■夏の秘密(第65話)最終回
2009年8月28日 夏の秘密施設にてみずえ&伊織
「殺したって..誰を...?母さん、一体何の話?」
「夏だった..あたしこっそりあの人に会いに行ったの..
あの人がその日父さんと会う約束をしてるって知って..
『別れてほしい、子供たちから父親を奪わないで..』
泣いて頼んだわ。とっても風の強い日であの人の髪のリボンが解けて
それを自分の手に巻き付けながらあの人、
『もう泣かないで。』
そう言ったの。
『心配しないで。私たち今日でお別れ。二度と会わない。約束する。』
そしてキレイな顔でニッコリ微笑んだの...腹が立った..
私は毎日毎日泣いて暮らしてるのに人の夫を寝取った女が
どうしてこんなキレイな顔で笑うのか..
カアッ!っと頭に血が上って気が付いた時には..」
ーーー回想ーーー
若き頃の臨月のみずえ&紀佐、堤防端にて
『『嘘つきーーー!!』←紀佐を突き飛ばすみずえ。
『『キャーーッ!』』チャッポーーーーン! ←紀佐、海にドボン。
『『みずえーー!』』タッタッタッタッ(伊久馬の走ってくる音)
ドッボーーーン!!(伊久馬、海へダイブ!)
ーーー終了ーーーー
「夏だと言うのにとっても風の強い日で、海には白い波が立っていた..
父さんはその波に逆らいながら何度も何度も
『紀佐さーーん』と呼びながら海に潜った..
そしてとうとう姿が見えなくなって。
私は二人で向こうの海岸まで泳いで行った..そう思う込もうとした。
でもやがて沖でお父さんの遺体が見付かって
浜ではあの人が、、ヒィックヒィック」
「母さん...」
「ごめんなさい、、、恐かった、、ごめんなさい、、許して、、」
と伊織に泣きつくみずえ。
=
崖にて、海を眺め目を閉じ空気を思いっきり吸う紀保。
風に吹かれております。
その答えは風に吹かれてる(by愛という名のもとに)
=
施設を飛び出しダッシュダッシュの伊織。
さっきまで紀保がいた場所に立ち、
「紀保ーーー!紀保ーー!」
と叫ぶものの気配なし。「紀保...」と呟く伊織。
==
拘置所にて伊織&高広
「みずえさんが、そんなことを..」
「羽村さんにはなんて言ってお詫びをすればいいのか..
許して下さい..ペコリ」
「あれからもう25年だ。
事実はどうあれ、みずえさんはもう十分苦しんだ。
私も一生かけて自分の犯した罪を償うつもりだ。
お母さんのこと..これからも支えてあげてほしい。」
「はい。」と涙ぐむ二人なのであった。
====1年後=====
工作所にてウエディングドレス姿のフキ。
「どこか苦しいところはない?」と杏子。
「もう5ヶ月だもんね〜」とフキのお腹をサスサスするセリ。
デキ婚かよ!フキ。
そこへ伊織登場。空気を読むセリ&杏子、退場。
二人きりになった伊織&フキ。
「結婚おめでとう。これ。」と何やら差し出す伊織。
「わ〜かわいい〜。伊織さんの手作り?」
「銀のスプーンを口にした赤ちゃんは幸せになるって聞いて、、」
「ありがとう。お腹の子も喜ぶわ。」
「フキちゃん」と新郎雄介登場。
「いよいよだな。おめでとう。ぺこり」
「う、うん。(照れくさそうに)やっとね。」
はにかむフキ。
==
工作所の前にて披露宴開始、入場は工作所の入り口。
雄一&フキ、入場。
「おめでとうーーー」パチパチパチ みんなで乾杯。
「フキチャンノアカチャンハヤクアイタイネ」
と、相変わらずの演技の紅夏なのである。
蔦子&和美
「和美さん、おめでとう。いい披露宴ね。」
「まぁ雄介にしちゃあ上出来よ。うんうん。
フキちゃんもしっかりしてるし。あんだけ毛嫌いしてたのに?
次は護さんの番ね。今、近くのセンターで働いてるんでしょ?」
モクモク勉強に励む護。←何もこんな時まで勉強しなくても。
「将来は介護福祉士になるとかで、毎日2時間は必ず勉強するって..」
「結構いい介護士になるんじゃないのかい?
すっかり遅くなって申し訳ない。」と往診帰りの加賀登場。
「まだまだこれからですよ。」と俄然やる気の和美。
==
工作所の機械を懐かしげに弄る伊織と龍一。
「相変わらず急がしそうですね。」
「もうじき羽村さんの最終弁論があるからね。」
「どんな具合なんですか?」
「情状酌量が認められればそう悪い結果にはならないと思う。
君の方は?ここを辞めて、お母さんと暮らしてるって聞いたけど?」
「(笑顔で)ええ。好きなアクセサリーを作りながら何とか細々と。」
「僕も今では薬に頼ることもなくなった。」そのストレスの原因は紀保だったんですね。別れて正解!
「それはよかった。」いや、本当に。
「ところで、君さえ良ければ彼女に君の新しい連絡先を伝えるけど?」
「(笑顔で)いえ、、いいです。
俺たちはお互い加害者でもあり被害者でもある、そういう関係ですから。
それに彼女は自分の連絡先を誰にも言わないでほしい、、
そう龍一さんに頼んだってことは、、
つまり、俺とも連絡は取りたくないって事でしょ。
(諦めた感じで)俺は彼女の気持ちを尊重します。」
「それでは僕も君の気持ちを尊重しよう。←結構アッサリ。
弁護士というよりも二人の友人として。」
笑顔で龍一に手を差し出す伊織。握手する二人。
==
披露宴は盛り上がっております。
蔦子は加賀にいなり寿司を取り分け
護は紅夏にケーキ食べさせ、
セリは龍一に「あ〜ん」をして自分が食べてます。
↑この時の龍一の笑顔がいつもの龍一スマイルでした。
良枝さんはセリを真似たのか源さんに「あ〜ん」を求めてます。
杏子は周りの人にフキのドレスは
「アトリエKでお作りしたものなんですよ〜。」と宣伝。
そんな杏子の横で大袈裟に頷く柏木。←ちゃっり横をキープ。
見事にカップル成立?
つーか源さん&良枝ペアが予想外で驚いた。
セリ&龍一も。
浮舟の壁で『ダルマさんが転んだ〜』状態の違和感ありありの男二人。
誰かと思いきや、髭はやした雉牟田と加賀を刺した犬山でした。
犬山、酒屋の格好しております。転職でしょうか?
でも似合ってましたよ。背は低いけど結構顔はいいよね、犬山。
犬山の手には祝い酒、コイツらなりに祝福してるようで。
=
夕顔荘に入る伊織。懐かしげに見ております。
つーかさっきから伊織、披露宴そっちのけで
懐かしの場所めぐりしてますけど?
みのりの部屋はスッカラカーーン。
中庭を見て、ふと1年前を思い出しております。
ーーー回想ーーー
高広自首の後、中庭で佇む紀保。
『『大丈夫か?』』
『『ええ。』』
『『けどどうして、自分が殺したなんて、、。』』
『『私が本気で身代わりになる気だと分かれば
父は必ず真実を話してくれる、そう思ったから。
私、父の愛を利用したの。
これでようやく貴方も私も探してた真実に辿り着いたわね。』』
『『ああ。』』
『『だけど真実は、いつも優しいとは限らない。
愛がいつも正しいことをするとは限らないように..
それでも真実を見つけだしたこと、後悔してないわ。』』
伊織を見ながら
『『あの夏の日に、ここであなたと出会ったことも..』』
しばらく見つめ合う二人。
『『今度こそ、同志は解散ね。(微笑みながら)さよなら』』
バッグと黒いコート持って退場紀保。
一人立ち尽くす伊織。←さすがに紀保は追いかけないんだ?
ーーーー回想終了ーーーー
一年前、紀保が去った方向を見つめた後、空を見上げる伊織。
==
海岸線の道路、ベビーカーを押しながら歩く紀保。
髪を一つに束ねてます。服ダサくて凄く残念。
海辺のショップにて店主と話する紀保。
店主の娘のピアノの発表会のドレスを作ったようです。
「ありがとう。これなら娘も大喜び間違いなしだ。」
「(笑顔で)また何かあったらよろしくお願いします。」と去る紀保。
海岸線を再びベビーカー押して帰る紀保。
そこから見える砂浜では流木に座りスケッチしてる人の姿。
Tシャツにジーンズの伊織が貝殻をスケッチしてました。
焼けてますね〜肌。ワイルドです。しかも結構腕の筋肉凄っ!
=
「ただいま〜」
と紀保がどこかの家に到着。赤ちゃんおんぶして入っていきます。
=
さっき紀保が来店してたショップに「こんにちは」と伊織登場。
「どう?いいのできた?」
「(満面の笑みで)ええ、まあ。」
と鞄からアクセサリーを出してます。
笑顔の伊織→ふと目に付いた指輪=紀保にあげた伊織手作りの指輪→
→表情が変わる→慌てて手に取り
「これ?」
「ああ、サイズが少し大きいんだって。
おたく、サイズ直しもやってくれる?」
「この指輪、誰が持って来たんです?その人今どこに?」
=
紀保「バイバーイ!またね〜。」と赤ちゃん&弥生に手を振ってお別れ。
赤ちゃん、ものすごいしかめっ面。
ちなみにこの赤ちゃんは打掛ドレスを頼んだ弥生さんの子供のようです。
弥生の家を去り、紀保は砂浜の方へ歩いて行っております。
=
店長から紀保情報を聞いたのか伊織、またまたダッシュダッシュ。
弥生の家まで辿り着いたものの
「ハァ〜ハァ〜ハァ〜」汗びっしょりの伊織。
Tシャツ、汗が目立たないやつにすれば良かったのに。
ーーー伊織、回想ーーーー
『『返すわ!その代わり、私の心を返して!
何も知らずに、あなたを愛した私の心を返して!』』
ーーーーーーー
“ 紀保...お前... ”
そしてまたダッシュダッシュ。
“ どこだ..どこに居る、紀保。 ”←素直に龍一に聞けばよかったのに。
砂浜の方を眺めピンと来たのか再びダッシュ伊織。
=
波打ち際で海を眺める紀保。
歩き出し、ふと貝殻に目がいき手に取る。それはさっき伊織がスケッチしてた貝殻。
暫し見つめ元に戻し立ち上がった紀保、
ふと振り向くとそこには伊織の姿が。←あれ?あんだけ走ったのに汗、ひいてる。
「これ。」と言って指輪を見せる伊織。驚く紀保。
「サイズ直しを頼まれた。」
紀保の左手を掴み(紀保、鞄落とす)薬指にその指輪をはめる伊織。
しばらく見つめ合い。
紀保、指輪をはめた手を見ながら
「すぐに落ちるわ、これじゃあ。」
ガシッ!(紀保の手を握る伊織)
「こうすれば落ちない。」←一生やってろ!
紀保を抱き寄せる。←あっ!速攻紀保の手、放した!指輪、落ちるぞ!
「愛してる..あの夏の日のまま...」
「ええ。私も愛してる。」
と伊織に抱きつく紀保。
スキス〜
そんな二人の上には月の舟〜。
ーーー以下回想ーーー
夕顔荘風呂にて裸で初対面。
伊織の納豆ネバネバクルクル〜つまみ食い紀保。
ミシン直しで急接近の伊織&ちょっと意識する紀保。
風呂の水抜いてガウン姿の紀保に怒る伊織。
拘置所廊下で手を取り合う。
服着たままシャワーで伊織に抱きつく。
中庭で桶に映った月を眺める右手包帯姿の伊織&紀保。
マスコミから紀保をかっさらってお手手繋いでダッシュの伊織。
龍一釈放で笑顔でマスコミ対応紀保をジィーーッ伊織。
夕顔荘で酔っ払いヘナヘナ伊織。
伊織の部屋で同志のスキス〜→押し倒し。
花火大会の日の抱擁、ガシッ。
花火、パンパンパーーーン。
自殺寸前紀保を抱きしめスキス〜。
一年後の階段ですれ違い。
診療所で紀保ビンタ。
新居で90度ペコリ伊織。
婚約パーティーでマカロン発見。
みのりの部屋で同志復活握手。
逃避行。
コテージで抱擁。
ーーー回想終了ーーー
スキス〜の伊織&紀保のバックに月の舟。
===========おわり===========
終わったー!私の夏が終わったどーー!!(←大げさ)お疲れ!自分!
数話前に気付いたんですけど、
夏の秘密ってタイトルが出る時、うっすら月の舟が浮かんでるんですね。
ちょうど真ん中辺りに。
全く気付いてませんでしたよ。
まっなんせ月の舟の意味すら分かってなかったからいいけどね。
ロメラの時は最後のドモホルンリンクルCM後の予告に
過去の回想が流れたので今回は何か楽しみにしてたんですけど
ただの砂浜でした。チッ!
せめてラグビーボールでも砂浜に埋めとけや!
キュッキュ手入れしてたんだぞ、高広は!
最後はアッサリでしたね。
白と黒と違って、最後に驚くような展開(例:礼子が聖人を刺し、服役)
にもならなかったのでたんたんと観れました。
フキのデキ婚には驚きましたけどね。しかも五ヶ月って。
まだ別に感想を書きます。
「殺したって..誰を...?母さん、一体何の話?」
「夏だった..あたしこっそりあの人に会いに行ったの..
あの人がその日父さんと会う約束をしてるって知って..
『別れてほしい、子供たちから父親を奪わないで..』
泣いて頼んだわ。とっても風の強い日であの人の髪のリボンが解けて
それを自分の手に巻き付けながらあの人、
『もう泣かないで。』
そう言ったの。
『心配しないで。私たち今日でお別れ。二度と会わない。約束する。』
そしてキレイな顔でニッコリ微笑んだの...腹が立った..
私は毎日毎日泣いて暮らしてるのに人の夫を寝取った女が
どうしてこんなキレイな顔で笑うのか..
カアッ!っと頭に血が上って気が付いた時には..」
ーーー回想ーーー
若き頃の臨月のみずえ&紀佐、堤防端にて
『『嘘つきーーー!!』←紀佐を突き飛ばすみずえ。
『『キャーーッ!』』チャッポーーーーン! ←紀佐、海にドボン。
『『みずえーー!』』タッタッタッタッ(伊久馬の走ってくる音)
ドッボーーーン!!(伊久馬、海へダイブ!)
ーーー終了ーーーー
「夏だと言うのにとっても風の強い日で、海には白い波が立っていた..
父さんはその波に逆らいながら何度も何度も
『紀佐さーーん』と呼びながら海に潜った..
そしてとうとう姿が見えなくなって。
私は二人で向こうの海岸まで泳いで行った..そう思う込もうとした。
でもやがて沖でお父さんの遺体が見付かって
浜ではあの人が、、ヒィックヒィック」
「母さん...」
「ごめんなさい、、、恐かった、、ごめんなさい、、許して、、」
と伊織に泣きつくみずえ。
=
崖にて、海を眺め目を閉じ空気を思いっきり吸う紀保。
風に吹かれております。
その答えは風に吹かれてる(by愛という名のもとに)
=
施設を飛び出しダッシュダッシュの伊織。
さっきまで紀保がいた場所に立ち、
「紀保ーーー!紀保ーー!」
と叫ぶものの気配なし。「紀保...」と呟く伊織。
==
拘置所にて伊織&高広
「みずえさんが、そんなことを..」
「羽村さんにはなんて言ってお詫びをすればいいのか..
許して下さい..ペコリ」
「あれからもう25年だ。
事実はどうあれ、みずえさんはもう十分苦しんだ。
私も一生かけて自分の犯した罪を償うつもりだ。
お母さんのこと..これからも支えてあげてほしい。」
「はい。」と涙ぐむ二人なのであった。
====1年後=====
工作所にてウエディングドレス姿のフキ。
「どこか苦しいところはない?」と杏子。
「もう5ヶ月だもんね〜」とフキのお腹をサスサスするセリ。
デキ婚かよ!フキ。
そこへ伊織登場。空気を読むセリ&杏子、退場。
二人きりになった伊織&フキ。
「結婚おめでとう。これ。」と何やら差し出す伊織。
「わ〜かわいい〜。伊織さんの手作り?」
「銀のスプーンを口にした赤ちゃんは幸せになるって聞いて、、」
「ありがとう。お腹の子も喜ぶわ。」
「フキちゃん」と新郎雄介登場。
「いよいよだな。おめでとう。ぺこり」
「う、うん。(照れくさそうに)やっとね。」
はにかむフキ。
==
工作所の前にて披露宴開始、入場は工作所の入り口。
雄一&フキ、入場。
「おめでとうーーー」パチパチパチ みんなで乾杯。
「フキチャンノアカチャンハヤクアイタイネ」
と、相変わらずの演技の紅夏なのである。
蔦子&和美
「和美さん、おめでとう。いい披露宴ね。」
「まぁ雄介にしちゃあ上出来よ。うんうん。
フキちゃんもしっかりしてるし。
次は護さんの番ね。今、近くのセンターで働いてるんでしょ?」
モクモク勉強に励む護。←何もこんな時まで勉強しなくても。
「将来は介護福祉士になるとかで、毎日2時間は必ず勉強するって..」
「結構いい介護士になるんじゃないのかい?
すっかり遅くなって申し訳ない。」と往診帰りの加賀登場。
「まだまだこれからですよ。」と俄然やる気の和美。
==
工作所の機械を懐かしげに弄る伊織と龍一。
「相変わらず急がしそうですね。」
「もうじき羽村さんの最終弁論があるからね。」
「どんな具合なんですか?」
「情状酌量が認められればそう悪い結果にはならないと思う。
君の方は?ここを辞めて、お母さんと暮らしてるって聞いたけど?」
「(笑顔で)ええ。好きなアクセサリーを作りながら何とか細々と。」
「僕も今では薬に頼ることもなくなった。」
「それはよかった。」
「ところで、君さえ良ければ彼女に君の新しい連絡先を伝えるけど?」
「(笑顔で)いえ、、いいです。
俺たちはお互い加害者でもあり被害者でもある、そういう関係ですから。
それに彼女は自分の連絡先を誰にも言わないでほしい、、
そう龍一さんに頼んだってことは、、
つまり、俺とも連絡は取りたくないって事でしょ。
(諦めた感じで)俺は彼女の気持ちを尊重します。」
「それでは僕も君の気持ちを尊重しよう。
弁護士というよりも二人の友人として。」
笑顔で龍一に手を差し出す伊織。握手する二人。
==
披露宴は盛り上がっております。
蔦子は加賀にいなり寿司を取り分け
護は紅夏にケーキ食べさせ、
セリは龍一に「あ〜ん」をして自分が食べてます。
↑この時の龍一の笑顔がいつもの龍一スマイルでした。
良枝さんはセリを真似たのか源さんに「あ〜ん」を求めてます。
杏子は周りの人にフキのドレスは
「アトリエKでお作りしたものなんですよ〜。」と宣伝。
そんな杏子の横で大袈裟に頷く柏木。←ちゃっり横をキープ。
見事にカップル成立?
つーか源さん&良枝ペアが予想外で驚いた。
セリ&龍一も。
浮舟の壁で『ダルマさんが転んだ〜』状態の違和感ありありの男二人。
誰かと思いきや、髭はやした雉牟田と加賀を刺した犬山でした。
犬山、酒屋の格好しております。転職でしょうか?
でも似合ってましたよ。背は低いけど結構顔はいいよね、犬山。
犬山の手には祝い酒、コイツらなりに祝福してるようで。
=
夕顔荘に入る伊織。懐かしげに見ております。
懐かしの場所めぐりしてますけど?
みのりの部屋はスッカラカーーン。
中庭を見て、ふと1年前を思い出しております。
ーーー回想ーーー
高広自首の後、中庭で佇む紀保。
『『大丈夫か?』』
『『ええ。』』
『『けどどうして、自分が殺したなんて、、。』』
『『私が本気で身代わりになる気だと分かれば
父は必ず真実を話してくれる、そう思ったから。
私、父の愛を利用したの。
これでようやく貴方も私も探してた真実に辿り着いたわね。』』
『『ああ。』』
『『だけど真実は、いつも優しいとは限らない。
愛がいつも正しいことをするとは限らないように..
それでも真実を見つけだしたこと、後悔してないわ。』』
伊織を見ながら
『『あの夏の日に、ここであなたと出会ったことも..』』
しばらく見つめ合う二人。
『『今度こそ、同志は解散ね。(微笑みながら)さよなら』』
バッグと黒いコート持って退場紀保。
一人立ち尽くす伊織。←さすがに紀保は追いかけないんだ?
ーーーー回想終了ーーーー
一年前、紀保が去った方向を見つめた後、空を見上げる伊織。
==
海岸線の道路、ベビーカーを押しながら歩く紀保。
髪を一つに束ねてます。
海辺のショップにて店主と話する紀保。
店主の娘のピアノの発表会のドレスを作ったようです。
「ありがとう。これなら娘も大喜び間違いなしだ。」
「(笑顔で)また何かあったらよろしくお願いします。」と去る紀保。
海岸線を再びベビーカー押して帰る紀保。
そこから見える砂浜では流木に座りスケッチしてる人の姿。
Tシャツにジーンズの伊織が貝殻をスケッチしてました。
焼けてますね〜肌。ワイルドです。しかも結構腕の筋肉凄っ!
=
「ただいま〜」
と紀保がどこかの家に到着。赤ちゃんおんぶして入っていきます。
=
さっき紀保が来店してたショップに「こんにちは」と伊織登場。
「どう?いいのできた?」
「(満面の笑みで)ええ、まあ。」
と鞄からアクセサリーを出してます。
笑顔の伊織→ふと目に付いた指輪=紀保にあげた伊織手作りの指輪→
→表情が変わる→慌てて手に取り
「これ?」
「ああ、サイズが少し大きいんだって。
おたく、サイズ直しもやってくれる?」
「この指輪、誰が持って来たんです?その人今どこに?」
=
紀保「バイバーイ!またね〜。」と赤ちゃん&弥生に手を振ってお別れ。
赤ちゃん、ものすごいしかめっ面。
ちなみにこの赤ちゃんは打掛ドレスを頼んだ弥生さんの子供のようです。
弥生の家を去り、紀保は砂浜の方へ歩いて行っております。
=
店長から紀保情報を聞いたのか伊織、またまたダッシュダッシュ。
弥生の家まで辿り着いたものの
「ハァ〜ハァ〜ハァ〜」汗びっしょりの伊織。
ーーー伊織、回想ーーーー
『『返すわ!その代わり、私の心を返して!
何も知らずに、あなたを愛した私の心を返して!』』
ーーーーーーー
“ 紀保...お前... ”
そしてまたダッシュダッシュ。
“ どこだ..どこに居る、紀保。 ”
砂浜の方を眺めピンと来たのか再びダッシュ伊織。
=
波打ち際で海を眺める紀保。
歩き出し、ふと貝殻に目がいき手に取る。それはさっき伊織がスケッチしてた貝殻。
暫し見つめ元に戻し立ち上がった紀保、
ふと振り向くとそこには伊織の姿が。←
「これ。」と言って指輪を見せる伊織。驚く紀保。
「サイズ直しを頼まれた。」
紀保の左手を掴み(紀保、鞄落とす)薬指にその指輪をはめる伊織。
しばらく見つめ合い。
紀保、指輪をはめた手を見ながら
「すぐに落ちるわ、これじゃあ。」
ガシッ!(紀保の手を握る伊織)
「こうすれば落ちない。」←
紀保を抱き寄せる。←
「愛してる..あの夏の日のまま...」
「ええ。私も愛してる。」
と伊織に抱きつく紀保。
スキス〜
そんな二人の上には月の舟〜。
ーーー以下回想ーーー
夕顔荘風呂にて裸で初対面。
伊織の納豆ネバネバクルクル〜つまみ食い紀保。
ミシン直しで急接近の伊織&ちょっと意識する紀保。
風呂の水抜いてガウン姿の紀保に怒る伊織。
拘置所廊下で手を取り合う。
服着たままシャワーで伊織に抱きつく。
中庭で桶に映った月を眺める右手包帯姿の伊織&紀保。
マスコミから紀保をかっさらってお手手繋いでダッシュの伊織。
龍一釈放で笑顔でマスコミ対応紀保をジィーーッ伊織。
夕顔荘で酔っ払いヘナヘナ伊織。
伊織の部屋で同志のスキス〜→押し倒し。
花火大会の日の抱擁、ガシッ。
花火、パンパンパーーーン。
自殺寸前紀保を抱きしめスキス〜。
一年後の階段ですれ違い。
診療所で紀保ビンタ。
新居で90度ペコリ伊織。
婚約パーティーでマカロン発見。
みのりの部屋で同志復活握手。
逃避行。
コテージで抱擁。
ーーー回想終了ーーー
スキス〜の伊織&紀保のバックに月の舟。
===========おわり===========
終わったー!
数話前に気付いたんですけど、
夏の秘密ってタイトルが出る時、うっすら月の舟が浮かんでるんですね。
ちょうど真ん中辺りに。
全く気付いてませんでしたよ。
まっなんせ月の舟の意味すら分かってなかったからいいけどね。
ロメラの時は最後のドモホルンリンクルCM後の予告に
過去の回想が流れたので今回は何か楽しみにしてたんですけど
ただの砂浜でした。チッ!
キュッキュ手入れしてたんだぞ、高広は!
最後はアッサリでしたね。
白と黒と違って、最後に驚くような展開(例:礼子が聖人を刺し、服役)
にもならなかったのでたんたんと観れました。
フキのデキ婚には驚きましたけどね。しかも五ヶ月って。
まだ別に感想を書きます。
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