■愛讐のロメラ(第61話)
2008年12月24日 愛讐のロメラ「彩!」
「お母さん!
あっおじさん!どうしてここにいるの?」
「お墓参りに来たんだ」
「ふ〜ん。」←実はそれほど興味なさげな彩ちん。
「彩、何か描けたの?」
「うん。やっぱり上手に描けなかった。
風景の絵は難しいや。」
と言ってスケッチした絵を珠希に見せる彩。
一枚絵をめくると家族の絵が。
「これは?」
「一応、これがお母さんでこっちがお父さん。
それでおじいちゃんとおばあちゃんと私。
家族の絵だよ。入院中に描いたの。」
悟だけが激似です。パーマのおかげか?
「凄くよく描けてるわ。」
「本当?」
「うん。」
「おじさん、お母さんって小さい頃この辺に住んでたって知ってた?」
「ああ。」
「彩、帰りましょう。」
「ええ〜もうちょっといたいよ。」
「駄目よ。もう帰らないと。帰れなくなるわ。」
恭介を見つめ「それじゃ。」と去る彩と珠希。←を見つめる恭介。
加賀見家にて亮太の描いた家族絵の中の亮太を眺める珠希の心の声、
「「全てを忘れて楽になるなんて許されない。
私はあなたを殺してしまったんだから。」」
==珠希にとって謙治への復讐は亮太への償いでもありました。
しかしこの償いはわが子を悲しませる事に違いなかったのです。==
恭介のホテルの部屋にて三枝に
「すまん 今日は疲れてるんだ 部屋に戻ってくれ」
え?今日はって事はいつも恭介の部屋に来てたの?
ったく、お前達どういう関係なんだよ!
「昔、珠希さん山梨に住んでいたんでしょ?
昔の事思い出しちゃった?」
無言の恭介。←思い出しまくりのようです。ある意味分かりやすい恭介。
「東京に戻ってきたばかりの頃、
あなたと珠希さんが言い争ってるのを見たわ。」
珠希の台詞の回想
『『私はあなたに亮太の事で罪を被せて裏切った。
私を恨んで下さい、憎んで下さい。』』
「私にはあれ、愛して下さいって叫んでいるように聞こえた。」退場三枝。
それを聞いてもいたってクールな恭介なのであ〜る。
一条家にて入院中に彩が描いた家族絵を悟に見せる映子。
「悟、大丈夫?なんだかすごく疲れてるみたい..」
「近々あの家に戻ります。分かってた..
こんな事をしていても何の解決にもならないって事は..
本音を言うと珠希は俺が別れ話を切り出したら
あっさりと頷くような気がして怖いんだ。
この11年の歴史が俺達にはあると思ってきたけど
そんな自信も兄さんが帰ってきて吹き飛んでしまった。
父さんと銀座の母さんを見てきたからね。
歳月はそれだけじゃ何も保証してくれないって分かってたんだ。」
なるほど。分かりやすい実例ですね。
「悟、、」
「母さんを責めてるわけじゃないんだ。
でも誰だって心の中にはいつまでも忘れられない人はいるだろ?
それが俺にとっては珠希なんだ。きっと珠希は」
「悟、、あなたは彩の父親なのよ。...悟?」
「いや、俺は子供の頃からずっと彼女に片思いをしてきたんだ。」
「たった一人を思い続けれると言うことは
幸せなことなのよ。」
報われなくても幸せなんでしょうか??映子さんよ!
今の悟にどんな言葉を投げかけてあげても
通用しません、悲惨な人生ですから。
彩の描いた家族絵を見て
「よく描けてるな〜。よく描けてるよ。」と悟。
加賀見病院の休憩室にて恵&珠希。
「単刀直入に言うわ、このまま悟と別れたらどうかしら?
あなたは彩だけがそばにいればいいと思ってるんでしょ?」
「そうは思っていません。彩は加賀見家の子です。
私が一緒にいる事だけが親子と言うわけではないと..
だからいつか彩にも全てを明らかにして
お母さんの事もおばあちゃんと呼べる日が来たらいいなって。」
「いいわね..そんな未来..」
「ええ。」
「珠希さん、奥村さんに聞いたんだけどあなた、、」
「ええ。彼女は私の実の母です。」
院長室にて悟、何かの鑑定結果をみて愕然とし
右手で顔右半分を覆ってる不自然な悟ちゃん。
Club Meguにて恵&悟。
「母さん、ありがとう。
母さんは本当に俺のために嘘をついて..
俺、あのまま母さんに騙されておけば良かった。
あの後、また調べたんだ。
母さんがあんな事で嘘をつくはずがないって、、。
怖かった、、。でもその恐怖が現実になった。」
ポケットから鑑定結果を取り出す悟。
【加賀見 謙治が、加賀見 珠希の生物学的父親である確率はかなり高い。
総合親子指数(CPI)378,995
父性確率:99.9999%】
「珠希と父さんは、、」
「止めて、、」
「俺は父さんを恨むよ。でもまた父さんのせいで人生を左右される気はない!
もう嫌なんだ!」
ポロリと流れる恵の涙、、、いい感じで流れておりました。
加賀見家にて謙治&珠希。
「山梨に行ってきたんだってな。彩が電話をくれた。
よっぽど楽しかったんだろう。声が弾んでいたぞ。
彩のあの明るい声、愛くるしい笑顔は我が家の宝物だ。
こんな環境の中であんないい子に育ってくれたのは
珠希、全てお前のおかげだ。だがな考えてみたら
当の本人のお前が心底笑った姿を見たことがないのかもしれない。」
あれ?今頃気付いちゃいました?
気付くの遅すぎだよ、謙治〜!
ついでに恭介もね!
「ただいま〜。」と彩&悟帰宅。
「彩〜。」
「やっぱりお家に帰ろうってお父さんが。」
「悟さん、、」
彩は荷物を置きに部屋へ。
「やっぱりこの家に戻って来る事にした。
君と意見が合わないところはそのままでもいい。
それでも俺達は家族なんだ。
どんな事があっても俺は君と生きていく覚悟を決めた。
詳しいことはまた後でゆっくり話そう。」
「それと、父さん。
DNA鑑定をした。俺と父さんは親子だったよ。
だからって戻って来たわけじゃないけど一応伝えておくよ。」
「ハァ〜〜ッ。恵のやつ、、」
寝室にて悟&珠希。
「父親が違うと言うのは母さんの嘘だった。
俺があんな父さんと親子でいるのは辛いだろうって
気遣ってくれたらしい。」
「そう。」
「親子って血の繋がりだけじゃないのにな。君もそう思うだろ?」
「悟さん、私あなたにあんな事を言ったのに、、」
「彩は俺の子じゃなかったんだな。」
驚く珠希。
「すまない。DNA鑑定をしてしまったんだ。
君は何故、彩を俺の子だと?答えてくれ。」
「彩の事を考えたらあなたの子にするのが一番だと思ったんです。
ごめんなさい。」ぺこり
「彩は俺の子だ。彩にとって父親は俺だ。
血の繋がった父親が誰かなんて関係ない。」
「本当の父親が誰かなのかもご存じなんですね。
それでもあなたは彩を愛してくれますか?
私と夫婦でいられるんですか?」
「ああ。」
「何があっても彩を愛してくれますか?」
「ああ。俺は彩を育ててきたんだ。
全てを知ってしまった今、
彩と血の繋がった父親のことはこのまま伏せておきたいと思っている。
君はこの先も俺と夫婦を続ける気があるなら
俺はこのまま君と生きていきたい。
お互いを傷つける事があっても俺は君と一緒に生きていきたいんだよ。」
加賀見病院のオペ室の前にて珠希&恭介。
「彩は山梨は初めてだったのか?」
「ええ。彩は、、彩は、、あなたの子です。あなたの娘なんです。」
だから何でこんな場所で告白してんだよ!
場所考えろって!
「彩がいると分かった時、恭介さんは日本では働けない状況..
彩の事を考えたら加賀見家に入るのが一番だと。」
「珠希、、」
「私が今、あなたにそれを告げたのは
あなたに彩のこれからを助けてあげてほしいからです。」
「悟は この事を知っているのか?」
「この11年間、誰にも知られてはきませんでした。
でも夕べ、悟さんは血の繋がりのないが事を知ってしまいました。
それでも悟さんは彩を自分の娘だと言ってくれています。
彩にもまだ事実は明かさないつもりです。
ただ心配なんです。事実を知った以上、悟さんの気持ちが変わるかもしれない。
何かがあった時、私が彩を託す事が出来るのは
勝手かもしれないけどあなたなんです。」
珠希って恵や映子にも彩を託すのどうのこうの言ってたよな。
「どういう意味だ?」
「万が一の話です。」
「万が一 彩を俺に託す場合とはとういう意味だ?
俺は君が死んで 彩のその後を心配すると言う意味に聞こえた」
そういう意味で合ってると思います。
「私は死ぬなんてバカなことはしません。
そんな事をしたら母と同じだわ。
私と亮太を残して死んでいった母を
私はどんな事情があったにせよ身勝手だったと思っています。」
珠希のこれまでの行動も十分身勝手。
「親が先に死んで残された子供の辛さを
私は誰よりもよく分かっています。
彩にだけはそんな思いはさせたくない
させちゃいけないって思っています。」
「信じていいんだな」
「ええ。」
「俺は全てを忘れたいと山梨で呟いた君が
本当の君だと思う 俺も君と同じ気持ちだ
全てを忘れて 幸せになりたい
あの時は本当にそう思った」
珠希の手を握り
「そう願うことは そんなに悪いことではないと 俺は思う」
両手で珠希の手を握りしめ見つめ合ってると看護師登場。
ただ全くこいつら二人を見てなかったようでスルー。
慌てて手を離す二人。
「あなたにはただ事実を知ってもらいたかっただけです。
すみません。」ぺこり退場珠希。
加賀見家にて恵&謙治。
「悟は?」
「昨日彩を連れて帰ってきたよ。
恵、やっぱり俺と悟は親子だったじゃないか。
ああ?悟だって心配してDNA鑑定までしたんだぞ。」
「ええ。悟は間違いなくあなたの子よ。」
「ハァ〜ッ!!俺達は医者だぞ?
ああん?なんでそんなすぐバレる下らん嘘をついた?」
「突き通せるなら突き通したかった嘘です!」
「そんなに俺が悟のおやじなのが嫌か?」
「ええ嫌よ!あなたのせいよ?
みんなあなたのせい!!」
「どうしたんだ、恵??」
「珠希の母親は奥村希和子だったのね。」
「ああ、そうだ。」
「それで珠希の父親はあなたよ、謙治さん。」
「ああん???」
「悟が珠希のこともDNA鑑定したのよ。」
「なんだとぉ〜?」
「嘘をついてでもその事実を変えたかったのよ。
でも結果的にはあの子は気付いてしまった、、
心底ショックをうけて、、、
それでも一生懸命になんとか珠希を守って
何があっても一緒に生きていくって言ってるのよ!!!」
「何をわけの分からんことを言っているんだぁっ!!!」
「悟の人生を返してよぉぉぉ〜〜〜っ!!!」
この時の恵の演技よかったですよ。
これまた涙がいい感じで流れてましてね、はい。
学長室にて謙治、ウロウロしてると奥村登場。
「謙治さん、、」
「どういうことなんだ??」
「ごめんなさい。珠希は私とあなたの、、」
「一体どういう事なんだぁっっ!!」
「ごめんなさい、、」
===つづく====
謙治がやらかした事なのに逆切れしちゃってます。
「お母さん!
あっおじさん!どうしてここにいるの?」
「お墓参りに来たんだ」
「ふ〜ん。」←実はそれほど興味なさげな彩ちん。
「彩、何か描けたの?」
「うん。やっぱり上手に描けなかった。
風景の絵は難しいや。」
と言ってスケッチした絵を珠希に見せる彩。
一枚絵をめくると家族の絵が。
「これは?」
「一応、これがお母さんでこっちがお父さん。
それでおじいちゃんとおばあちゃんと私。
家族の絵だよ。入院中に描いたの。」
悟だけが激似です。パーマのおかげか?
「凄くよく描けてるわ。」
「本当?」
「うん。」
「おじさん、お母さんって小さい頃この辺に住んでたって知ってた?」
「ああ。」
「彩、帰りましょう。」
「ええ〜もうちょっといたいよ。」
「駄目よ。もう帰らないと。帰れなくなるわ。」
恭介を見つめ「それじゃ。」と去る彩と珠希。←を見つめる恭介。
加賀見家にて亮太の描いた家族絵の中の亮太を眺める珠希の心の声、
「「全てを忘れて楽になるなんて許されない。
私はあなたを殺してしまったんだから。」」
==珠希にとって謙治への復讐は亮太への償いでもありました。
しかしこの償いはわが子を悲しませる事に違いなかったのです。==
恭介のホテルの部屋にて三枝に
「すまん 今日は疲れてるんだ 部屋に戻ってくれ」
え?今日はって事はいつも恭介の部屋に来てたの?
ったく、お前達どういう関係なんだよ!
「昔、珠希さん山梨に住んでいたんでしょ?
昔の事思い出しちゃった?」
無言の恭介。←思い出しまくりのようです。ある意味分かりやすい恭介。
「東京に戻ってきたばかりの頃、
あなたと珠希さんが言い争ってるのを見たわ。」
珠希の台詞の回想
『『私はあなたに亮太の事で罪を被せて裏切った。
私を恨んで下さい、憎んで下さい。』』
「私にはあれ、愛して下さいって叫んでいるように聞こえた。」退場三枝。
それを聞いてもいたってクールな恭介なのであ〜る。
一条家にて入院中に彩が描いた家族絵を悟に見せる映子。
「悟、大丈夫?なんだかすごく疲れてるみたい..」
「近々あの家に戻ります。分かってた..
こんな事をしていても何の解決にもならないって事は..
本音を言うと珠希は俺が別れ話を切り出したら
あっさりと頷くような気がして怖いんだ。
この11年の歴史が俺達にはあると思ってきたけど
そんな自信も兄さんが帰ってきて吹き飛んでしまった。
父さんと銀座の母さんを見てきたからね。
歳月はそれだけじゃ何も保証してくれないって分かってたんだ。」
なるほど。分かりやすい実例ですね。
「悟、、」
「母さんを責めてるわけじゃないんだ。
でも誰だって心の中にはいつまでも忘れられない人はいるだろ?
それが俺にとっては珠希なんだ。きっと珠希は」
「悟、、あなたは彩の父親なのよ。...悟?」
「いや、俺は子供の頃からずっと彼女に片思いをしてきたんだ。」
「たった一人を思い続けれると言うことは
幸せなことなのよ。」
報われなくても幸せなんでしょうか??映子さんよ!
今の悟にどんな言葉を投げかけてあげても
通用しません、悲惨な人生ですから。
彩の描いた家族絵を見て
「よく描けてるな〜。よく描けてるよ。」と悟。
加賀見病院の休憩室にて恵&珠希。
「単刀直入に言うわ、このまま悟と別れたらどうかしら?
あなたは彩だけがそばにいればいいと思ってるんでしょ?」
「そうは思っていません。彩は加賀見家の子です。
私が一緒にいる事だけが親子と言うわけではないと..
だからいつか彩にも全てを明らかにして
お母さんの事もおばあちゃんと呼べる日が来たらいいなって。」
「いいわね..そんな未来..」
「ええ。」
「珠希さん、奥村さんに聞いたんだけどあなた、、」
「ええ。彼女は私の実の母です。」
院長室にて悟、何かの鑑定結果をみて愕然とし
右手で顔右半分を覆ってる不自然な悟ちゃん。
Club Meguにて恵&悟。
「母さん、ありがとう。
母さんは本当に俺のために嘘をついて..
俺、あのまま母さんに騙されておけば良かった。
あの後、また調べたんだ。
母さんがあんな事で嘘をつくはずがないって、、。
怖かった、、。でもその恐怖が現実になった。」
ポケットから鑑定結果を取り出す悟。
【加賀見 謙治が、加賀見 珠希の生物学的父親である確率はかなり高い。
総合親子指数(CPI)378,995
父性確率:99.9999%】
「珠希と父さんは、、」
「止めて、、」
「俺は父さんを恨むよ。でもまた父さんのせいで人生を左右される気はない!
もう嫌なんだ!」
ポロリと流れる恵の涙、、、いい感じで流れておりました。
加賀見家にて謙治&珠希。
「山梨に行ってきたんだってな。彩が電話をくれた。
よっぽど楽しかったんだろう。声が弾んでいたぞ。
彩のあの明るい声、愛くるしい笑顔は我が家の宝物だ。
こんな環境の中であんないい子に育ってくれたのは
珠希、全てお前のおかげだ。だがな考えてみたら
当の本人のお前が心底笑った姿を見たことがないのかもしれない。」
あれ?今頃気付いちゃいました?
気付くの遅すぎだよ、謙治〜!
ついでに恭介もね!
「ただいま〜。」と彩&悟帰宅。
「彩〜。」
「やっぱりお家に帰ろうってお父さんが。」
「悟さん、、」
彩は荷物を置きに部屋へ。
「やっぱりこの家に戻って来る事にした。
君と意見が合わないところはそのままでもいい。
それでも俺達は家族なんだ。
どんな事があっても俺は君と生きていく覚悟を決めた。
詳しいことはまた後でゆっくり話そう。」
「それと、父さん。
DNA鑑定をした。俺と父さんは親子だったよ。
だからって戻って来たわけじゃないけど一応伝えておくよ。」
「ハァ〜〜ッ。恵のやつ、、」
寝室にて悟&珠希。
「父親が違うと言うのは母さんの嘘だった。
俺があんな父さんと親子でいるのは辛いだろうって
気遣ってくれたらしい。」
「そう。」
「親子って血の繋がりだけじゃないのにな。君もそう思うだろ?」
「悟さん、私あなたにあんな事を言ったのに、、」
「彩は俺の子じゃなかったんだな。」
驚く珠希。
「すまない。DNA鑑定をしてしまったんだ。
君は何故、彩を俺の子だと?答えてくれ。」
「彩の事を考えたらあなたの子にするのが一番だと思ったんです。
ごめんなさい。」ぺこり
「彩は俺の子だ。彩にとって父親は俺だ。
血の繋がった父親が誰かなんて関係ない。」
「本当の父親が誰かなのかもご存じなんですね。
それでもあなたは彩を愛してくれますか?
私と夫婦でいられるんですか?」
「ああ。」
「何があっても彩を愛してくれますか?」
「ああ。俺は彩を育ててきたんだ。
全てを知ってしまった今、
彩と血の繋がった父親のことはこのまま伏せておきたいと思っている。
君はこの先も俺と夫婦を続ける気があるなら
俺はこのまま君と生きていきたい。
お互いを傷つける事があっても俺は君と一緒に生きていきたいんだよ。」
加賀見病院のオペ室の前にて珠希&恭介。
「彩は山梨は初めてだったのか?」
「ええ。彩は、、彩は、、あなたの子です。あなたの娘なんです。」
だから何でこんな場所で告白してんだよ!
場所考えろって!
「彩がいると分かった時、恭介さんは日本では働けない状況..
彩の事を考えたら加賀見家に入るのが一番だと。」
「珠希、、」
「私が今、あなたにそれを告げたのは
あなたに彩のこれからを助けてあげてほしいからです。」
「悟は この事を知っているのか?」
「この11年間、誰にも知られてはきませんでした。
でも夕べ、悟さんは血の繋がりのないが事を知ってしまいました。
それでも悟さんは彩を自分の娘だと言ってくれています。
彩にもまだ事実は明かさないつもりです。
ただ心配なんです。事実を知った以上、悟さんの気持ちが変わるかもしれない。
何かがあった時、私が彩を託す事が出来るのは
勝手かもしれないけどあなたなんです。」
珠希って恵や映子にも彩を託すのどうのこうの言ってたよな。
「どういう意味だ?」
「万が一の話です。」
「万が一 彩を俺に託す場合とはとういう意味だ?
俺は君が死んで 彩のその後を心配すると言う意味に聞こえた」
そういう意味で合ってると思います。
「私は死ぬなんてバカなことはしません。
そんな事をしたら母と同じだわ。
私と亮太を残して死んでいった母を
私はどんな事情があったにせよ身勝手だったと思っています。」
珠希のこれまでの行動も十分身勝手。
「親が先に死んで残された子供の辛さを
私は誰よりもよく分かっています。
彩にだけはそんな思いはさせたくない
させちゃいけないって思っています。」
「信じていいんだな」
「ええ。」
「俺は全てを忘れたいと山梨で呟いた君が
本当の君だと思う 俺も君と同じ気持ちだ
全てを忘れて 幸せになりたい
あの時は本当にそう思った」
珠希の手を握り
「そう願うことは そんなに悪いことではないと 俺は思う」
両手で珠希の手を握りしめ見つめ合ってると看護師登場。
ただ全くこいつら二人を見てなかったようでスルー。
慌てて手を離す二人。
「あなたにはただ事実を知ってもらいたかっただけです。
すみません。」ぺこり退場珠希。
加賀見家にて恵&謙治。
「悟は?」
「昨日彩を連れて帰ってきたよ。
恵、やっぱり俺と悟は親子だったじゃないか。
ああ?悟だって心配してDNA鑑定までしたんだぞ。」
「ええ。悟は間違いなくあなたの子よ。」
「ハァ〜ッ!!俺達は医者だぞ?
ああん?なんでそんなすぐバレる下らん嘘をついた?」
「突き通せるなら突き通したかった嘘です!」
「そんなに俺が悟のおやじなのが嫌か?」
「ええ嫌よ!あなたのせいよ?
みんなあなたのせい!!」
「どうしたんだ、恵??」
「珠希の母親は奥村希和子だったのね。」
「ああ、そうだ。」
「それで珠希の父親はあなたよ、謙治さん。」
「ああん???」
「悟が珠希のこともDNA鑑定したのよ。」
「なんだとぉ〜?」
「嘘をついてでもその事実を変えたかったのよ。
でも結果的にはあの子は気付いてしまった、、
心底ショックをうけて、、、
それでも一生懸命になんとか珠希を守って
何があっても一緒に生きていくって言ってるのよ!!!」
「何をわけの分からんことを言っているんだぁっ!!!」
「悟の人生を返してよぉぉぉ〜〜〜っ!!!」
この時の恵の演技よかったですよ。
これまた涙がいい感じで流れてましてね、はい。
学長室にて謙治、ウロウロしてると奥村登場。
「謙治さん、、」
「どういうことなんだ??」
「ごめんなさい。珠希は私とあなたの、、」
「一体どういう事なんだぁっっ!!」
「ごめんなさい、、」
===つづく====
謙治がやらかした事なのに逆切れしちゃってます。
コメント