前回から引き続き伊織にジトーーーッとへばりつくフキ、

「伊織さんは男の子と女の子...どっちがいい?」

とまだ接吻も合体もしてないのに早々と聞いております。

「男の子なら絶対伊織さんに似てほしいわ。」

確かに。フキ似の女の子って不幸そう。
軽く微笑みフキの左手に手を添える伊織。
そんな二人を

ジトーーーーーーッ!

と見つめる雄介。←いつの間に!
柴山工作所を後にする。

====

浮舟にて和美&雄介、見合い話でガヤガヤ。←家でやれ!
ここで気になるのが(←全くならない)見合い相手の女の情報。

◆和美の知り合いのまた知り合いのお嬢さん。
◆実家は大きくないがしっかりしたイイ家を建てると評判の工務店。
◆ネットワーク結婚(意味:あちらが建てた家をこっちが売って
 こっちが買った土地にあちらが建てて...
 お互いどちらも共存共栄助け合って仲良く暮らせる結婚)
◆顔は久保田磨希似でゴツイ。
◆チンピラ除けにもってこい。(写真を見ただけで退散)

雄介が断るも立板に水の和美なのである。

「これのどこが気に入らないんだか〜
 健康そのものじゃないか〜大黒柱みたいで〜」

と一言余分な和美なのであった。

護登場で雄介と外へ。
そこへチンピラ犬山3人衆が護を探しに登場。
和美が見合い写真でチンピラ撃退。

====

アトリエKにて、紀保に加賀から電話で

「この前会った時に気に病んでるようだったから
 会ってゆっくり話したい。」とのこと。

「どなたです?加賀さんって?」

聞いたことのない名前はちゃんとチェックする杏子なのである。
そして医者であることをインプット。

==

電話を切る加賀。
そこへ上納金が必要なので例の痛み止めを多めに処方してくれと雉牟田登場。
加賀が断ると

「伊織って男をこっちに引きずり込んでもいいんだぜ..
 それもこれもあんた次第..
 今さら自分だけいい子になろうったってそうはいかねえよ。
 まっゆっくり考えといてくれ。」

雉牟田退場。

====

浮舟前にて蔦子、伊織に護のことを愚痴ってると紀保登場。

「これ弥生さんに渡してほしくて。
 ドレスに合わせる小物の資料です。
 近くにくるついでがあったものだから。」

電話が鳴り蔦子退場。紀保&伊織

「そういえばこの前、フキさんに聞いたわ。
 ご結婚されるんですってね。おめでとうございます。ペコリ」
「なんか面倒なこと頼んだみたいで..」←ええ、面倒な人が。
「..ああ..ドレスね。面倒だなんて本当のこと言えないわそんな..」

ぎこちなく見つめ合ってたら

私の伊織さん〜!」

来なくてもいいのにフキ登場。慌てて振り返る伊織。
工作所でお茶するフキ&紀保。

「プロポーズしたのに指輪がないんじゃ格好つかないって
 伊織さん言うもんだから..
 みんなに発表するのは指輪が出来るまで待とうと..」
「ええ」
「婚約指輪はどうしても自分が作るって..伊織さんたらきかないの。
 ほんっと、男の人って変なところにこだわるんだから..」

と平気で嘘をつくフキなのである。
仕方なく微笑む紀保。

「その内、伊織さんの荷物もこっちに移さなきゃならないし
 本当結婚するって色々大変ね。ウフッ」

と言いながらも嬉しそうなフキなのである。
乾いた笑いの紀保。

====

夕顔荘の中庭にて護&雄介。
この二人の会話で分かったこと。

◆夕顔荘〜戦後の闇市で儲けた成金が愛人のために建てた
◆護が同級生に片っ端から聞いてクリーニング店の息子の連絡先を仕入れた。
◆その同級生も息子に金貸してた。
◆夕顔荘を中心にこの辺り一帯再開発する。
◆雄介がある確かな筋から頼まれ
 再開発に必要な土地を出来るだけ目立たないように集めてる最中。
◆このことは雄介の両親もまだ知らない。

そして護と雄介は手を組むことに。

「当然、金になんだろうな?」

さすが護、金のチェックは欠かしません。

「紅夏にもきちんとした教育つけてやりたいしよう。
 女ってのは金がかかるんだ。特に惚れた女はな..」

教育よりきちんとした父親をつけてあげたい。

「...分かってる。俺だってそのために頑張ってるんだ..」

フキのために頑張ってね!雄介しか貰い手いないから。

====

「ど〜ですか?紅夏先生?」
「お注射します。」
「あらっ!いきなりお注射ですか?」
「お尻を出して下さい」
「ありゃりゃりゃーいきなりお尻ですか〜
 恥ずかしいな〜〜」

変態プレーではありません!
診療所にてイチゴの聴診器持った紅夏&加賀、お医者さんごっこ中。
そこへ紀保登場。

変態プレー中すいません、突然伺って。お電話が気になったものですから。」

ガラガラーーーーッッ

「シィーーーーーーッ!!俺がここにいるのは内緒に!」

と奥へ逃げ込む護→ちんぴら犬山3人衆登場→紅夏&紀保避難。
診療所内でボコられる護。
護がサメの養殖話の上前をはねたようで怒り心頭の犬山。

犬山、護につかみかかる→護が犬山に頭突き→犬山クラクラ
→自分をパチパチ叩き正気に戻る→怒りはおさまらずハサミで護を襲う犬山
→護を加賀が庇いブスッ!!→なぜか伊織登場→犬山退散→蔦子、紀保登場

「よう!姉ちゃん!」

加賀が刺されたのに呑気な護である。
ふらつき座り込む加賀→救急車呼ぶ紀保。
しかし近くで事故があったらしく来るのに時間がかかるそうで。

「なんで俺なんか庇おうとするんだよ〜」
「これはあくまでも俺と..雉牟田興業との内輪もめだ。
 お前は..ここには..いなかった...いいな。
 護..いいから行け..紅夏のこと..泣かすような真似はするなよ..」

自分の腕にペニシリンを注射する加賀。
廊下に出る護&蔦子。

「紀保さん..伊織..言っておきたいことがある。
 みのりはまとまった金が入ることになってた..
 なのに..自殺なんてするわけがない..」
「金って?」
「口止め料だ..金は渡すはずだった..
 この俺が言ってるんだ..間違いない..だから自殺じゃない..みのりは..
 みのりは..誰かに殺され..」

意識を失う加賀。
蔦子&護も駆け寄る。

「きゅ〜きゅ〜しゃは何やってんだよ〜バカヤロ〜〜〜」

と叫ぶ護。
いやこの一年、護こそ何やってんだよ!バーロー!

ピーポーピーポーピーポー 運ばれる加賀。

「俺が話します。」

と護が出てきて連行。

====

夕顔荘の伊織の部屋で寝てる紅夏を見る紀保。
こういう時(事故や事件があった時)って
必ずといっていいほどフキって登場しません。
何やってんだ?いらん時は出てくるのにさ。
まぁ今回も出てこなくて正解なんだけど。

======

アトリエKにて龍一&杏子、紀保の帰りを待ってる様子。

「そういえば..昼間電話が..
 確か加賀さんとおっしゃってお医者様とか..」
「加賀?.......分かった!
 君は心配しなくていい。僕に心当たりがある」

と出かける龍一。

「紀保...何だって君はいつまでもあの町にこだわるんだ...」

=======

みのりの部屋にて、引き出しを開け遺書を見つめる伊織。

「みのりさんは自殺なんかじゃない..
 加賀先生、確かにそう言ったわ。
 だとしたらその遺書はどういうこと?
 みのりさんは一体なぜ?」

いつの間にか紀保入室。
見つめあう二人。

====つづく====

またまた同志復活なんでしょうか??

にしても加賀と紅夏のお医者さんゴッコは最高にうけました。

コメント