「驚いたな。こんな再会の仕方もあるんだな。」
「私だって驚いたわ。あなたと恭介さんが親子だって知った時には..
 でもその辺、ちょっと複雑みたいね。」
「恭介が余計な事言ったんだな。」
「病院も奥様も全て手に入れ学長にまで登り詰めるなんて
 40年前のあなたからはとても想像ができなかったわ。」

私も想像つきませんでしたよ。

「そりゃそうだろうな。自分から言い寄ってきたくせに
 山梨に行かされると知った途端、俺の事を捨てたんだからな。」

ポイしないで下さい!!

「捨ててあげたから今があるんじゃない。おめでとう。」
「ありがとう。今回の研修医の一件では大変お世話になった。
 またこれを縁に一つよろしくお願いしますよ。」
「今回は恭介さんに力を貸しただけのこと。
 あなたに協力したわけじゃない。」

コンコン 「おじゃまします。」と恵登場。

「あらすいません、お客さまですか?」と恵。

「私はもう帰ります。お邪魔しました。」退場奥村。

「まぁあの方!」←意外と恵はミーハーのようです。
「ああそうだよ。国会議員の先生だ。何の用だよ?」
「あなたに聞きたいことがあって。」

と遺書のことを話したかったようですが結局切り出せず。

「悟と珠希は上手くいってるのかしら?」
「無駄な心配するな。」
「そうよね。」

会議室にて、とある子供の患者の母親に手術を説明する珠希。
保険が効かず500〜600万かかるようで驚く親。

「お金ありませ〜ん。
 手術をしなければもしかして死ぬなんて、、
 お願いします。あの子を助けて」と泣きすがる母親。

廊下にて奥村、恭介に協力すると伝える。

医局にてさっきの母親の懇願を思い出し
過去自分も英夫に亮太を助けてと懇願したのを思い出す珠希。
そこへ「母さんが来てるんだ。」と悟。

会議室にて恵&珠希。

「亮太さんの遺書の事を聞いたわ..」
「あの子は優しい子でした。私から殺人者の汚名をとろうとして
 あんな事を書いて..私にとってはもう全て過去の事..」
「誰だって罪なんて被りたくない。罪を押し付けてでも逃れたい。
 なのにどうして頑に罪から逃げようとしないの?
 自分に罪を被せてるかもしれない人に必死に尽くして、、」
「謙治さんは悟さんのお父さん、彩のお爺ちゃんです。
 それが私にとっての全て..」
「あなたはそれでいいのね?」
「私自身の幸せなど言える立場ではありません。
 今は彩の幸せだけが私の???なんです。←聞き取れず。
 だからお母さんにも彩の支えになっていただけたらと..」

医局にて恭介に研修医の件のお礼を言う悟。

「勘違いするな お前達のやり方を認めたわけではない」
「俺も父さんのやる事には時々疑問を感じます。
 だからこそ俺と兄さんが力を合わせれば
 この病院はもっと良くなっていくはずです。
 これからも協力してくれますね?」

「院長代理、ちょっとよろしいでしょうか?」と医者。

「この患者、かなり困難な事になりそう..
 私には手に余るのではないかと..ご相談を。」
「見せてみろ。」と恭介。
「君がそう判断したならこのオペは私が代わろう。
 君は助手として入りなさい。」とやる気満々の恭介。

「助かります。」と言う悟に対し
「加賀見病院の 一員として 当然のことだ」と恭介。

加賀見家にて彩&謙治&映子でジェンガ←中庭から微笑ましく見る悟。

和室にて珠希&悟。

「これからの加賀見病院は上手く回っていきそうな気がするよ。
 兄さんも加賀見病院を愛してるのだと確信したよ。
 最初は病院に戻ってきた事すら何か裏があるんじゃないかと
 疑ったりもしたが..」

悟って一応は疑ってたみたいだけど
なんか抜けてんだよな〜。もう一押しって感じ。

珠希、恭介の台詞
『『君のような人間が幅を利かせている今の加賀見病院を壊すことだ』』を回想中。

「でも、愛してるからこそ不満も大きいと言うこともあるわ。」
「大丈夫。心配するな。」
「お母さんもこっちに来て一緒に遊ぼうよ。」と彩登場。
「おじいちゃんとおばあちゃんが遊んでくれてるでしょ?」
「駄目よ、今度は四人でやるの。」←悟はメンバーに入ってない模様。

と珠希の手を引っ張る彩に

「彩!わがまま言っちゃ駄目よ。」
「よし!じゃあお父さんとやろうか!」
「うん。」と退場。

四人で仲良くジェンガやってるのを中庭から眺める珠希。

部屋にて珠希&彩

「おじさん、いつかアメリカに帰るって言ってた。
 もう会えなくなっちゃうのかな?」
「そうね、彩は寂しい?」
「うん。元々うちの病院のお医者さんだったんでしょ?
 どうして遠い所になんて行っちゃったんだろう?」
「そんな事いいからもう寝なさい。」
「はあい。おやすみなさい。」

==彩と恭介を二度までも引き裂こうとしている決断は
  果たして正しいのか珠希の心は揺らぎはじめていました。==

医局にて恭介&珠希。

「今回のオペの患者だ 君に第一助手をお願いしたい
 どんなに言葉は取り繕えても メスは誤魔化せない」
「恥じる事など何もありません。」
「それならすぐに打ち合わせだ。」

さっそく会議室にて打ち合わせ。
恭介が説明してる中、珠希は過去の恭介との抱擁を回想中。

『『君と同じ罪を背負って生きていきたいんだ
  君の苦しみは俺の苦しみだ 一緒に生きていこう』』

廊下にて珠希に
「さっき彩ちゃんに会いましたよ。」と三枝登場。

「珠希さんと悟さん、どちらに似てるのかしら?
 随分と恭介さんに懐いているみたいですね。
 亮太さんの次は彩ちゃん。
 珠希さんは結局そうやって誰かを口実にして
 恭介さんに近付こうとしてるんじゃ..?」
「そんなに恭介さんの事が心配だったら
 一日も早くアメリカにつれて帰って下さらない?
 恭介さんには日本に居てほしくないのよ。
 私達の幸せのためなの。」退場珠希。

亮太と英夫の遺影の前に立ち尽くす珠希。
「本当は私が、、」と呟いてると
「珠希さん、どうかした?」映子登場。

「ちょっと亮太の事を思い出して。」
「そんな顔してたら亮太も心配するわ。
 この子はず〜っとあなたの幸せを願ってたんだから。」
「私は自分の幸せなんか捨てたんです。
 ただひたすらに彩の幸せの為だけに生きていこうと..
 でも時々、今の生活にとても穏やかな幸せを感じてしまう事があって
 私はそんな自分が許せなくて情けなくて
 亮太をあんな目にあわせておきながら自分だけ..」
「亮太が病気になったのはあなたせいなんかじゃない。
 亮太を救おうと必死だったわ。
 その事は亮太も一番良く分かってるはずよ。」
「違うんです。」と安楽死件を言おうとするが

「珠希さんの気持ちはよく分かるわ。
 私も英夫さんを失った時には同じような気持ちだった。
 でも私には恭介がいた。あなたには彩がいる。
 あなたは彩を幸せにする責任があるでしょ。
 いつまで過去の事を悔いていても仕方ないわ。
 あなたも前を向いて胸を張って自分の人生を生きていきなさい。」
「お母さん、、」
「ねえ亮太。あなただってそう思うでしょ?」

亮太の遺影アップ!

どこかに電話する珠希。

「もしもし加賀見です。お話したい事があります。」

翌日、珠希、謙治に呼ばれ院長室へ。

「秀慶大からまた患者の受け入れを頼まれた。早急に手配を..」
「せっかくですがお断りしていただけないでしょうか?
 この先もできないものはできないときちんとお断りするつもりです。」
「珠希、何があったんだ?」
「これまでの自分の姿勢を振り返ってみました。
 確かに秀慶大とのパイプは必要です。
 だからといって徐々にエスカレートしていく要求に
 全て答えていくのは不可能では..?
 今の状況に満足しそれを大切に守っていく事も必要なのではないかと。
 そうする事でいつか恭介さんとも
 分かりあえる日が来るのではないかと..」

会議室にて鈴を眺める珠希、そこへ恭介登場。
鈴は握りしめたまま。

「話とは何だ?気が変わったと言うのか」
「私はアメリカに帰られた方が先生のためだと申し上げました。
 でもやはりこの病院には先生のお力が必要なんじゃないかと..」
「どういう風の吹き回しだ?」
「先生さえ憎しみを捨てて下さるのなら
 私はいつまででもこの病院に居ていただきたいと思っています。」
「俺は君達が憎いからこそ ここに居るんだ
 その思いを取り裂くなら ここに居る意味などない」
「ですがこの病院の未来を思う気持ちは変わらないはずです。
 そしてその気持ちは私達も一緒だと思っています。」
「君が見ているのはこの病院の未来ではなく
 彩の未来じゃないのか?
 君が彩を思う気持ちを否定する気はない
 しかし 俺とは根本的に見ているものが違う」
「そんなことはないはずです。
 あの子は私にとってあの子はただの子供じゃない。
 だって、、あの子は私と、、私と」

見つめ合ってると

「珠希!」と悟入室。
「こんな所にいたのか。直ぐに院長室に来てくれ。」退場珠希。
取り残された恭介。←妙にクールだった。あっ!いっつもクールか。

院長室にて悟&仁&珠希&悟。

「何があったんです?」
「厚生局から通知が届きました。」
「どういう事ですか?」
「加賀見病院から健康保険適用外の診療にまで
 保険請求されてる可能性があるそうだ。」
「それは不正請求という事?」
「保険認定解除の可能性が高いと言うことだ!」
「つまり加賀見病院では健康保険が使えなくなる。」
「全て自己負担でよしとする患者など皆無だ。
 直ぐに手をうたねばうちの病院は確実に潰れる!」
===つづく=====

テレビ雑誌のあらすじ読みました。
あの〜白と黒に引き続きまた誘拐ですか。
いいのに。つまんないだろうから。

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