「あなたとは結婚できない。婚約を解消して下さい」

って紀保が言ってんのに龍一ったら訳の分からん話をし始めました。

「(心中の)話は聞いた。
 枝から摘み取ったリンゴが苦かったからといって
 それは摘み取った本人の責任だ。
 君まで苦い思いをする必要はない。」

私、このリンゴ話の意味が分かりません。

「違うわ!そうじゃない!
 苦いリンゴを摘み取ったのは私。私は誓いをやぶったわ。
 なのにあなたと結婚したりすれば私は母と同じ過ちを犯すことになる」
「過ち?分からないな。
 君が僕と結婚して幸せになるんだ。
 それがどうして過ちを犯すことになるのか..
 僕にはさっぱり分からない。」

絶対分かってるはずなのにすっとぼけて

「分かってるのはただ一つ..」

“僕が君を愛してるってことだ”って言うのかと思ったら

「君は少し疲れてるってことだ。」

えええーーーっ!!
分かってるってそんなこと??

「大丈夫。何も結論を焦ることはない。
 僕らには時間がたっぷりあるんだから」

と紀保を抱き寄せるが紀保はサッと離れ

「ごめんなさい。
 あなたに悪いけれど私の気持ちはかわらない」
「待つよ。君の気持ちが変わるまで僕は待つ。
 今ここにこうしていられるのは紀保のおかげ..」

と龍一が話してる間、紀保は伊織との合体シーンを回想中。
そんなことも知らずしゃべり続ける龍一

「恋はいつか消える。だが愛はいつまでも消えずに残る。
 だから待ってるよ。」

永遠に待ってて下さい、チ〜ン。
しかも紀保父の言ってた台詞そのまんまです。

そんな二人の話を廊下で盗み聞きしてる紀保父であった。

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工作所では伊織が複雑なネジが「できたどーーー!!」とフキと盛り上がってます。
伊織、笑顔です。
昨日、紀保と何もなかったかのように仕事してます。
昨日のアレは何だったんだ??って感じ。

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アトリエKにて紀保&杏子。

「幸せじゃないのに幸せなふりしてデザインはできない!」
「いえ、描くんです!
 さあ、ペンを執って!あなたはプロです!」

ペン&スケッチブックを渡される紀保。

パタン(←スケッチブックを落とした音)

床にうなだれ

「ごめんなさい..
 幸せな愛を形になんて...今の私にはできない..」
「紀保さん..かわいそうに..(紀保の背中なでなで)
 苦しいんですね..でも今にきっとまた心から幸せを感じる日がきます。
 いつかきっと。その日が来るまで私は傍にいます。 
 お約束します」
「杏子ー」
「紀保さん..」抱き合う二人。

新しいカップルの成立であった。めでたしめでたし。

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一年後、ブライダルパーティー会場にて
グッタリ顔の紀保。←まだウジウジしてる。
階段でスーツ着た伊織とすれ違うもののお互い気付かず。
そこに「紀保センセーーー!!」とファンのような女が
紀保に向かって走ってくるものの男とぶつかり
男の持ってた紙袋に入ったレモンが階段の上から落ちていく。

なんだ?この演出は。吹きました。

レモンを拾う紀保、見上げると伊織。
み〜んなレモン取りに夢中ですが
この二人だけ見つめあってます。
パタパタ逃げるように去る紀保。追いかける伊織。
暫し話しして「約束があるの。それじゃ」と
パタパタと急いで去る動揺しまくりの紀保。

伊織がおやっさんの一周忌に花をどうのこうの言うまで
一年後ってことに気付きませんでしたよ。
よく見ると一年後ってテロップが出てました。
せめて紀保、分かりやすいように髪を束ねるとか
なんか変化つけてほしかったです。

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アトリエKにて、お疲れモードの紀保を気遣う杏子。

「いい機会だからこの際みんなに..」
「その話でしたらこの前も言った通りです」
「あれからもう一年よ。なのに私は未だに..」

そこへ携帯を忘れたセリがやってきて

「紀保先生のドレス..去年と比べたら
 デザインがかなりシャープになった..
 フワフワした感じが消えたっていうか〜
 柔らかい感じが消えたっていうか〜
 もちろん、今のデザインも嫌いじゃないけど...じゃ先行ってま〜す」

ちゃんとフォローもするセリたんなのであった。
ってかセリ、出番少なっ。
私結構好きなんですよね、セリたん。

「分かったようなコト言って...」
「分かってるのよ。今本当にデザインしてるのは私ではなく杏子だって」
「いいえ。私は紀保さんのかわりに手を動かしてるだけ。
 ここのデザイナーはハムラキホ。それで何の問題もありません!」
「杏子..あなたには感謝してるわ。でも..」
「羽村紀保の一番の理解者は私です。
 私たちは一心同体、そう思ってます(笑顔)」

一人になった紀保。龍一との会話を回想中。
この時の龍一の衣装にうけた。
オレンジのカーディガン?が今時??って感じで。

龍一は勉強のため最低でも一年NYに行ったようです。
最高だと何年いるつもりだったんでしょうか。
ずっと行ってたらいいのに。

『『その間、君は少しのんびりして気分をリフレッシュすればいい。
  婚約を解消するかどうかはそれから決めても遅くはないと思うけど、、
  どうだろう?』』
『『それじゃあ私のためにNYへ?』』
『『アハッ〜そうじゃない。
  僕も自分の力を伸ばすいい機会だと思ってる』』


このアハッ〜っていう笑い方がとっても龍一っぽかったです。

龍一からもらった指輪をはめ微笑む紀保。

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伊織、帰宅。
夕顔荘の自室にて紀保との回想。
どうやら伊織はこの一年でPCを買ってる模様。

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アトリエKに蔦子登場。どうも一年ぶりの再会のようです。
そん時の紀保のパンツ、アラビアンナイトみたいな感じで
キンキラキンのキンでした。

「龍一さんは元気?結婚なさったんでしょ?あれから」

やはり龍一が気になる蔦子はん。

「ああいえ。彼は今NYで向こうの弁護士事務所で勉強がてら働いて..」

「ああそう。私はてっきり結婚なさったとばかり..」

古い知り合いの人に頼まれて打掛をウエディングドレスに作り替えてほしいとのこと。
蔦子はんが帰った後、杏子にそのことを相談する紀保。
ブランドイメージが壊れるからと反対する杏子。

「この一年デザインをする気になれなかったわ。
 今日、蔦子さんの話を聞くうちに自分でも不思議なんだけど
 幸せになってほしい、、心の底から素直にそう思えた自分がいて
 ようやく新しい一歩を踏み出せるような、、そんな気がしてるの」

へえ〜。

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柴山工作所では新しい職人も増え新工場も完成まじかで活気づいてます。
新工場完成予想図をもって雄介登場。
伊織&フキ&雄介&蔦子でワイワイしてるところに
紅夏「早く早く〜」と紀保を引き連れ登場。
白けるフキ達...===つづく===


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