■夏の秘密(第44話)
2009年7月30日 夏の秘密龍一&紀保抱擁中に杏子登場。
龍一の帰国に驚く杏子。
====
施設にて伊織&フキ&みずえ(好物のあんみつパクパク)
「フキさんには一度きちんとおふくろを紹介すべきだと思って..」
「いつだったか和美さんが言ってたことがあったの。
伊織さんが私と結婚したがらないのは
ひょっとして隠し子でもいるんじゃないかって。
例えそうだとしても私、伊織さんとなら..って思ってた。
もちろん今もそう思ってる。私の気持ちは変わらない
お母さんのこと心を込めてお世話する..だから」
ガシッとフキの両手を握る伊織
「ありがとう、フキさん。
俺もフキさんとなら一緒にやっていけると思ってる
結婚しよう。
新しい工場が完成したらおやっさんに報告して
それから俺達..結婚しよう」
「本当に..?」←ウソです!
「本当ならこういう時、指輪の一つでも用意するんだろうけど
あいにくまだ」
「いいの!指輪なんて..
伊織さんの今の言葉聞けただけで十分幸せだから..」
と言いながらヌケヌケと
「でも..一つお願いしていい?
もし指輪を用意してくれるなら婚約指輪は伊織さんの手作りがいい」
とおねだりするフキなのだ。
「世界に一つだけの私だけの指輪が欲しいの
時間ならかかってもいい..待ってるから..私」
出た〜〜!龍一と同じく『待ってる』発言!
カチャーーーン(←みずえがスプーン落とした音)
フキ、とっさに自分のハンケチ持ってきてみずえに駆け寄る
「大丈夫ですか?お母さん
手が滑ったんですね..大丈夫ですよ..」
そんなフキを見つめる伊織。
こやつに介護を任せれる、、そう思ったに違いない。
でもまあそう言う意味ではフキには安心して任せられるよな。
長男の嫁にぴったりのタイプだ。
======
アトリエにて龍一&杏子
「打掛を仕立て直すってリフォームってこと?」
「そうなんです。何度も反対したんですが
紀保さんどうしてもやりたいと仰って..」
なぜか微笑みながら紅茶を飲む呑気な龍一
「龍一さんもご存じの蔦子さんのご紹介なんです」
「蔦子さん..(すっかり忘れてた模様です)....あっ浮舟の」
「紀保さん..今でもあの町が忘れられないようですわ..
あの町に住んでる人...って言った方がいいのかもしれませんけど」
と龍一をチラ見する杏子。
========
羽村家の別荘にて紀保&龍一&紀保父。
龍一の帰国を祝ってカンパ〜イ。
NYでの感想を述べる龍一
「とにかく、人、物、金、そして情報
これらの四つが常に目まぐるしく動いてまして..
言うなればラグビーの試合にボールが四つあるようなもので..」
ラグビーに例えられ「ハッハッハ〜」とご機嫌の紀保父。
ラグビーをしてない人間からすれば面白くもなんともない話。
「おかげでずいぶんと鍛えられました
何があっても慌てないだけの度胸はついたと思います。」
あいよ!期待してるぜ、龍一!
「龍一さんと結婚します。
私たち力を合わせて必ず幸せになります..必ず..」
と父に報告する紀保なのだ。
「どうやら私の出る幕はなさそうだ..」と安心顔の紀保父。
いえいえいえ、きっとまだ出番があるはずさ。
=========
伊織の部屋にてフキの婚約指輪作りの為
アクセサリー作りの道具をあけた伊織。
『『婚約指輪は伊織さんの手作りがいい..
世界に一つだけの私だけの指輪が欲しい..byフキ』』
を回想しニヤケる伊織。←なんかイメージと違う。
がしかし!
『『卑怯よ!こんなものまで渡しておいて..返すわ!!
そのかわり私の心を返して!
何も知らずにあなたを愛した私の心を返して!!by紀保』』
と、紀保とのやりとりを回想し思わず立ち上がる伊織。
やっぱ伊織も紀保を忘れれるわけないよな。うん、その調子だ。
========
浮舟にて打ち合わせ終了後、紀保、蔦子と談笑中。
「彼女、この前より一段と奇麗になったと思わない?
心が満たされてると目に見えない奇麗なオーラが出てくるのね」
えっ?それって紀保が
心が満たされてなくて見た目も全くオーラ無しってこと?
「本当を言うと私、迷ってたんです。
今の私に幸せを形にできる力があるのかどうか」
この台詞できっと蔦子はこの一年の紀保の苦悩を悟ったと思う。
「でも仰る通り、弥生さんの幸せの力が
私にまたデザインする力をくれたようで..
蔦子さんにも感謝しています。」
そこへ護を探して雄介登場。
護と雄介を気にする蔦子。
浮舟の向いの閉店したクリーニング屋の息子が護と同級生のようで
今どうしてるか知りたい様子の雄介。
『親の店を継いだ→株に手を出し→夜逃げ』だそうです。
詳しい話はラーメン屋にて。
紅夏が持ってた金魚をなんやかんやしてるうちに
夕顔荘にて紅夏&紀保&伊織、しばし談笑→でもぎこちない感じ。
======
施設にてみずえの髪をとくフキ。
みずえ、手鏡でフキを見てる。
「あなた..あの子と違うのね」
「えっ?」
「あの子はどうしたの?」
「あの子って誰のことですか?」
「そういえばあの子..この前泣いてた..どしたのかしら..」
紀保だと確信した様子のフキ。
そこへシスター登場で早速聞き込み調査のフキ隊員。
「ところで最近、、紀保さんは来てます?」
「以前はよくお見えになってましたけど今はお忙しいらしくて..
でも季節ごとに忘れずにお花を贈って下さるの..
このことは伊織さんには内緒ね。
余計な気はつかわせたくない、、そう仰ってたから」
紀保が紀保父のことを聞いた時は答えてくれなかったのに
紀保のことは喋りまくりのシスターなのである。
「ねえ?あの子はどうしたの?あの子は..」
そんなみずえの言葉なんて耳に入ってないようで
ギュギュギュ〜ッ(←フキがクシを握りしめる音)
やばい!コイツに介護は任せられない!!危険だ!!
========
アトリエにて紀保と住むマンションのパンフレットを見てニヤけてる龍一。
そこへ杏子、紀保を探して登場。
マンションのパンフレットに目がいく杏子。
「あら〜!マンション?
紀保さんと一緒に住むんですか?」
「ああ。」
「私もお隣に引っ越そうかしら〜」
思わずガン見の龍一。
「今のマンション日当たりが悪くて〜」
とテンション高めにパンフレットを見る杏子。
「杏子さん!前から一度言っておきたかったんだが
君の紀保さんに対する友情と献身には僕も心から感謝してる。
だが僕は紀保さんと結婚するんだ
頼むから僕と彼女の間に割って入るような真似は慎んでもらえないだろうか」
龍一も言う時はちゃんと言うんですね。
でも弁護士口調というかさ、お堅いよね。
でもまぁそれが龍一なのだ。
「割って入るって..お二人のお隣に住むことがそんなに悪いことなんですか?
この国ではどこに住むかは個人の自由だと思ってましたけど...」
とイジける杏子。←なんかかわいい。
「それはそうだが..しかし」
あれ?龍一!
慌てないだけの度胸がついたんじゃないのかよ!
教訓:人はそう簡単にかわらない。
トントン(ノックする音)
紀保が帰ってきたと思って我先にと立ち上がる杏子と龍一。
龍一に先を越され不貞腐れる杏子。←やっぱかわいい。
龍一がドアをあけるとそこにはフキが。
久しぶりの再会に驚きと感動の二人。
この二人が引っ付けばいいのに。待ち人同士さ。
工場の借金の件のお礼をいうフキ。
そこへ紀保登場でフキ早速報告。
「実は私..今度結婚することになったの。
相手はみなさんもよくご存じの..瀬田伊織さん。
この前..彼にプロポーズされて..」
「そう..おめでとう」と言う紀保を意味深な顔で見る杏子。
脳天気な龍一は自分のことのように喜んでおります。
「ウエディングドレスはぜひ紀保さんに..約束したでしょ?
私が結婚する時は紀保さんにお願いするって。
伊織さんもきっと喜んでくれると思うの。お願いできるわよね?.」
紀保を見る龍一
「フキさん..わたし」
「えぇ。もちろん!喜んでお引き受けします。
ねえ〜紀保さん?」
と返事する杏子。やりますな。
驚く紀保。不安そうに見つめる龍一。
「では詳しいことはまた改めて..」
「ええ。楽しみにしてます。
紀保さんも龍一さんとお幸せにね。」
「(テンション低めに)ありがとう」
フキを見送る杏子&紀保。
フキが去った後、
「杏子!何故引き受けたりしたの?
私は断るつもりで..」
「あそこで断ったりしたらフキさんが変に思うじゃありませんか。
今はもう伊織さんのことなどなんとも思ってないと分からせるいい機会です。」
「..あなた..知ってたの??伊織さんのこと..」
「お忘れですか〜?
私は羽村紀保の一番の理解者です。決して悪いようにはしません。
信じて下さい。(微笑み)」
いいぞいいぞ杏子!その調子だ!
アトリエに戻った杏子に龍一
「何故引受けるなんて言ったの?
紀保はもうあの町には関わらないって決めたんだ」
「あら〜関わるとなにかマズイ事でもあるんですかぁ〜?
..まさか..あのフキさんと以前なにか〜?」
それは“まず無い”けどさ、杏子、今日は絶好調だな。
「何を言ってる..そんなコトあるわけないだろ」
「なら、仕事のことにはどうか口を出さないで下さい。
ここは紀保さんと私のアトリエなんですから。」
と軽く龍一を睨み付けパソコンデスクに座りしてやったり顔の杏子。
弁護士なのに杏子に口では勝てない龍一なのであった。
========
工作所にてフキ&伊織
みずえの所へ行ってきたと報告するフキ。
嬉しそうにお礼をいう伊織。
両手を前で合わせジリジリ伊織に近付きながら
「よしてよ、お礼なんて。伊織さんのお母さんなら
私にとってもお母さんなのよ..当然でしょ?」
と言って伊織の背中にピタ〜っと張り付き腰に手を回す不気味なフキ。
微笑む伊織。←ここで微笑めるなんて、、伊織、、変わったなぁ。
腰にまわしたフキの手に自分の右手を重ねる伊織。
「それで帰りに紀保さんに会ってウエディングドレス..頼んできたの」
少し驚いた伊織の右手にフキが左手を重ね
「紀保さん、快く引き受けてくれたわ。」
伊織、ちょっと動揺してる風。
=======
アトリエにて紀保、スケッチブックを見つめボケ〜〜〜ッ。
====つづく====
いやいやいや、今日は楽しかったです。
だって杏子、大活躍。
今までで一番活躍したんじゃない?
私、杏子好きなんですよね。
色々邪魔していって下さい。
杏子が龍一狙いじゃないってことが分かった気がします。
紀保か?紀保狙いっていってもレズとかじゃなくて。
でも紀保狙いで龍一を仕掛けてるとしても
相手が伊織でも仕掛けてくるんだろうか?
紀保狙いの割には龍一ばかりに仕掛けライバル心剥き出しなのか謎です。
で、伊織さ、おやっさんの一周忌の花は紀保だと気付いたのに
みずえの花には気付かないんですね。
龍一の帰国に驚く杏子。
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施設にて伊織&フキ&みずえ(好物のあんみつパクパク)
「フキさんには一度きちんとおふくろを紹介すべきだと思って..」
「いつだったか和美さんが言ってたことがあったの。
伊織さんが私と結婚したがらないのは
ひょっとして隠し子でもいるんじゃないかって。
例えそうだとしても私、伊織さんとなら..って思ってた。
もちろん今もそう思ってる。私の気持ちは変わらない
お母さんのこと心を込めてお世話する..だから」
ガシッとフキの両手を握る伊織
「ありがとう、フキさん。
俺もフキさんとなら一緒にやっていけると思ってる
結婚しよう。
新しい工場が完成したらおやっさんに報告して
それから俺達..結婚しよう」
「本当に..?」←
「本当ならこういう時、指輪の一つでも用意するんだろうけど
あいにくまだ」
「いいの!指輪なんて..
伊織さんの今の言葉聞けただけで十分幸せだから..」
と言いながらヌケヌケと
「でも..一つお願いしていい?
もし指輪を用意してくれるなら婚約指輪は伊織さんの手作りがいい」
とおねだりするフキなのだ。
「世界に一つだけの私だけの指輪が欲しいの
時間ならかかってもいい..待ってるから..私」
出た〜〜!龍一と同じく『待ってる』発言!
カチャーーーン(←みずえがスプーン落とした音)
フキ、とっさに自分のハンケチ持ってきてみずえに駆け寄る
「大丈夫ですか?お母さん
手が滑ったんですね..大丈夫ですよ..」
そんなフキを見つめる伊織。
でもまあそう言う意味ではフキには安心して任せられるよな。
長男の嫁にぴったりのタイプだ。
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アトリエにて龍一&杏子
「打掛を仕立て直すってリフォームってこと?」
「そうなんです。何度も反対したんですが
紀保さんどうしてもやりたいと仰って..」
なぜか微笑みながら紅茶を飲む呑気な龍一
「龍一さんもご存じの蔦子さんのご紹介なんです」
「蔦子さん..(すっかり忘れてた模様です)....あっ浮舟の」
「紀保さん..今でもあの町が忘れられないようですわ..
あの町に住んでる人...って言った方がいいのかもしれませんけど」
と龍一をチラ見する杏子。
========
羽村家の別荘にて紀保&龍一&紀保父。
龍一の帰国を祝ってカンパ〜イ。
NYでの感想を述べる龍一
「とにかく、人、物、金、そして情報
これらの四つが常に目まぐるしく動いてまして..
言うなればラグビーの試合にボールが四つあるようなもので..」
ラグビーに例えられ「ハッハッハ〜」とご機嫌の紀保父。
「おかげでずいぶんと鍛えられました
何があっても慌てないだけの度胸はついたと思います。」
あいよ!期待してるぜ、龍一!
「龍一さんと結婚します。
私たち力を合わせて必ず幸せになります..必ず..」
と父に報告する紀保なのだ。
「どうやら私の出る幕はなさそうだ..」と安心顔の紀保父。
いえいえいえ、きっとまだ出番があるはずさ。
=========
伊織の部屋にてフキの婚約指輪作りの為
アクセサリー作りの道具をあけた伊織。
『『婚約指輪は伊織さんの手作りがいい..
世界に一つだけの私だけの指輪が欲しい..byフキ』』
を回想しニヤケる伊織。←なんかイメージと違う。
がしかし!
『『卑怯よ!こんなものまで渡しておいて..返すわ!!
そのかわり私の心を返して!
何も知らずにあなたを愛した私の心を返して!!by紀保』』
と、紀保とのやりとりを回想し思わず立ち上がる伊織。
やっぱ伊織も紀保を忘れれるわけないよな。うん、その調子だ。
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浮舟にて打ち合わせ終了後、紀保、蔦子と談笑中。
「彼女、この前より一段と奇麗になったと思わない?
心が満たされてると目に見えない奇麗なオーラが出てくるのね」
えっ?それって紀保が
「本当を言うと私、迷ってたんです。
今の私に幸せを形にできる力があるのかどうか」
この台詞できっと蔦子はこの一年の紀保の苦悩を悟ったと思う。
「でも仰る通り、弥生さんの幸せの力が
私にまたデザインする力をくれたようで..
蔦子さんにも感謝しています。」
そこへ護を探して雄介登場。
護と雄介を気にする蔦子。
浮舟の向いの閉店したクリーニング屋の息子が護と同級生のようで
今どうしてるか知りたい様子の雄介。
『親の店を継いだ→株に手を出し→夜逃げ』だそうです。
詳しい話はラーメン屋にて。
紅夏が持ってた金魚をなんやかんやしてるうちに
夕顔荘にて紅夏&紀保&伊織、しばし談笑→でもぎこちない感じ。
======
施設にてみずえの髪をとくフキ。
みずえ、手鏡でフキを見てる。
「あなた..あの子と違うのね」
「えっ?」
「あの子はどうしたの?」
「あの子って誰のことですか?」
「そういえばあの子..この前泣いてた..どしたのかしら..」
紀保だと確信した様子のフキ。
そこへシスター登場で早速聞き込み調査のフキ隊員。
「ところで最近、、紀保さんは来てます?」
「以前はよくお見えになってましたけど今はお忙しいらしくて..
でも季節ごとに忘れずにお花を贈って下さるの..
このことは伊織さんには内緒ね。
余計な気はつかわせたくない、、そう仰ってたから」
紀保が紀保父のことを聞いた時は答えてくれなかったのに
紀保のことは喋りまくりのシスターなのである。
「ねえ?あの子はどうしたの?あの子は..」
そんなみずえの言葉なんて耳に入ってないようで
ギュギュギュ〜ッ(←フキがクシを握りしめる音)
========
アトリエにて紀保と住むマンションのパンフレットを見てニヤけてる龍一。
そこへ杏子、紀保を探して登場。
マンションのパンフレットに目がいく杏子。
「あら〜!マンション?
紀保さんと一緒に住むんですか?」
「ああ。」
「私もお隣に引っ越そうかしら〜」
思わずガン見の龍一。
「今のマンション日当たりが悪くて〜」
とテンション高めにパンフレットを見る杏子。
「杏子さん!前から一度言っておきたかったんだが
君の紀保さんに対する友情と献身には僕も心から感謝してる。
だが僕は紀保さんと結婚するんだ
頼むから僕と彼女の間に割って入るような真似は慎んでもらえないだろうか」
龍一も言う時はちゃんと言うんですね。
でも弁護士口調というかさ、お堅いよね。
でもまぁそれが龍一なのだ。
「割って入るって..お二人のお隣に住むことがそんなに悪いことなんですか?
この国ではどこに住むかは個人の自由だと思ってましたけど...」
とイジける杏子。←なんかかわいい。
「それはそうだが..しかし」
あれ?龍一!
慌てないだけの度胸がついたんじゃないのかよ!
教訓:人はそう簡単にかわらない。
トントン(ノックする音)
紀保が帰ってきたと思って我先にと立ち上がる杏子と龍一。
龍一に先を越され不貞腐れる杏子。←やっぱかわいい。
龍一がドアをあけるとそこにはフキが。
久しぶりの再会に驚きと感動の二人。
工場の借金の件のお礼をいうフキ。
そこへ紀保登場でフキ早速報告。
「実は私..今度結婚することになったの。
相手はみなさんもよくご存じの..瀬田伊織さん。
この前..彼にプロポーズされて..」
「そう..おめでとう」と言う紀保を意味深な顔で見る杏子。
脳天気な龍一は自分のことのように喜んでおります。
「ウエディングドレスはぜひ紀保さんに..約束したでしょ?
私が結婚する時は紀保さんにお願いするって。
伊織さんもきっと喜んでくれると思うの。お願いできるわよね?.」
紀保を見る龍一
「フキさん..わたし」
「えぇ。もちろん!喜んでお引き受けします。
ねえ〜紀保さん?」
と返事する杏子。やりますな。
驚く紀保。不安そうに見つめる龍一。
「では詳しいことはまた改めて..」
「ええ。楽しみにしてます。
紀保さんも龍一さんとお幸せにね。」
「(テンション低めに)ありがとう」
フキを見送る杏子&紀保。
フキが去った後、
「杏子!何故引き受けたりしたの?
私は断るつもりで..」
「あそこで断ったりしたらフキさんが変に思うじゃありませんか。
今はもう伊織さんのことなどなんとも思ってないと分からせるいい機会です。」
「..あなた..知ってたの??伊織さんのこと..」
「お忘れですか〜?
私は羽村紀保の一番の理解者です。決して悪いようにはしません。
信じて下さい。(微笑み)」
いいぞいいぞ杏子!その調子だ!
アトリエに戻った杏子に龍一
「何故引受けるなんて言ったの?
紀保はもうあの町には関わらないって決めたんだ」
「あら〜関わるとなにかマズイ事でもあるんですかぁ〜?
..まさか..あのフキさんと以前なにか〜?」
それは“まず無い”けどさ、杏子、今日は絶好調だな。
「何を言ってる..そんなコトあるわけないだろ」
「なら、仕事のことにはどうか口を出さないで下さい。
ここは紀保さんと私のアトリエなんですから。」
と軽く龍一を睨み付けパソコンデスクに座りしてやったり顔の杏子。
弁護士なのに杏子に口では勝てない龍一なのであった。
========
工作所にてフキ&伊織
みずえの所へ行ってきたと報告するフキ。
嬉しそうにお礼をいう伊織。
両手を前で合わせジリジリ伊織に近付きながら
「よしてよ、お礼なんて。伊織さんのお母さんなら
私にとってもお母さんなのよ..当然でしょ?」
と言って伊織の背中にピタ〜っと張り付き腰に手を回す
微笑む伊織。←ここで微笑めるなんて、、伊織、、変わったなぁ。
腰にまわしたフキの手に自分の右手を重ねる伊織。
「それで帰りに紀保さんに会ってウエディングドレス..頼んできたの」
少し驚いた伊織の右手にフキが左手を重ね
「紀保さん、快く引き受けてくれたわ。」
伊織、ちょっと動揺してる風。
=======
アトリエにて紀保、スケッチブックを見つめボケ〜〜〜ッ。
====つづく====
いやいやいや、今日は楽しかったです。
だって杏子、大活躍。
今までで一番活躍したんじゃない?
私、杏子好きなんですよね。
色々邪魔していって下さい。
杏子が龍一狙いじゃないってことが分かった気がします。
紀保か?紀保狙いっていってもレズとかじゃなくて。
でも紀保狙いで龍一を仕掛けてるとしても
相手が伊織でも仕掛けてくるんだろうか?
紀保狙いの割には龍一ばかりに仕掛けライバル心剥き出しなのか謎です。
で、伊織さ、おやっさんの一周忌の花は紀保だと気付いたのに
みずえの花には気付かないんですね。
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