの家に居たのか?」
「そうじゃありません。
でも恭介があんな事をして悟が珠希さんと結婚すると言ってる以上
もうこの家に私が居る理由が無くなってしまいました。」
「まだ私にはお前が必要だ。
全てを許してこんな私の事を愛してくれるのはお前しかいない。」
多分、恵も愛してくれたと思うよ。
二人共、謙治のどこがいいのかは分からないけどね。
和室にて英夫の遺影に語りかける映子。
「英夫さん、ごめんなさい。
私は亮太も恭介も守れませんでした、、」
加賀見病院にて、看護師から珠希と悟が結婚する事を聞いた三枝。
早速珠希のマンションに上がり込み
「先生は恭介さんを愛していたんじゃないんですか?
お腹に子供が出来たからって。。
恭介さんは先生を庇って病院を辞めたんですよ?」
「恭介さんには申し訳ないと思っています。」
「私は亮太さんの手紙を読んだんですよ?
先生の罪が冤罪かもしれないって知ってるんです。」
三枝は何でもすぐ喋るくせに遺書の事は誰にも喋らないのだろうか?
むしろ遺書の内容こそ喋る必要があると思いますけど?
つーかいずれ喋って下さい。期待してます。
「あの手紙の事は忘れて下さい。
亮太はきっと病気で混乱していたの。」
「そんな事ありません。
亮太さんの手紙は先生への愛が溢れていました。
先生の無実を必死になって証明しようと。
院長に罪を問い続ける為の復讐の死だったんじゃないんですか?」
亮太が自殺したから余計に珠希の幸せが遠のいたのは確かです。
亮太、、死ぬ必要なかったのに。
「あの手紙を読んで私はそう感じました。
先生は加賀見家に入って復讐するつもりじゃないんですか?」
ピンポ〜ン!まさにそのようです。
「歩美さんは何か勘違いしているわ。
私はただ幸せになりたいだけ。
加賀見家に入れば何不自由なく暮らしていける。
昔の事を忘れたいって思ったらいけない事なの?」
「七瀬先生、、」
「これが私の本心よ。だから歩美さんももう昔の事をあれこれ言わないで。
迷惑なの。」と睨みをきかす珠希。
加賀見病院院長室にて石川教授&仁&謙治。
「恵さんからお伺いしましたがあなたは
お母さまに捨てられて加賀見家に入られたそうで..
英夫君を慕い尊敬し頼りにして成長したがある日突然
人が変わったように冷血になったお兄さんに
あなたは何が起きたか分からず戸惑う日々を送られたと伺ってます。
ですが、あなたは変わってしまったお兄様を恨むのではなく
ご自分が何が悪い事をしたのではと真剣に悩み自分を追い込んで
山梨の診療所に赴任されて来たと仰ってました。」
ほう〜。よくできた話ですな。恵の作り話。
「随分と詳しく、、」
「すいませんでした。
私はあなたの人間性に触れて心を入れ替える決意をしたんです。
今度の緊急討議では私の理事解任を提案しようと思っております。
私は一からやり直そうと考えております。それでは失礼します。」退場石川。
えっ?石川どうしちゃったの?
絶対何かまた企んでるよね?
お前はそんなキャラじゃないはず!目を覚ませ!石川!
加賀見家にて映子&恵。
「どうして悟と珠希の結婚を認めたりしたんですか?!」
「あなたはご自分の孫を見捨てろと仰るんですか!?
私が謙治さんとこの先添い遂げると言う事は
英夫さんを裏切り続けるという事です。」
「そんな事最初から覚悟の上で結婚したはずでしょ!!」
「13年前と今とでは違うんです!全てが、、
謙治さんの孫であるのなら誰の子であろうと私は愛することができます!」
院長室にて悟&謙治。
「お前を院長代理にするつもりだ。
まだ荷が重いのは分かっている。
だがお前ももうすぐ父親だ。珠希と二人三脚で頑張っていけ。」
「父親か、、父さんは僕が生まれた時の事を覚えてますか?」
「お前の事を長い間認知しなかったのは
父親としての自信がなかったからだ。
東京に戻った時に晴れて、、そう思っていたんだがな。
お前を見たら体中からモリモリ力が湧いていた。」
夢がモリモリとかいうのを思い出してしまった。
Club Meguにて悟&恵。
「悟が加賀見病院の後を継ぐなんて、、夢みたいだわ。」
「母さん、仁おじさんから聞いたんだけど
もしかしてこの前この店に石川教授が来た事って
僕が副院長になった事と何か関係があるんじゃ、、」
「ああ。石川教授ならもうあれっきり来ないわよ。」
ホッとした表情の悟。
つーか悟っていいとこはつくんだけど毎回なんか惜しいんだよね。
「結婚の事だけど、、母さんもう何も言わないわ。
でもね、約束して。幸せになるって。母さんの望みはそれだけ。」
「ああ。必ず幸せになってみせる。」
加賀見家の墓参りに来た珠希の心の声。
「「亮太、姉ちゃんはもう幸せになんかならないわ。
亮太や恭介さんとの今までの思い出が私の幸せの全てだから。
私に罪を被せ私の人生を狂わせその上亮太の人生までをも
弄ばれた事を知った以上私は私のやり方で真実を取り戻します。
亮太、英夫さん、見ていて下さい。
恭介さん、私は復讐に生きる事に決めました。
そして恭介さん、あなたの子に加賀見家の全てを与えみせる。
誰よりも幸せな子にしてみせるわ。」」
珠希が復讐に生きる以上、
その子供が誰よりも幸せな子になるはずはないんだけど?
普通に恭介と引っ付けばそれなりに幸せだったかと。
1998年・夏
加賀見家の悟達の部屋にて。
珠希のバッグから亮太作の山梨時代の家族絵を見つけ眺める悟、
本の間に挟まってた白い封筒も見つけ読む。
「亮太、、、」驚いた様子の悟。
そこへ「悟さん。」と大きいお腹の珠希入室。
「どんな名前がいいか考えてたら分からなくなってきたよ。
君は少し休んでたら?父さん達の相手は僕がするから。」
「ありがとう。」と椅子に座る珠希。悟退場。
一人で部屋にて引き出しから鈴を取り出す珠希。
恭介の事を思い出しながら
「「あなたを裏切ったこの罪の罰は
たった一人愛したあなたに恨まれる事です。」」
コンコン 映子入室、&悟。
「謙治さんがベビーベッドを買いに行こうって言ってるんだけど..」
もっと早目に買っておけばいいのに。
「はい。直ぐに支度します。」
「じゃあ下で待ってるわね。」映子退場。
「体、きつくないか?」
と言ってお腹をさすりお腹に耳を当てる悟。
「もうすぐ、、生まれるんだな。。
実を言うとやっと実感が湧いてきたんだ。
父親になると別の力が湧いてくるって
父さんが言ってたけど本当なんだな。」
モリモリ力が湧いてくるそうだ。本当だったんですね、ふ〜ん。
「そう、、お父さんが、、」とそっぽ向く珠希。
「父さんはああ見えても僕が子供の頃は子煩悩だったんだ。」
「そう。いいお爺様になりそうね。」
またお腹をさすり耳を当てる悟。
その時の珠希の表情の恐いこと。
「動いた!」
相変わらず能天気な悟の事はスルーで鋭い眼差しの珠希。
==珠希の心の底に潜む復讐の炎は誰にも知られる事なく
静かに燃えているのでした。==
だから三枝は気付いてたじゃん。
===つづく====
明日から第三部でしょうかね。
また訳の分からないつまんない復讐劇が始まるのでしょうか?
しにても予告の恭介、変な色のシャツ着てましたね。
すごいセンスですね。モザンビーク行ってただけの事はありますね。
今までの方が今風だったわけですか。
あと、髪切ったら小島よしおに似てるなって思いました。
悟は第三部の時の方がいいですね。多分。
第二部って服も髪型もダサダサなんですもん。
それこそ今時それ?って感じで。
まぁ今から10年前の設定だったんで
それでよかったんでしょうかね。
「そうじゃない..嬉しくないわけじゃないんだ!
でも君は本当に愛せるのか?お腹の子を、、
あの日の事を思い出したりしないのか?」
私はあの日の事っていうのは未遂だと思ってるんですけど
あれが未遂じゃなかったら悟も話的にも最低。
あんな丸見えでドア全開の明かりの下で普通あり得ないだろ?
ある意味凄いぞ。
「この世でたった一人の私と血の繋がった家族ができた..
何があってもこの子と生きていきます。」
「本当に、、僕でいいんだね?」
「私こそ罪を犯した人間です。」
珠希を抱きしめ
「結婚しよう!これから僕は君と生まれてくる子供の為に生きる。
君と子供の為に強くなる!」
なんか悟の言い方って
弱い子供が必死で強くなろうと無理して言ってる感じなので
無理すんなよ!楽に生きろよ!って言いたくなる。
この必死さが痛々しい。
その頃、空港で一人ポツ〜ンの恭介。
「当便は間もなく出発いたします。」のアナウンス。
さよなら〜!恭介!一人で行ってらっしゃい!
その頃珠希は、マンションで一人
ビリッ!ビリッ!
と恭介から受け取った飛行機のチケットを破っております。
そんなに破らなくてもいいだろうに。
Club Meguにて悟&珠希が恵に結婚報告。
「認めるわけにはいかないわよ!
だって珠希は恭介さんを愛してるもの。」
「私、妊娠してるんです。悟さんの子です。
私が今一番愛してるのはお腹の子です。
この子の父親の悟さんだって愛していく気持ちがあります。」
嘘でも悟を愛してますとか言えばいいのに。
つわりでトイレへ駆け込む珠希。
「どんなに愛しても自分を愛してくれない人と暮らすのは辛いことよ。
私と同じ事になるわ!!」
「母さん、僕は諦めないよ!
愛して愛して愛し尽くしたらその先に幸せが待ってるかもしれない。」
そんな二人の話を背後から凄い顔で睨みながら聞く珠希。
加賀見家にて映子&謙治に結婚報告する珠希&悟。
「あなたたちがそんな事になってただなんて。」
「これにはわけがあるんだ。
れっきとした僕の子供です。」
どんな訳ですか?教えて下さい!
それにお前の子じゃないんだってさ。(珠希談)
「私は母として生きることを決めました。」
「ハァ〜分かりました。私はこの家を出ます。
私にはもうこの家に居る理由がありません。」
「亮太を、、亮太を安楽死させたのは、、」
珠希の言葉を遮るように珠希の腕を掴み
「僕達の為にも居て下さい。」と悟。
「珠希さんが加賀見家を壊しに来たのだとしたら
あなたをこの家に入れる事は許さないわ。
でも、あなたがこの家を守るつもりなら任せても構わない..」
「勿論、加賀見家を守るつもりで..この子が生まれる家ですから。」
「ならもう何も言うことはないわ。」
「映子、悟、少し席を外してくれないか?」
珠希と二人きりになった謙治。
「珠希、一体これはどう言う事だ?」
「私が加賀見家に入るなんて許される事ではないと悩みました。
でも悟さんの子を殺すなんて出来ません。
加賀見家の子を堂々と加賀見家の子として育てる事が
私のすべき事だと思ったんです。この子はあなたの孫ですから。」
「本当にそれだけの事なのか?」
「恭介さんと亮太の骨髄の型が一致していなかった事は
誰にも言うつもりはありません。
確かに亮太が自殺を図った後に分かったんだとしたら
もう手遅れでしたから。
それに最後に亮太に手をかけたのは私です。」
「私もその事は誰にも言うつもりはない。」
「悟さんはもう気付いているようです。
でも私を妻にと言ってくれました。
私は加賀見家の為に生涯を捧げるつもりです。」
加賀見家のバルコニーにて謙治&映子。
「お前は子供達の為だけにずっとこの家に居たのか?」
「そうじゃありません。
でも恭介があんな事をして悟が珠希さんと結婚すると言ってる以上
もうこの家に私が居る理由が無くなってしまいました。」
「まだ私にはお前が必要だ。
全てを許してこんな私の事を愛してくれるのはお前しかいない。」
多分、恵も愛してくれたと思うよ。
和室にて英夫の遺影に語りかける映子。
「英夫さん、ごめんなさい。
私は亮太も恭介も守れませんでした、、」
加賀見病院にて、看護師から珠希と悟が結婚する事を聞いた三枝。
早速珠希のマンションに上がり込み
「先生は恭介さんを愛していたんじゃないんですか?
お腹に子供が出来たからって。。
恭介さんは先生を庇って病院を辞めたんですよ?」
「恭介さんには申し訳ないと思っています。」
「私は亮太さんの手紙を読んだんですよ?
先生の罪が冤罪かもしれないって知ってるんです。」
三枝は何でもすぐ喋るくせに遺書の事は誰にも喋らないのだろうか?
むしろ遺書の内容こそ喋る必要があると思いますけど?
つーかいずれ喋って下さい。期待してます。
「あの手紙の事は忘れて下さい。
亮太はきっと病気で混乱していたの。」
「そんな事ありません。
亮太さんの手紙は先生への愛が溢れていました。
先生の無実を必死になって証明しようと。
院長に罪を問い続ける為の復讐の死だったんじゃないんですか?」
亮太が自殺したから余計に珠希の幸せが遠のいたのは確かです。
亮太、、死ぬ必要なかったのに。
「あの手紙を読んで私はそう感じました。
先生は加賀見家に入って復讐するつもりじゃないんですか?」
ピンポ〜ン!まさにそのようです。
「歩美さんは何か勘違いしているわ。
私はただ幸せになりたいだけ。
加賀見家に入れば何不自由なく暮らしていける。
昔の事を忘れたいって思ったらいけない事なの?」
「七瀬先生、、」
「これが私の本心よ。だから歩美さんももう昔の事をあれこれ言わないで。
迷惑なの。」と睨みをきかす珠希。
加賀見病院院長室にて石川教授&仁&謙治。
「恵さんからお伺いしましたがあなたは
お母さまに捨てられて加賀見家に入られたそうで..
英夫君を慕い尊敬し頼りにして成長したがある日突然
人が変わったように冷血になったお兄さんに
あなたは何が起きたか分からず戸惑う日々を送られたと伺ってます。
ですが、あなたは変わってしまったお兄様を恨むのではなく
ご自分が何が悪い事をしたのではと真剣に悩み自分を追い込んで
山梨の診療所に赴任されて来たと仰ってました。」
ほう〜。よくできた話ですな。恵の作り話。
「随分と詳しく、、」
「すいませんでした。
私はあなたの人間性に触れて心を入れ替える決意をしたんです。
今度の緊急討議では私の理事解任を提案しようと思っております。
私は一からやり直そうと考えております。それでは失礼します。」退場石川。
えっ?石川どうしちゃったの?
絶対何かまた企んでるよね?
お前はそんなキャラじゃないはず!目を覚ませ!石川!
加賀見家にて映子&恵。
「どうして悟と珠希の結婚を認めたりしたんですか?!」
「あなたはご自分の孫を見捨てろと仰るんですか!?
私が謙治さんとこの先添い遂げると言う事は
英夫さんを裏切り続けるという事です。」
「そんな事最初から覚悟の上で結婚したはずでしょ!!」
「13年前と今とでは違うんです!全てが、、
謙治さんの孫であるのなら誰の子であろうと私は愛することができます!」
院長室にて悟&謙治。
「お前を院長代理にするつもりだ。
まだ荷が重いのは分かっている。
だがお前ももうすぐ父親だ。珠希と二人三脚で頑張っていけ。」
「父親か、、父さんは僕が生まれた時の事を覚えてますか?」
「お前の事を長い間認知しなかったのは
父親としての自信がなかったからだ。
東京に戻った時に晴れて、、そう思っていたんだがな。
お前を見たら体中からモリモリ力が湧いていた。」
夢がモリモリとかいうのを思い出してしまった。
Club Meguにて悟&恵。
「悟が加賀見病院の後を継ぐなんて、、夢みたいだわ。」
「母さん、仁おじさんから聞いたんだけど
もしかしてこの前この店に石川教授が来た事って
僕が副院長になった事と何か関係があるんじゃ、、」
「ああ。石川教授ならもうあれっきり来ないわよ。」
ホッとした表情の悟。
つーか悟っていいとこはつくんだけど毎回なんか惜しいんだよね。
「結婚の事だけど、、母さんもう何も言わないわ。
でもね、約束して。幸せになるって。母さんの望みはそれだけ。」
「ああ。必ず幸せになってみせる。」
加賀見家の墓参りに来た珠希の心の声。
「「亮太、姉ちゃんはもう幸せになんかならないわ。
亮太や恭介さんとの今までの思い出が私の幸せの全てだから。
私に罪を被せ私の人生を狂わせその上亮太の人生までをも
弄ばれた事を知った以上私は私のやり方で真実を取り戻します。
亮太、英夫さん、見ていて下さい。
恭介さん、私は復讐に生きる事に決めました。
そして恭介さん、あなたの子に加賀見家の全てを与えみせる。
誰よりも幸せな子にしてみせるわ。」」
珠希が復讐に生きる以上、
その子供が誰よりも幸せな子になるはずはないんだけど?
普通に恭介と引っ付けばそれなりに幸せだったかと。
1998年・夏
加賀見家の悟達の部屋にて。
珠希のバッグから亮太作の山梨時代の家族絵を見つけ眺める悟、
本の間に挟まってた白い封筒も見つけ読む。
「亮太、、、」驚いた様子の悟。
そこへ「悟さん。」と大きいお腹の珠希入室。
「どんな名前がいいか考えてたら分からなくなってきたよ。
君は少し休んでたら?父さん達の相手は僕がするから。」
「ありがとう。」と椅子に座る珠希。悟退場。
一人で部屋にて引き出しから鈴を取り出す珠希。
恭介の事を思い出しながら
「「あなたを裏切ったこの罪の罰は
たった一人愛したあなたに恨まれる事です。」」
コンコン 映子入室、&悟。
「謙治さんがベビーベッドを買いに行こうって言ってるんだけど..」
もっと早目に買っておけばいいのに。
「はい。直ぐに支度します。」
「じゃあ下で待ってるわね。」映子退場。
「体、きつくないか?」
と言ってお腹をさすりお腹に耳を当てる悟。
「もうすぐ、、生まれるんだな。。
実を言うとやっと実感が湧いてきたんだ。
父親になると別の力が湧いてくるって
父さんが言ってたけど本当なんだな。」
モリモリ力が湧いてくるそうだ。本当だったんですね、ふ〜ん。
「そう、、お父さんが、、」とそっぽ向く珠希。
「父さんはああ見えても僕が子供の頃は子煩悩だったんだ。」
「そう。いいお爺様になりそうね。」
またお腹をさすり耳を当てる悟。
その時の珠希の表情の恐いこと。
「動いた!」
相変わらず能天気な悟の事はスルーで鋭い眼差しの珠希。
==珠希の心の底に潜む復讐の炎は誰にも知られる事なく
静かに燃えているのでした。==
だから三枝は気付いてたじゃん。
===つづく====
明日から第三部でしょうかね。
また訳の分からないつまんない復讐劇が始まるのでしょうか?
しにても予告の恭介、変な色のシャツ着てましたね。
すごいセンスですね。モザンビーク行ってただけの事はありますね。
今までの方が今風だったわけですか。
あと、髪切ったら小島よしおに似てるなって思いました。
悟は第三部の時の方がいいですね。多分。
第二部って服も髪型もダサダサなんですもん。
それこそ今時それ?って感じで。
まぁ今から10年前の設定だったんで
それでよかったんでしょうかね。
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