「私は一度は敵にまわろうとした人間..」
「うちの病院を娘に与えるために出来る事は全てしたいんです。」
「加賀見病院にダメージを与えてほしいと依頼してきたのは恭介さんよ。
 その事と何か関係あるんでしょ?」
「私は結婚する前、恭介さんの事を愛していました。
 でも今は悟さんの妻..一度愛した人が自分のいるべき場所に
 戻る事が出来ないのは私に理由が..
 その事も含めてお力を貸していただきたい..」
「あなたは正直な人ね。考えてみるわ。」
「よろしくお願いします。」

加賀見病院にて悟&恭介。

「お前はどう思っているんだ? 
 お前の父親が俺の父さんを殺したかもしれないという話だ。」
「珠希が自分の罪を認めてる。俺はそれを信じる。」
「結局 お前も珠希と同じ人間に成り果てたって事か
 目の前の幸せにすがりついて生きる浅ましい人間..
 今のお前達の生活は 過去を塗りつぶした上に築きあげた
 所詮 砂上の楼閣に過ぎない」退場恭介

病室にて謙治&奥村。

「理事を引き受けてほしいって頼まれたの。
 娘の為に病院の後ろ楯になってほしいって..
 恭介さんと珠希さんって昔お付き合いされていたそうね。」
「それが理事の話と何の関係が..?」
「珠希さんが言ったの、自分のために加賀見家を去った恭介さんを
 加賀見家に戻してほしいって。」
「そんな事より理事の件、どうするつもり..?」
「出来る事なら珠希さんと会う事は避けたいわ。」
「それだったら断ってもらって構わん。
 40年間一度も珠希と会いたいと思わなかったか?」
「ないわ。私の汚点だと思ってるくらい。」
「ご主人はよく黙っていたな。」
「奥村は珠希さんを身籠ってる間に死んだのよ。
 珠希さんを捨てて野心の塊になって今日まで生きてきたわ。」
「それで議員にまでのぼりつめた、そういう事だったのか。」
「あなたを捨てた罰があたったのかも..」
「いや〜、捨てられたのに今頃になって俺のここに罰があたったよ。」

と笑いあってると映子登場、紹介されすぐ退場奥村。
映子に昔奥村と付き合ってた事を話す謙治。

「珠希が奥村先生に理事になってほしいと頼んだそうだ。
 彩と恭介の将来のために..」

オペ室前にて珠希&恭介

「奥村議員に理事になってほしいとお願いを..
 病院の今後のために恭介さんにも力になってほしい..」
「君達の幸せのために 俺に奉仕をしろと..?」
「恭介さんの居る場所は加賀見病院です、加賀見家なんです!」
「加賀見家は君と彩と悟の三人が守っていくんじゃ..?
 そこに俺の場所などないという事は 君が一番良く分かっているはずだ」
「本当は罪をあなたに被せた私こそ恨まれるべき人間..
 その事が全てを狂わせている事に今気付いた..」
「君はどうするつもりなんだ?」
「恨みの連鎖を終わりにしたい..
 亮太を死に追いやった私こそが恨まれるべき人間..
 恭介さんの謙治さんへの恨みをどうか私に向けて下さい!」

加賀見家にて悟&映子&彩&珠希。
悟と映子に奥村に理事を頼んだことを報告する珠希。
恭介の話ばっかりしてくる彩。

「お母さんと恭介おじさんとどちらが凄いお医者様なの?」

悟の事なんて比べる価値もない模様。

「恭介おじさんはお母さんなんかと比べ物にならないくらい凄いお医者様なのよ。」
「そっか。彩も将来は恭介おじさんみたいなお医者様になる。
 それでね加賀見病院で働くの。
 彩、恭介おじさんの事がだ〜〜い好き!」

彩、父親の悟みたいな医者にはなりたくない模様。

寝室にて悟、恵の様子が変だったと珠希に話す。

「これまで自分のしてきた事に自信が持てなくなったと..
 今まで母さんなりに父さんとの絆を信じていたんだ。」
「私がお母さまに寂しい思いをさせてしまって..
 一人で暮らす事に疲れてしまったんじゃ..」
「君だけじゃない。今の生活を選んだ責任は俺にだってある。」
「悟さん?ありえない事だけどもしこの家を出て
 銀座のお母さんと一緒に暮らそうって言い出したら賛成してくれる?」
「そうしたらこっちのお父さんやお母さんはどうなるんだ?」
「あくまでも仮にの話よ。仮に私達が居なくなった後
 恭介さんが戻ってきたとしたら」
「母さんは喜ぶだろうけど父さんはどうかな。」
「そうね。じゃあ彩をおいて私達だけ出て行くっていうのは?」
「何をバカな事言ってるんだ。
 彩をおいて二人だけで銀座の母さんと暮らすなんてあり得ないことだろ?
 それに君が彩を手放すなんて考えられない。」
「そうよね。」

彩の部屋にて珠希。

==彩とは別れたくない。でもいつかその日がやってくる。
  珠希はその日が来る事を改めて覚悟するのでした。==

Club Meguに仁登場、驚く恵。

「今まで何をしていたの?あなたまさか謙治さんの事を、、」

頷く仁。

「バカ。本当にバカ!
 情けなくて殴る気にもならないわ。」
「我慢ならなかったんだよ。
 人を散々利用しておいて必要がなくなったらゴミのように捨てる。」
「どうしようもないあんたを拾って事務長にまでしてくれたのは謙治さん..
 どんな目に遭わされようと真心を持って尽くすべきだったのよ!」

自首しようとする仁を引き止める恵。

「警察沙汰になれば悟がどれだけ肩身の狭い思いをするか..
 私に任せておきなさい。」

ホテルの恭介の部屋に三枝登場。

「しばらく鎌倉の実家に帰っていました。」
「ようやく実家に帰る気になったのか?」
「いいえ。実家には二度と帰りません。
 実家で私考えたんです。そしたらやっぱり私は
 恭介さんのそばを離れることが出来ないって分かったんです。」
「俺の事など忘れて 君は君の人生を歩けばいい」
「私は恭介さんに振り向いてもらえなくても
 煩わしいと言われても例え嫌われても恭介さんの近くに居たい..
 このホテルの別の階に部屋をとりました。
 何かあったら連絡して下さい。
 私の人生の幸せは私が決めます。」退場三枝。

謙治の見舞いにきた恵。

「お加減いかがですか?」
「ようやく来たな。」
「仁がとんでもない事をして本当に申し訳ありませんでした。」ぺこり

「仁は理事にしてくれとあなたに脅迫していたそうですね。
 亮太さんの遺書の事、本当なんですか?」
「なぜお前に答えなきゃならんのだ?」
「私は真実はどうでもいい..
 あなたが苦しんでいるのなら少しでも私に頼って欲しいだけ..」
「有難い言葉だがお前を頼ったところでどうなる?」
「私はやっぱり映子さんには勝てなかった..
 あなたの事は一番良く分かってると思っていました。
 だから映子さんには負けてはいないと。
 でもそれは独り善がりの自惚れだった。」
「恵、お前がいてくれたから今の俺がある。
 加賀見家からも恋人からも見捨てられた俺は逃げるように山梨へ..
 あの時、診療所でお前に出会えてなかったら俺はどうなってたか..
 三人家族の暮らしに満足しているべきだったのかも..」
「何かありましたらいつでも仰って下さい。」
「仁に会わせてくれないか?話を聞いてやりたい..」
「分かりました。本人に伝えます。」退場恵。

恵とすれ違い謙治の病室へ来る奥村。

「珠希さんの生い立ち、調べさせていただいたわ。
 随分あなたにはお世話になったみたいね。
 今日は感謝の言葉を言いに..
 珠希をよろしくお願いします」ぺこり
「それじゃあ。」
「理事の件、決めたのか?」
「ええ、決めたわ。」

病院の廊下で珠希と彩が仲良く手を繋いで歩いてると恭介と遭遇。

「おじさん!おじいちゃんの所にお見舞いにいくのよ!」
「そっか」
「おじさんってお母さんより凄いお医者さんなんだってね。
 お母さんが言ってた。」
「この子は恭介さんに憧れてるみたいなんです。」

無言の恭介を見て彩

「おじさんはお母さんが嫌いなの?」
「どうして?」
「だって全然優しくないじゃない。
 お母さんにもっと優しくしてあげて。」
「一緒にジュース飲もうっか!」
「うん!」
「いいだろ?」と珠希に一応許可を取る恭介。
「ええ。」
「お母さんが許してくれたよ 行こう」
「ヤッターー」と恭介の手をとる彩。

そして珠希を見つめ「お母さんも一緒に行こう。」
と珠希の手を取り歩き出す。←を見つめる奥村。
===つづく=====

早くこのドラマ終わらないかな〜って思いながらも観てます。
全然盛り上がりませんけど?
このドラマ、面白いんでしょうか?
いつか、いつか面白くなってくるだろうと思い観てきましたよ。
で、気付きました。『いつか』なんてこない事に。
でも最後まではちゃんと観ます。

三枝ももっと引っ掻き回してくれるのかと期待してましたが全くでして。
2、3日に一度出てるだけ。

10年以上も経ってまだ恨み続けれるのも凄いですよね。
観てる限りじゃ謙治って良い所あるな〜って思うシーンあるし
情とかでてこないんでしょうかね。

コメント