■愛讐のロメラ(第37話)
2008年11月19日 愛讐のロメラ「恭介さん、妻を助けて下さい!」ぺこり
「分かりました 急ぎましょう」
医局にて珠希&悟
「昨日は、、」
「忘れて下さい。私も忘れますから。」
物凄いサッパリした人間ですね、珠希って。
普通は忘れたくても忘れられないものですから。
「分かった。兄さんと亮太の骨髄の型、合わなかったって聞いた。」
「この事は亮太には黙っていて下さい。」
「君は昨日も当直だったんだろ?
今日は帰って寝た方がいい。」
当直でヤラレちゃったのかよ。
「大丈夫です。」
夜、亮太が目覚めると珠希がもたれ掛かって寝ております。
そっと上衣をかけてやる亮太。
そこへ救急の患者が運ばれたと看護師に呼ばれる珠希。
「待って下さい、姉は今寝たところなんです。」
と珠希を心配する亮太。
「大丈夫です。」慌てて出て行く珠希。
「骨髄の型、合わなくて残念でしたけど、、、」
と余計な事を言うろくでなし看護師。←クビにしちゃいましょう。
鳩が豆鉄砲食らったような顔の亮太。
病室にて映子&亮太。
「お父さんが僕を利用していたとしても例え罪を犯していたとしても
僕はお父さんとお母さんには感謝してるんだ。」
微笑む映子。
院長室にて、いてもたってもいられない様子の謙治。
電話が鳴り急いでとる
「手術始まったんですね?石川さん、終わったら
直ちにこっちに戻るように恭介に伝えて下さい。」
亮太の病室に珠希が入るとそこには三枝が。
慌てて白い封筒をしまう三枝、退場。
「ちょっと姉ちゃんと話したくて。
姉ちゃんの笑った顔、久しぶりに見たよ。
山梨の診療所にいた頃
姉ちゃんが買って来てくれたスイカ上手かったなぁ〜
姉ちゃん?昔みたいにまた我侭言ってもいい?
そうだな〜じゃあ、スイカ買ってきて」
「分かったわ。」
「待って、もう子供じゃないから」
と言って自分の財布を渡す。一度振り返り微笑み退室珠希。
院長室にて電話の音に速攻反応謙治。
「石川さん、成功したんですね!それで恭介は!?」
スイカを買って来た珠希が亮太の病室に入ると
首を吊ってる亮太の姿が!
スイカを床に落とし「亮太!!」
院長室にて謙治&恭介。
「報告は後だ、実はな恭介、」
そこへ内線、「なんだ!なんだ、何だって!!!」
恭介が急いで駆け付けると亮太の名前を叫びながら
心臓マッサージ中の珠希と知らない先生が。
「亮太!帰って来い!」と電気ショックを与える恭介
「亮太〜!!」謙治も慌てて駆け付ける。
病室にて悟、恭介、珠希、謙治、映子。
チューブやらなんやら付けられてる亮太。
「私のせいなんです。私が亮太の様子に気付いてれば。」
「そんな事はない。君は亮太の為に精一杯尽くしていた。」
「それが亮太を苦しめたのかも..」
「きっと 色んな思いが 亮太の中にあったはずだ
君のせいじゃない 自分を責めるのはやめるんだ」
「最後に亮太に会ったのは私..何も気付いてあげられなかった..」
珠希の私が私がって全部自分のせいにするのがウザい。
この時の亮太の鼻に入ってたチューブ、
見事に外れてましたけど大丈夫ですか?
院長室にて目頭を押さえ悲しむ謙治。
そこへ石川教授を引きつれ仁登場。
「加賀見院長、今日の事は大変感謝しております。
社会復帰もそう遠くないことでしょう。」
「申し訳ないが今日のところはこれでお引き取り願えませんか?」
「恩のある院長にこんな事を申し上げるのは非常に心苦しいのですが
妻を救って頂いた事と私の問題は別..
私はこの病院を自分のものにするつもりです。」
でたー。やっぱ石川はただ者じゃないな。
でも直ぐ尻尾巻いて逃げそうでもあるけど。
「私が追いつめられてどうにもならなくなった時
私は素直に汚い金を受け取った罪を認め
あなたの奥様と共犯だったと言ったら
信じてくれる人もいるのでは..
乞われて理事になるという事はそれくらいの信頼関係があるのだと..」
「貴様ってやつは!どこまで腐りきってるんだぁ〜!!!」
と石川に掴み掛かろうとするが仁に止められる。
「いしかわぁ〜いしかわぁ〜〜〜!!!」叫びまくる謙治。
「恨むなら私を理事にしたあなたの奥様を恨むといい
それでは失礼します。」退場石川。
吠える謙治。
Club Meguにて仁&恵。
「石川教授が謙治さんんを揺すってるですって??」
「そうなんだよ、恭介さんに奥さんを助けてもらった
恩も何もあったもんじゃないよ。」
「あの石川って男、私絶対に許せないわ」
と呟く恵←の顔、怖いっス!
おっと!ついに恵も動き出しますか!
病室にて看病しながら亮太に昔の話をする珠希。
恭介入室、飾ってある山梨時代の家族絵を見て
「亮太は半分に破いても捨てる事が出来なかったんだ」
「山梨の病院に入院した頃、亮太一人で寝る事も出来なかった..
母が亡くなって白血病になって辛かったはずなのに逆に強くなって。
あの時も私の重荷になりたくないって私を心配して、、私のせいで、、」
「そうじゃない 無理をさせていたのは俺達加賀見家の人間だ
13年間加賀見家の中で ずっと我慢してきたんだ
再発してからも不安だっただろうに
忙しさにかまけて ゆっくり話す事も出来なかった
骨髄の型も合わなかった 情けないよ 俺は何も出来なかった
どんなに多くの人を助けても 大事な弟の命を助けられないなんて
何のために医者になったんだ 亮太はこれから幸せになれたのに」
「せめてその時が来るまで私は亮太の傍にいます。」
珠希を抱く恭介←を目撃する三枝、手には亮太から受け取った白い封筒が
加賀見家にて着替えを取りに帰った恭介、悟に
「亮太の所にあまり顔を出してないようだけど」
「珠希さんは?」
「眠ってる亮太に話しかけたり 一日中付きっきりで 世話をしている」
「そうか。」
「お前 彼女と俺の事を気にして 亮太のところに」
「亮太も珠希さんも僕が行っても喜ばないよ。」
確かに。だってキモいもん。
「亮太はお前の弟だ 彼女の事は 別の話だ」
そこへいつの間にか映子登場。
「母さん俺珠希さんの事」
「恭介、あなたも体気をつけなさいよ。
お夜食用意したから持って行ってちょうだい。
多めに作ったから。」
寝室にて映子&謙治。
「あの二人が一緒になりたいって言ったらどうします?
正直に言うとね、認めてもいいかなと思う気持ちがどこかにあります。
英夫さんの死すら乗り越えてしまった二人を見てると。」
「病院の事もあの二人の事もどうしてやるのが一番いいのか。。」
溜め息をつく二人。
亮太の病室にて、珠希は亮太にもたれ寝ております。
恭介は亮太の手を握りながら
「亮太 お前はどうして死のうとしたんだ
俺は今 お前と話がしたいよ
今の俺達ならきっと バカな話で笑ったり喧嘩したりしてさ
楽しかったはずだろ なあ亮太 ごめんな亮太」
恭介とバカな話をするのか?そして笑えるのか?
想像がつきません。
目が覚めた珠希、メモと弁当箱を見つける。
【母さんから、夜食です。何かあったらすぐに連絡を下さい。医局にいます。恭介】
弁当箱をあけるとサンドウィッチ
「亮太、お母さんがお弁当を用意して下さったのよ。
亮太、食べたいでしょ?」
亮太の手を握ると、慌てて額に手を当てる珠希。
亮太の病室にて映子&謙治&悟&珠希&恭介。
「昨日の夜発熱してから 中々下がらない」
「体力が徐々に落ちてる..この間も白血病が進行している。」
「植物状態を改善することは不可能だと 脳外科の先生も診断を下した
移植をするにも耐えられるだけの体力がない」
「亮太の生命力を信じよう。」
病室にて珠希&植物状態の亮太。
「亮太、ごめんね、辛いよね、苦しいよね。
こんな所に寝てなきゃいけないなんて。
もっと自由になりたかったんだよね。」
家族の絵を見つめ
「亮太、お母さんの所へ行こうとしたの?
でも一人で行くなんて寂しすぎるよ。」
亮太の手を握り
「亮太の手、大きくなったね。でも指は細くなった。」
すると亮太の目から涙が。
「亮太、泣いてるの?ごめんね、苦しいよね。」
と亮太の涙を拭い
「もういいよ。終わりにしよう。亮太、姉ちゃんと一緒にお母さんの所へ行こう。」
と白衣から注射器を取り出し亮太の点滴に注入。
ピロロロロッピロロロロッ
「直ぐに姉ちゃんも行くからね。」
ピロロロロッピロロロロッ
数値が0になり
ピーーーーーピロロロロッピロロロロッ ピーーーーー
泣きながら亮太にもたれ掛かる珠希。
恭介入室。
ピーーーーーピロロロロッピロロロロッ ピーーーーー
中の状況を見て珠希の足下に血が溜まってるのを発見。
珠希が手首に刺してたものを抜き抱き起こす。
真っ青な顔でグッタリしてる珠希。
「珠希、珠希 珠希死ぬな 珠希 珠希 珠希」
必死で叫ぶ恭介。
==つづく===
テレビ雑誌のあらすじ読みました。
恭介が復讐だなんて意外な展開。
誰にだよ?
紫色のシャツ着てたけどペテン師みたいですよ?
悟は嬉しそうに珠希の大きな腹に耳当ててたけどさ
絶対恭介の子ですよね。
まぁ三枝も恭介に引っ付いてる感じなので
どうなっていくんでしょうかね、予想もつきません。
第二部から10年後の設定なわけですが
その10年間は何をしてたんでしょうかね。
待機期間中ですか?
「分かりました 急ぎましょう」
医局にて珠希&悟
「昨日は、、」
「忘れて下さい。私も忘れますから。」
物凄いサッパリした人間ですね、珠希って。
普通は忘れたくても忘れられないものですから。
「分かった。兄さんと亮太の骨髄の型、合わなかったって聞いた。」
「この事は亮太には黙っていて下さい。」
「君は昨日も当直だったんだろ?
今日は帰って寝た方がいい。」
当直でヤラレちゃったのかよ。
「大丈夫です。」
夜、亮太が目覚めると珠希がもたれ掛かって寝ております。
そっと上衣をかけてやる亮太。
そこへ救急の患者が運ばれたと看護師に呼ばれる珠希。
「待って下さい、姉は今寝たところなんです。」
と珠希を心配する亮太。
「大丈夫です。」慌てて出て行く珠希。
「骨髄の型、合わなくて残念でしたけど、、、」
と余計な事を言うろくでなし看護師。←クビにしちゃいましょう。
鳩が豆鉄砲食らったような顔の亮太。
病室にて映子&亮太。
「お父さんが僕を利用していたとしても例え罪を犯していたとしても
僕はお父さんとお母さんには感謝してるんだ。」
微笑む映子。
院長室にて、いてもたってもいられない様子の謙治。
電話が鳴り急いでとる
「手術始まったんですね?石川さん、終わったら
直ちにこっちに戻るように恭介に伝えて下さい。」
亮太の病室に珠希が入るとそこには三枝が。
慌てて白い封筒をしまう三枝、退場。
「ちょっと姉ちゃんと話したくて。
姉ちゃんの笑った顔、久しぶりに見たよ。
山梨の診療所にいた頃
姉ちゃんが買って来てくれたスイカ上手かったなぁ〜
姉ちゃん?昔みたいにまた我侭言ってもいい?
そうだな〜じゃあ、スイカ買ってきて」
「分かったわ。」
「待って、もう子供じゃないから」
と言って自分の財布を渡す。一度振り返り微笑み退室珠希。
院長室にて電話の音に速攻反応謙治。
「石川さん、成功したんですね!それで恭介は!?」
スイカを買って来た珠希が亮太の病室に入ると
首を吊ってる亮太の姿が!
スイカを床に落とし「亮太!!」
院長室にて謙治&恭介。
「報告は後だ、実はな恭介、」
そこへ内線、「なんだ!なんだ、何だって!!!」
恭介が急いで駆け付けると亮太の名前を叫びながら
心臓マッサージ中の珠希と知らない先生が。
「亮太!帰って来い!」と電気ショックを与える恭介
「亮太〜!!」謙治も慌てて駆け付ける。
病室にて悟、恭介、珠希、謙治、映子。
チューブやらなんやら付けられてる亮太。
「私のせいなんです。私が亮太の様子に気付いてれば。」
「そんな事はない。君は亮太の為に精一杯尽くしていた。」
「それが亮太を苦しめたのかも..」
「きっと 色んな思いが 亮太の中にあったはずだ
君のせいじゃない 自分を責めるのはやめるんだ」
「最後に亮太に会ったのは私..何も気付いてあげられなかった..」
珠希の私が私がって全部自分のせいにするのがウザい。
この時の亮太の鼻に入ってたチューブ、
見事に外れてましたけど大丈夫ですか?
院長室にて目頭を押さえ悲しむ謙治。
そこへ石川教授を引きつれ仁登場。
「加賀見院長、今日の事は大変感謝しております。
社会復帰もそう遠くないことでしょう。」
「申し訳ないが今日のところはこれでお引き取り願えませんか?」
「恩のある院長にこんな事を申し上げるのは非常に心苦しいのですが
妻を救って頂いた事と私の問題は別..
私はこの病院を自分のものにするつもりです。」
でたー。やっぱ石川はただ者じゃないな。
でも直ぐ尻尾巻いて逃げそうでもあるけど。
「私が追いつめられてどうにもならなくなった時
私は素直に汚い金を受け取った罪を認め
あなたの奥様と共犯だったと言ったら
信じてくれる人もいるのでは..
乞われて理事になるという事はそれくらいの信頼関係があるのだと..」
「貴様ってやつは!どこまで腐りきってるんだぁ〜!!!」
と石川に掴み掛かろうとするが仁に止められる。
「いしかわぁ〜いしかわぁ〜〜〜!!!」叫びまくる謙治。
「恨むなら私を理事にしたあなたの奥様を恨むといい
それでは失礼します。」退場石川。
吠える謙治。
Club Meguにて仁&恵。
「石川教授が謙治さんんを揺すってるですって??」
「そうなんだよ、恭介さんに奥さんを助けてもらった
恩も何もあったもんじゃないよ。」
「あの石川って男、私絶対に許せないわ」
と呟く恵←の顔、怖いっス!
おっと!ついに恵も動き出しますか!
病室にて看病しながら亮太に昔の話をする珠希。
恭介入室、飾ってある山梨時代の家族絵を見て
「亮太は半分に破いても捨てる事が出来なかったんだ」
「山梨の病院に入院した頃、亮太一人で寝る事も出来なかった..
母が亡くなって白血病になって辛かったはずなのに逆に強くなって。
あの時も私の重荷になりたくないって私を心配して、、私のせいで、、」
「そうじゃない 無理をさせていたのは俺達加賀見家の人間だ
13年間加賀見家の中で ずっと我慢してきたんだ
再発してからも不安だっただろうに
忙しさにかまけて ゆっくり話す事も出来なかった
骨髄の型も合わなかった 情けないよ 俺は何も出来なかった
どんなに多くの人を助けても 大事な弟の命を助けられないなんて
何のために医者になったんだ 亮太はこれから幸せになれたのに」
「せめてその時が来るまで私は亮太の傍にいます。」
珠希を抱く恭介←を目撃する三枝、手には亮太から受け取った白い封筒が
加賀見家にて着替えを取りに帰った恭介、悟に
「亮太の所にあまり顔を出してないようだけど」
「珠希さんは?」
「眠ってる亮太に話しかけたり 一日中付きっきりで 世話をしている」
「そうか。」
「お前 彼女と俺の事を気にして 亮太のところに」
「亮太も珠希さんも僕が行っても喜ばないよ。」
確かに。だってキモいもん。
「亮太はお前の弟だ 彼女の事は 別の話だ」
そこへいつの間にか映子登場。
「母さん俺珠希さんの事」
「恭介、あなたも体気をつけなさいよ。
お夜食用意したから持って行ってちょうだい。
多めに作ったから。」
寝室にて映子&謙治。
「あの二人が一緒になりたいって言ったらどうします?
正直に言うとね、認めてもいいかなと思う気持ちがどこかにあります。
英夫さんの死すら乗り越えてしまった二人を見てると。」
「病院の事もあの二人の事もどうしてやるのが一番いいのか。。」
溜め息をつく二人。
亮太の病室にて、珠希は亮太にもたれ寝ております。
恭介は亮太の手を握りながら
「亮太 お前はどうして死のうとしたんだ
俺は今 お前と話がしたいよ
今の俺達ならきっと バカな話で笑ったり喧嘩したりしてさ
楽しかったはずだろ なあ亮太 ごめんな亮太」
恭介とバカな話をするのか?そして笑えるのか?
想像がつきません。
目が覚めた珠希、メモと弁当箱を見つける。
【母さんから、夜食です。何かあったらすぐに連絡を下さい。医局にいます。恭介】
弁当箱をあけるとサンドウィッチ
「亮太、お母さんがお弁当を用意して下さったのよ。
亮太、食べたいでしょ?」
亮太の手を握ると、慌てて額に手を当てる珠希。
亮太の病室にて映子&謙治&悟&珠希&恭介。
「昨日の夜発熱してから 中々下がらない」
「体力が徐々に落ちてる..この間も白血病が進行している。」
「植物状態を改善することは不可能だと 脳外科の先生も診断を下した
移植をするにも耐えられるだけの体力がない」
「亮太の生命力を信じよう。」
病室にて珠希&植物状態の亮太。
「亮太、ごめんね、辛いよね、苦しいよね。
こんな所に寝てなきゃいけないなんて。
もっと自由になりたかったんだよね。」
家族の絵を見つめ
「亮太、お母さんの所へ行こうとしたの?
でも一人で行くなんて寂しすぎるよ。」
亮太の手を握り
「亮太の手、大きくなったね。でも指は細くなった。」
すると亮太の目から涙が。
「亮太、泣いてるの?ごめんね、苦しいよね。」
と亮太の涙を拭い
「もういいよ。終わりにしよう。亮太、姉ちゃんと一緒にお母さんの所へ行こう。」
と白衣から注射器を取り出し亮太の点滴に注入。
ピロロロロッピロロロロッ
「直ぐに姉ちゃんも行くからね。」
ピロロロロッピロロロロッ
数値が0になり
ピーーーーーピロロロロッピロロロロッ ピーーーーー
泣きながら亮太にもたれ掛かる珠希。
恭介入室。
ピーーーーーピロロロロッピロロロロッ ピーーーーー
中の状況を見て珠希の足下に血が溜まってるのを発見。
珠希が手首に刺してたものを抜き抱き起こす。
真っ青な顔でグッタリしてる珠希。
「珠希、珠希 珠希死ぬな 珠希 珠希 珠希」
必死で叫ぶ恭介。
==つづく===
テレビ雑誌のあらすじ読みました。
恭介が復讐だなんて意外な展開。
誰にだよ?
紫色のシャツ着てたけどペテン師みたいですよ?
悟は嬉しそうに珠希の大きな腹に耳当ててたけどさ
絶対恭介の子ですよね。
まぁ三枝も恭介に引っ付いてる感じなので
どうなっていくんでしょうかね、予想もつきません。
第二部から10年後の設定なわけですが
その10年間は何をしてたんでしょうかね。
待機期間中ですか?
■愛讐のロメラ(第36話)
2008年11月18日 愛讐のロメラ会議室にて採血をする恭介&悟&珠希。
亮太の病室をそーっと開ける謙治、
「絶対によくなる。絶対に治してやる。」と呟く→目覚める亮太。
「お父さん?」
「心配するな。みんながついてるぞ。」
「これ以上迷惑をかけるくらいだったら死んでしまった方が..
父さん、僕を可哀想だと思うなら楽に死ねる薬を..」
「ばか者。医者がそんな事が出来るか!ゴツン(←亮太のデコをグーで)
やっと姉ちゃんと姉弟に戻れたんだろ?
これで堂々と甘えれられるじゃないか。」
医局にて悟&恭介。
「大動脈解離の患者のオペをする気なのか?
このオペをするにはまだ覚悟が足りない」
「今は外科医の数も足りない..僕は兄さんを助けたい..」
「だったら 俺が助手で入れる日に」
「日程は動かせません。」退場悟。
病室にて退屈そうな亮太、そこへ悟入室。
「病院なんて退屈なだけ..どうせ治らないのにさ。」
退屈なくせに以前は毎日のように来てたよね?
「お前がそんな弱気でどうする..」
「もう姉ちゃんの負担になりたくない..」
「ずっとすまなかった..あんな人でも僕の父さん..
少し分かるんだ、英夫おじさんに対する父さんの気持ちが。
僕にも何でも持ってる兄さんがいるからね。」
「兄さん..」
「僕も兄さんとは兄弟じゃなかった頃の方が気楽に付き合えてたよ。」
「でも僕は兄さん達と兄弟になれて幸せだったよ。」
「これからは加賀見家も過去も何も関係ない。
今から自由に生きていける..だから諦めるな。」
「そうだね、もうちょっと生きて姉ちゃんを本当の自由にしてやらないと。
あんな人だけど良心は残ってるよね?..僕らの父さんには。」
「亮太..」
院長室にて恭介&謙治。
「ドナーの準備が出来次第シュウケイ大へ向かってくれ。
こっちの事は心配するな、」
「分かりました。」
会議室にて珠希が専門の先生?に
日本では不認可の白血病の薬の試用を検討してもらうよう動いてる様子。
廊下から会議室の話を点滴つけたままの亮太が立ち聞き。
この部屋、声が漏れ過ぎです
立ち上がった際にフラつく珠希。
「大丈夫ですか、、
弟さんも大事ですが七瀬先生も少しは休んで下さい。」
ションボリ退散亮太with点滴、廊下で三枝、
「亮太さん、大変でしょうけど頑張って下さいね。」
「新しい医者は入ったんですか?」
「まだです、そう急には難しいみたいで」
ハァ〜とションボリ退散亮太with点滴→どこかに電話。
病室に戻る亮太with点滴、心配する珠希。
「ちょっとトイレに..それで?恭介兄さんとは?」
「今は亮太の事だけを考えたいの。」
「僕のため僕のためってそれで殺人犯になっちゃったんだろ?!
もう姉ちゃんの重荷になるのは嫌なんだ。」
「私はただ亮太に元気になってほしい」
「それが辛いんだよ!(半べそで)出て行ってくれ!」
と背を向けて寝る亮太。
弟が白血病だっていうのに
呑気に男とイチャついたりできないだろ普通は。
オペ室にて悟執刀の手術中。
ピピピピピーッピピピピピーッ
なにかアクシデントが起こった模様。
医局にて恭介&珠希。
「焦る気持ちは分かるが 君の笑顔が亮太への何よりの薬だ。」
と珠希の肩に手を置く恭介。
見つめ合う二人←を廊下から見てるだけの悟←に気付く珠希&恭介
白々しく退散する悟←追っかける恭介。
「悟!オペを途中で中止したそうだな。」
「事前検査では分からなかった動脈瘤が破裂..仕方なかった。」
「オペを中止したのは お前が恐かったからだろ?
オペは恐いものだ 恐れがなければならない
でも 殺人者になる事を 怖がっていては出来ない。」
「(半べそで)僕は、、医者としても男としても兄さんには適わない、、」
「何が言いたいんだ?」
「やっぱり珠希さんの事好きだったんだろ?
なのに格好つけて恨んでるなんて口先ばっかりで
結局兄さんは僕や亮太や珠希さんの事をみんな傷つけてきたんだ!」
「その通りだ すまない」ぺこり
あっさり認める恭介。
亡霊のように去る悟。
病室にて謙治に昔話をする亮太。
「6歳の頃、姉ちゃんの父親はトラックに引かれそうになった僕を
庇って..僕は姉ちゃんから父親を奪った..
13年前、僕が病気になって姉ちゃんから青春を奪った。
高校を辞め診療所で働いて僕の事を廻って
姉ちゃんは僕と血の繋がった父を殺した。
殺した罪を背負わされた。僕の人生は一体なんだったんだろう。
周りの人を不幸にするために生まれてきたみたいだ。」
「そんな事はない。私と映子はお前を息子として育てて
家族として一緒に生きてきた事が誇り..」
「僕の気掛かりは姉ちゃんの事だけ..恭介兄さんと幸せになってほしい..
姉ちゃんを過去から自由にしてやってくれませんか?
それが出来るのはお父さんだけです、お願いします。」
と謙治の胸を掴み懇願する。抱き寄せる謙治。
謙治の胸で「僕はその為なら死んでも構わない」と泣く亮太。
会議室に悟が一人ションボリと居るのを見かけた珠希。
(廊下からキレ〜に会議室の中が丸見え&声も丸聞こえ!)
「すみません、電気がついていたものですから。
どうかしたんですか?」と入室珠希。
メスを握りしめた悟
「この手で今日患者を殺しそうになった。」プルプル震えてる手←父譲りですね。
「悟さん、、」
「震えるんだ、、メスを持つと、、あの時の事を思い出して
手が震えるんだ、、」
それならもう医者辞めて下さい。
そんな悟の手を両手で握りしめる珠希。
「医者ならみんなそうです。
人の死を前にして恐れる心が無くなったら
医者を辞めた方がいい、と恭介さんも言っていました。」
「フンッ。フフフッ〜」バッと珠希の手をふりほどき
「兄さんか、、兄さんとは上手くいってるみたいだね。」
「今は亮太の事で頭が一杯でそんな事言ってる場合じゃないんです。」
と退場する珠希の腕を強引に掴み
「そんな事ってなんだよぉ!!!
そんな事って言うくらいなら僕の事愛してくれよ!
僕の事見てくれよぉ!!」
遂に爆発したぞ〜!悟ぼっちゃんが!
珠希に抱きつく悟、硬直状態の珠希。
「僕は誰よりも君を愛してる!!
ずっと君の事想って君を守ってきたのは僕だぁ!!!
なのに、、なんで兄さんなんだぁ!!
なんで分かってくれないんだよぉ!!!」
確かにそうだよね、優しく見守ってきたよね。
でも珠希はいつもそっけなかったよね。
机の上に珠希を強引に押し倒し
「止めて悟さん!こんなの悟さんらしくないです!」
と言った瞬間悟の火傷の痕が目につき抵抗するのを止める珠希。
「僕らしいって一体なんだよ!!
兄さんに気をつかって、亮太との結婚を祝福して
君にまで同情されてぇ!!!
それでも笑ってられるのが僕らしさだっていうのか!!」
そうだ!それが悟らしさだ!覚えておけ!!
報われないキャラなのだ!
ビリッ!!←珠希のシャツのボタンを引き裂く音
メスを握りしめ
「今日、、もし、あの患者を殺していたら
君と同じになれたのかな?」
メスを机の上に落とし珠希にスキス〜し...
病室に誰かが入ってくるのに気付き目を閉じる亮太。
珠希、髪はボサボサ、シャツは開けたままで
いかにも今さっきヤラレちゃいました〜って感じ。
寝てる亮太の胸に顔を乗せる珠希。
亮太が目を開け
「姉ちゃん、、もういいよ、、十分だよ、、」
「ごめんね、ごめんね、今日だけだから、、」
会議室にてブラインドーに手をかけ
「何を、、何て事を、、」
と座り込む悟。
机の上には白衣とネクタイ
悟はいつもシャツはインしてるのに出しっ放し。
翌日、医局にて悟と珠希。
気まずそうにしてる悟と全くいつも通りの珠希だが
悟の視線が気になる様子。そこへ恭介登場。
「おはよー 顔色が良くないようだけど
体調が悪いんじゃないか?」
横目で二人を見る悟。
「どうしたんだ?」
「なんでもありません。」
退出する悟。
院長室にて看護士が検査結果を持ってくる。
照らし合わせる謙治。
一人目、二人目、三人目→×
四人目→恭介、適合。
「一致した!一致したぞ!」
慌てて内線で「あっ恭介呼んでくれ!」
そこへ慌てた様子で石川教授登場。
「院長!ドナーの準備が整いそうなんだ!
今すぐ恭介君にうちの大学まで来て欲しい!」
しばらく考え電話を置く謙治。
廊下にて恭介に検査結果を院長室に持って行った事を伝える看護師。
院長室にて石川教授&謙治。
なんだか石川の演技が意味深なんですけど??
本当、石川って面白い演技しますよね。
コンコン 珠希を引き連れ恭介入室。
「院長、検査の結果は?俺の骨髄の型は?」
「シュウケイ大に向かってくれ。
石川さんのドナーの準備が間もなく整う。直ちに手術だ。」
「それより俺のHLAの型が亮太と一致したのか聞いているんです!!」
「冷静になれ!」
「どうなんです!」
「今この瞬間にお前のオペを待ってる患者が居るんだ。
感情に流されるな!一致してはいない。
今すぐシュウケイ大へ向かえ。」
「必ず、必ずどこかに亮太と骨髄の型が一致する人が居るはずです。」
==全ては病院の発展の為、謙治はこの時真実を誤魔化し
恭介、珠希を欺いて石川教授の妻の心臓移植手術を優先させたのです。==
===つづく=====
よく登場する会議室でヤッちゃうとは凄いですね。
しかも戸開けっ放しで電気もつけっぱなし。
あんだけ大きい声出してて誰にも気付かれず、ですか。
普通の声で戸を閉めてても廊下から丸聞こえだっていうのに
不思議なものです。無理あり過ぎですね。
悟って実はヤッてなかったと思ってるんですけどね私は。
でもあのシーンから悟が変態に見えてきました。
関わりたくないって感じです。
走り出したら止まらない悟、あばよ。
亮太の病室をそーっと開ける謙治、
「絶対によくなる。絶対に治してやる。」と呟く→目覚める亮太。
「お父さん?」
「心配するな。みんながついてるぞ。」
「これ以上迷惑をかけるくらいだったら死んでしまった方が..
父さん、僕を可哀想だと思うなら楽に死ねる薬を..」
「ばか者。医者がそんな事が出来るか!ゴツン(←亮太のデコをグーで)
やっと姉ちゃんと姉弟に戻れたんだろ?
これで堂々と甘えれられるじゃないか。」
医局にて悟&恭介。
「大動脈解離の患者のオペをする気なのか?
このオペをするにはまだ覚悟が足りない」
「今は外科医の数も足りない..僕は兄さんを助けたい..」
「だったら 俺が助手で入れる日に」
「日程は動かせません。」退場悟。
病室にて退屈そうな亮太、そこへ悟入室。
「病院なんて退屈なだけ..どうせ治らないのにさ。」
退屈なくせに以前は毎日のように来てたよね?
「お前がそんな弱気でどうする..」
「もう姉ちゃんの負担になりたくない..」
「ずっとすまなかった..あんな人でも僕の父さん..
少し分かるんだ、英夫おじさんに対する父さんの気持ちが。
僕にも何でも持ってる兄さんがいるからね。」
「兄さん..」
「僕も兄さんとは兄弟じゃなかった頃の方が気楽に付き合えてたよ。」
「でも僕は兄さん達と兄弟になれて幸せだったよ。」
「これからは加賀見家も過去も何も関係ない。
今から自由に生きていける..だから諦めるな。」
「そうだね、もうちょっと生きて姉ちゃんを本当の自由にしてやらないと。
あんな人だけど良心は残ってるよね?..僕らの父さんには。」
「亮太..」
院長室にて恭介&謙治。
「ドナーの準備が出来次第シュウケイ大へ向かってくれ。
こっちの事は心配するな、」
「分かりました。」
会議室にて珠希が専門の先生?に
日本では不認可の白血病の薬の試用を検討してもらうよう動いてる様子。
廊下から会議室の話を点滴つけたままの亮太が立ち聞き。
この部屋、声が漏れ過ぎです
立ち上がった際にフラつく珠希。
「大丈夫ですか、、
弟さんも大事ですが七瀬先生も少しは休んで下さい。」
ションボリ退散亮太with点滴、廊下で三枝、
「亮太さん、大変でしょうけど頑張って下さいね。」
「新しい医者は入ったんですか?」
「まだです、そう急には難しいみたいで」
ハァ〜とションボリ退散亮太with点滴→どこかに電話。
病室に戻る亮太with点滴、心配する珠希。
「ちょっとトイレに..それで?恭介兄さんとは?」
「今は亮太の事だけを考えたいの。」
「僕のため僕のためってそれで殺人犯になっちゃったんだろ?!
もう姉ちゃんの重荷になるのは嫌なんだ。」
「私はただ亮太に元気になってほしい」
「それが辛いんだよ!(半べそで)出て行ってくれ!」
と背を向けて寝る亮太。
弟が白血病だっていうのに
呑気に男とイチャついたりできないだろ普通は。
オペ室にて悟執刀の手術中。
ピピピピピーッピピピピピーッ
なにかアクシデントが起こった模様。
医局にて恭介&珠希。
「焦る気持ちは分かるが 君の笑顔が亮太への何よりの薬だ。」
と珠希の肩に手を置く恭介。
見つめ合う二人←を廊下から見てるだけの悟←に気付く珠希&恭介
白々しく退散する悟←追っかける恭介。
「悟!オペを途中で中止したそうだな。」
「事前検査では分からなかった動脈瘤が破裂..仕方なかった。」
「オペを中止したのは お前が恐かったからだろ?
オペは恐いものだ 恐れがなければならない
でも 殺人者になる事を 怖がっていては出来ない。」
「(半べそで)僕は、、医者としても男としても兄さんには適わない、、」
「何が言いたいんだ?」
「やっぱり珠希さんの事好きだったんだろ?
なのに格好つけて恨んでるなんて口先ばっかりで
結局兄さんは僕や亮太や珠希さんの事をみんな傷つけてきたんだ!」
「その通りだ すまない」ぺこり
あっさり認める恭介。
病室にて謙治に昔話をする亮太。
「6歳の頃、姉ちゃんの父親はトラックに引かれそうになった僕を
庇って..僕は姉ちゃんから父親を奪った..
13年前、僕が病気になって姉ちゃんから青春を奪った。
高校を辞め診療所で働いて僕の事を廻って
姉ちゃんは僕と血の繋がった父を殺した。
殺した罪を背負わされた。僕の人生は一体なんだったんだろう。
周りの人を不幸にするために生まれてきたみたいだ。」
「そんな事はない。私と映子はお前を息子として育てて
家族として一緒に生きてきた事が誇り..」
「僕の気掛かりは姉ちゃんの事だけ..恭介兄さんと幸せになってほしい..
姉ちゃんを過去から自由にしてやってくれませんか?
それが出来るのはお父さんだけです、お願いします。」
と謙治の胸を掴み懇願する。抱き寄せる謙治。
謙治の胸で「僕はその為なら死んでも構わない」と泣く亮太。
会議室に悟が一人ションボリと居るのを見かけた珠希。
(廊下からキレ〜に会議室の中が丸見え&声も丸聞こえ!)
「すみません、電気がついていたものですから。
どうかしたんですか?」と入室珠希。
メスを握りしめた悟
「この手で今日患者を殺しそうになった。」プルプル震えてる手←父譲りですね。
「悟さん、、」
「震えるんだ、、メスを持つと、、あの時の事を思い出して
手が震えるんだ、、」
それならもう医者辞めて下さい。
そんな悟の手を両手で握りしめる珠希。
「医者ならみんなそうです。
人の死を前にして恐れる心が無くなったら
医者を辞めた方がいい、と恭介さんも言っていました。」
「フンッ。フフフッ〜」バッと珠希の手をふりほどき
「兄さんか、、兄さんとは上手くいってるみたいだね。」
「今は亮太の事で頭が一杯でそんな事言ってる場合じゃないんです。」
と退場する珠希の腕を強引に掴み
「そんな事ってなんだよぉ!!!
そんな事って言うくらいなら僕の事愛してくれよ!
僕の事見てくれよぉ!!」
遂に爆発したぞ〜!悟ぼっちゃんが!
珠希に抱きつく悟、硬直状態の珠希。
「僕は誰よりも君を愛してる!!
ずっと君の事想って君を守ってきたのは僕だぁ!!!
なのに、、なんで兄さんなんだぁ!!
なんで分かってくれないんだよぉ!!!」
確かにそうだよね、優しく見守ってきたよね。
でも珠希はいつもそっけなかったよね。
机の上に珠希を強引に押し倒し
「止めて悟さん!こんなの悟さんらしくないです!」
と言った瞬間悟の火傷の痕が目につき抵抗するのを止める珠希。
「僕らしいって一体なんだよ!!
兄さんに気をつかって、亮太との結婚を祝福して
君にまで同情されてぇ!!!
それでも笑ってられるのが僕らしさだっていうのか!!」
そうだ!それが悟らしさだ!覚えておけ!!
報われないキャラなのだ!
ビリッ!!←珠希のシャツのボタンを引き裂く音
メスを握りしめ
「今日、、もし、あの患者を殺していたら
君と同じになれたのかな?」
メスを机の上に落とし珠希にスキス〜し...
病室に誰かが入ってくるのに気付き目を閉じる亮太。
珠希、髪はボサボサ、シャツは開けたままで
寝てる亮太の胸に顔を乗せる珠希。
亮太が目を開け
「姉ちゃん、、もういいよ、、十分だよ、、」
「ごめんね、ごめんね、今日だけだから、、」
会議室にてブラインドーに手をかけ
「何を、、何て事を、、」
と座り込む悟。
机の上には白衣とネクタイ
悟はいつもシャツはインしてるのに出しっ放し。
翌日、医局にて悟と珠希。
気まずそうにしてる悟と全くいつも通りの珠希だが
悟の視線が気になる様子。そこへ恭介登場。
「おはよー 顔色が良くないようだけど
体調が悪いんじゃないか?」
横目で二人を見る悟。
「どうしたんだ?」
「なんでもありません。」
退出する悟。
院長室にて看護士が検査結果を持ってくる。
照らし合わせる謙治。
一人目、二人目、三人目→×
四人目→恭介、適合。
「一致した!一致したぞ!」
慌てて内線で「あっ恭介呼んでくれ!」
そこへ慌てた様子で石川教授登場。
「院長!ドナーの準備が整いそうなんだ!
今すぐ恭介君にうちの大学まで来て欲しい!」
しばらく考え電話を置く謙治。
廊下にて恭介に検査結果を院長室に持って行った事を伝える看護師。
院長室にて石川教授&謙治。
なんだか石川の演技が意味深なんですけど??
本当、石川って面白い演技しますよね。
コンコン 珠希を引き連れ恭介入室。
「院長、検査の結果は?俺の骨髄の型は?」
「シュウケイ大に向かってくれ。
石川さんのドナーの準備が間もなく整う。直ちに手術だ。」
「それより俺のHLAの型が亮太と一致したのか聞いているんです!!」
「冷静になれ!」
「どうなんです!」
「今この瞬間にお前のオペを待ってる患者が居るんだ。
感情に流されるな!一致してはいない。
今すぐシュウケイ大へ向かえ。」
「必ず、必ずどこかに亮太と骨髄の型が一致する人が居るはずです。」
==全ては病院の発展の為、謙治はこの時真実を誤魔化し
恭介、珠希を欺いて石川教授の妻の心臓移植手術を優先させたのです。==
===つづく=====
よく登場する会議室でヤッちゃうとは凄いですね。
しかも戸開けっ放しで電気もつけっぱなし。
あんだけ大きい声出してて誰にも気付かれず、ですか。
普通の声で戸を閉めてても廊下から丸聞こえだっていうのに
不思議なものです。無理あり過ぎですね。
悟って実はヤッてなかったと思ってるんですけどね私は。
でもあのシーンから悟が変態に見えてきました。
関わりたくないって感じです。
走り出したら止まらない悟、あばよ。
■愛讐のロメラ(第35話)
2008年11月17日 愛讐のロメラ「亮太!」
仰向けに倒れた亮太の元へ駆け寄る謙治。
珠希のマンションにて恭介が目覚めると隣に珠希はおらず
キッチンにてちゃっかり着替えをすませ鈴を眺めてる珠希の姿が。
するとあっという間(約5秒間)に着替えをすました恭介
「すまない 少し寝てしまったようだ」
「いえ。このコーヒーを飲んだら帰って下さい。
今日の事は忘れて下さい。」
ヤッた途端正気に返る珠希。
「俺はそんな覚悟で君を 君を抱いたわけじゃない」
テーブルの上にあった鈴を手に握りしめる恭介、
「俺は君を 憎んできた
でもそれ以上に 君を愛している」
鈴を見せながら
「君がこの鈴を持っていたのは恨みを忘れる為なんかじゃないんだろ?」
コクンと頷き
「あなたを愛しています。でもそんな事は許されません。」
「父を殺した事は許せなかった
でも 君を愛する気持ちもあった..
この二つの気持ちを抱えながら生きて行く勇気がなかった
恨む事で君に惹かれている どうしようもなく惹かれている自分から
逃げようとしたんだ やっと覚悟ができた
家族に恨まれようと誰に何を言われようと 俺は君を愛している
君の罪は俺が背負う いや 一緒に背負わせてくれないか?」
ベッドで寝ている亮太、目覚めるとそこには謙治が。
慌てて起き上がろうとする亮太に
「寝ていなさい。入院だ!」
「僕なら大丈夫..少し寝ていなかっただけ..
入院なんて大げさな事言わないでくれ。」
と謙治の顔を見るが謙治のドヨヨ〜〜ンとした表情で察した亮太
「白血病が再発したとか言わないよね?」
「急性骨髄性白血病の疑いがある..」
「この事は絶対に他の人達には黙っていて下さい。
僕もあなたの事を黙っていますから。」
ベッドから立ち上がり
「あなたがもしこの病気の事を話したら
僕もあなたの秘密を公にします。」退室亮太。
マンションにて、鈴を眺めながら亮太の帰りを待つ珠希。
そこへ亮太帰宅。
「お帰りなさい、用事はもう済んだの?ニコリ」
「ニコッ。うん。」
今日の御飯はカレー。一口食べ亮太、
「んん、美味しいよこのカレー。
一口食べて思い出した。
姉ちゃんが作ってくれた味だよ。」
とバクバク食べる。
「覚えてる?カレー全部食べたらスイカを食べていいって約束。」
「(笑って)そんな約束してたっけ?」
「明日は何が食べたい?」
「姉ちゃん、この家で一緒に暮らしたいって言った事、取り消すよ。
もう大人だし姉弟だからって一緒に住む必要ないよ。」
つーか亮太、出て行くのはいいけどさ金あるの?
「恭介兄さんの事好きなんだろ?
恭介兄さんは姉ちゃんの事、真剣に思ってるよ。
真剣だからこそきっと気持ちを抑えてきたんだ。
過去の事で今を不幸にしちゃいけない。
姉ちゃんが苦しいのは恭介兄さんが好きだからだろ?
愛し合っているのに嘘をついたら駄目だよ。
嘘は周りの人間を余計に傷つけるよ。」
ついこの間まで珠希を苦しめてたのは亮太だけどな。
亮太は周りの人間を余計に傷つけたよ。
そしてさ、心配御無用だぜ、亮太!
お前がぶっ倒れた時、コイツらこの部屋で
ちゃっかり一つになりましたから!
「暫く旅行に行きます。全てをリセットしたい..
約束してくれよ。もうこれからの人生は
誰かの為とかじゃなくて自分の為に生きるって。」
コクンと頷く珠希を見て亮太も納得し退場しながら
「無理矢理結婚とかしてごめんな、、」
「亮太?」
「ちょっと歩いてくるよ。」退場。
==珠希の幸せを願い亮太が悲愴な思いで出て行ったことを
珠希は知る由もありませんでした==
加賀見家を訪れた亮太、対応する映子。
「何?話したい事って。」
「七瀬珠希さんを許そうと思います。
婚姻届は提出していません。
昔のように姉弟に戻り恨みは忘れる事に..
七瀬亮太に戻ろうと思います。
その事を悟兄さんにも伝えたくて今日は..」
「悟も謙治さんも今日は帰って来ないわ。」
「そうですか。じゃあ僕は失礼します。」
「話はまだ終わってないわ。
七瀬の姓を名乗ると言う事は私は可愛いあなたを
恨まなければならないわね。」
はいっ??何で亮太を恨む必要があるんです?
七瀬の姓を名乗る人を全員恨むわけ?
映子って意味不明。
「覚悟はしています。」
「それでも愛している事に変わりはないわ。」
「(涙目で)お母さん..」
フラフラフラ〜と倒れそうになる亮太。
「亮太?どうしたの?」
「大丈夫です。風邪です、心配しないで下さい。」
亮太の腕を掴み
「あなたの部屋はそのままにしてあるわ、休んでいきなさい。」
「大丈夫です。」
「休んでいきなさい!亮太!」
加賀見病院院長室に石川教授登場。
「こんな遅くにどんなご用件で?
亮太をそそのかして下さったおかげで
後始末が大変な事に..」
「今回の件に関しては心からお詫びします。すいませんでした。」ぺこり
おや?今日は妙に腰が低くなっちゃってるよ?
どうしちゃったの??
笑っちゃうくらいちっちゃくなってるよ!
「理事に招かれた時の条件は亮太君を解任する事と
この病院を元通りにする事でした。」
「だが医師達はさっぱり戻ってこない。
いつになったら返して頂けるんですか?」
「返さないのではなく返せないんです。」
「はあ?」
「誰も私の言う事を聞いてはくれないんです。
あなたを陥れて学部長のイスを手に入れる事が出来た勝因は金..
金があったから周りの人間を黙らせる事が出来た..
ですが私は今、裏金の件で追いつめられて..
だから誰も私に近付こうとしないし
飛び火を恐れ誰も私に関わろうとしない。
その挙げ句、、大切な妻を失ってしまうかもしれない。」
「奥様がどうかなされたんですか?」
「拡張型心筋症の手術が失敗した。
皮肉な事に手術が失敗したその直後に心臓移植のドナーが見つかった..」
「だったらすぐに移植手術をすればいい。」
「(涙声で)誰も心臓移植を引き受けてはくれない。
私は全てを失ってしまうかも..」
一瞬ニヤリとして
「是非うちの恭介にその手術を執刀させては頂けませんか?」
「加賀見院長!本当に引き受けていただけるんですか?」
「うちの恭介をシュウケイ大の方に伺わせましょう。」
「ありがとう、ありがとう。」ぺこり
にんまり顔の謙治。
朝、加賀見家にて亮太の部屋をそ〜っと開ける映子。
しかし既に亮太はおらず、机の上にメモが。
【僕も、恨まれてもお母さんのことを愛しています。亮太】
正直いい歳して親に愛してるとか言わない。
医局にて珠希&恭介。
「昨日亮太が出て行きました。」
悟、医局に入ろうとするが二人の会話が耳に入り廊下で立ち聞き。
「姉弟には戻るけど一緒に住む必要はないと言って。」
「そうか。」
「恭介さん、お話が。」
「珠希、俺も君に話しておきたい事がある。」
呼捨てに反応する悟。
つーか私も反応しまくりですけどね!
ヤッた途端、呼捨て??吹きましたよ。
「今日仕事が終わったら 時間をくれないか?」
「分かりました。」
廊下で立ち聞きの悟の元へ「悟兄さん。」と亮太登場。
何だか険しい顔の悟。休憩室にて悟&亮太。
「恭介兄さんと姉ちゃんは憎しみを越えようとしてるんだ。」
ショボボ〜〜ン悟。
「だから兄さんも協力してあげてほしいんだ!」
これ以上悟にまだ何かしろと?
尽くして尽くして尽くしまくってるのに
報われてないんだぜ、チ〜ンなんだぜ、悟は!
ショボボン悟、溜め息をつき
「亮太はこれからどうするつもりなんだ?」
「僕だってもう大人..そんなに心配しないでよ。
僕のした事で病院まだ大変なんだね、ごめんね。」
「僕はこの病院に訪れている危機を必ず救ってみせる。
お前がこの病院にした事なんか大した事じゃない。心配するな。」
大したことないだと?ガッタガタでしたけど?
うんうんと頷き「それじゃ」と退場しながら
「悟兄さんも体には気をつけてね。」お前がな〜!→亮太退場。
院長室へ向かう亮太、フラフラでしんどそうです。
「この13年、育ててくれてありがとう。
あなたがいなければ僕は死んでいた。だからもう十分..
この前の話の続きをしませんか?
姉ちゃんが人殺しをしたなんて信じられない。
別に殺した人がいるんじゃないかと..」
謙治か映子か英夫自ら、、の3通りしかない気がする。
その他だったら驚きますよ。
「真犯人がいたとしても刑務所に入って欲しいと言うつもりはない..
きっと今まで罪を感じて苦しんできたと思いますから。
ただ、もし姉ちゃんが一生幸せになれないんだとしたら
僕はどうしてもそいつが許せない。」
「その真犯人をどうしたいんだ?」
「姉ちゃんを楽にしてあげてほしい..真実を話し謝って欲しい..」
「(小さく頷き)そうか。だがな今は何よりお前の治療が先だ。」
「僕は治療は受けません。
それから絶対に僕の病気の事は秘密にしておいて下さい。
さもなければ僕がつかんだ秘密を話します。
僕のせいでこれ以上みんなの人生を狂わせたくはないんです。」
つーか謙治が亮太をこのまま見殺しにした方が
みんなの人生を狂わすと思うけど?
コンコン そこへ映子、恭介、悟、珠希登場。
亮太が来ている事に驚く一同。
「あなた亮太と何かあったんですか?」
白々しくそっぽ向く謙治。
「あなた?」と明らかに不審がる映子につい
「亮太の白血病が再発した。」とバラす謙治。
喋ったな、って顔で謙治を見る亮太。
驚く一同。
「どうして言ってくれなかったの?」珠希
「姉ちゃんに心配かけたくなかった..」
「バカ!何て事言ってるの!
絶対に治るから心配なんかしないから。」
「せっかく、、せっかく過去から、、恨みから自由になれたのに、、
姉ちゃん、、、俺ついてないよな、、」
「亮太、あなたの事は私が絶対に助けるから!」
と亮太の手を握る珠希。
病室にて早速点滴して横になる亮太、その傍には映子。
「あんな事をした罰です。僕はきっと助からない。
もし僕が助かったらまたお母さんに迷惑かけるかもしれないよ?」
「息子に苦労をかけられるのは親の務めだわ。」
「(フッと笑い)息子かぁ。
お母さん、もし七瀬珠希が犯人じゃなかったとしたら
恭介兄さんとの仲を許してくれますか?」
「そんな事、、」
「もしもの話ですよ。」
「もしもの話をしても仕方がないわ。
今は自分の事だけ考えなさい。」
医局にて珠希&恭介&悟。
「骨髄穿刺の結果が出ました。
血液内科の先生の診断では急性骨髄性白血病。
抗ガン剤の治療効果は30〜40%、
骨髄移植が出来ればかなりの確率で生存率が高まるそうです。」
「骨髄移植か。」
「兄弟の間では四分の一の確率で骨髄の型が一致します。
きっと恭介の骨髄を亮太に移植する事が可能なはずです。」
「早速 俺のHLAの型を調べてみよう
悟 採血の用意を頼む」
悟&恭介退出。
==珠希はこれまで辛い思いをしてきた亮太と恭介の骨髄型が
一致しないはずがない、そう自分に言い聞かせるのでした。==つづく==
仰向けに倒れた亮太の元へ駆け寄る謙治。
珠希のマンションにて恭介が目覚めると隣に珠希はおらず
キッチンにて
するとあっという間(約5秒間)に着替えをすました恭介
「すまない 少し寝てしまったようだ」
「いえ。このコーヒーを飲んだら帰って下さい。
今日の事は忘れて下さい。」
ヤッた途端正気に返る珠希。
「俺はそんな覚悟で君を 君を抱いたわけじゃない」
テーブルの上にあった鈴を手に握りしめる恭介、
「俺は君を 憎んできた
でもそれ以上に 君を愛している」
鈴を見せながら
「君がこの鈴を持っていたのは恨みを忘れる為なんかじゃないんだろ?」
コクンと頷き
「あなたを愛しています。でもそんな事は許されません。」
「父を殺した事は許せなかった
でも 君を愛する気持ちもあった..
この二つの気持ちを抱えながら生きて行く勇気がなかった
恨む事で君に惹かれている どうしようもなく惹かれている自分から
逃げようとしたんだ やっと覚悟ができた
家族に恨まれようと誰に何を言われようと 俺は君を愛している
君の罪は俺が背負う いや 一緒に背負わせてくれないか?」
ベッドで寝ている亮太、目覚めるとそこには謙治が。
慌てて起き上がろうとする亮太に
「寝ていなさい。入院だ!」
「僕なら大丈夫..少し寝ていなかっただけ..
入院なんて大げさな事言わないでくれ。」
と謙治の顔を見るが謙治のドヨヨ〜〜ンとした表情で察した亮太
「白血病が再発したとか言わないよね?」
「急性骨髄性白血病の疑いがある..」
「この事は絶対に他の人達には黙っていて下さい。
僕もあなたの事を黙っていますから。」
ベッドから立ち上がり
「あなたがもしこの病気の事を話したら
僕もあなたの秘密を公にします。」退室亮太。
マンションにて、鈴を眺めながら亮太の帰りを待つ珠希。
そこへ亮太帰宅。
「お帰りなさい、用事はもう済んだの?ニコリ」
「ニコッ。うん。」
今日の御飯はカレー。一口食べ亮太、
「んん、美味しいよこのカレー。
一口食べて思い出した。
姉ちゃんが作ってくれた味だよ。」
とバクバク食べる。
「覚えてる?カレー全部食べたらスイカを食べていいって約束。」
「(笑って)そんな約束してたっけ?」
「明日は何が食べたい?」
「姉ちゃん、この家で一緒に暮らしたいって言った事、取り消すよ。
もう大人だし姉弟だからって一緒に住む必要ないよ。」
つーか亮太、出て行くのはいいけどさ金あるの?
「恭介兄さんの事好きなんだろ?
恭介兄さんは姉ちゃんの事、真剣に思ってるよ。
真剣だからこそきっと気持ちを抑えてきたんだ。
過去の事で今を不幸にしちゃいけない。
姉ちゃんが苦しいのは恭介兄さんが好きだからだろ?
愛し合っているのに嘘をついたら駄目だよ。
嘘は周りの人間を余計に傷つけるよ。」
ついこの間まで珠希を苦しめてたのは亮太だけどな。
亮太は周りの人間を余計に傷つけたよ。
そしてさ、心配御無用だぜ、亮太!
お前がぶっ倒れた時、コイツらこの部屋で
ちゃっかり一つになりましたから!
「暫く旅行に行きます。全てをリセットしたい..
約束してくれよ。もうこれからの人生は
誰かの為とかじゃなくて自分の為に生きるって。」
コクンと頷く珠希を見て亮太も納得し退場しながら
「無理矢理結婚とかしてごめんな、、」
「亮太?」
「ちょっと歩いてくるよ。」退場。
==珠希の幸せを願い亮太が悲愴な思いで出て行ったことを
珠希は知る由もありませんでした==
加賀見家を訪れた亮太、対応する映子。
「何?話したい事って。」
「七瀬珠希さんを許そうと思います。
婚姻届は提出していません。
昔のように姉弟に戻り恨みは忘れる事に..
七瀬亮太に戻ろうと思います。
その事を悟兄さんにも伝えたくて今日は..」
「悟も謙治さんも今日は帰って来ないわ。」
「そうですか。じゃあ僕は失礼します。」
「話はまだ終わってないわ。
七瀬の姓を名乗ると言う事は私は可愛いあなたを
恨まなければならないわね。」
はいっ??何で亮太を恨む必要があるんです?
七瀬の姓を名乗る人を全員恨むわけ?
映子って意味不明。
「覚悟はしています。」
「それでも愛している事に変わりはないわ。」
「(涙目で)お母さん..」
フラフラフラ〜と倒れそうになる亮太。
「亮太?どうしたの?」
「大丈夫です。風邪です、心配しないで下さい。」
亮太の腕を掴み
「あなたの部屋はそのままにしてあるわ、休んでいきなさい。」
「大丈夫です。」
「休んでいきなさい!亮太!」
加賀見病院院長室に石川教授登場。
「こんな遅くにどんなご用件で?
亮太をそそのかして下さったおかげで
後始末が大変な事に..」
「今回の件に関しては心からお詫びします。すいませんでした。」ぺこり
おや?今日は妙に腰が低くなっちゃってるよ?
どうしちゃったの??
笑っちゃうくらいちっちゃくなってるよ!
「理事に招かれた時の条件は亮太君を解任する事と
この病院を元通りにする事でした。」
「だが医師達はさっぱり戻ってこない。
いつになったら返して頂けるんですか?」
「返さないのではなく返せないんです。」
「はあ?」
「誰も私の言う事を聞いてはくれないんです。
あなたを陥れて学部長のイスを手に入れる事が出来た勝因は金..
金があったから周りの人間を黙らせる事が出来た..
ですが私は今、裏金の件で追いつめられて..
だから誰も私に近付こうとしないし
飛び火を恐れ誰も私に関わろうとしない。
その挙げ句、、大切な妻を失ってしまうかもしれない。」
「奥様がどうかなされたんですか?」
「拡張型心筋症の手術が失敗した。
皮肉な事に手術が失敗したその直後に心臓移植のドナーが見つかった..」
「だったらすぐに移植手術をすればいい。」
「(涙声で)誰も心臓移植を引き受けてはくれない。
私は全てを失ってしまうかも..」
一瞬ニヤリとして
「是非うちの恭介にその手術を執刀させては頂けませんか?」
「加賀見院長!本当に引き受けていただけるんですか?」
「うちの恭介をシュウケイ大の方に伺わせましょう。」
「ありがとう、ありがとう。」ぺこり
にんまり顔の謙治。
朝、加賀見家にて亮太の部屋をそ〜っと開ける映子。
しかし既に亮太はおらず、机の上にメモが。
【僕も、恨まれてもお母さんのことを愛しています。亮太】
正直いい歳して親に愛してるとか言わない。
医局にて珠希&恭介。
「昨日亮太が出て行きました。」
悟、医局に入ろうとするが二人の会話が耳に入り廊下で立ち聞き。
「姉弟には戻るけど一緒に住む必要はないと言って。」
「そうか。」
「恭介さん、お話が。」
「珠希、俺も君に話しておきたい事がある。」
呼捨てに反応する悟。
つーか私も反応しまくりですけどね!
ヤッた途端、呼捨て??吹きましたよ。
「今日仕事が終わったら 時間をくれないか?」
「分かりました。」
廊下で立ち聞きの悟の元へ「悟兄さん。」と亮太登場。
何だか険しい顔の悟。休憩室にて悟&亮太。
「恭介兄さんと姉ちゃんは憎しみを越えようとしてるんだ。」
ショボボ〜〜ン悟。
「だから兄さんも協力してあげてほしいんだ!」
これ以上悟にまだ何かしろと?
尽くして尽くして尽くしまくってるのに
報われてないんだぜ、チ〜ンなんだぜ、悟は!
ショボボン悟、溜め息をつき
「亮太はこれからどうするつもりなんだ?」
「僕だってもう大人..そんなに心配しないでよ。
僕のした事で病院まだ大変なんだね、ごめんね。」
「僕はこの病院に訪れている危機を必ず救ってみせる。
お前がこの病院にした事なんか大した事じゃない。心配するな。」
大したことないだと?ガッタガタでしたけど?
うんうんと頷き「それじゃ」と退場しながら
「悟兄さんも体には気をつけてね。」
院長室へ向かう亮太、フラフラでしんどそうです。
「この13年、育ててくれてありがとう。
あなたがいなければ僕は死んでいた。だからもう十分..
この前の話の続きをしませんか?
姉ちゃんが人殺しをしたなんて信じられない。
別に殺した人がいるんじゃないかと..」
謙治か映子か英夫自ら、、の3通りしかない気がする。
その他だったら驚きますよ。
「真犯人がいたとしても刑務所に入って欲しいと言うつもりはない..
きっと今まで罪を感じて苦しんできたと思いますから。
ただ、もし姉ちゃんが一生幸せになれないんだとしたら
僕はどうしてもそいつが許せない。」
「その真犯人をどうしたいんだ?」
「姉ちゃんを楽にしてあげてほしい..真実を話し謝って欲しい..」
「(小さく頷き)そうか。だがな今は何よりお前の治療が先だ。」
「僕は治療は受けません。
それから絶対に僕の病気の事は秘密にしておいて下さい。
さもなければ僕がつかんだ秘密を話します。
僕のせいでこれ以上みんなの人生を狂わせたくはないんです。」
つーか謙治が亮太をこのまま見殺しにした方が
みんなの人生を狂わすと思うけど?
コンコン そこへ映子、恭介、悟、珠希登場。
亮太が来ている事に驚く一同。
「あなた亮太と何かあったんですか?」
白々しくそっぽ向く謙治。
「あなた?」と明らかに不審がる映子につい
「亮太の白血病が再発した。」とバラす謙治。
喋ったな、って顔で謙治を見る亮太。
驚く一同。
「どうして言ってくれなかったの?」珠希
「姉ちゃんに心配かけたくなかった..」
「バカ!何て事言ってるの!
絶対に治るから心配なんかしないから。」
「せっかく、、せっかく過去から、、恨みから自由になれたのに、、
姉ちゃん、、、俺ついてないよな、、」
「亮太、あなたの事は私が絶対に助けるから!」
と亮太の手を握る珠希。
病室にて早速点滴して横になる亮太、その傍には映子。
「あんな事をした罰です。僕はきっと助からない。
もし僕が助かったらまたお母さんに迷惑かけるかもしれないよ?」
「息子に苦労をかけられるのは親の務めだわ。」
「(フッと笑い)息子かぁ。
お母さん、もし七瀬珠希が犯人じゃなかったとしたら
恭介兄さんとの仲を許してくれますか?」
「そんな事、、」
「もしもの話ですよ。」
「もしもの話をしても仕方がないわ。
今は自分の事だけ考えなさい。」
医局にて珠希&恭介&悟。
「骨髄穿刺の結果が出ました。
血液内科の先生の診断では急性骨髄性白血病。
抗ガン剤の治療効果は30〜40%、
骨髄移植が出来ればかなりの確率で生存率が高まるそうです。」
「骨髄移植か。」
「兄弟の間では四分の一の確率で骨髄の型が一致します。
きっと恭介の骨髄を亮太に移植する事が可能なはずです。」
「早速 俺のHLAの型を調べてみよう
悟 採血の用意を頼む」
悟&恭介退出。
==珠希はこれまで辛い思いをしてきた亮太と恭介の骨髄型が
一致しないはずがない、そう自分に言い聞かせるのでした。==つづく==
■愛讐のロメラ(第34話)
2008年11月14日 愛讐のロメラ「私が石川教授に頼んで亮太の解任をお願いしました。
私は加賀見家を謙治さんを三人の息子を
守るためだったらどんな事でもしてみせるわ。」
「それなら何で亮太を解任させたりなんか..?」
「亮太は今でも大切な息子..
悪い事をすれば身をもって教える義務が..
亮太、この事で私を恨むのなら恨みなさい。
それでも私はあなたを息子として愛し続けるわ。」
そうだ!亮太。次のターゲットは映子だ!
退出しようとする亮太の腕を掴む恭介。
「放してくれ!(半べそで)もういいんだ。
俺は加賀見を出たと言いながらきっと完全に捨てきれちゃいなかった。
元々は家族だったから何をしたって許されるって
心のどこかで甘えていた..バカみたいだよな!
みんなにとって元々俺は家族でも何でもなかった。」
「亮太、そんな事はない。お前は」
「もういいでしょ?一人になりたいんだ、、」
退場亮太。恭介も退場。
病院の屋上にて茫然自失の亮太。
てっきり私は飛降りようとして未遂に終わるのかと..
亮太の部屋に入り山梨時代の家族の絵を見つけ
涙を堪え天井を見上げる恭介。
==守ろうとすればするほど亮太を傷つけてしまう。
結局何も出来ない自分を恭介は激しく責めていました。==
珠希のマンションにて、包丁片手の亮太。
そこへ珠希帰宅し慌てて駆け寄る。
「来るな!俺は全てを失った..母さんだった人の愚かな行為で..
俺にはもう誰もいない。何もない。」
不思議です。恭介も悟もいるじゃん。
なんでこう思い込むんでしょうかね。
「私がいるじゃない。絶対に一人になんかしない。」
「気休めを言うな!じゃあ一緒に死んでみせろ。
出来ないんだろ?出来るはずがないんだ。
お前を守る、お前は家族だ、みんな口ばかりだ!
俺の事なんか誰も愛しちゃ..必要としちゃいなかった。」
だから『誰かさん』『あの人』がいるじゃん。
「分かったわ..一緒に死んであげる。さあ、刺しなさい。」
「恐くないのか?」
「ええ。」
微笑み、目を瞑る珠希。
包丁を珠希の顔めがけて振り下ろし
珠希の額2センチ前のところで寸止め。
つーか顔刺すの?凄いな。
包丁落下。
「出来ない。」と言って座り込む口ばかりのヘタレ亮太。
珠希→パチーーーン!!亮太を殴る。
「甘えるのもいい加減にしなさい!!
世界中の人を敵にまわしたとしても私だけはあなたの味方よ。」
赤ちゃんのように四つん這いで退場亮太。
加賀見家にて映子&悟
「随分と大胆な事をしたんですね。」
「私にもこの家が全て..何としても守りたい。
私だって身を切る思いだった..あんな思いは二度としたくない。
悟、あなただけは私を悲しませないと約束して..
愛する息子をなくすのはもう沢山。」
むしろ、悟が何かやらかしてくれたら面白いのに。
Club Meguにて亮太&恵
「僕は加賀見家に負けた..
何もかも失って珠希を殺して僕も死のうと..
でも出来なかった。」
「誰かを殺すのって大変なことよ。
13年前、珠希が英夫さんを殺したって聞いた時
『姉ちゃんは人殺しなんかするはずがない。』
『姉ちゃんは世界で一番易しいんだ』ってあなた泣いたのよ。
私はそうは思わなかった..あなたの為ならやり兼ねないと..
それ程にあなたを大切に思っていたって事を私知ってたから。
凄い事よね?そこまで愛されてるって?
憎い憎いと突き放すのは簡単。
でも愛のないところに憎しみは生まれない。
あなたも本当はその事に気付いてるから辛いんじゃないの?」
恭介から頼まれてた山梨時代の家族の絵を亮太に渡す。
それを見る亮太。
マンションにて亮太の帰りを待つ珠希。
ガチャ 亮太帰宅。
「話を聞いてほしいんだ。」
と言ってテーブルの上に山梨時代の家族の絵を置く。
「僕は13年前、加賀見の子供に..
心細かった〜。そんな時、気付いたんだ。
加賀見家の人々はみんな七瀬珠希を恨んでる。
だから僕は仲間に入れてもらえないんだって。
その日から僕はその人を恨んだ、加賀見の人間になるために。
でも、加賀見を出た今、その恨みは全て意味を失ってしまった。
父親を殺された事実は変わらない。
でも、僕が一番恨んでいたのはきっとその事じゃなくて
その人が僕を置き去りにした事。
僕にはその人しかいなかったのに、、」
「亮太」
「また甘えるなって怒られちゃうね。」
「13年も、待たせてごめんね。」
と微笑む珠希に「姉ちゃん」と呟く亮太。
「亮太〜!」と抱き合う二人。珠希の腕の中で泣きじゃくる亮太。
はい、メデタシメデタシと。
病院の屋上にて恭介、そこへ「兄さん!」と亮太登場。
「お前は俺にとって大切な弟にかわりはない」
「分かってる。兄さんは最後まで僕を守ろうと..
僕はあんなに酷い事をしたっていうのに。。」
医局にて、白いボードに封筒を発見する珠希。
手に取るとチリンチリン♪と鈴が落下←拾って返す恭介。
封筒の中身を見る珠希。
珠希が署名しただけの婚姻届と手紙が
【姉ちゃん、やっぱり提出出来ませんでした。
だから僕は加賀見亮太のままです。
だけど姉ちゃんと姉弟に戻ってもいいよね。
自分のしたことの後始末があるので、
しばらくは帰れませんが、僕が帰る家は
姉ちゃんのいる所でいいですか?
帰れるようになったら連絡します。】
視聴者に分かり易いように声に出して読む珠希。
「やっと あの頃の君達に 戻れる事が出来るんだな」
「(笑顔で)はい。」
「よかった」
その様子を廊下から見てる亮太。
つーか位置的に、恭介の眼中に入ってるはずなんだけど気付かず。
何故か大降りの雨、雨宿りしてる恭介&珠希。
お前ら二人、何してんの?って不思議に思ってました。
HPのあらすじによると恭介が珠希をマンションまで送ってるようです。
「13年前、、」ハモる二人。
暫くして珠希
「何を言うつもりだったんですか?」
「13年前、君が突然亮太の元から居なくなった事があったろ?
あの時は俺のせいだと 亮太に恨まれたもんだ」
「すみませんでした。」ぺこり
「君は何を言おうとしたの?」
「忘れました。雨、止んだみたいです。」
何?この二人の雰囲気は!
なんだか気持ち悪いな。
Club Meguにて亮太&悟&恵。
「これからは姉ちゃんが犯した罪を僕も一緒に背負っていく..」
「珠希さんも十分償ったと思う..これは不幸な事故..
手術をしてもらったけど助からなかった。」
「ちょっと待って!父さんは即死じゃなかったの?」
「転落した英夫さんを謙治さんが緊急オペしたのよ。」
「13年ぶりの手術をしたって事?」
不審を抱く亮太。
「謙治さん、13年前に英夫さんを助けられなかった事で
自信を無くしてしまったのね。
それでメスを持つのが恐くなってしまったのよきっと。」
珠希の部屋の前にて恭介&珠希。
「今タオルとってきます。」
「俺は大丈夫だ それでは 失礼する。」
そーだ帰れ帰れ!三枝が見てるかもしれないぞ!
つーかこんな大事な時に三枝は何してんだよ!!
帰る恭介の手を速攻掴み
「そのままでは風邪をひいてしまいます。
言う事を聞いて下さい。」
と言って部屋に招き入れる。
何だよコイツら!!
亮太が昔に戻った途端これ??
珠希、急に明るいキャラになっちゃって。
なんか気色悪くて引いた。
テーブルの上にあった山梨時代の家族絵を見つめる恭介。
タオルを手にした珠希。
「亮太は勇気を持って 13年前に戻ったんだ
それなのに俺は...さっきの事は 口からでまかせだ
さっき俺は 13年間 一度だって
君の事は忘れた事がなかったと 言おうとしたんだ」
と言っていきなり抱きつく恭介。
拒否る素振りを見せる珠希。
スキス〜←チッ!!
加賀見病院の院長室に来た亮太、謙治に
「安心して下さい。僕はもう何にもしません..
今日は聞きたい事があって..
今は、何の為に姉を利用してるんですか?」
「フゥ〜。利用なんてしてないよ。」
「ここに来るまで彼女はどこに勤めても殺人者の噂話が広まって
職場を変わらなければならなかった..
ここに来てからは噂が広がらない..当事者がここに居るのに..
働いていた病院に話を聞いてみた..
その噂話はかなり具体的で関係者でなければ知り得ないような内容..
あなただったんですね、その噂を流したその人は。
13年前、加賀見英夫のオペを最後にメスを握らなくなった事と
何か関係があるんじゃ..?やはりあなたは13年前、、」
クラックラックラクラクラ〜 フラフラして倒れる亮太。
その頃、亮太がこんな事になってるとも知らずに
一番肝心な時に限って珠希&恭介はベッドイン。
「自分を偽るのは終わりにする。」
「恭介さん。」
倒れた亮太を冷めた目で見つめる謙治。
===つづく======
はぁ〜この日ほど三枝登場を願った日はありませんでした。
ったく、いっつも目撃しちゃってんのにさ〜
今回に限って出てこないんだもんな。
これからは三枝を応援していこう、私は!
あまり面白くないな〜この展開。
早く面白くならないかな〜。
私は加賀見家を謙治さんを三人の息子を
守るためだったらどんな事でもしてみせるわ。」
「それなら何で亮太を解任させたりなんか..?」
「亮太は今でも大切な息子..
悪い事をすれば身をもって教える義務が..
亮太、この事で私を恨むのなら恨みなさい。
それでも私はあなたを息子として愛し続けるわ。」
退出しようとする亮太の腕を掴む恭介。
「放してくれ!(半べそで)もういいんだ。
俺は加賀見を出たと言いながらきっと完全に捨てきれちゃいなかった。
元々は家族だったから何をしたって許されるって
心のどこかで甘えていた..バカみたいだよな!
みんなにとって元々俺は家族でも何でもなかった。」
「亮太、そんな事はない。お前は」
「もういいでしょ?一人になりたいんだ、、」
退場亮太。恭介も退場。
病院の屋上にて茫然自失の亮太。
てっきり私は飛降りようとして未遂に終わるのかと..
亮太の部屋に入り山梨時代の家族の絵を見つけ
涙を堪え天井を見上げる恭介。
==守ろうとすればするほど亮太を傷つけてしまう。
結局何も出来ない自分を恭介は激しく責めていました。==
珠希のマンションにて、包丁片手の亮太。
そこへ珠希帰宅し慌てて駆け寄る。
「来るな!俺は全てを失った..母さんだった人の愚かな行為で..
俺にはもう誰もいない。何もない。」
不思議です。恭介も悟もいるじゃん。
なんでこう思い込むんでしょうかね。
「私がいるじゃない。絶対に一人になんかしない。」
「気休めを言うな!じゃあ一緒に死んでみせろ。
出来ないんだろ?出来るはずがないんだ。
お前を守る、お前は家族だ、みんな口ばかりだ!
俺の事なんか誰も愛しちゃ..必要としちゃいなかった。」
だから『誰かさん』『あの人』がいるじゃん。
「分かったわ..一緒に死んであげる。さあ、刺しなさい。」
「恐くないのか?」
「ええ。」
微笑み、目を瞑る珠希。
包丁を珠希の顔めがけて振り下ろし
珠希の額2センチ前のところで寸止め。
つーか顔刺すの?凄いな。
包丁落下。
「出来ない。」と言って座り込む
珠希→パチーーーン!!亮太を殴る。
「甘えるのもいい加減にしなさい!!
世界中の人を敵にまわしたとしても私だけはあなたの味方よ。」
加賀見家にて映子&悟
「随分と大胆な事をしたんですね。」
「私にもこの家が全て..何としても守りたい。
私だって身を切る思いだった..あんな思いは二度としたくない。
悟、あなただけは私を悲しませないと約束して..
愛する息子をなくすのはもう沢山。」
むしろ、悟が何かやらかしてくれたら面白いのに。
Club Meguにて亮太&恵
「僕は加賀見家に負けた..
何もかも失って珠希を殺して僕も死のうと..
でも出来なかった。」
「誰かを殺すのって大変なことよ。
13年前、珠希が英夫さんを殺したって聞いた時
『姉ちゃんは人殺しなんかするはずがない。』
『姉ちゃんは世界で一番易しいんだ』ってあなた泣いたのよ。
私はそうは思わなかった..あなたの為ならやり兼ねないと..
それ程にあなたを大切に思っていたって事を私知ってたから。
凄い事よね?そこまで愛されてるって?
憎い憎いと突き放すのは簡単。
でも愛のないところに憎しみは生まれない。
あなたも本当はその事に気付いてるから辛いんじゃないの?」
恭介から頼まれてた山梨時代の家族の絵を亮太に渡す。
それを見る亮太。
マンションにて亮太の帰りを待つ珠希。
ガチャ 亮太帰宅。
「話を聞いてほしいんだ。」
と言ってテーブルの上に山梨時代の家族の絵を置く。
「僕は13年前、加賀見の子供に..
心細かった〜。そんな時、気付いたんだ。
加賀見家の人々はみんな七瀬珠希を恨んでる。
だから僕は仲間に入れてもらえないんだって。
その日から僕はその人を恨んだ、加賀見の人間になるために。
でも、加賀見を出た今、その恨みは全て意味を失ってしまった。
父親を殺された事実は変わらない。
でも、僕が一番恨んでいたのはきっとその事じゃなくて
その人が僕を置き去りにした事。
僕にはその人しかいなかったのに、、」
「亮太」
「また甘えるなって怒られちゃうね。」
「13年も、待たせてごめんね。」
と微笑む珠希に「姉ちゃん」と呟く亮太。
「亮太〜!」と抱き合う二人。珠希の腕の中で泣きじゃくる亮太。
はい、メデタシメデタシと。
病院の屋上にて恭介、そこへ「兄さん!」と亮太登場。
「お前は俺にとって大切な弟にかわりはない」
「分かってる。兄さんは最後まで僕を守ろうと..
僕はあんなに酷い事をしたっていうのに。。」
医局にて、白いボードに封筒を発見する珠希。
手に取るとチリンチリン♪と鈴が落下←拾って返す恭介。
封筒の中身を見る珠希。
珠希が署名しただけの婚姻届と手紙が
【姉ちゃん、やっぱり提出出来ませんでした。
だから僕は加賀見亮太のままです。
だけど姉ちゃんと姉弟に戻ってもいいよね。
自分のしたことの後始末があるので、
しばらくは帰れませんが、僕が帰る家は
姉ちゃんのいる所でいいですか?
帰れるようになったら連絡します。】
「やっと あの頃の君達に 戻れる事が出来るんだな」
「(笑顔で)はい。」
「よかった」
その様子を廊下から見てる亮太。
つーか位置的に、恭介の眼中に入ってるはずなんだけど気付かず。
何故か大降りの雨、雨宿りしてる恭介&珠希。
お前ら二人、何してんの?って不思議に思ってました。
HPのあらすじによると恭介が珠希をマンションまで送ってるようです。
「13年前、、」ハモる二人。
暫くして珠希
「何を言うつもりだったんですか?」
「13年前、君が突然亮太の元から居なくなった事があったろ?
あの時は俺のせいだと 亮太に恨まれたもんだ」
「すみませんでした。」ぺこり
「君は何を言おうとしたの?」
「忘れました。雨、止んだみたいです。」
何?この二人の雰囲気は!
Club Meguにて亮太&悟&恵。
「これからは姉ちゃんが犯した罪を僕も一緒に背負っていく..」
「珠希さんも十分償ったと思う..これは不幸な事故..
手術をしてもらったけど助からなかった。」
「ちょっと待って!父さんは即死じゃなかったの?」
「転落した英夫さんを謙治さんが緊急オペしたのよ。」
「13年ぶりの手術をしたって事?」
不審を抱く亮太。
「謙治さん、13年前に英夫さんを助けられなかった事で
自信を無くしてしまったのね。
それでメスを持つのが恐くなってしまったのよきっと。」
珠希の部屋の前にて恭介&珠希。
「今タオルとってきます。」
「俺は大丈夫だ それでは 失礼する。」
つーかこんな大事な時に三枝は何してんだよ!!
帰る恭介の手を速攻掴み
「そのままでは風邪をひいてしまいます。
言う事を聞いて下さい。」
と言って部屋に招き入れる。
何だよコイツら!!
亮太が昔に戻った途端これ??
珠希、急に明るいキャラになっちゃって。
なんか気色悪くて引いた。
テーブルの上にあった山梨時代の家族絵を見つめる恭介。
タオルを手にした珠希。
「亮太は勇気を持って 13年前に戻ったんだ
それなのに俺は...さっきの事は 口からでまかせだ
さっき俺は 13年間 一度だって
君の事は忘れた事がなかったと 言おうとしたんだ」
と言っていきなり抱きつく恭介。
拒否る素振りを見せる珠希。
スキス〜←チッ!!
加賀見病院の院長室に来た亮太、謙治に
「安心して下さい。僕はもう何にもしません..
今日は聞きたい事があって..
今は、何の為に姉を利用してるんですか?」
「フゥ〜。利用なんてしてないよ。」
「ここに来るまで彼女はどこに勤めても殺人者の噂話が広まって
職場を変わらなければならなかった..
ここに来てからは噂が広がらない..当事者がここに居るのに..
働いていた病院に話を聞いてみた..
その噂話はかなり具体的で関係者でなければ知り得ないような内容..
あなただったんですね、その噂を流したその人は。
13年前、加賀見英夫のオペを最後にメスを握らなくなった事と
何か関係があるんじゃ..?やはりあなたは13年前、、」
クラックラックラクラクラ〜 フラフラして倒れる亮太。
その頃、亮太がこんな事になってるとも知らずに
一番肝心な時に限って珠希&恭介はベッドイン。
「自分を偽るのは終わりにする。」
「恭介さん。」
倒れた亮太を冷めた目で見つめる謙治。
===つづく======
はぁ〜この日ほど三枝登場を願った日はありませんでした。
ったく、いっつも目撃しちゃってんのにさ〜
今回に限って出てこないんだもんな。
これからは三枝を応援していこう、私は!
あまり面白くないな〜この展開。
早く面白くならないかな〜。
■愛讐のロメラ(第33話)
2008年11月13日 愛讐のロメラ「なに言ってるんだよ!兄さん!!」
「悟は後継ぎとしてとして加賀見病院に残れ」
「ちょっと待ってよ!!
僕がここに残る事と兄さんが行く事と全く別の問題だ!!」
まるでどっちが先にセンターへ行くかを争ってるみたいですね。
俺が!俺が!みたな。
「亮太!お前の恨みは俺が全て受け止める
医師や看護士を返し 加賀見病院から 手を引いてくれ
その条件をのんでくれるなら 俺がこの病院を出る..」
「兄さんが犠牲になることなんかないよ。
亮太、いい加減にしろよ。
お前自分がしてる事分かってるのか!?」
つーか悟も自分がしてる事分かってるか?
「それならその条件、のんでもいいでしょう。」と亮太。
院長室にて謙治&恭介
「俺がセンターに移る事を条件にスタッフを戻してもらう..
勿論 悟もです 俺達が亮太を追いつめた結果なんです」
「しかしうちの病院にもお前が必要だ。」
「この病院には悟がいます 七瀬先生も
私は 医師であると同時に 亮太のたった一人の兄でもあるんです」退場恭介。
加賀見家にて、和室にて英夫の遺影を眺める恭介。
加賀見病院を辞める事を映子に報告する恭介。
「あなたは加賀見病院の跡取り..加賀見英夫の息子なのよ?」
「加賀見病院を 守るためです
今だけは 家族のために 亮太に従う事に..
いつか亮太も分かってくれるはずです
その時は 必ず 加賀見病院に戻ってきます」退場恭介。
ショックの映子、そこへ謙治帰宅。
「あなた、恭介が病院を辞めても構わないの?」
「病院にとっては大きな痛手..他にいい手段が..
心臓血管センターに行った方が恭介の将来の為になるかも..」
しばし見つめ合う二人。
医局にて悟から恭介が病院を辞める事を聞いた珠希、
休憩室に恭介を追っかけ
「考え直して下さい。」
「もう決めた事だ 大切なんだ 弟が
亮太が納得するならそれでいい
アイツだってきっと苦しんでいる
亮太の事をよろしく頼む」
退場する恭介の腕を掴み
「行かないで下さい!
この病院には先生が必要なんです。
血を分けた兄弟が苦しめあうなんて間違ってる!
私が亮太さんと話します。」
「その気持ちだけで十分だ」退場恭介。
三枝、目撃。←病院内ウロつきすぎ。
マンションにて亮太に話がある、と珠希。
「忙しい..話を聞いてる時間などない。」
「恭介さんを受け入れる準備で忙しいですか?」
「さすが話が早いね。加賀見先生が
辞めたくないってお前に泣きついてきたか?
「恭介さんがそんな人でない事は
あなたが一番良く分かってるはずです!」
悟ならありそうな話だけどね。
「お前は俺の妻だろ?他の男の心配はする必要はない!」
「大切なお兄さんを犠牲にして平気なの?」
「兄さんが俺を裏切ったんだ。」
「少し位行き違ったってやり直せるわ。
あなた達兄弟の結びつきはその程度のものだったの?
お父様のお墓の前でのあなた達の誓いは嘘だったとでも言うの?」
驚く亮太。
「血を分けた兄弟二人でいつまでもお父さんの恨みを持ち続けるって
約束したんでしょ?
あの時私は二人の絆の強さに恐怖さえ感じた..」
回想
亮太『『13年、ずっと恨んでいる。兄さんは?』』
恭介『『お前と同じ気持ちだ』』
「墓にまで来ていたとはな。」
「二人の姿を見て話を聞いて私は地獄に突き落とされる思いでした。
同時に羨ましくも感じた..深く結びついたあなた達兄弟が。
あの頃の兄弟に戻って下さい!」
「もう手遅れだ、後戻りはできない」
「兄弟に遅すぎる事なんか..絶対にない!!」
「勘違いするなよ!!
全ての始まりはお前だって事を忘れるな!!」退場亮太。
会議室にて悟&恭介
「本当にこれでいいんでしょうか?」
「この病院を辞めるのが俺かお前かと言われれば
ここに居るべきはやはりお前なんだ」
「すいません。僕が浅はかだったばっかりに。」
「お前が謝る必要はない 後の事は お前に任せた」
「兄さん、一つだけお願いが..
明日の心房中隔欠損症の患者、オペをしてくれませんか?」
「それはできない
お前はこれから加賀見病院を背負っていく..
お前が切れ 俺は助手として補佐を..
それをこの病院での最後のオペにするよ」
握手する二人。
病院に映子登場、珠希と休憩室にて、
「13年前、私が恭介の事を頼みさえしなければ..
その事に関しては私も責任は感じているわ。
最終的には私があなたに英夫さんを殺す機会を
与えてしまったようなものです。」
なんだ、よく分かってんじゃん映子。
「亮太が迷惑をかけてない?
あの子、加賀見家を出てみたら
私達に対する恨みがぶり返してしまったみたいなの。
だから恭介を加賀見家から引き離そうと引き抜いた..」
そうなんですか。
加賀見家を出る直前までは一応改心してたんですね。
「私が傍に居ながらすみません。」
「あなただけのせいじゃないわ。
むしろ加賀見家の私達の責任..
謝らなければいけないのは私達の方..
この状況は私がなんとかしてみせます。
あなたは何があっても亮太を支えてやって下さい。」退場映子。
廊下にて映子の事を話そうとすれ違い様恭介に声をかけるが
結局言い出せず。
それを見ていた三枝、低めの声のトーンで
「先生、この間から一体どうしたんですか?
先生は亮太さんの奥さんなんですよね?
加賀見先生の義理の妹なんですよね?
それならそんな目で義兄さんを見つめるのは
止めた方がいいんじゃないかしら?
結婚して幸せだとか、私の恋を応援するだとか
みんなみんな嘘ばっかり。七瀬先生なんて大嘘つきですね。」退場三枝。
今日もウザキャラ全開です。
三枝の恋の応援なんて珠希自ら言い出したわけじゃないしね。
会議室にて悟&亮太。
「よかったじゃないですか。
あの人をこの病院から追い出す事が出来て。」
「本気でそんな事を言ってるのか?」
「これでこの病院は悟兄さんのものになる。
目の上のたんこぶが居なくなって清々してるんじゃ..?
むしろ、感謝されてもいいくらいだ。」
悟→パーーーーンチッ!!!→亮太
「どうして分かろうとしないんだぁ!!!
兄さんは、あんなにもお前の事を大切に思っているのにぃ!!
お前の恨みのために犠牲になってく兄さんを
お前はなんとも思わないのかぁ!!」
とにかく必死な悟。
「ふざけるな!!
あの人は俺に散々恨みを恨みを植え付けておきながら
自分だけさっさとその恨みから抜け出そうとした!
先に裏切ったのはあっちの方だ!」
「あの人なんて言い方をするな!!
お前は兄さんの愛情に甘えてるだけなんじゃないのか?!」
誰かさんっても言ってたよ?
「これまで僕がお前達兄弟をどれ程羨ましく思ってきたと思う?
僕には決して入り込めない絆があった!
僕は正直、悔しかったよ。
僕だって兄弟なのに!って!(←この台詞、ちょっと悲しいよね。)
お前は当たり前すぎて分かってないんだ。」
やっぱりポツ〜〜ンな悟だったんだね。
「以前は絆と呼べるものがあったのかも..
でももう無くなった。あの人が俺を裏切ったから。
裏切るような兄弟ならいない方がよっぽどマシだよ!」
「いらないって言うならいつまでも子供もみたいに
甘えるのはよせよ!
「そんなに甘えられる兄貴が欲しいんだったら
あんな兄貴、悟兄さんにくれてやるよ!
今まで甘えられなかった分、精々甘えるんだね。」
よかったでチュね、悟。どんどん甘えるんでチュよ〜。
亮太の肩を持ってブンブンさせながら
「そうじゃないだろ亮太!!
取り戻せよ!兄弟の絆を取り戻せ!」
払いのけ退場亮太。
エレベーターに乗り唇を指をあてる亮太。
ミニにタコができる発言の田代と同じ仕草。
どこかの喫茶店にて映子&石川教授
「今日は折り入ってお願いしたいことが御座いまして..」
オペ後、恭介&悟&珠希。
「兄さん、ありがとうございました。
とても勉強になりました。」
「お前ならもう大丈夫だ。後の事は頼む。
それから七瀬先生、悟の事これからも
良きパートナーとして支えてやってほしい。」
「はい。」
珠希と悟の手を取り三人で握手。
「俺はもう暫くここに居る。
先に戻っていてくれ。」
「はい。」
二人が去った後、オペ室を眺め
「父さんすみません。
俺は約束を守れなかった。」
と呟く恭介←背後から眺める亮太。
何となく恨みが消えたような顔に見える亮太。
院長室にて謙治&恭介。
「オペは無事終了しました
これでこの病院での私のオペは終わりです。
お世話になりました」ぺこり
「お前を手放す事はうちの病院にとっても大きな痛手だ。
だがなお前にとってまたとないチャンスかも..
今まで磨いてきた腕を存分にふるえ。
ここでは出来ない事を遣って退けろ!」
「分かっています。」
そこへ亮太入室。
「今日はお詫びに参りました。
本命の先生が獲得出来そうなので
加賀見恭介先生は必要なくなりそうです。」
「どういう事だ?」
「こちらの病院の先生はあくまでもまさかの時の予備だったんです。
それに私は元々、兄弟で庇い合うようなセンチメンタルな外科医は
センターでは勤まらないと反対をしていたんですよ。」
亮太も十分センチメンタルだけどね。
「散々引っ掻き回しておいて、、亮太!
恭介兄さんが予備だとは随分と大きく出たもんだなぁ〜。」
「学部長には私から説得してこの話は無かった事にしようと思います。」
ガチャ 「その必要はないわ。」映子入室。
「恭介はこの病院に残ります。」
「映子??」
驚く三人。
「これまでシュウケイ大が引き受けた医師や看護婦
すべて元に戻ります。もう何の心配もいらないわ。」
「それは一体どういう事だ?」
映子、亮太に向かって
「この病院はもう、あなたの思い通りにはならないって事よ。」
「母さん それは?」
「私はこの病院の理事を退きました。
代わりに石川医学部長が理事として就任されます。」
「映子、、そんな、、」驚く謙治
「それから、七瀬亮太さん。学部長から伝言です。
あなたを解任します。」
ジャッジャンジャジャン!!
カタタッカタタッカタカタカタタッカタタッカタカタ
今日も軽快にリズムを刻んでますよ!
===つづく=====
「悟は後継ぎとしてとして加賀見病院に残れ」
「ちょっと待ってよ!!
僕がここに残る事と兄さんが行く事と全く別の問題だ!!」
まるでどっちが先にセンターへ行くかを争ってるみたいですね。
俺が!俺が!みたな。
「亮太!お前の恨みは俺が全て受け止める
医師や看護士を返し 加賀見病院から 手を引いてくれ
その条件をのんでくれるなら 俺がこの病院を出る..」
「兄さんが犠牲になることなんかないよ。
亮太、いい加減にしろよ。
お前自分がしてる事分かってるのか!?」
つーか悟も自分がしてる事分かってるか?
「それならその条件、のんでもいいでしょう。」と亮太。
院長室にて謙治&恭介
「俺がセンターに移る事を条件にスタッフを戻してもらう..
勿論 悟もです 俺達が亮太を追いつめた結果なんです」
「しかしうちの病院にもお前が必要だ。」
「この病院には悟がいます 七瀬先生も
私は 医師であると同時に 亮太のたった一人の兄でもあるんです」退場恭介。
加賀見家にて、和室にて英夫の遺影を眺める恭介。
加賀見病院を辞める事を映子に報告する恭介。
「あなたは加賀見病院の跡取り..加賀見英夫の息子なのよ?」
「加賀見病院を 守るためです
今だけは 家族のために 亮太に従う事に..
いつか亮太も分かってくれるはずです
その時は 必ず 加賀見病院に戻ってきます」退場恭介。
ショックの映子、そこへ謙治帰宅。
「あなた、恭介が病院を辞めても構わないの?」
「病院にとっては大きな痛手..他にいい手段が..
心臓血管センターに行った方が恭介の将来の為になるかも..」
しばし見つめ合う二人。
医局にて悟から恭介が病院を辞める事を聞いた珠希、
休憩室に恭介を追っかけ
「考え直して下さい。」
「もう決めた事だ 大切なんだ 弟が
亮太が納得するならそれでいい
アイツだってきっと苦しんでいる
亮太の事をよろしく頼む」
退場する恭介の腕を掴み
「行かないで下さい!
この病院には先生が必要なんです。
血を分けた兄弟が苦しめあうなんて間違ってる!
私が亮太さんと話します。」
「その気持ちだけで十分だ」退場恭介。
三枝、目撃。←病院内ウロつきすぎ。
マンションにて亮太に話がある、と珠希。
「忙しい..話を聞いてる時間などない。」
「恭介さんを受け入れる準備で忙しいですか?」
「さすが話が早いね。加賀見先生が
辞めたくないってお前に泣きついてきたか?
「恭介さんがそんな人でない事は
あなたが一番良く分かってるはずです!」
悟ならありそうな話だけどね。
「お前は俺の妻だろ?他の男の心配はする必要はない!」
「大切なお兄さんを犠牲にして平気なの?」
「兄さんが俺を裏切ったんだ。」
「少し位行き違ったってやり直せるわ。
あなた達兄弟の結びつきはその程度のものだったの?
お父様のお墓の前でのあなた達の誓いは嘘だったとでも言うの?」
驚く亮太。
「血を分けた兄弟二人でいつまでもお父さんの恨みを持ち続けるって
約束したんでしょ?
あの時私は二人の絆の強さに恐怖さえ感じた..」
回想
亮太『『13年、ずっと恨んでいる。兄さんは?』』
恭介『『お前と同じ気持ちだ』』
「墓にまで来ていたとはな。」
「二人の姿を見て話を聞いて私は地獄に突き落とされる思いでした。
同時に羨ましくも感じた..深く結びついたあなた達兄弟が。
あの頃の兄弟に戻って下さい!」
「もう手遅れだ、後戻りはできない」
「兄弟に遅すぎる事なんか..絶対にない!!」
「勘違いするなよ!!
全ての始まりはお前だって事を忘れるな!!」退場亮太。
会議室にて悟&恭介
「本当にこれでいいんでしょうか?」
「この病院を辞めるのが俺かお前かと言われれば
ここに居るべきはやはりお前なんだ」
「すいません。僕が浅はかだったばっかりに。」
「お前が謝る必要はない 後の事は お前に任せた」
「兄さん、一つだけお願いが..
明日の心房中隔欠損症の患者、オペをしてくれませんか?」
「それはできない
お前はこれから加賀見病院を背負っていく..
お前が切れ 俺は助手として補佐を..
それをこの病院での最後のオペにするよ」
握手する二人。
病院に映子登場、珠希と休憩室にて、
「13年前、私が恭介の事を頼みさえしなければ..
その事に関しては私も責任は感じているわ。
最終的には私があなたに英夫さんを殺す機会を
与えてしまったようなものです。」
なんだ、よく分かってんじゃん映子。
「亮太が迷惑をかけてない?
あの子、加賀見家を出てみたら
私達に対する恨みがぶり返してしまったみたいなの。
だから恭介を加賀見家から引き離そうと引き抜いた..」
そうなんですか。
加賀見家を出る直前までは一応改心してたんですね。
「私が傍に居ながらすみません。」
「あなただけのせいじゃないわ。
むしろ加賀見家の私達の責任..
謝らなければいけないのは私達の方..
この状況は私がなんとかしてみせます。
あなたは何があっても亮太を支えてやって下さい。」退場映子。
廊下にて映子の事を話そうとすれ違い様恭介に声をかけるが
結局言い出せず。
それを見ていた三枝、低めの声のトーンで
「先生、この間から一体どうしたんですか?
先生は亮太さんの奥さんなんですよね?
加賀見先生の義理の妹なんですよね?
それならそんな目で義兄さんを見つめるのは
止めた方がいいんじゃないかしら?
結婚して幸せだとか、私の恋を応援するだとか
みんなみんな嘘ばっかり。七瀬先生なんて大嘘つきですね。」退場三枝。
今日もウザキャラ全開です。
三枝の恋の応援なんて珠希自ら言い出したわけじゃないしね。
会議室にて悟&亮太。
「よかったじゃないですか。
あの人をこの病院から追い出す事が出来て。」
「本気でそんな事を言ってるのか?」
「これでこの病院は悟兄さんのものになる。
目の上のたんこぶが居なくなって清々してるんじゃ..?
むしろ、感謝されてもいいくらいだ。」
悟→パーーーーンチッ!!!→亮太
「どうして分かろうとしないんだぁ!!!
兄さんは、あんなにもお前の事を大切に思っているのにぃ!!
お前の恨みのために犠牲になってく兄さんを
お前はなんとも思わないのかぁ!!」
とにかく必死な悟。
「ふざけるな!!
あの人は俺に散々恨みを恨みを植え付けておきながら
自分だけさっさとその恨みから抜け出そうとした!
先に裏切ったのはあっちの方だ!」
「あの人なんて言い方をするな!!
お前は兄さんの愛情に甘えてるだけなんじゃないのか?!」
誰かさんっても言ってたよ?
「これまで僕がお前達兄弟をどれ程羨ましく思ってきたと思う?
僕には決して入り込めない絆があった!
僕は正直、悔しかったよ。
僕だって兄弟なのに!って!(←この台詞、ちょっと悲しいよね。)
お前は当たり前すぎて分かってないんだ。」
やっぱりポツ〜〜ンな悟だったんだね。
「以前は絆と呼べるものがあったのかも..
でももう無くなった。あの人が俺を裏切ったから。
裏切るような兄弟ならいない方がよっぽどマシだよ!」
「いらないって言うならいつまでも子供もみたいに
甘えるのはよせよ!
「そんなに甘えられる兄貴が欲しいんだったら
あんな兄貴、悟兄さんにくれてやるよ!
今まで甘えられなかった分、精々甘えるんだね。」
よかったでチュね、悟。どんどん甘えるんでチュよ〜。
亮太の肩を持ってブンブンさせながら
「そうじゃないだろ亮太!!
取り戻せよ!兄弟の絆を取り戻せ!」
払いのけ退場亮太。
エレベーターに乗り唇を指をあてる亮太。
どこかの喫茶店にて映子&石川教授
「今日は折り入ってお願いしたいことが御座いまして..」
オペ後、恭介&悟&珠希。
「兄さん、ありがとうございました。
とても勉強になりました。」
「お前ならもう大丈夫だ。後の事は頼む。
それから七瀬先生、悟の事これからも
良きパートナーとして支えてやってほしい。」
「はい。」
珠希と悟の手を取り三人で握手。
「俺はもう暫くここに居る。
先に戻っていてくれ。」
「はい。」
二人が去った後、オペ室を眺め
「父さんすみません。
俺は約束を守れなかった。」
と呟く恭介←背後から眺める亮太。
何となく恨みが消えたような顔に見える亮太。
院長室にて謙治&恭介。
「オペは無事終了しました
これでこの病院での私のオペは終わりです。
お世話になりました」ぺこり
「お前を手放す事はうちの病院にとっても大きな痛手だ。
だがなお前にとってまたとないチャンスかも..
今まで磨いてきた腕を存分にふるえ。
ここでは出来ない事を遣って退けろ!」
「分かっています。」
そこへ亮太入室。
「今日はお詫びに参りました。
本命の先生が獲得出来そうなので
加賀見恭介先生は必要なくなりそうです。」
「どういう事だ?」
「こちらの病院の先生はあくまでもまさかの時の予備だったんです。
それに私は元々、兄弟で庇い合うようなセンチメンタルな外科医は
センターでは勤まらないと反対をしていたんですよ。」
亮太も十分センチメンタルだけどね。
「散々引っ掻き回しておいて、、亮太!
恭介兄さんが予備だとは随分と大きく出たもんだなぁ〜。」
「学部長には私から説得してこの話は無かった事にしようと思います。」
ガチャ 「その必要はないわ。」映子入室。
「恭介はこの病院に残ります。」
「映子??」
驚く三人。
「これまでシュウケイ大が引き受けた医師や看護婦
すべて元に戻ります。もう何の心配もいらないわ。」
「それは一体どういう事だ?」
映子、亮太に向かって
「この病院はもう、あなたの思い通りにはならないって事よ。」
「母さん それは?」
「私はこの病院の理事を退きました。
代わりに石川医学部長が理事として就任されます。」
「映子、、そんな、、」驚く謙治
「それから、七瀬亮太さん。学部長から伝言です。
あなたを解任します。」
ジャッジャンジャジャン!!
カタタッカタタッカタカタカタタッカタタッカタカタ
今日も軽快にリズムを刻んでますよ!
===つづく=====
■愛讐のロメラ(第32話)
2008年11月12日 愛讐のロメラ「加賀見先生!」
そこへ恭介登場。謙治に代わってオペを行う。
オペ後、院長室でオペ着のまま一人ソファに腰掛けてる謙治。
そこへ恭介入室。
「苦労をかけたな。
亮太には私が一人で執刀したと言ってはくれないか?」
「院長は13年間 一度もオペをしていなかったそうですね
このようになる事はご自分が一番良く分かっていたはず..」
ガチャ 亮太入室。
「誰かさんが慌てて手術室に入って行ったと思ったら..」
『誰かさん』って、、亮太は本当に面白いやつだ。
「院長はやはり口先だけの代理執刀ですか。
加賀見病院もとんだインチキ病院だ!!
この件は先方にも報告させていただきますよ。
そうなればこの病院ももう終わりかな〜。」
と退出する亮太に
「有りもしないような事で脅迫するのはよせ
残念ながら俺は代理執刀などしていない」
「嘘をつくな!僕は見たんだ!
兄さんが手術室に入って行く姿を!」
「執刀医はあくまで院長だ。
俺はその助手として補佐をしたにすぎない」
「あり得ないだろ?
兄さんはなんでこんな人間を庇うんだ!
やっぱり加賀見家の結束はそれだけ強かったっていう事か。」
「お前だって家族じゃないか」
「もう家族なんかじゃない!」
「俺がお前の兄である事に変わりはない!
俺はお前を守り抜く
患者の命を取り引きの材料に使うような人間には
医療に関わる資格などない!」
何も言い返せず亮太退場。
謙治「何故かばった?」
恭介「あなたを庇ったわけでは..
俺はこの病院と 俺の家族を守っただけです」
会議室にて恭介&ポケットに手を突っ込んでる亮太。
移籍の話を断る恭介。
「アンタは気に入らないんだ!
俺が出世した事も珠希と結婚した事も全て!
そういう事なら俺にも考えがある。」と言って退出亮太。
その足で医局へ向かい悟に移籍話を持ちかける。
「こんな病院を誰かさんと奪い合っていたって仕様がない..
気が向いたらこちらまで..」と名刺を渡し退場亮太。
出た〜『誰かさん』、二回目。
もうこれから恭介の事は『誰かさん』でいいよ。
珠希、亮太が悟や他の医者と接触してるのを目撃する。
どうも亮太は色んな医者に声をかけてる模様。
==珠希は亮太の様子に不穏なものを感じ始めていました==
マンションにて珠希&亮太、
「何を企んでいるの?」
「何の事だ?お前まで加賀見家のかたを持つのか?
七瀬家は加賀見家に恨みがあったんじゃないのか?」
「もう過去の話..」
「俺にとっても加賀見家は過去の存在だ。
それも辛い苦しい思い出のある、な。」
冷蔵庫からビールを取り出し飲む亮太。
「あなたが恨むのは私のはず..
あなたにとって加賀見家の人達には
恩こそあれ恨む事なんて出来ないはずよ。」
「この世から加賀見家が無くなってしまえば
俺もアンタも幸せになれるかもしれないよ?」
「どう言う事??」
「知りたいのなら教えてやるよ。」
とハサミ片手に三枝から貰った花を一本抜き取り
「腐った葉は早めに切り落とさなければいけない。」
パチンッ!←葉をカットする音
「そうしないと残った部分にも腐敗が伝染する..」
パチンッ!
「綺麗な花を咲かせるためには色んな犠牲が必要なんだ。」
パチンッ!
「でもどんなに頑張ってもその花自体が腐ってる事がある。」
花をパチンッ!!バザッ 花の落ちた音
「亮太!」
「俺の仕事に口を挟んで欲しくない。
例え加賀見病院に累が及んでも俺の与り知らない事..
本当はアンタだって恨むべきなんだ。
何でもかんでも院長に感謝して都合良く使われて
あの人の思う壷だと思わないのか?」
「私に今があるのは院長のおかげよ。」
「目出度い女だなぁ〜。」←確かに。
「あなたに何と言われようと私は
加賀見家に対する感謝の気持ちを持ち続けるわ。
あなたを救ってもらい育ててもらった感謝の気持ちを。」
暫く見合い
「言っとくが、これはアンタのためでもあるんだよ。
よく考えてみるんだな。」
Club Meguにて悟&恵、謙治執刀のオペ話中。
「亮太だって13年もブランクがあったなんて
思わなかったんじゃないかな?
僕だって初耳だった。」
「13年??..英夫さんを手術したのが最後って事?」
「英夫おじさんの手術??
そんな話聞いてないよ?」
え?聞いてないの悟?
本当にポツ〜ンなんだね、チ〜ン!
「屋上から落ちた時に即死じゃなかったらしい..」
「その手術が成功していたら珠希さんは人殺しにならずに済んだ..」
「珠希にとっては同じ事よ。
英夫さんを突き落とした事実に変わりはない..」
会議室にて恭介
三枝に頼んであった英夫のカルテを見る。
加賀見家の和室にて。
英夫の遺影を眺める恭介の元へ謙治登場。
「兄さんと何を話していたんだ?」
はいっ?死人と話できるんですか?
「13年前の カルテを見ました。
あなたが最後に手術をしたのは 父さんだったんですね
カルテの記載には 特に不審な点はありませんでした」
あっそうなの?意味深な顔してたから何か発見したのかと..
「(笑いながら)医療ミスでも見つけだすつもりか?」
「何故 父さんの手術を最後にメスをおいたんですか?」
「あの時もう殆ど手のつけられない状態..救う事は出来なかった。
メスを握る気力も情熱もすっかり消え失せ..
オペは外科部長以下に任せると決め院長として必死に働いて..」
英夫の遺影を見つめ
「私には兄さんを救う事が出来なかった..」退場謙治。
そして何故か英夫の遺影のア〜ップ!!←不気味です。
にしても迫力あるな〜英夫。
映子、和室へ→正座をしてまだ居る恭介
「お父さんと何を話してたの?」
「13年前の 手術の話です
あの人がメスを握らなかったわけを 話してくれました
ただ 同じ医者として 興味を持っただけです
あの人を責めるつもりはありませんでした
今更 そんな事を 知った所で
父さんが生き返るわけでもないのに」
と英夫の遺影を見上げる恭介&映子。
医局にて外科部長、
「七瀬先生。急で申し訳ないんですが
この患者担当してもらえませんか?
午後から明日のオペの術式確認を行いたいんですが
先生が立て続けに辞めてシフトが狂って困っている..
急に他の先生方も連絡が取れなくなって..」
すると恭介
「七瀬先生にはこの後のオペの助手をお願いしたばかりです。」
「そうですか、参ったな、、」
さっさと悟に頼めばいいのにって思ってたら
誰も悟を指名してくれないので悟自ら
「それなら僕が担当します。」
「俺もオペをすましたら直に手伝う。」
とオペに向かう恭介&珠希。
院長室にて仁&謙治
「看護士の数が半分に..医師も外科を中心に続々と辞めて..」
「引き抜きか?」
「いや〜確かな事は、、」
「亮太の仕業だ!石川が亮太を取り込んで..
早急に対策を考えんとな。」
廊下にて亮太に移籍話を断る悟。
亮太、悟の肩に手をやり
「今のままで本当に満足してるんですか?
うちに来てくれれば集中的に技術を訓練でき..
ここに居るよりも早く一流の心臓外科医になれ..
今日中に返事がなければなかった事に..」退場亮太。
院長室にて恭介&謙治
「足りないスタッフは外部から引っ張って来ても構わん。
何としてもオペのスケジュールだけは狂わせるな!」
「分かりました。私も心当たりに声をかけてみます。」
そこへ悟「およびですか?」と入室。
悟担当の難易度の高い手術の患者を恭介に任せるという謙治に
「待って下さい!それは僕の患者だ!
僕には出来ないと仰りたいんですか?」
「今は助手の人数も満足に確保できない状況..
馴れないチームじゃリスクも高まる。
今回は俺が代わろう。」
「恭介の言う通りだ!」
「(大声で)ちょっと待ってよ!!
僕だって医者ですよ?心臓外科医ですよ!?
それなのに自分の患者すら満足にオペさせて貰えないっていうのか!?」
「そんな事は言っとらん!!」
「分かりましたよ..
そういう事なら僕は今日限りでこの病院を辞めさせていただきます!!」
決断早っ!!今まで積もり積もったものがここで爆発か?
「お前まで亮太に踊らさせてどうするつもりなんだ〜!!」机バーーーン!!
だって悟みたいなタイプって操り易そうじゃん。
「関係ない!!!!←大あり!!!
僕はこれまで院長の息子としてこの病院を守っていこうと
必死で頑張ってきたつもりです!
それなのにそれが全く報われないと言うのなら
僕を必要としてくれる場所に移ると言ってるんです!」
いや、報われないのは悟のキャラだからね!
どこへ行っても同じだよ!
「お前を必要としてる場所ならここにある!」
「確かに兄さんが帰って来るまでは僕も必要とされてたかもしれない。
でも今は違う!!必要なのは兄さんであって僕じゃない!」
よくご存じで。
「早まった事を考えるな!」
「早まってなんかない!!!
むしろ遅すぎたくらいだ。」
謙治を睨み退室悟←追いかける恭介。
廊下にて
「お前はここに居なければ駄目だ!」
「それは僕はセンターでなど使い物にならないという意味ですか!?」
あ!バレちゃった??
「そんな事は言っていない!
ただお前は加賀見謙治の息子として
この病院に居るべきだと言っているんだ。」
「そんな台詞はもう聞き飽きた!!」
と恭介の手を払いのけると
「悟兄さんの言う通りだ。」
とどっからともなく亮太登場。
「恭介兄さんも医者として恥ずかしくないのか?
二言めには患者のためだと言いながら
最後には実の親だの子供などで大騒ぎして。
聞いていて笑えてくるよ!」
亮太こそ、つい最近まで本当の兄弟なの何だの言ってたじゃん!
私こそ聞いていて笑えてくるよ!
「悟兄さん、この人は結局
あなたの事を医者としては認めてなんかいないんです。
ず〜っとこんな人達の下で働くつもりですか?」
「亮太!!」
「兄さん、悪いが僕だって患者を救う医師として
自分の仕事にプライドを持っている。」
「悟〜。」
「悟兄さんならそう言ってくれると思っていました。
詳しい話もあるから外に出ましょうか。」
と悟を連れて退場する亮太。
「待て!悟はこの病院に必要な人間だ。」
「今さら何を言ってるんだ!
そう簡単には返せませんよ。
そもそも俺はアンタがあけてくれた穴を埋めるために
必死に人材を募ってきたんだ。」
結局恭介の穴埋めって事を悟の前で言わなくても、、
悟、かっかわいそう(だけどなんでこんなに笑えてしまうんだろう)
「責任は俺が取る。
センターには俺がいこう
俺が 加賀見病院を出る」
===つづく=====
テレビ雑誌のあらすじを読みました。
何だかんだ言って続きを気にしてる私。
再来週から第三部のような流れですね。
そしてついに悟が結婚ですね。
でも驚きませんでした。
珠希と亮太の結婚の方が百倍驚きましたもん。
でも、これって全て事情を知っての結婚ですよね。
騙されてたら悲惨すぎるぜ悟。
でもたった一人の珠希の味方だもんね、悟ボッちゃんは。
なんで悟ってこうなんだろうね、だから悟なのか。
亮太の顔も近々見れなくなっちゃうわけですね。
さーみーしーいー(嘘)
珠希の反撃も気になるところ。
誰に?
加賀見家の誰かでしょうけど。
亮太に関する事か
英夫の死因に関する事くらいしか
もめるネタってないよなぁ。
そこへ恭介登場。謙治に代わってオペを行う。
オペ後、院長室でオペ着のまま一人ソファに腰掛けてる謙治。
そこへ恭介入室。
「苦労をかけたな。
亮太には私が一人で執刀したと言ってはくれないか?」
「院長は13年間 一度もオペをしていなかったそうですね
このようになる事はご自分が一番良く分かっていたはず..」
ガチャ 亮太入室。
「誰かさんが慌てて手術室に入って行ったと思ったら..」
『誰かさん』って、、亮太は本当に面白いやつだ。
「院長はやはり口先だけの代理執刀ですか。
加賀見病院もとんだインチキ病院だ!!
この件は先方にも報告させていただきますよ。
そうなればこの病院ももう終わりかな〜。」
と退出する亮太に
「有りもしないような事で脅迫するのはよせ
残念ながら俺は代理執刀などしていない」
「嘘をつくな!僕は見たんだ!
兄さんが手術室に入って行く姿を!」
「執刀医はあくまで院長だ。
俺はその助手として補佐をしたにすぎない」
「あり得ないだろ?
兄さんはなんでこんな人間を庇うんだ!
やっぱり加賀見家の結束はそれだけ強かったっていう事か。」
「お前だって家族じゃないか」
「もう家族なんかじゃない!」
「俺がお前の兄である事に変わりはない!
俺はお前を守り抜く
患者の命を取り引きの材料に使うような人間には
医療に関わる資格などない!」
何も言い返せず亮太退場。
謙治「何故かばった?」
恭介「あなたを庇ったわけでは..
俺はこの病院と 俺の家族を守っただけです」
会議室にて恭介&
移籍の話を断る恭介。
「アンタは気に入らないんだ!
俺が出世した事も珠希と結婚した事も全て!
そういう事なら俺にも考えがある。」と言って退出亮太。
その足で医局へ向かい悟に移籍話を持ちかける。
「こんな病院を誰かさんと奪い合っていたって仕様がない..
気が向いたらこちらまで..」と名刺を渡し退場亮太。
出た〜『誰かさん』、二回目。
もうこれから恭介の事は『誰かさん』でいいよ。
珠希、亮太が悟や他の医者と接触してるのを目撃する。
どうも亮太は色んな医者に声をかけてる模様。
==珠希は亮太の様子に不穏なものを感じ始めていました==
マンションにて珠希&亮太、
「何を企んでいるの?」
「何の事だ?お前まで加賀見家のかたを持つのか?
七瀬家は加賀見家に恨みがあったんじゃないのか?」
「もう過去の話..」
「俺にとっても加賀見家は過去の存在だ。
それも辛い苦しい思い出のある、な。」
冷蔵庫からビールを取り出し飲む亮太。
「あなたが恨むのは私のはず..
あなたにとって加賀見家の人達には
恩こそあれ恨む事なんて出来ないはずよ。」
「この世から加賀見家が無くなってしまえば
俺もアンタも幸せになれるかもしれないよ?」
「どう言う事??」
「知りたいのなら教えてやるよ。」
とハサミ片手に三枝から貰った花を一本抜き取り
「腐った葉は早めに切り落とさなければいけない。」
パチンッ!←葉をカットする音
「そうしないと残った部分にも腐敗が伝染する..」
パチンッ!
「綺麗な花を咲かせるためには色んな犠牲が必要なんだ。」
パチンッ!
「でもどんなに頑張ってもその花自体が腐ってる事がある。」
花をパチンッ!!バザッ 花の落ちた音
「亮太!」
「俺の仕事に口を挟んで欲しくない。
例え加賀見病院に累が及んでも俺の与り知らない事..
本当はアンタだって恨むべきなんだ。
何でもかんでも院長に感謝して都合良く使われて
あの人の思う壷だと思わないのか?」
「私に今があるのは院長のおかげよ。」
「目出度い女だなぁ〜。」←確かに。
「あなたに何と言われようと私は
加賀見家に対する感謝の気持ちを持ち続けるわ。
あなたを救ってもらい育ててもらった感謝の気持ちを。」
暫く見合い
「言っとくが、これはアンタのためでもあるんだよ。
よく考えてみるんだな。」
Club Meguにて悟&恵、謙治執刀のオペ話中。
「亮太だって13年もブランクがあったなんて
思わなかったんじゃないかな?
僕だって初耳だった。」
「13年??..英夫さんを手術したのが最後って事?」
「英夫おじさんの手術??
そんな話聞いてないよ?」
え?聞いてないの悟?
本当にポツ〜ンなんだね、チ〜ン!
「屋上から落ちた時に即死じゃなかったらしい..」
「その手術が成功していたら珠希さんは人殺しにならずに済んだ..」
「珠希にとっては同じ事よ。
英夫さんを突き落とした事実に変わりはない..」
会議室にて恭介
三枝に頼んであった英夫のカルテを見る。
加賀見家の和室にて。
英夫の遺影を眺める恭介の元へ謙治登場。
「兄さんと何を話していたんだ?」
はいっ?死人と話できるんですか?
「13年前の カルテを見ました。
あなたが最後に手術をしたのは 父さんだったんですね
カルテの記載には 特に不審な点はありませんでした」
あっそうなの?意味深な顔してたから何か発見したのかと..
「(笑いながら)医療ミスでも見つけだすつもりか?」
「何故 父さんの手術を最後にメスをおいたんですか?」
「あの時もう殆ど手のつけられない状態..救う事は出来なかった。
メスを握る気力も情熱もすっかり消え失せ..
オペは外科部長以下に任せると決め院長として必死に働いて..」
英夫の遺影を見つめ
「私には兄さんを救う事が出来なかった..」退場謙治。
そして何故か英夫の遺影のア〜ップ!!←不気味です。
にしても迫力あるな〜英夫。
映子、和室へ→正座をしてまだ居る恭介
「お父さんと何を話してたの?」
「13年前の 手術の話です
あの人がメスを握らなかったわけを 話してくれました
ただ 同じ医者として 興味を持っただけです
あの人を責めるつもりはありませんでした
今更 そんな事を 知った所で
父さんが生き返るわけでもないのに」
と英夫の遺影を見上げる恭介&映子。
医局にて外科部長、
「七瀬先生。急で申し訳ないんですが
この患者担当してもらえませんか?
午後から明日のオペの術式確認を行いたいんですが
先生が立て続けに辞めてシフトが狂って困っている..
急に他の先生方も連絡が取れなくなって..」
すると恭介
「七瀬先生にはこの後のオペの助手をお願いしたばかりです。」
「そうですか、参ったな、、」
さっさと悟に頼めばいいのにって思ってたら
「それなら僕が担当します。」
「俺もオペをすましたら直に手伝う。」
とオペに向かう恭介&珠希。
院長室にて仁&謙治
「看護士の数が半分に..医師も外科を中心に続々と辞めて..」
「引き抜きか?」
「いや〜確かな事は、、」
「亮太の仕業だ!石川が亮太を取り込んで..
早急に対策を考えんとな。」
廊下にて亮太に移籍話を断る悟。
亮太、悟の肩に手をやり
「今のままで本当に満足してるんですか?
うちに来てくれれば集中的に技術を訓練でき..
ここに居るよりも早く一流の心臓外科医になれ..
今日中に返事がなければなかった事に..」退場亮太。
院長室にて恭介&謙治
「足りないスタッフは外部から引っ張って来ても構わん。
何としてもオペのスケジュールだけは狂わせるな!」
「分かりました。私も心当たりに声をかけてみます。」
そこへ悟「およびですか?」と入室。
悟担当の難易度の高い手術の患者を恭介に任せるという謙治に
「待って下さい!それは僕の患者だ!
僕には出来ないと仰りたいんですか?」
「今は助手の人数も満足に確保できない状況..
馴れないチームじゃリスクも高まる。
今回は俺が代わろう。」
「恭介の言う通りだ!」
「(大声で)ちょっと待ってよ!!
僕だって医者ですよ?心臓外科医ですよ!?
それなのに自分の患者すら満足にオペさせて貰えないっていうのか!?」
「そんな事は言っとらん!!」
「分かりましたよ..
そういう事なら僕は今日限りでこの病院を辞めさせていただきます!!」
決断早っ!!今まで積もり積もったものがここで爆発か?
「お前まで亮太に踊らさせてどうするつもりなんだ〜!!」机バーーーン!!
だって悟みたいなタイプって操り易そうじゃん。
「関係ない!!!!
僕はこれまで院長の息子としてこの病院を守っていこうと
必死で頑張ってきたつもりです!
それなのにそれが全く報われないと言うのなら
僕を必要としてくれる場所に移ると言ってるんです!」
いや、報われないのは悟のキャラだからね!
どこへ行っても同じだよ!
「お前を必要としてる場所ならここにある!」
「確かに兄さんが帰って来るまでは僕も必要とされてたかもしれない。
でも今は違う!!必要なのは兄さんであって僕じゃない!」
よくご存じで。
「早まった事を考えるな!」
「早まってなんかない!!!
むしろ遅すぎたくらいだ。」
謙治を睨み退室悟←追いかける恭介。
廊下にて
「お前はここに居なければ駄目だ!」
「それは僕はセンターでなど使い物にならないという意味ですか!?」
「そんな事は言っていない!
ただお前は加賀見謙治の息子として
この病院に居るべきだと言っているんだ。」
「そんな台詞はもう聞き飽きた!!」
と恭介の手を払いのけると
「悟兄さんの言う通りだ。」
とどっからともなく亮太登場。
「恭介兄さんも医者として恥ずかしくないのか?
二言めには患者のためだと言いながら
最後には実の親だの子供などで大騒ぎして。
聞いていて笑えてくるよ!」
亮太こそ、つい最近まで本当の兄弟なの何だの言ってたじゃん!
私こそ聞いていて笑えてくるよ!
「悟兄さん、この人は結局
あなたの事を医者としては認めてなんかいないんです。
ず〜っとこんな人達の下で働くつもりですか?」
「亮太!!」
「兄さん、悪いが僕だって患者を救う医師として
自分の仕事にプライドを持っている。」
「悟〜。」
「悟兄さんならそう言ってくれると思っていました。
詳しい話もあるから外に出ましょうか。」
と悟を連れて退場する亮太。
「待て!悟はこの病院に必要な人間だ。」
「今さら何を言ってるんだ!
そう簡単には返せませんよ。
そもそも俺はアンタがあけてくれた穴を埋めるために
必死に人材を募ってきたんだ。」
結局恭介の穴埋めって事を悟の前で言わなくても、、
悟、かっかわいそう
「責任は俺が取る。
センターには俺がいこう
俺が 加賀見病院を出る」
===つづく=====
テレビ雑誌のあらすじを読みました。
何だかんだ言って続きを気にしてる私。
再来週から第三部のような流れですね。
そしてついに悟が結婚ですね。
でも驚きませんでした。
珠希と亮太の結婚の方が百倍驚きましたもん。
でも、これって全て事情を知っての結婚ですよね。
騙されてたら悲惨すぎるぜ悟。
でもたった一人の珠希の味方だもんね、悟ボッちゃんは。
なんで悟ってこうなんだろうね、だから悟なのか。
亮太の顔も近々見れなくなっちゃうわけですね。
さーみーしーいー(嘘)
珠希の反撃も気になるところ。
誰に?
加賀見家の誰かでしょうけど。
亮太に関する事か
英夫の死因に関する事くらいしか
もめるネタってないよなぁ。
■愛讐のロメラ(第31話)
2008年11月11日 愛讐のロメラバッと立ち上がり
「気が変わった..お前の事など抱いてやる事すら不愉快だ。
女だと思うことすら忌々しい。
そうやってこの先、誰にも抱かれる事のないまま
一生ひからびていくといいんだ。」ヘタレ亮太退場。
医局にて恭介&三枝。
恭介をブリッコ目線で見つめ、いきなり抱きつく三枝。
恭介は棒立ちのまま。
「先生、私の気持ちはご存じですよね?
私、今まで七瀬先生との友情に気兼ねして
ずっと踏み切れずにいたんです。
でももうそれも必要ないんですよね?」
はいっ?友情に気兼ねしてだと?
いつ?どこで?誰が?誰に?ウゼ〜!!
やっと離れ
「私の気持ちに答えてはいただけませんか?」
ったく、恭介もこういう時ビシッと言って欲しいよ。
そのガッチガチの前髪凄いなって!
いや本当にうつむいても何しても前髪が顔におちてこないんですよ!
医局にて珠希&恭介、
「亮太が昨日来た
心臓血管センターの開設準備室長に就任したと..」
何も知らず驚く珠希。
「この病院を支配下に置くつもりらしい。
アイツをこの恨みの淵から引き上げてやりたい
救ってやれるのは 今は君だけしか居ないのかも..
亮太の事を頼む」
院長室にて亮太&謙治。
「院長にこの患者を受け持って頂きたいんです。」
「喜んで引き受けよう。この程度なら恭介が..」
「困りましたね。先方は論文の執筆者である院長を信頼し
是非院長に執刀してほしいと..」
「あのオペを担当したのは恭介だ。
私はその結果をまとめた。」
「論文にそんな事は書いてありませんでした。
じゃああなたは息子の手術の功績を
さも自分の成果のようにして発表したわけですか?」
「オペは恭介、もしくはうちの優秀なドクター達が行う。
そのように先方に伝えて納得してもらいなさい。」
「ご納得していただけるかどうか..」退場亮太。
指で壁をなぞりながらフラリフラリと
帰って行く相変わらず奇妙な亮太を見つめる珠希&悟。
「亮太はすっかり別人のように変わってしまった。
何か企んでるのかもしれない。」
え?そんなに変わったっけ?
私からすれば特に変化はないですけど。
「すみません。」
「君が謝る事じゃないよ!
そういう風にしてしまったのは加賀見の家なんだ。
亮太の気持ちを思えば仕方のない事だと思う。」
Club Meguにて亮太&恵。
「新婚生活はどうなの?」
「アイツの人生が奪えればそれでいい..
それ以上は何も望みません。」
「他人の人生を奪うという事は
同時に自分の人生も奪われるという事よ。
皮肉だけどあなた達の間にあるのは
普通の夫婦よりもよっぽど強い絆なのかも..
あなたにとって本当に復讐になっているのかしら?」
「それを決めるのは俺自身..心配には及びません。」
夕食はハンバーグ、亮太の帰りを待つ珠希。
ピンポ〜ン 三枝登場。
「私、加賀見先生に告白したんです..
今は答えられないって。
亮太さんの事が気になってるようで..
加賀見先生を安心させてあげるためにも
亮太さんの事、幸せにしてあげて下さいね。」
「(珍しく笑顔で)ええ。」
「それを聞いて安心しました。
私に出来る事は何でもしますから
遠慮なく仰って下さい。」
今まで散々嫌み言ってたくせにさ。
話しかけないで下さいとか言ってなかったっけ??
「ありがとう。」
「私、加賀見先生のこと何があっても諦めませんから。
先生は私の事応援してくれますよね?」
「(笑顔で)もちろん!」
「(こちらも笑顔で)よかった。」
ガチャ 亮太帰宅。
「それじゃ私はこれで」と速攻退場する三枝に
「もう帰っちゃうんですか?もっとゆっくりしていけばいいのに。」
「新婚の邪魔をするほど無神経じゃありませんから。」
と笑顔で退場三枝。すると亮太、
「フンッ。ライバルじゃなくなった途端
親友に逆戻りか。女ってのはげんきんなもんだな。」
いいぞいいぞ!亮太!もっと言ってくれ!!
「歩美さんは本当に加賀見先生のことが好きなのよ。」
「妻のふりをしたり親友のふりをしたり
アンタも大変だなぁ。」
お前もな。
「大変なのはあなたも一緒でしょ?
聞いたわ、心臓血管センターの開設準備室長になったって。
加賀見家を消滅させるってどういう事?
おかしなことを考えているなら止めて下さい。」
「残念ながらアンタの指図は受けない。」
「恭介さんも悟さんもあなたの事を心配して..」
「あの二人が心配しているのは俺の事じゃない。
加賀見家の事だ。」
「そんな事」
「黙れ!!!」
ライターに火をつけ珠希の顔に近付けながら
「勘違いするな。アンタの人生は俺のものだが
俺の人生はアンタのものじゃない。
俺に意見する資格なんかないんだよ!」
ライターを珠希の顔につけるのかと思いきや
後ろのキャンドルに点火!退場亮太。
院長室にて亮太&謙治。
「院長の話をお伝えした所
先方は論文のネタにならない手術をしたくないだけだろと仰って
ご納得は頂けませんでした。
オペを拒否するのであれば系列から外してしまえと圧力を..
そこの所をご理解頂いた上で早急なご決断を..」
「お前はどうしてもお父さんにメスを握らせたいんだな。
それでお前の気が済むんなら」
「それではよろしくお願いします。」
院長室の前でその話を立ち聞きしてた映子、
退室した亮太と鉢合わせ。
「亮太、、あなた、、」
ばつが悪そうに退場亮太。
手術予定表に謙治執刀のオペがあるのを発見し
間違いじゃないのかと驚く悟と恭介。
「院長から直々の執刀だって..
このような事は院長が就任してから初めて..
と外科部長。その足で院長室へ向かう恭介。
「お出来になるんですか?このオペは私が..」
「患者は私を指名している。
私がやらなければシュウケイ大の系列から外され
亮太の狂気はいよいよ歯止めがきかなくなる。」
「やはり 石川教授と亮太が企てた事だったんですね
ならばせめて私を助手に..」
「それでは亮太の気持ちがおさまらんだろう。
スタッフには然るべき人間を指名する。
この件はこれまでだ!」
加賀見家和室にて謙治&映子。謙治の手を握り
「やはりおやりになるんですね。
近頃のあなたの様子が気掛かりだったもので
悟から聞きました。亮太の事も手術の事も。」
思いっきり院長室で立ち聞きしてたじゃん。
「病院の事は無理する事ないじゃありませんか。
系列を外されたとしても仕方がありません。
それよりも私は亮太の方が心配です。
一度は封印したこの家への私達に対する憎しみが
この家を出た事で改めて吹き出したんだと思います。」
「亮太の為に病院の為に
手術を引き受けないわけにはいかんだろう。」
「あたながお決めになった事なら何も言いません。
でもこれだけは分かって下さい。
私はあなたの味方..あなたを守ってみせます。」
オペ室へ向かう謙治。
廊下からそれを見る亮太&珠希。
「これで加賀見院長も終わりだな。」
「どういう事?」
ほくそ笑む亮太。
「これより大動脈弁置換術を行う。メス!」
医局にて時間を気にしてる様子の恭介の元へ亮太登場。
クチャクチャとガムを噛み挑発的な顔してます。
オペ室にて
患者の顔が英夫に見えパニクる謙治。
「ウワアアアァアア〜〜〜〜〜!!」
と発狂しメスを落とし後ずさりする謙治。
驚くスタッフ達だが
「手術は続けるぞ。」と冷静に続行。
===つづく======
「気が変わった..お前の事など抱いてやる事すら不愉快だ。
女だと思うことすら忌々しい。
そうやってこの先、誰にも抱かれる事のないまま
一生ひからびていくといいんだ。」ヘタレ亮太退場。
医局にて恭介&三枝。
恭介をブリッコ目線で見つめ、いきなり抱きつく三枝。
恭介は棒立ちのまま。
「先生、私の気持ちはご存じですよね?
私、今まで七瀬先生との友情に気兼ねして
ずっと踏み切れずにいたんです。
でももうそれも必要ないんですよね?」
はいっ?友情に気兼ねしてだと?
いつ?どこで?誰が?誰に?
やっと離れ
「私の気持ちに答えてはいただけませんか?」
ったく、恭介もこういう時ビシッと言って欲しいよ。
いや本当にうつむいても何しても前髪が顔におちてこないんですよ!
医局にて珠希&恭介、
「亮太が昨日来た
心臓血管センターの開設準備室長に就任したと..」
何も知らず驚く珠希。
「この病院を支配下に置くつもりらしい。
アイツをこの恨みの淵から引き上げてやりたい
救ってやれるのは 今は君だけしか居ないのかも..
亮太の事を頼む」
院長室にて亮太&謙治。
「院長にこの患者を受け持って頂きたいんです。」
「喜んで引き受けよう。この程度なら恭介が..」
「困りましたね。先方は論文の執筆者である院長を信頼し
是非院長に執刀してほしいと..」
「あのオペを担当したのは恭介だ。
私はその結果をまとめた。」
「論文にそんな事は書いてありませんでした。
じゃああなたは息子の手術の功績を
さも自分の成果のようにして発表したわけですか?」
「オペは恭介、もしくはうちの優秀なドクター達が行う。
そのように先方に伝えて納得してもらいなさい。」
「ご納得していただけるかどうか..」退場亮太。
指で壁をなぞりながらフラリフラリと
帰って行く
「亮太はすっかり別人のように変わってしまった。
何か企んでるのかもしれない。」
え?そんなに変わったっけ?
私からすれば特に変化はないですけど。
「すみません。」
「君が謝る事じゃないよ!
そういう風にしてしまったのは加賀見の家なんだ。
亮太の気持ちを思えば仕方のない事だと思う。」
Club Meguにて亮太&恵。
「新婚生活はどうなの?」
「アイツの人生が奪えればそれでいい..
それ以上は何も望みません。」
「他人の人生を奪うという事は
同時に自分の人生も奪われるという事よ。
皮肉だけどあなた達の間にあるのは
普通の夫婦よりもよっぽど強い絆なのかも..
あなたにとって本当に復讐になっているのかしら?」
「それを決めるのは俺自身..心配には及びません。」
夕食はハンバーグ、亮太の帰りを待つ珠希。
ピンポ〜ン 三枝登場。
「私、加賀見先生に告白したんです..
今は答えられないって。
亮太さんの事が気になってるようで..
加賀見先生を安心させてあげるためにも
亮太さんの事、幸せにしてあげて下さいね。」
「(珍しく笑顔で)ええ。」
「それを聞いて安心しました。
私に出来る事は何でもしますから
遠慮なく仰って下さい。」
今まで散々嫌み言ってたくせにさ。
話しかけないで下さいとか言ってなかったっけ??
「ありがとう。」
「私、加賀見先生のこと何があっても諦めませんから。
先生は私の事応援してくれますよね?」
「(笑顔で)もちろん!」
「(こちらも笑顔で)よかった。」
ガチャ 亮太帰宅。
「それじゃ私はこれで」と速攻退場する三枝に
「もう帰っちゃうんですか?もっとゆっくりしていけばいいのに。」
「新婚の邪魔をするほど無神経じゃありませんから。」
と笑顔で退場三枝。すると亮太、
「フンッ。ライバルじゃなくなった途端
親友に逆戻りか。女ってのはげんきんなもんだな。」
いいぞいいぞ!亮太!もっと言ってくれ!!
「歩美さんは本当に加賀見先生のことが好きなのよ。」
「妻のふりをしたり親友のふりをしたり
アンタも大変だなぁ。」
「大変なのはあなたも一緒でしょ?
聞いたわ、心臓血管センターの開設準備室長になったって。
加賀見家を消滅させるってどういう事?
おかしなことを考えているなら止めて下さい。」
「残念ながらアンタの指図は受けない。」
「恭介さんも悟さんもあなたの事を心配して..」
「あの二人が心配しているのは俺の事じゃない。
加賀見家の事だ。」
「そんな事」
「黙れ!!!」
ライターに火をつけ珠希の顔に近付けながら
「勘違いするな。アンタの人生は俺のものだが
俺の人生はアンタのものじゃない。
俺に意見する資格なんかないんだよ!」
ライターを珠希の顔につけるのかと思いきや
後ろのキャンドルに点火!退場亮太。
院長室にて亮太&謙治。
「院長の話をお伝えした所
先方は論文のネタにならない手術をしたくないだけだろと仰って
ご納得は頂けませんでした。
オペを拒否するのであれば系列から外してしまえと圧力を..
そこの所をご理解頂いた上で早急なご決断を..」
「お前はどうしてもお父さんにメスを握らせたいんだな。
それでお前の気が済むんなら」
「それではよろしくお願いします。」
院長室の前でその話を立ち聞きしてた映子、
退室した亮太と鉢合わせ。
「亮太、、あなた、、」
ばつが悪そうに退場亮太。
手術予定表に謙治執刀のオペがあるのを発見し
間違いじゃないのかと驚く悟と恭介。
「院長から直々の執刀だって..
このような事は院長が就任してから初めて..
と外科部長。その足で院長室へ向かう恭介。
「お出来になるんですか?このオペは私が..」
「患者は私を指名している。
私がやらなければシュウケイ大の系列から外され
亮太の狂気はいよいよ歯止めがきかなくなる。」
「やはり 石川教授と亮太が企てた事だったんですね
ならばせめて私を助手に..」
「それでは亮太の気持ちがおさまらんだろう。
スタッフには然るべき人間を指名する。
この件はこれまでだ!」
加賀見家和室にて謙治&映子。謙治の手を握り
「やはりおやりになるんですね。
近頃のあなたの様子が気掛かりだったもので
悟から聞きました。亮太の事も手術の事も。」
思いっきり院長室で立ち聞きしてたじゃん。
「病院の事は無理する事ないじゃありませんか。
系列を外されたとしても仕方がありません。
それよりも私は亮太の方が心配です。
一度は封印したこの家への私達に対する憎しみが
この家を出た事で改めて吹き出したんだと思います。」
「亮太の為に病院の為に
手術を引き受けないわけにはいかんだろう。」
「あたながお決めになった事なら何も言いません。
でもこれだけは分かって下さい。
私はあなたの味方..あなたを守ってみせます。」
オペ室へ向かう謙治。
廊下からそれを見る亮太&珠希。
「これで加賀見院長も終わりだな。」
「どういう事?」
ほくそ笑む亮太。
「これより大動脈弁置換術を行う。メス!」
医局にて時間を気にしてる様子の恭介の元へ亮太登場。
クチャクチャとガムを噛み挑発的な顔してます。
オペ室にて
患者の顔が英夫に見えパニクる謙治。
「ウワアアアァアア〜〜〜〜〜!!」
と発狂しメスを落とし後ずさりする謙治。
驚くスタッフ達だが
「手術は続けるぞ。」と冷静に続行。
===つづく======
■愛讐のロメラ(第30話)
2008年11月10日 愛讐のロメラ珠希、部屋に入ろうとすると
ガチャ 三枝登場。
「これ、結婚のお祝いです。」と花を渡す。
絶妙なタイミング、覗き見してたんでしょうか??
悟から、恨みの結婚をしたと聞き
何かあったら教えて欲しいと頼まれた模様。
悟、三枝にまで手を回しております。
夕飯の準備をする珠希。
今日はトンカツのようですよ。
そこへ亮太帰宅。
「お前の作った飯など食えない。
血の匂いがするだろう..こんなもの食えるか〜」
と放り投げる亮太。ガッチャーーンーー!!
コラッ!!亮太!!
ポイしないで下さい!!
三枝に結婚祝いで花を貰ったと話す珠希。
亮太、花を手に取り
「フッハッハハハハハ〜
それでお前はいかにも幸せですって顔をして
これを受け取ってきたって訳か。」
いえ、全然幸せそうな顔してなかったよ。
誰一人として珠希が幸せだなんて思ってないよ?
「忘れるな!これは恨みの結婚だ。
お前に許された幸せなんか何一つないんだよ!」
鍋に入ったみそ汁をジャバジャバーと花にぶっかける亮太。
「フッハハハー、精々大切にするんだな〜!」
珠希ってよく我慢できるな。
医局にてボーッとしてる珠希が気になる悟←それを見つめる恭介。
「亮太と何かあったの?」
「(そっぽ向いて)いいえ。」
「辛い事があったら遠慮なく僕に言って欲しい。
君の味方になるって言う約束は何があっても変わらないから。」
約束って言っても悟が勝手に言ってるだけだよ?
しかも遠慮というより拒否られてる感じだよ。
「ご心配頂かなくても大丈夫です。」
即拒絶!チ〜ン!
「本当は辛いんじゃないの?」
「辛い事なんかありません。」退場珠希。
そこへ恭介登場。
「これ以上彼女に関わるな みっともない真似はよせ」
と言ってスタスタ歩き出す恭介←追っかける悟
「兄さんは平気なのか?
彼女の事大切に思っていたんじゃないの??
彼女の事に関して、
兄さんの指図を受けるつもりはありません!」退場悟。
院長室にて謙治&石川教授。
謙治の学部長選挙公約の一つであった心臓血管センター開設を
石川教授が謙治に代わって実現させようと動き出してる模様。
「そこでですが事業には先立つものが必要..」
「できる限り協力させていただこうと..」
「(にんまり)それはありがたい。
ではさっそく手続きを..
その際にはセンターの開設準備室長を寄越しますので..」
満面の笑みで胡散臭さ全開の石川教授退場。
「ゆすりの次はたかりかぁ」と呟く謙治。
亮太帰宅、鍵を例の茶色のバッグから出そうと
もたもたしてると三枝も帰宅、笑顔で
「まさか亮太さんとお隣になるなんて..」
「あなたにとっては恭介兄さんがあの女と結婚して
隣人になるよりは良かったんじゃないですか?」
言うね〜亮太。
カチンときたのか声のトーンが下がった三枝
「それは亮太さんの本音なんじゃ..?
本当は亮太さんが七瀬先生の事
独り占めしたかっただけなんじゃないんですか!」
「バカバカしい、、。
俺はアンタとは違う。色恋なんて興味はないね。」
プンプンして退場しようとする三枝に
「人の事あれこれ言う暇があったら
恭介兄さんの目をあなたに向かせるように
努力をした方がいいんじゃないですか?
(ニヤリと笑い)それじゃ失礼。」ガチャ バタン。
お怒りモードの三枝。
負けん気の強さが似てるなぁ。
糞生意気なもの同士って事でさ
この二人、引っ付いて欲しかったな〜。
まぁ有り得ない話ですけどね。
部屋に入った亮太、魂の抜け殻状態。
どうした?さっきまでのアレは何だったんだ?
...と思ったら火がつきました!!着火着火!!
テーブルを倒し椅子をキーーーック!!
部屋のあらゆる物を床にたたき落としております。
遅すぎた反抗期でしょうか?そんな23歳の夜。
そして床に落ちてる鈴を発見し
「どいつもこいつも、、フッハハハ〜
ふざけやがって!!」
一番ふざけてんのはお前(亮太)だよ!
鈴をギュ〜っと握りしめ興奮状態の中
フッハハハハッハッハハ〜と不敵な笑み。
院長室にて悟&恭介&謙治。
心臓血管センターの事を話す謙治。
「医学部長となった暁に
是非オープンに漕ぎ着けたいと願っていた夢の施設だ。
その計画が実現する、石川教授の実績としてなぁ。
だがこうなったら金をキッチリ出してやる代わりに
全て実権を実質的に全部握ってやる!
系列病院の筆頭として加賀見病院の面子がかかってるんだ!!」
コンコン そこへスーツ姿の亮太入室。
驚く三人。謙治に名刺を差し出す亮太。
「フッ。どんな奴を送り込んでくるのかと思いきや、、お前か。」
「私は、センター設立に関する一切を取り仕切る事に..
院長には特に大きな御支援が頂けるものと期待をしております。」
退場亮太←追いかける恭介。
「石川の差し金か!!」と怒りモードの謙治。
亮太を会議室へ連れ込む恭介。すると亮太、
「うちのセンターにいらっしゃいませんか?
アメリカじこみの技術も遺憾なく発揮できるはず..
考えておいて下さい。」
退場する亮太に向かい
「石川教授にとってお前は都合のいい駒でしかない
自分の出世にお前を利用しただけだ」
「その代わりにこうして俺を抜擢してくれた。
利用してるのはお互い様..俺には今の立場が必要..
自分の人生を自分の足で生きてくためにも、
加賀見の皆さんにご恩返しをする為にもね。」
「恨みを持つなとは言わない
しかしお前は自分の人生を取り戻すために
加賀見を飛び出したんだろ?
それならもう誰にも利用されるべきじゃない」
「心配は無用です。
あなた方の弟だった加賀見亮太じゃない。
心臓血管センターのオープンを任された七瀬亮太です。」
「彼女が心配するような真似はよせ」
「珠希は俺の妻として実に献身的に尽くしていますよ。
いくら邪見にしても冷たくしてもびくともしない。
大した女だ。」
「お前はいったい何を!?
結婚すれば何をしてもいいと言うわけではないんだぞ。」
山梨の診療所でのスキス〜後の悟とのやりとりで
悟に似たような事言われてたよね?
悟『『被害者は加害者に何をしたっていいっていうのか?!』』
恭介『『いいんだよっ!部外者の意見など聞く気はない。』』
な〜んて言ってたくせに、恭介ったら速攻改心したよね。
「いいんですよ〜何をしたって。
珠希は俺を愛してるんですから。
珠希の人生は俺のものだ。」
「お前は夫婦ではなく姉弟に戻りたかったんだろ!?」
「バカな事を言うな!!」
「お前がどんなに否定をしようと
お前は彼女を姉として愛してる。
彼女もお前を弟として愛してる。
彼女にとってお前は弟だ、男にはなり得ない!」
「それなら俺が、アイツを女にしてみせますよ!
部外者のあなたに立ち入ってこられるのは不愉快だ」
と言って退場亮太。
加賀見家での映子&謙治。
今頃、亮太が何してるのかなどと話してる二人。
「恨みの結婚だなんて言ってましたけど
今更姉弟に戻りたいなんて言えなくて
あんな形をとっただけだと思うんです。」
「もし二人が姉弟に戻れてもちろん離婚させて
そしたら亮太は帰って来るかな?」
「帰って来て欲しいわ。
本当に幸せになれる結婚相手を見つけるまで
一緒に過ごしたい。」
医局に残り一人仕事してる恭介。
==亮太の思いがけない変ぼうに
恭介は戸惑いを隠しきれませんでした。==
コトンコトンコトン
珠希が手元も見ずに人参を乱切りしております。
医者だけに器用だね!
そこへ部屋の前からコトンコトンの音を聞いた帰宅の亮太、
慌てて部屋に入り(鍵は締めないまま)
珠希から包丁を奪い取り
「お前の作った飯など食わないと
何度言ったら分かる!!」
まだ二度目。
と包丁をまな板に突き刺した!!
「その押し付けがましい献身ぶりが鬱陶しいんだよ!!
夫婦ごっこならするつもりはない。」
「夫婦ごっこなんかじゃないわ。
どんな結婚であろうと
私があなたの妻であることに変わりはない。」
ここで亮太、恭介の台詞を思い出す。
『『彼女にとってお前は弟だ!男にはなり得ない!』』
「妻だと?」
ポケットから鈴を取り出し
「これは何だ??
俺の妻だと言うんならどうしてこんなものを
後生大事にしまっておく?
夫への裏切りも妻の役割って訳か。
妻になりたいなんて微塵も思ってないくせに、、
よくもそんな事が言えたもんだな!!」
「こぉい!!」と言って強引に珠希の腕を掴み
ベッドに押し倒し上着を脱ぎ、ネクタイを緩め
「そんなに妻としての役割を果たしたいと言うのなら
いくらでも果たさしてやるよ!」
と珠希の上に乗っかり珠希のブラウスを破き
顔を近付ける亮太、、そして床に落ちた鈴のアップ
====つづく======
おかしいな、白と黒の時でいえば今は
聖人の駆け落ちメモと彩乃の入院辺りで
何だかんだ言ってもは続きが気になったものですが
このドラマはイマイチなんですよね。
何が足りないんでしょうかね。
今は亮太中心の生活だから恭介も悟も珠希もポツ〜ン状態。
亮太は亮太で台詞が聞き取りにくくて正直イラッとする。
そして私は映子の演技がどうも苦手。
な〜んて文句言いつつも結局は観ますけどね。
ガチャ 三枝登場。
「これ、結婚のお祝いです。」と花を渡す。
絶妙なタイミング、覗き見してたんでしょうか??
悟から、恨みの結婚をしたと聞き
何かあったら教えて欲しいと頼まれた模様。
悟、三枝にまで手を回しております。
夕飯の準備をする珠希。
今日はトンカツのようですよ。
そこへ亮太帰宅。
「お前の作った飯など食えない。
血の匂いがするだろう..こんなもの食えるか〜」
と放り投げる亮太。ガッチャーーンーー!!
ポイしないで下さい!!
三枝に結婚祝いで花を貰ったと話す珠希。
亮太、花を手に取り
「フッハッハハハハハ〜
それでお前はいかにも幸せですって顔をして
これを受け取ってきたって訳か。」
いえ、全然幸せそうな顔してなかったよ。
誰一人として珠希が幸せだなんて思ってないよ?
「忘れるな!これは恨みの結婚だ。
お前に許された幸せなんか何一つないんだよ!」
鍋に入ったみそ汁をジャバジャバーと花にぶっかける亮太。
「フッハハハー、精々大切にするんだな〜!」
珠希ってよく我慢できるな。
医局にてボーッとしてる珠希が気になる悟←それを見つめる恭介。
「亮太と何かあったの?」
「(そっぽ向いて)いいえ。」
「辛い事があったら遠慮なく僕に言って欲しい。
君の味方になるって言う約束は何があっても変わらないから。」
約束って言っても悟が勝手に言ってるだけだよ?
しかも遠慮というより拒否られてる感じだよ。
「ご心配頂かなくても大丈夫です。」
即拒絶!チ〜ン!
「本当は辛いんじゃないの?」
「辛い事なんかありません。」退場珠希。
そこへ恭介登場。
「これ以上彼女に関わるな みっともない真似はよせ」
と言ってスタスタ歩き出す恭介←追っかける悟
「兄さんは平気なのか?
彼女の事大切に思っていたんじゃないの??
彼女の事に関して、
兄さんの指図を受けるつもりはありません!」退場悟。
院長室にて謙治&石川教授。
謙治の学部長選挙公約の一つであった心臓血管センター開設を
石川教授が謙治に代わって実現させようと動き出してる模様。
「そこでですが事業には先立つものが必要..」
「できる限り協力させていただこうと..」
「(にんまり)それはありがたい。
ではさっそく手続きを..
その際にはセンターの開設準備室長を寄越しますので..」
満面の笑みで胡散臭さ全開の石川教授退場。
「ゆすりの次はたかりかぁ」と呟く謙治。
亮太帰宅、鍵を例の茶色のバッグから出そうと
「まさか亮太さんとお隣になるなんて..」
「あなたにとっては恭介兄さんがあの女と結婚して
隣人になるよりは良かったんじゃないですか?」
言うね〜亮太。
カチンときたのか声のトーンが下がった三枝
「それは亮太さんの本音なんじゃ..?
本当は亮太さんが七瀬先生の事
独り占めしたかっただけなんじゃないんですか!」
「バカバカしい、、。
俺はアンタとは違う。色恋なんて興味はないね。」
プンプンして退場しようとする三枝に
「人の事あれこれ言う暇があったら
恭介兄さんの目をあなたに向かせるように
努力をした方がいいんじゃないですか?
(ニヤリと笑い)それじゃ失礼。」ガチャ バタン。
お怒りモードの三枝。
負けん気の強さが似てるなぁ。
糞生意気なもの同士って事でさ
この二人、引っ付いて欲しかったな〜。
まぁ有り得ない話ですけどね。
部屋に入った亮太、魂の抜け殻状態。
どうした?さっきまでのアレは何だったんだ?
...と思ったら火がつきました!!着火着火!!
テーブルを倒し椅子をキーーーック!!
部屋のあらゆる物を床にたたき落としております。
遅すぎた反抗期でしょうか?そんな23歳の夜。
そして床に落ちてる鈴を発見し
「どいつもこいつも、、フッハハハ〜
ふざけやがって!!」
鈴をギュ〜っと握りしめ興奮状態の中
フッハハハハッハッハハ〜と不敵な笑み。
院長室にて悟&恭介&謙治。
心臓血管センターの事を話す謙治。
「医学部長となった暁に
是非オープンに漕ぎ着けたいと願っていた夢の施設だ。
その計画が実現する、石川教授の実績としてなぁ。
だがこうなったら金をキッチリ出してやる代わりに
全て実権を実質的に全部握ってやる!
系列病院の筆頭として加賀見病院の面子がかかってるんだ!!」
コンコン そこへスーツ姿の亮太入室。
驚く三人。謙治に名刺を差し出す亮太。
「フッ。どんな奴を送り込んでくるのかと思いきや、、お前か。」
「私は、センター設立に関する一切を取り仕切る事に..
院長には特に大きな御支援が頂けるものと期待をしております。」
退場亮太←追いかける恭介。
「石川の差し金か!!」と怒りモードの謙治。
亮太を会議室へ連れ込む恭介。すると亮太、
「うちのセンターにいらっしゃいませんか?
アメリカじこみの技術も遺憾なく発揮できるはず..
考えておいて下さい。」
退場する亮太に向かい
「石川教授にとってお前は都合のいい駒でしかない
自分の出世にお前を利用しただけだ」
「その代わりにこうして俺を抜擢してくれた。
利用してるのはお互い様..俺には今の立場が必要..
自分の人生を自分の足で生きてくためにも、
加賀見の皆さんにご恩返しをする為にもね。」
「恨みを持つなとは言わない
しかしお前は自分の人生を取り戻すために
加賀見を飛び出したんだろ?
それならもう誰にも利用されるべきじゃない」
「心配は無用です。
あなた方の弟だった加賀見亮太じゃない。
心臓血管センターのオープンを任された七瀬亮太です。」
「彼女が心配するような真似はよせ」
「珠希は俺の妻として実に献身的に尽くしていますよ。
いくら邪見にしても冷たくしてもびくともしない。
大した女だ。」
「お前はいったい何を!?
結婚すれば何をしてもいいと言うわけではないんだぞ。」
山梨の診療所でのスキス〜後の悟とのやりとりで
悟に似たような事言われてたよね?
悟『『被害者は加害者に何をしたっていいっていうのか?!』』
恭介『『いいんだよっ!部外者の意見など聞く気はない。』』
な〜んて言ってたくせに、恭介ったら速攻改心したよね。
「いいんですよ〜何をしたって。
珠希は俺を愛してるんですから。
珠希の人生は俺のものだ。」
「お前は夫婦ではなく姉弟に戻りたかったんだろ!?」
「バカな事を言うな!!」
「お前がどんなに否定をしようと
お前は彼女を姉として愛してる。
彼女もお前を弟として愛してる。
彼女にとってお前は弟だ、男にはなり得ない!」
「それなら俺が、アイツを女にしてみせますよ!
部外者のあなたに立ち入ってこられるのは不愉快だ」
と言って退場亮太。
加賀見家での映子&謙治。
今頃、亮太が何してるのかなどと話してる二人。
「恨みの結婚だなんて言ってましたけど
今更姉弟に戻りたいなんて言えなくて
あんな形をとっただけだと思うんです。」
「もし二人が姉弟に戻れてもちろん離婚させて
そしたら亮太は帰って来るかな?」
「帰って来て欲しいわ。
本当に幸せになれる結婚相手を見つけるまで
一緒に過ごしたい。」
医局に残り一人仕事してる恭介。
==亮太の思いがけない変ぼうに
恭介は戸惑いを隠しきれませんでした。==
コトンコトンコトン
珠希が手元も見ずに人参を乱切りしております。
医者だけに器用だね!
そこへ部屋の前からコトンコトンの音を聞いた帰宅の亮太、
慌てて部屋に入り(鍵は締めないまま)
珠希から包丁を奪い取り
「お前の作った飯など食わないと
何度言ったら分かる!!」
と包丁をまな板に突き刺した!!
「その押し付けがましい献身ぶりが鬱陶しいんだよ!!
夫婦ごっこならするつもりはない。」
「夫婦ごっこなんかじゃないわ。
どんな結婚であろうと
私があなたの妻であることに変わりはない。」
ここで亮太、恭介の台詞を思い出す。
『『彼女にとってお前は弟だ!男にはなり得ない!』』
「妻だと?」
ポケットから鈴を取り出し
「これは何だ??
俺の妻だと言うんならどうしてこんなものを
後生大事にしまっておく?
夫への裏切りも妻の役割って訳か。
妻になりたいなんて微塵も思ってないくせに、、
よくもそんな事が言えたもんだな!!」
「こぉい!!」と言って強引に珠希の腕を掴み
ベッドに押し倒し上着を脱ぎ、ネクタイを緩め
「そんなに妻としての役割を果たしたいと言うのなら
いくらでも果たさしてやるよ!」
と珠希の上に乗っかり珠希のブラウスを破き
顔を近付ける亮太、、そして床に落ちた鈴のアップ
====つづく======
おかしいな、白と黒の時でいえば今は
聖人の駆け落ちメモと彩乃の入院辺りで
何だかんだ言ってもは続きが気になったものですが
このドラマはイマイチなんですよね。
何が足りないんでしょうかね。
今は亮太中心の生活だから恭介も悟も珠希もポツ〜ン状態。
亮太は亮太で台詞が聞き取りにくくて正直イラッとする。
そして私は映子の演技がどうも苦手。
な〜んて文句言いつつも結局は観ますけどね。
■愛讐のロメラ(第29話)
2008年11月7日 愛讐のロメラ「でも子供は別。子供が殺人犯を恨んで
一生恨み尽くす為の結婚だなんて認めるわけには..」
「それなら分かるわ。
親なら誰だって子供の幸せが一番ですもの。」
「私は自分の家族はどんな事をしても
体を張ってでも守る覚悟ですから。」
珠希のマンションを外から眺めてる悟。
お前、何やってんだ??ストーカーか?
そこへ亮太登場。
雑魚キャラ悟をスルーして入ろうとすると
「亮太!珠希さんの所へ行くのか?
僕もお前の兄として言いたい事がある。」
「俺にはないよ。(←悟撃沈!)
どーせ結婚に反対だって言うだけですよね。」
ピンポ〜ン!亮太、大正解〜!
と言って中へ入ろうとする亮太の腕を掴み
「いいからついて来い!話はそれからだ。」
連れて来たのは開店前の恵の店。
「好きに使いなさい。」と恵退場。
「冷静になって考えてほしい。」
「兄さんは珠希を奪われたくないだけでしょ。」
それしかないっしょ?
「違う!!」と言って立ち上がったと思ったら
土下座する悟。
「僕が珠希さんを好きな事は事実だ。」
「やなだ〜大袈裟な事しないでよ。」
「けど、弟としてのお前の幸せを望んでることも事実なんだ!」
頭を床につけ
「頼む!!珠希さんとの結婚は考え直してくれ!」
「兄さんは兄さんのやり方で僕から彼女を奪えばいい。」
頭を上げる悟「亮太..」
「僕を殺してでも力づくで彼女を奪えばいい。
彼女と結婚すれば僕はあの家から出て行く。
恭介兄さんにもあの家にいる理由の一つはなくなる。
そうすればあなたが加賀見家の唯一の後継者になるんですよ?」
悟が亮太を殺したら過激だぜ!
「改めて俺から兄さんに言わせてもらうよ。
あんなくだらない女への一時の恋愛感情で
兄さんの大切な人生を台無しにする必要はないよ。
その為にも僕はあの女と結婚する。
兄さんの幸せのためにもね。」
だから一時じゃないんだって。
13年前からですから!
院長室にて珠希&謙治。
亮太の件で加賀見家に伺わせてもらいたいと言う珠希。
今度の日曜に訪問する事に。
加賀見家寝室にて映子に珠希の訪問を伝える謙治。
「返事をもってくるですって?
私は認めません!
あなたも認めたりしないで下さいね。」
「珠希の返事の内容次第だ。
結婚と言う突拍子もないことを考え付いて
自分の狂気にブレーキをかけようとしてるのでは..
家族とは例えそこに罪人が居ても
傷付け憎しみ合う事があったとしても
日々を重ねて愛情を深める事がそれが家族なんじゃないのか!?
もし家族が罪を犯したとしても君は守ってくれると言った。」
亮太、自室にて山梨時代の家族の絵を眺める。
そこへ恭介入室、慌てて絵を引き出しにしまう亮太。
それを見て恭介、引き出しから絵を取り出し
「よく描けた絵じゃないか なぜ隠す?
自分の心の中を覗かれるのが恐いか?」
クッと恭介を見る亮太。
「彼女が 今度の日曜日に答えを持ってくる..
その結果がどう言う事になろうと
俺はお前の出した答えを尊重する
それだけ 伝えておきたかった」
「兄さん!あの女の事、好きじゃないの?
僕に取られて悔しくないのか!?」
悔しいです!!(byザブングル)って言いそうになったよ。
「俺にとって一番大事な人間は 亮太 お前だけだ」退場恭介。
椅子に座り再び絵を眺め何かを思うけど何を思ってるか不明な亮太。
日曜日、ピンポーーン 珠希訪問。
食卓に謙治、映子、悟、恭介、珠希が座り
亮太は久しぶりにお気に入りのポーズ、
ポケットに手を突っ込み立ったまま話を聞く。
「前置きは抜きにして答えを聞かせてもらう。」
「私にとって今一番大切な存在は亮太さん..
ですからこの結婚をおうけさせて頂きたいと思っています。」
ガーーンって顔の半泣きの悟
「何て事言うんだ〜!(大声で)僕は絶対に認めないからな!!
兄さんも反対だよね!!(→反応なし)
父さんだって反対だよね!!(→反応なし)
母さん!!!」
「亮太、あなたは本当にこれでいいのね?」
「一番大切だとか屁理屈は許さないけど
そもそも結婚してもいいと、この女が言うこと自体偉そうなんだ。」
お前が一番偉そうだぜ!
「みんなに私の意見を言います。」
って映子、お前は総長が!?
「私はこの結婚に賛成します。
但し条件があります。
加賀見家を出ようがあなたの母親はこの私です。
その事を忘れないで。
それから七瀬さん、あなたは加賀見病院に残り
院長の恩を忘れず尽くすこと、約束できますか?」
「はい。」
「なら私はこの結婚を認めます。」
堪り兼ねた悟ついに立ち上がり
「ちょっと待ってよ!!
父さんも母さんもどうしちゃったんだよ!!
こんな結婚認めるなんておかしいよ!!」
だよね?今頃気がついちゃった?
前からみんなおかしいんだよ!
「本人達が納得して親もこうして認めてるんだ。」
「兄さんも(机をバーーーーン!!と叩き)何とか言ってよ!!」
「もう決まった事だ。悟もこれ以上騒ぐのはやめろ。」
と相変わらずクールな恭介なのだ。
「みんなおかしいよ!!
僕は絶対認めないからな!!」と言って退場悟。
あっ!唯一まともな悟が出ていって変人ばっかになっちゃった。
スタスタと珠希の所へ行きポケットから婚姻届を出す亮太、
「それならこれにサインして。」
とペンを渡す。サインをし判を押す珠希。
それを恭介に渡す亮太
「兄さん、証人の欄にサインして。
結婚認めてくれたのなら書けるよね?」
サインする恭介。
Club Meguにてさっそく愚痴る悟。
「なんで映子さんまで結婚を認めたのか分からないよ。」
なるほど、実母の恵の前では名前で読んでるのか。
苦労してますね〜悟。悟に幸あれ!
「私にも結婚は絶対に認めないって..」
「何とか阻止する方法はないかな?」
阻止って、お前どこまで必死なんだよ!
「加賀見家の中で反対してるのはお前だけなんでしょ?
それじゃ無理ね。」
なんじゃそりゃ〜みたいな顔の悟
「母さんも冷たいな。」
「あの二人が結婚してくれて正直ホッとしてる..
あなたが珠希と結婚する可能性はなくなった..
それにしても映子さんが一転して賛成するのは
何かあるとしか考えられないわね。」
「どんな事があったって言うんだよ?」←食い付き過ぎ!
「この結婚が亮太さんの幸せになると考えたとか?」
「他には?」←必死な悟。
「他の家族を誰か守るためとか、、」
「他の家族って誰?守るって何から?」←だから必死過ぎ!!
「そんな事私に聞かれても分からないわよ。」
やりきれない様子の悟なのであった。
寝室にて映子が賛成した事に驚いたと謙治。
「家族を守るために考えた末の結論ですから。」
コンコン そこへ亮太入室。
「13年間、お世話になりました。
結婚生活はこの家を出て行います。
ありがとうございました。」退場亮太。
「寂しくなりますね。」「そうだな。」しんみりする二人。
病院にてすれ違いざまに珠希
「これからもあなたの事は医師として尊敬させていただきます。」
「俺達の弟をよろしく頼む。」退場恭介。
つーか昨日、加賀見家で言えばよかったのに。
院長室へ向かう珠希。
「亮太の事をよろしく頼む。」ぺこり謙治。
「分かりました。」ぺこり珠希退場。
たから昨日言っておけよ!
オペ、恭介、悟、珠希。
オペ中、恭介や珠希を見続ける悟。
オペに集中して下さい!悟!
オペ後、悟が珠希に
「なんで亮太との結婚、承知なんかしたんだ!?」
無視珠希。
「君は兄さんの事、愛してたんじゃないのか!?」
無視珠希。
「本当は辛いんじゃないの?」
やっと振り返り
「私は亮太と結婚したくて決めたんです。」退場珠希。
一人ポツ〜〜ン悟、チ〜ン!
珠希の部屋にて映子&珠希
「あなたに結婚を絶対に認めないと言っておきながら
結果的には認めた事を不思議に思うでしょうね。
家族を守るためには認めるしかなかった。
今までごめんなさい。」ぺこり映子。
「何を仰ってるんですか?」
「亮太をよろしくお願いします。」引き続きぺこり
「やめて下さい!頭を上げて下さい。」
速攻頭を上げる映子。
「亮太だっていつかはあなたの罪を理解する日がくると思います。
私にはこの答えしか出すことが出来ませんでした。
どうか私の愛する息子をお願いします。」ぺこり
===つづく=====
一生恨み尽くす為の結婚だなんて認めるわけには..」
「それなら分かるわ。
親なら誰だって子供の幸せが一番ですもの。」
「私は自分の家族はどんな事をしても
体を張ってでも守る覚悟ですから。」
珠希のマンションを外から眺めてる悟。
そこへ亮太登場。
「亮太!珠希さんの所へ行くのか?
僕もお前の兄として言いたい事がある。」
「俺にはないよ。(←悟撃沈!)
どーせ結婚に反対だって言うだけですよね。」
と言って中へ入ろうとする亮太の腕を掴み
「いいからついて来い!話はそれからだ。」
連れて来たのは開店前の恵の店。
「好きに使いなさい。」と恵退場。
「冷静になって考えてほしい。」
「兄さんは珠希を奪われたくないだけでしょ。」
それしかないっしょ?
「違う!!」と言って立ち上がったと思ったら
土下座する悟。
「僕が珠希さんを好きな事は事実だ。」
「やなだ〜大袈裟な事しないでよ。」
「けど、弟としてのお前の幸せを望んでることも事実なんだ!」
頭を床につけ
「頼む!!珠希さんとの結婚は考え直してくれ!」
「兄さんは兄さんのやり方で僕から彼女を奪えばいい。」
頭を上げる悟「亮太..」
「僕を殺してでも力づくで彼女を奪えばいい。
彼女と結婚すれば僕はあの家から出て行く。
恭介兄さんにもあの家にいる理由の一つはなくなる。
そうすればあなたが加賀見家の唯一の後継者になるんですよ?」
悟が亮太を殺したら過激だぜ!
「改めて俺から兄さんに言わせてもらうよ。
あんなくだらない女への一時の恋愛感情で
兄さんの大切な人生を台無しにする必要はないよ。
その為にも僕はあの女と結婚する。
兄さんの幸せのためにもね。」
だから一時じゃないんだって。
13年前からですから!
院長室にて珠希&謙治。
亮太の件で加賀見家に伺わせてもらいたいと言う珠希。
今度の日曜に訪問する事に。
加賀見家寝室にて映子に珠希の訪問を伝える謙治。
「返事をもってくるですって?
私は認めません!
あなたも認めたりしないで下さいね。」
「珠希の返事の内容次第だ。
結婚と言う突拍子もないことを考え付いて
自分の狂気にブレーキをかけようとしてるのでは..
家族とは例えそこに罪人が居ても
傷付け憎しみ合う事があったとしても
日々を重ねて愛情を深める事がそれが家族なんじゃないのか!?
もし家族が罪を犯したとしても君は守ってくれると言った。」
亮太、自室にて山梨時代の家族の絵を眺める。
そこへ恭介入室、慌てて絵を引き出しにしまう亮太。
それを見て恭介、引き出しから絵を取り出し
「よく描けた絵じゃないか なぜ隠す?
自分の心の中を覗かれるのが恐いか?」
クッと恭介を見る亮太。
「彼女が 今度の日曜日に答えを持ってくる..
その結果がどう言う事になろうと
俺はお前の出した答えを尊重する
それだけ 伝えておきたかった」
「兄さん!あの女の事、好きじゃないの?
僕に取られて悔しくないのか!?」
「俺にとって一番大事な人間は 亮太 お前だけだ」退場恭介。
椅子に座り再び絵を眺め何かを思う
日曜日、ピンポーーン 珠希訪問。
食卓に謙治、映子、悟、恭介、珠希が座り
亮太は久しぶりにお気に入りのポーズ、
ポケットに手を突っ込み立ったまま話を聞く。
「前置きは抜きにして答えを聞かせてもらう。」
「私にとって今一番大切な存在は亮太さん..
ですからこの結婚をおうけさせて頂きたいと思っています。」
ガーーンって顔の半泣きの悟
「何て事言うんだ〜!(大声で)僕は絶対に認めないからな!!
兄さんも反対だよね!!(→反応なし)
父さんだって反対だよね!!(→反応なし)
母さん!!!」
「亮太、あなたは本当にこれでいいのね?」
「一番大切だとか屁理屈は許さないけど
そもそも結婚してもいいと、この女が言うこと自体偉そうなんだ。」
お前が一番偉そうだぜ!
「みんなに私の意見を言います。」
って映子、お前は総長が!?
「私はこの結婚に賛成します。
但し条件があります。
加賀見家を出ようがあなたの母親はこの私です。
その事を忘れないで。
それから七瀬さん、あなたは加賀見病院に残り
院長の恩を忘れず尽くすこと、約束できますか?」
「はい。」
「なら私はこの結婚を認めます。」
堪り兼ねた悟ついに立ち上がり
「ちょっと待ってよ!!
父さんも母さんもどうしちゃったんだよ!!
こんな結婚認めるなんておかしいよ!!」
だよね?今頃気がついちゃった?
前からみんなおかしいんだよ!
「本人達が納得して親もこうして認めてるんだ。」
「兄さんも(机をバーーーーン!!と叩き)何とか言ってよ!!」
「もう決まった事だ。悟もこれ以上騒ぐのはやめろ。」
と相変わらずクールな恭介なのだ。
「みんなおかしいよ!!
僕は絶対認めないからな!!」と言って退場悟。
スタスタと珠希の所へ行きポケットから婚姻届を出す亮太、
「それならこれにサインして。」
とペンを渡す。サインをし判を押す珠希。
それを恭介に渡す亮太
「兄さん、証人の欄にサインして。
結婚認めてくれたのなら書けるよね?」
サインする恭介。
Club Meguにてさっそく愚痴る悟。
「なんで映子さんまで結婚を認めたのか分からないよ。」
なるほど、実母の恵の前では名前で読んでるのか。
苦労してますね〜悟。悟に幸あれ!
「私にも結婚は絶対に認めないって..」
「何とか阻止する方法はないかな?」
阻止って、お前どこまで必死なんだよ!
「加賀見家の中で反対してるのはお前だけなんでしょ?
それじゃ無理ね。」
なんじゃそりゃ〜みたいな顔の悟
「母さんも冷たいな。」
「あの二人が結婚してくれて正直ホッとしてる..
あなたが珠希と結婚する可能性はなくなった..
それにしても映子さんが一転して賛成するのは
何かあるとしか考えられないわね。」
「どんな事があったって言うんだよ?」←食い付き過ぎ!
「この結婚が亮太さんの幸せになると考えたとか?」
「他には?」←必死な悟。
「他の家族を誰か守るためとか、、」
「他の家族って誰?守るって何から?」←だから必死過ぎ!!
「そんな事私に聞かれても分からないわよ。」
やりきれない様子の悟なのであった。
寝室にて映子が賛成した事に驚いたと謙治。
「家族を守るために考えた末の結論ですから。」
コンコン そこへ亮太入室。
「13年間、お世話になりました。
結婚生活はこの家を出て行います。
ありがとうございました。」退場亮太。
「寂しくなりますね。」「そうだな。」しんみりする二人。
病院にてすれ違いざまに珠希
「これからもあなたの事は医師として尊敬させていただきます。」
「俺達の弟をよろしく頼む。」退場恭介。
つーか昨日、加賀見家で言えばよかったのに。
院長室へ向かう珠希。
「亮太の事をよろしく頼む。」ぺこり謙治。
「分かりました。」ぺこり珠希退場。
たから昨日言っておけよ!
オペ、恭介、悟、珠希。
オペ中、恭介や珠希を見続ける悟。
オペに集中して下さい!悟!
オペ後、悟が珠希に
「なんで亮太との結婚、承知なんかしたんだ!?」
無視珠希。
「君は兄さんの事、愛してたんじゃないのか!?」
無視珠希。
「本当は辛いんじゃないの?」
やっと振り返り
「私は亮太と結婚したくて決めたんです。」退場珠希。
一人ポツ〜〜ン悟、チ〜ン!
珠希の部屋にて映子&珠希
「あなたに結婚を絶対に認めないと言っておきながら
結果的には認めた事を不思議に思うでしょうね。
家族を守るためには認めるしかなかった。
今までごめんなさい。」ぺこり映子。
「何を仰ってるんですか?」
「亮太をよろしくお願いします。」引き続きぺこり
「やめて下さい!頭を上げて下さい。」
速攻頭を上げる映子。
「亮太だっていつかはあなたの罪を理解する日がくると思います。
私にはこの答えしか出すことが出来ませんでした。
どうか私の愛する息子をお願いします。」ぺこり
===つづく=====
■愛讐のロメラ(第28話)
2008年11月6日 愛讐のロメラそこへ悟が現れ立ち聞き。
つーか珠希、大事な話はドア閉めて話そうぜ。
ヤツが聞いてるかもしれないし〜。
で、引き続き亮太、
「僕の事、大切な存在だと言ってくれたよね?
だったら僕と結婚してほしい。
あなたの人生を未来永劫奪ってしまう。
それが結婚の意味だ。
僕のことを大切な存在だと言っておきながら
血が繋がりもしないのに今さら姉弟として大切だから
結婚はできません、なんて言えないよね?」
そう言って後ろ向きで退場亮太。
立ち聞きしてた悟とご対面〜の亮太、
「兄さん、聞いていたの?」
「亮太、、お前〜」
「残念だったね。
兄さんが早くしないからあの女は僕のものにするよ。」
コラッ!亮太!さすがの私も怒ったぞ!!プンプン!!
悟が早くしないから、だと?あのな〜
悟は〜同じくこの場所で〜
珠希に〜告ったけど〜
見事に〜撃沈したんだよっ!!
恭介&三枝に聞かれてるとも知らずにね!!
しかも玄関のドア越しにね!!
後日その話しても珠希にスルーされたしね!チ〜ン!
悟は可哀想な奴である、覚えておけ亮太!!
「本気で言ってるのか!?」
「僕だって冗談で結婚は申し込まないよ。
これからはあの女は僕のフィアンセという事になる。
だから気安く近付かないでよね。それじゃ。」退場亮太。
フィアンセって古っ!
慌てて珠希の部屋に入る悟。
Club Meguにて悟と待ち合わせしてる恭介に恵が
珠希の亮太ビンタ事件を話す。
「あんな彼女初めて見たわ、さすがかつての姉ね。
迫力あったわ。(←感心してる場合かよ!)
あの二人、本当は姉妹に戻りたいんじゃないかしら?」
きっと恵の言葉に正解が含まれてるんでしょうね。
珠希の部屋にて
両手をドラえもんの手グーにして悟、
「亮太の話、本気で受け止めてないよね?」←必死
「どう受け止めたらいいのか分からないんです。」
「真剣に考える事なんかないよ!
亮太の嫌がらせに決まってる!
立場の弱い君なら何でも言う事を聞くと思って言っただけだと思う!!」
と悲しい程必死な悟。
少なくとも珠希は、悟の言う事を聞くような女ではない。
「私には亮太の悲鳴に聞こえたんです。
お姉ちゃん助けてって言ってる声に..
だから、いい加減に受け止めることはできません。」
ショボボン悟、
「そうだ、兄さんと待ち合わせをしてるんだ。
君を誘うつもりで来たんだけど、、」
今その話する事はないと思うけど?悟って残念な奴。
「すみません、一人にして下さい。」
と撃沈悟。チ〜ン!
そりゃそうだろ?空気読もうぜ!
加賀見家、謙治&映子。
「映子、私と結婚した事悔やんでないか?」
「私はあなたと結婚して幸せですよ。」
「ずっと心配ばかりかけてる気がするよ。」
「何をあなたらしくもない弱気な事を仰ってるんですか〜。
例え家族の誰かが人に言えない悩みを抱え
罪を犯していたとしても私は守るつもりです。
家族が愛さないで誰が罪人を愛するんでしょうね。
あなたもそう思いません?」
思いませんって顔に見える謙治。
昨日、悟が同じような事言ってたけど?
Club Meguにて悟&恭介&恵。
「亮太さんが珠希に結婚を申し込んだなんて冗談でしょ?
珠希はどうする気なの?」
「どうしていいのか分からないって混乱してた。
珠希さん、亮太の悲鳴に聞こえたって。
姉ちゃん助けてって...
ねえ兄さん、どうしたらいいんだろう?」
こういう時だけ恭介に頼る悟。
「亮太は本心では 彼女と姉弟に戻りたいのかも..
でも この13年間の出来事が それを邪魔してるんだと思う」
「姉弟に戻りたいけどそれが出来ないからって
結婚して夫婦になるなんておかしいよ。」
「憎んでる人間とあえて一緒に暮らす事はないと思うわ。
...それとも亮太さんは珠希を許したのかしら?」
「許す事も出来ない 姉弟にも戻りたい
亮太はきっと その挟間で苦しんでいるんだ」
「珠希と亮太さんは血の繋がりは無かったわけだから
結婚するという事には障害はないわけね。」
あります!俺という障害が!って顔に見える険しい顔の恭介
「恨みの結婚ねぇ。」
恵のその台詞に二人とも撃沈。(特に悟)
翌朝、みんなに聞いて欲しい事があると亮太。
「加賀見病院を滅ぼして加賀見家と心中すると言った事、
取り消します。やっぱり愛する家族を傷つけることはできません。」
単純な嬉しそうな映子と謙治。
「僕はあの女、七瀬珠希と結婚します。
今日、婚姻届を貰いに行ってあの女に判を押させるつもりです。」
「何を言い出すんだ!!」
「冗談よね、、」
「本気で考えた結果の結婚です。
未来永劫、傍に居て憎み続ける恨みの結婚です。」
「やめて頂戴!!
そんな結婚あなたが幸せになれるわけないでしょ!?」
「僕は幸せになるつもりはありません。
殺人犯と結婚する事は加賀見の名前を汚す事はよく分かってるつもりです。
だから養子縁組を解消した上で婚姻届を出すつもりです。」
「私はそんな事を言ってるんじゃないの!
お願いだからそんな不幸になるような結婚はやめて頂戴!」
「お母さんを悲しませる事になってすみません。ぺこり
でも僕の決意は変わりません!」退場亮太。
病院の院長室にて珠希&謙治。
「亮太が結婚を申し込んだそうだな。
それでどうするつもりだ?」
「どうしたらいいのか分からないんです。
私と結婚する事で亮太さんが幸せになるとも思えません。
でも私と結婚する事でしか
亮太さんの正気を取り戻す事が出来ないのでしたら、、」
院長室から出ると恭介が珠希待ち。
「君の気持ちを聞かせてくれないか?」
手術室前の椅子にて話す二人。
「13年前 この廊下で 出会った頃に戻れるのなら
俺は何を犠牲にしても、、
俺はあの日君を守ると言いながら君を憎み
見守る事しか出来ないでいた
結局 俺は君を救う事が出来なかった
君に結婚を申し込んだ相手が亮太でなかったら
俺は力づくでも阻止する事が出来る」
遠回しに告白してんな、恭介のやつめ。
「ただ どんな答えを出そうと
俺は君の出した結論に 協力するつもりだ」
と珠希の気持ちは聞かず自分の気持ちを聞かせ退場恭介。
映子が珠希の部屋を訪ねてくる。
「単刀直入に申し上げます。
亮太が不幸になるのが分かっていて
あなたとの結婚を認めるわけにはいきません。
この結婚は、亮太に必ず諦めさせてみせます。」退場映子。
帰宅した謙治、亮太の部屋へ
「こんな時間に荷造りか。
何もそんなに慌てて出ていかんでも..」
「必要のないものを捨ててしまおうと思っただけです。
どれもいらないものばかりです。
本での知識なんて現実の前には無力ですね。」
「本が大好きなお前にそんな事を言わせてしまうのも
全て私の過去の過ちが原因か?」
「過去のことはもういいんです。
僕は未来に向かって生きて行く事に決めたんですから。」
本当かよ?ウソくせ〜。
過去に一番こだわってんのは亮太だし。
「亮太!私はお前がこの家で暮らす辛さがよく分かる。
父さんも10歳の時にいきなりこのうちに連れてこられた..
同じ境遇のお前に不憫な思いはさせたくない。
私は父親としてお前に出来る事は全てやってきたつもりだ。
だが結果的にお前を苦しませ辛い思いをさせる事に..」
あれ?ちょっとウルウルしてる?亮太?
「お父さんがこの家に貰われて来た時は
お父さんの父親はまだ生きていたんですよね?」
「ああ。」
「僕がこの家にもらわれて来た時は実の父も育ての父も死んで
この世にはいなかったんです。
僕とお父さんとでは違うんですよ。」
そんな事はないって感じで首を振る謙治。
涙を堪えるように亮太、
「その証拠にお父さんは立派に加賀見病院の院長として
みんなに尊敬されて生きてる。
僕の本当の気持ち、聞いてもらえますか?」
「ああ。」
「僕は本当は今、自分自身の運命を憎んでるのかもしれません。
この呪われた運命の道連れをずっと探していたのかもしれない。
結婚を決めた事で加賀見の皆は道連れにする事はなくなりました!
安心して下さい。(笑顔)」
と泣き顔を見られたくないかのように本の整理をする亮太。
「邪魔したな。」と退場謙治。
なおも込み上げてくるのか必死で涙を堪える亮太。
恵の店に映子登場。
「あなたも知ってるのね?」
「結婚させちゃえばいいじゃないですか」
「(笑って)認めるわけにはいきません。
その話はやめて下さい。
今日は亮太の話をしに来たんじゃないんです。
恵さん、殺人犯と結婚できます?」
何言ってんのこの女って顔の恵。
「私はできます。愛しているなら。」
「何がおっしゃりたいんですか?」
「一緒に暮らしてる夫が殺人犯だって分かったら
恵さんどうなさいます?」
怪訝な顔の恵。
===つづく=====
亮太の部屋の壁にあった二匹のイルカの飾り物が気になりました。
謙治と亮太のやり取りの時の亮太の涙の意味が分からない。
改心してあの涙なら分かるんだけど
今後のあらすじ読んでもそうは見えないし。
どうみても対加賀見なんだけど、なら何故涙?謎だ。
あと、悟ってさ、どうしてあんなに古くさそうな髪型とファッションなの?
あんな髪型、第三部からでいいじゃん。
冴えない役だから?
まぁ別にいいですけど、悟いいとこ無しで本当にチ〜ンだよ。
ポスト章吾に間違いないな。
つーか珠希、大事な話はドア閉めて話そうぜ。
ヤツが聞いてるかもしれないし〜。
で、引き続き亮太、
「僕の事、大切な存在だと言ってくれたよね?
だったら僕と結婚してほしい。
あなたの人生を未来永劫奪ってしまう。
それが結婚の意味だ。
僕のことを大切な存在だと言っておきながら
血が繋がりもしないのに今さら姉弟として大切だから
結婚はできません、なんて言えないよね?」
そう言って後ろ向きで退場亮太。
立ち聞きしてた悟とご対面〜の亮太、
「兄さん、聞いていたの?」
「亮太、、お前〜」
「残念だったね。
兄さんが早くしないからあの女は僕のものにするよ。」
コラッ!亮太!さすがの私も怒ったぞ!!プンプン!!
悟が早くしないから、だと?あのな〜
悟は〜同じくこの場所で〜
珠希に〜告ったけど〜
見事に〜撃沈したんだよっ!!
恭介&三枝に聞かれてるとも知らずにね!!
しかも玄関のドア越しにね!!
後日その話しても珠希にスルーされたしね!チ〜ン!
悟は可哀想な奴である、覚えておけ亮太!!
「本気で言ってるのか!?」
「僕だって冗談で結婚は申し込まないよ。
これからはあの女は僕のフィアンセという事になる。
だから気安く近付かないでよね。それじゃ。」退場亮太。
フィアンセって古っ!
慌てて珠希の部屋に入る悟。
Club Meguにて悟と待ち合わせしてる恭介に恵が
珠希の亮太ビンタ事件を話す。
「あんな彼女初めて見たわ、さすがかつての姉ね。
迫力あったわ。(←感心してる場合かよ!)
あの二人、本当は姉妹に戻りたいんじゃないかしら?」
きっと恵の言葉に正解が含まれてるんでしょうね。
珠希の部屋にて
両手を
「亮太の話、本気で受け止めてないよね?」←必死
「どう受け止めたらいいのか分からないんです。」
「真剣に考える事なんかないよ!
亮太の嫌がらせに決まってる!
立場の弱い君なら何でも言う事を聞くと思って言っただけだと思う!!」
と悲しい程必死な悟。
少なくとも珠希は、悟の言う事を聞くような女ではない。
「私には亮太の悲鳴に聞こえたんです。
お姉ちゃん助けてって言ってる声に..
だから、いい加減に受け止めることはできません。」
ショボボン悟、
「そうだ、兄さんと待ち合わせをしてるんだ。
君を誘うつもりで来たんだけど、、」
今その話する事はないと思うけど?悟って残念な奴。
「すみません、一人にして下さい。」
と撃沈悟。チ〜ン!
そりゃそうだろ?空気読もうぜ!
加賀見家、謙治&映子。
「映子、私と結婚した事悔やんでないか?」
「私はあなたと結婚して幸せですよ。」
「ずっと心配ばかりかけてる気がするよ。」
「何をあなたらしくもない弱気な事を仰ってるんですか〜。
例え家族の誰かが人に言えない悩みを抱え
罪を犯していたとしても私は守るつもりです。
家族が愛さないで誰が罪人を愛するんでしょうね。
あなたもそう思いません?」
昨日、悟が同じような事言ってたけど?
Club Meguにて悟&恭介&恵。
「亮太さんが珠希に結婚を申し込んだなんて冗談でしょ?
珠希はどうする気なの?」
「どうしていいのか分からないって混乱してた。
珠希さん、亮太の悲鳴に聞こえたって。
姉ちゃん助けてって...
ねえ兄さん、どうしたらいいんだろう?」
こういう時だけ恭介に頼る悟。
「亮太は本心では 彼女と姉弟に戻りたいのかも..
でも この13年間の出来事が それを邪魔してるんだと思う」
「姉弟に戻りたいけどそれが出来ないからって
結婚して夫婦になるなんておかしいよ。」
「憎んでる人間とあえて一緒に暮らす事はないと思うわ。
...それとも亮太さんは珠希を許したのかしら?」
「許す事も出来ない 姉弟にも戻りたい
亮太はきっと その挟間で苦しんでいるんだ」
「珠希と亮太さんは血の繋がりは無かったわけだから
結婚するという事には障害はないわけね。」
「恨みの結婚ねぇ。」
恵のその台詞に二人とも撃沈。(特に悟)
翌朝、みんなに聞いて欲しい事があると亮太。
「加賀見病院を滅ぼして加賀見家と心中すると言った事、
取り消します。やっぱり愛する家族を傷つけることはできません。」
「僕はあの女、七瀬珠希と結婚します。
今日、婚姻届を貰いに行ってあの女に判を押させるつもりです。」
「何を言い出すんだ!!」
「冗談よね、、」
「本気で考えた結果の結婚です。
未来永劫、傍に居て憎み続ける恨みの結婚です。」
「やめて頂戴!!
そんな結婚あなたが幸せになれるわけないでしょ!?」
「僕は幸せになるつもりはありません。
殺人犯と結婚する事は加賀見の名前を汚す事はよく分かってるつもりです。
だから養子縁組を解消した上で婚姻届を出すつもりです。」
「私はそんな事を言ってるんじゃないの!
お願いだからそんな不幸になるような結婚はやめて頂戴!」
「お母さんを悲しませる事になってすみません。ぺこり
でも僕の決意は変わりません!」退場亮太。
病院の院長室にて珠希&謙治。
「亮太が結婚を申し込んだそうだな。
それでどうするつもりだ?」
「どうしたらいいのか分からないんです。
私と結婚する事で亮太さんが幸せになるとも思えません。
でも私と結婚する事でしか
亮太さんの正気を取り戻す事が出来ないのでしたら、、」
院長室から出ると恭介が珠希待ち。
「君の気持ちを聞かせてくれないか?」
手術室前の椅子にて話す二人。
「13年前 この廊下で 出会った頃に戻れるのなら
俺は何を犠牲にしても、、
俺はあの日君を守ると言いながら君を憎み
見守る事しか出来ないでいた
結局 俺は君を救う事が出来なかった
君に結婚を申し込んだ相手が亮太でなかったら
俺は力づくでも阻止する事が出来る」
遠回しに告白してんな、恭介のやつめ。
「ただ どんな答えを出そうと
俺は君の出した結論に 協力するつもりだ」
と珠希の気持ちは聞かず自分の気持ちを聞かせ退場恭介。
映子が珠希の部屋を訪ねてくる。
「単刀直入に申し上げます。
亮太が不幸になるのが分かっていて
あなたとの結婚を認めるわけにはいきません。
この結婚は、亮太に必ず諦めさせてみせます。」退場映子。
帰宅した謙治、亮太の部屋へ
「こんな時間に荷造りか。
何もそんなに慌てて出ていかんでも..」
「必要のないものを捨ててしまおうと思っただけです。
どれもいらないものばかりです。
本での知識なんて現実の前には無力ですね。」
「本が大好きなお前にそんな事を言わせてしまうのも
全て私の過去の過ちが原因か?」
「過去のことはもういいんです。
僕は未来に向かって生きて行く事に決めたんですから。」
本当かよ?ウソくせ〜。
過去に一番こだわってんのは亮太だし。
「亮太!私はお前がこの家で暮らす辛さがよく分かる。
父さんも10歳の時にいきなりこのうちに連れてこられた..
同じ境遇のお前に不憫な思いはさせたくない。
私は父親としてお前に出来る事は全てやってきたつもりだ。
だが結果的にお前を苦しませ辛い思いをさせる事に..」
あれ?ちょっとウルウルしてる?亮太?
「お父さんがこの家に貰われて来た時は
お父さんの父親はまだ生きていたんですよね?」
「ああ。」
「僕がこの家にもらわれて来た時は実の父も育ての父も死んで
この世にはいなかったんです。
僕とお父さんとでは違うんですよ。」
そんな事はないって感じで首を振る謙治。
涙を堪えるように亮太、
「その証拠にお父さんは立派に加賀見病院の院長として
みんなに尊敬されて生きてる。
僕の本当の気持ち、聞いてもらえますか?」
「ああ。」
「僕は本当は今、自分自身の運命を憎んでるのかもしれません。
この呪われた運命の道連れをずっと探していたのかもしれない。
結婚を決めた事で加賀見の皆は道連れにする事はなくなりました!
安心して下さい。(笑顔)」
と泣き顔を見られたくないかのように本の整理をする亮太。
「邪魔したな。」と退場謙治。
なおも込み上げてくるのか必死で涙を堪える亮太。
恵の店に映子登場。
「あなたも知ってるのね?」
「結婚させちゃえばいいじゃないですか」
「(笑って)認めるわけにはいきません。
その話はやめて下さい。
今日は亮太の話をしに来たんじゃないんです。
恵さん、殺人犯と結婚できます?」
何言ってんのこの女って顔の恵。
「私はできます。愛しているなら。」
「何がおっしゃりたいんですか?」
「一緒に暮らしてる夫が殺人犯だって分かったら
恵さんどうなさいます?」
怪訝な顔の恵。
===つづく=====
亮太の部屋の壁にあった二匹のイルカの飾り物が気になりました。
謙治と亮太のやり取りの時の亮太の涙の意味が分からない。
改心してあの涙なら分かるんだけど
今後のあらすじ読んでもそうは見えないし。
どうみても対加賀見なんだけど、なら何故涙?謎だ。
あと、悟ってさ、どうしてあんなに古くさそうな髪型とファッションなの?
あんな髪型、第三部からでいいじゃん。
冴えない役だから?
まぁ別にいいですけど、悟いいとこ無しで本当にチ〜ンだよ。
ポスト章吾に間違いないな。
■愛讐のロメラ(第27話)
2008年11月5日 愛讐のロメラ謙治、引き続き泣きながら両方の手の平を映子に見せ
「この手が、、兄さんを殺してしまった。
この手が兄さんを殺してしまったんだよ、、」
この時の謙治の右手の小指が
ピクピク動いてて面白かったです。
「あなた、、」と言って謙治を優しく包む映子。
飲み物を持って来て欲しいと頼む謙治。
映子が出て行った直後って謙治のアップだったんですけど
さっきまで泣いてたのは演技です、とばかりに
表情が急変するのかと一瞬期待しましたが、せず。
部屋から出た映子、オペ後の謙治の台詞『『すまない』』
『『この手が兄さんを殺してしまった、、』』
を回想し何か勘付いた様子。
Club Meguにて悟&恵。
「副院長に立候補した..
兄さんとじゃ勝負にならないかもしれないけど
何もしないで全てを奪われてしまうのも悔しいからね。」
「全て、って他に何を争ってるの?珠希の事?
あなたは恭介さんが珠希に気があると思ってるようだけど
彼は用心深い人よ。例え気があったとしても
その気持ちをコントロールできる人よ、きっと。
あなたが恭介さんと張り合おうって言う気なら
もっと人間的に成長しなきゃ駄目だと思うわ。」
でも悟って考えが一番まともだと思いますけど?
恭介もコントロール出来る奴なら
あのヒョットコみたいなスキス〜はないだろ?
仏壇の部屋にて英夫の遺影に向かって映子
「13年前、一体謙治さんとあなたの間で何があったんですか?
もしかして、私と謙治さんが再婚した事怒ってるから
加賀見家に災いが起こるっていうんですか?」
もしかしなくても、そりゃないわ。
こんな事で怒りそうなキャラじゃないでしょ?英夫って。
院長室にて恭介&謙治
「13年前、父が死んでいなかったら
亮太を見殺しにしたんじゃないんですか?」
「兄さんを脅そうなんてバカな事を..つくづく後悔してるよ。
私には亮太の気持ちがよく分かるんだ。
亮太はお前の事を唯一の家族だと思っている。
もし私に出来る事があったら何でも言ってくれ。」
エレベーター前で仁&珠希。
石川教授から今晩会いたいと電話があった、と仁。
お会いしますと承諾する珠希、仁退場。
そこへ恭介「話がある。」と登場。
会議室にて
「亮太は 加賀見家にも恨みを持つように..」
「全て私に責任が..だから私が何としてでも
亮太さんを救いたいと思っています。」
「君に何が出来る!?あの頃 君はいつも
亮太の事で必死だった事を覚えている
君も亮太も 欲望に溺れた大人たちの被害者だった」
「罪を犯したのは私です。」
「俺は13年前に君と出会った事を悔やんでいる
今出会ってたら 医師としても
もっと尊敬しあえる関係を築けたのかもしれない
君の罪を許すつもりはない だが 俺は憎しみや怒りを
心の中から捨て去ろうと思う
亮太にもきっとそう思える日が来るはずだ
君の弟だった 今は俺の弟でもある 亮太を救いたい
君にも力になって欲しい」
恭介から、謙治の学部長就任の話がなくなると聞き
さっそく院長室へ向かう悟。
「石川は亮太を使ってまで手に入れたいものは分かっている。
かといってオメオメと引き下がるのは..」
「亮太は何でそんな事を..?」
「加賀見家を滅亡させると..
13年前の私の失態がこんな所で罰せられるとはな〜。
亮太にとっては私の犯した罪はそれだけ重いと言う事だ。」
Club Meguにて石川教授を待つ珠希。
そこへ石川教授、亮太を連れて登場。
「13年前までは姉弟として育ったそうで..
なのに亮太君は今、君を恨んでいるそうなんです。
君が加賀見英夫を殺したからではないかと..」
「何を仰りたいんですか?」
「殺人者を加賀見院長は援助までして
病院で働いてるとしたら大きな問題だ〜。
あなたがその事実を認めてさえくれれば
世間に公表する事は考えないでもないんだが。」
珠希の隣に座り手を握り
「何なら、私が君を守ってあげてもいい。」
手を振りほどき、何を言われても気持ちが変わらない様子の珠希。
「君の加賀見院長に対する忠誠心には感心するよ。」
立ち上がって
「まっ、君がすんなり認めるとは思っていなかった。
今回はこれで引き下がることにしよう。では。」
退場石川教授、、と思いきや
「私はね〜亮太君が話す君に興味を抱き、
会ってみたいと思ったんだ。それじゃあ。」退場。
変な興味じゃねーだろうな!エロおやじが!
加賀見家、悟&映子
「父さんの学部長の件、先送りになるかも..」
「あら、それならそれでいいじゃな〜い。
今でさえ忙しいのに..心配してたくらいよ〜。」
ねえ、悟?珠希さんの事、どう思ってるの?」
「僕にとって大切な存在だと思っています。」
「彼女は殺人犯なのよ?」
「僕には彼女が殺人犯だなんて思えない..
殺人犯だったとしてもその罪は十分償った..」
ほらね、悟大人でしょ?
「ねえ、変な事聞いてもいい?もしもの話よ?
私が殺人犯だと分かったらどうする?」
何?この、映子が犯人的な会話は!
映子→英夫←謙治、結果的にダブルパンチ?
「(笑って)母さんが殺人犯だなんて想像もできないよ〜。
万が一母さんが殺人犯だったとしても
家族なんだから僕は母さんの見方をすると思うな。
最後に守るのは家族しかいないでしょ?」
「悟は本当に優しいのね。
私はそんな悟にも恭介にも亮太にも幸せになって貰いたい。
貴方達の幸せを邪魔する人間にはどんな事をしてでも立ち向かうつもりよ。」
13年前、あなたが珠希に電話したせいで
こんな結果になっちゃってますけど?
あっ!珠希&英夫=恭介の幸せを邪魔する人間
だから?やっちゃった?
「(笑って)ありがとう〜。母さん。」
笑顔で返す映子。
Club Meguにて亮太&珠希
「ところで加賀見家を滅亡させる事についてのご質問でしたね?
僕はあなたが現れるまで加賀見家で
恭介兄さんを頼りに幸せに暮らしてました。
それがあなたの登場と共に全てが音をたてて崩れ去って..」
いや、ドカアアア〜ンとやっちゃってんのは亮太だけどね。
「血を分けた兄弟なのに僕を裏切った加賀見恭介、
僕を利用して東京に戻ろうと企んだ加賀見謙治、
あなたを好きになってしまった加賀見悟。
僕が加賀見家に来てから信頼した順番に裏切られていく!」
いやいや。悟は昔っから珠希オンリーですから!
珠希をずっと好きだった加賀見悟です。
珠希にとっては影の薄い存在です。
亮太にとっても三番目の存在です。チ〜ン!
「これ以上裏切られる事も信じ直す事も辛いから
僕は加賀見家と心中する事に決めたんだ。
僕達みんなが苦しんで滅んでいく姿を見て
あなたがどういう思いでいるか楽しみです。」
「亮太!甘えるのもいい加減にしなさい!
少なくともあなたは院長に病気を治していただいて
命を救ってもらったご恩があるのよ!?」
ソファから立ち上がり亮太
「命なんて救って欲しくなかったぁ!!
あのまま死んだ方が幸せだったんだ!!」
バチ〜ンッ!!
「死んだ方が幸せだったなんて許さない!
私はどんな事をしてもあなたに生きていて欲しかった。
私にとってあなたは10歳の時に別れたかわいい弟の亮太のままなの!」
少し驚いた表情でキョドリながら
「女のヒステリーは勘弁してほしいよ、、
これじゃ話にもならないよ。」と茶色の鞄を持って退場亮太。
なんだかウケちゃったな〜この台詞も。
亮太こそ勘弁してほしいよ、話にならないよ。
でも少し動揺してましたね。
リビングにて腕を組みうたた寝の悟。
そこへ亮太帰宅。
リビングでうたた寝の悟に気付くが
信頼度ランキング三番目の男なのでスルーで二階へ。
暗闇の中ベッドに座り先程の珠希のビンタを回想の亮太。
亮太の帰宅に気付いた悟、亮太の部屋へ。
「大丈夫か?」
「僕なら大丈夫だよ兄さん。」
「あんまり一人で無理するなよ。」
頷く亮太。
「それじゃおやすみ」
「おやすみなさい。」
とぎこちない感じの二人。
亮太の悟に対する興味のなさげな態度がウケる。
さすが三番目の男。
翌日、院長室にて珠希&謙治。
「昨日石川教授に会ったそうだな、約束通り黙っていたんだな?」
頷く珠希。石川教授入室
「これはこれは七瀬先生。
昨晩はお呼び立てして申し訳ございませんでした。」
ぺこり退場珠希。
「昨晩、七瀬先生にお会いしました。
彼女の件は最初からあまり期待していませんでした。
そんな事よりあなたとお兄様との仲が悪かったという噂..
もっと知りたいと興味が湧いてきました。」
「そんな昔の話を蒸し返すなんて格別楽しい事でも何かおありですか?」
「こちらの方も噂の域をでないのでしょうかね。
私はどうしても学部長の椅子が欲しいんです。
無駄だと分かっていても調べずにはいられないんです。
どうしましょうか?」
「私にとって一番大事なのは大切な息子の亮太です。
一つ私と取り引きしていただけませんか?」
嬉しそうに立ち上がって
「どんな取り引きでしょう?お聞かせ下さい!」
「今後、うちの亮太に一切関わらないでいただきたい。
七瀬先生についても妙な詮索は一切止めていただきたい。」
「では、加賀見病院の株についても一切触れないと
お約束すればあなたはどうしてくれると言うんですか?」
「学部長の件、降りることにします。」
にんまり石川教授。
加賀見家和室にて、英夫の遺影に向かい泣きながら謙治
‥兄さん、兄さ〜ん。俺を‥と心の中で呟く。
そこへ映子が菓子持って登場するも謙治を見て去る。
リビングにて菓子を分ける映子。
そこへ謙治登場。
「白々しくあら〜もうお帰りだったんですか?」
「ああ。たまには早く帰るさ。
映子、学部長の件、先送りにする事にした。」
「そうですか〜。私もその方がいいと思ってました〜。
これ以上あなたが忙しくなったら
また心配事が増えてしまいますもの。
すぐに夕食の支度にしますね。」
珠希、部屋をコンコン
「はい!?どちら様でしょうか?」
反応なし。のぞき穴も見ずに開ける珠希。
ガチャ 凄い勢いで亮太登場。
「女性の一人暮らしにしては案外無防備なんだな。
話がある。」
「なんでしょうか?」
「結婚をしてほしい。」
驚く珠希。
===つづく=====
HPのあらすじ読んだ方が心情が分かって理解しやすいですね。
演技からは読み取れなかった事が分かって。
石川教授の謙治と英夫の話はあらすじでは
謙治が執刀した英夫の手術についてだったようです。
テレビ雑誌のあらすじ(来週再来週分)読みましたが
これだけではまだ珠希が第三部でどんな理由で復讐していくのか
分からないので何が隠れてるのか気になるところです。
亮太の遺書が関係してそうですけど
これ以上何があるんだよって思います。
ドラマ的にも珠希vs恭介ってなるはずですもんね。
あ〜分からね〜。
聖人の時みたいにしょうもない理由だったらどうしよう。
HPの視聴者からのコメントをたまに読んでますが
妙な踊りをする影絵の男が英夫では?と書かれてる方がいて
笑ってしまいました。フツーに違うだろ?って。
それ以来、英夫だと想像して見ると
可笑しくてたまりません。絶対違うけど。
いろんな人がいて意見があって面白いもんです。
普通に役者の演技について書かれてる方もいて
読んだら凹むだろうなって想像したら笑えた。
亮太くらい立ち直れなさそう。
「この手が、、兄さんを殺してしまった。
この手が兄さんを殺してしまったんだよ、、」
この時の謙治の右手の小指が
ピクピク動いてて面白かったです。
「あなた、、」と言って謙治を優しく包む映子。
飲み物を持って来て欲しいと頼む謙治。
映子が出て行った直後って謙治のアップだったんですけど
さっきまで泣いてたのは演技です、とばかりに
表情が急変するのかと一瞬期待しましたが、せず。
部屋から出た映子、オペ後の謙治の台詞『『すまない』』
『『この手が兄さんを殺してしまった、、』』
を回想し何か勘付いた様子。
Club Meguにて悟&恵。
「副院長に立候補した..
兄さんとじゃ勝負にならないかもしれないけど
何もしないで全てを奪われてしまうのも悔しいからね。」
「全て、って他に何を争ってるの?珠希の事?
あなたは恭介さんが珠希に気があると思ってるようだけど
彼は用心深い人よ。例え気があったとしても
その気持ちをコントロールできる人よ、きっと。
あなたが恭介さんと張り合おうって言う気なら
もっと人間的に成長しなきゃ駄目だと思うわ。」
でも悟って考えが一番まともだと思いますけど?
恭介もコントロール出来る奴なら
あのヒョットコみたいなスキス〜はないだろ?
仏壇の部屋にて英夫の遺影に向かって映子
「13年前、一体謙治さんとあなたの間で何があったんですか?
もしかして、私と謙治さんが再婚した事怒ってるから
加賀見家に災いが起こるっていうんですか?」
もしかしなくても、そりゃないわ。
こんな事で怒りそうなキャラじゃないでしょ?英夫って。
院長室にて恭介&謙治
「13年前、父が死んでいなかったら
亮太を見殺しにしたんじゃないんですか?」
「兄さんを脅そうなんてバカな事を..つくづく後悔してるよ。
私には亮太の気持ちがよく分かるんだ。
亮太はお前の事を唯一の家族だと思っている。
もし私に出来る事があったら何でも言ってくれ。」
エレベーター前で仁&珠希。
石川教授から今晩会いたいと電話があった、と仁。
お会いしますと承諾する珠希、仁退場。
そこへ恭介「話がある。」と登場。
会議室にて
「亮太は 加賀見家にも恨みを持つように..」
「全て私に責任が..だから私が何としてでも
亮太さんを救いたいと思っています。」
「君に何が出来る!?あの頃 君はいつも
亮太の事で必死だった事を覚えている
君も亮太も 欲望に溺れた大人たちの被害者だった」
「罪を犯したのは私です。」
「俺は13年前に君と出会った事を悔やんでいる
今出会ってたら 医師としても
もっと尊敬しあえる関係を築けたのかもしれない
君の罪を許すつもりはない だが 俺は憎しみや怒りを
心の中から捨て去ろうと思う
亮太にもきっとそう思える日が来るはずだ
君の弟だった 今は俺の弟でもある 亮太を救いたい
君にも力になって欲しい」
恭介から、謙治の学部長就任の話がなくなると聞き
さっそく院長室へ向かう悟。
「石川は亮太を使ってまで手に入れたいものは分かっている。
かといってオメオメと引き下がるのは..」
「亮太は何でそんな事を..?」
「加賀見家を滅亡させると..
13年前の私の失態がこんな所で罰せられるとはな〜。
亮太にとっては私の犯した罪はそれだけ重いと言う事だ。」
Club Meguにて石川教授を待つ珠希。
そこへ石川教授、亮太を連れて登場。
「13年前までは姉弟として育ったそうで..
なのに亮太君は今、君を恨んでいるそうなんです。
君が加賀見英夫を殺したからではないかと..」
「何を仰りたいんですか?」
「殺人者を加賀見院長は援助までして
病院で働いてるとしたら大きな問題だ〜。
あなたがその事実を認めてさえくれれば
世間に公表する事は考えないでもないんだが。」
珠希の隣に座り手を握り
「何なら、私が君を守ってあげてもいい。」
手を振りほどき、何を言われても気持ちが変わらない様子の珠希。
「君の加賀見院長に対する忠誠心には感心するよ。」
立ち上がって
「まっ、君がすんなり認めるとは思っていなかった。
今回はこれで引き下がることにしよう。では。」
退場石川教授、、と思いきや
「私はね〜亮太君が話す君に興味を抱き、
会ってみたいと思ったんだ。それじゃあ。」退場。
変な興味じゃねーだろうな!エロおやじが!
加賀見家、悟&映子
「父さんの学部長の件、先送りになるかも..」
「あら、それならそれでいいじゃな〜い。
今でさえ忙しいのに..心配してたくらいよ〜。」
ねえ、悟?珠希さんの事、どう思ってるの?」
「僕にとって大切な存在だと思っています。」
「彼女は殺人犯なのよ?」
「僕には彼女が殺人犯だなんて思えない..
殺人犯だったとしてもその罪は十分償った..」
ほらね、悟大人でしょ?
「ねえ、変な事聞いてもいい?もしもの話よ?
私が殺人犯だと分かったらどうする?」
何?この、映子が犯人的な会話は!
映子→英夫←謙治、結果的にダブルパンチ?
「(笑って)母さんが殺人犯だなんて想像もできないよ〜。
万が一母さんが殺人犯だったとしても
家族なんだから僕は母さんの見方をすると思うな。
最後に守るのは家族しかいないでしょ?」
「悟は本当に優しいのね。
私はそんな悟にも恭介にも亮太にも幸せになって貰いたい。
貴方達の幸せを邪魔する人間にはどんな事をしてでも立ち向かうつもりよ。」
13年前、あなたが珠希に電話したせいで
こんな結果になっちゃってますけど?
あっ!珠希&英夫=恭介の幸せを邪魔する人間
だから?やっちゃった?
「(笑って)ありがとう〜。母さん。」
笑顔で返す映子。
Club Meguにて亮太&珠希
「ところで加賀見家を滅亡させる事についてのご質問でしたね?
僕はあなたが現れるまで加賀見家で
恭介兄さんを頼りに幸せに暮らしてました。
それがあなたの登場と共に全てが音をたてて崩れ去って..」
いや、ドカアアア〜ンとやっちゃってんのは亮太だけどね。
「血を分けた兄弟なのに僕を裏切った加賀見恭介、
僕を利用して東京に戻ろうと企んだ加賀見謙治、
あなたを好きになってしまった加賀見悟。
僕が加賀見家に来てから信頼した順番に裏切られていく!」
いやいや。悟は昔っから珠希オンリーですから!
珠希をずっと好きだった加賀見悟です。
珠希にとっては影の薄い存在です。
亮太にとっても三番目の存在です。チ〜ン!
「これ以上裏切られる事も信じ直す事も辛いから
僕は加賀見家と心中する事に決めたんだ。
僕達みんなが苦しんで滅んでいく姿を見て
あなたがどういう思いでいるか楽しみです。」
「亮太!甘えるのもいい加減にしなさい!
少なくともあなたは院長に病気を治していただいて
命を救ってもらったご恩があるのよ!?」
ソファから立ち上がり亮太
「命なんて救って欲しくなかったぁ!!
あのまま死んだ方が幸せだったんだ!!」
バチ〜ンッ!!
「死んだ方が幸せだったなんて許さない!
私はどんな事をしてもあなたに生きていて欲しかった。
私にとってあなたは10歳の時に別れたかわいい弟の亮太のままなの!」
少し驚いた表情でキョドリながら
「女のヒステリーは勘弁してほしいよ、、
これじゃ話にもならないよ。」と茶色の鞄を持って退場亮太。
なんだかウケちゃったな〜この台詞も。
亮太こそ勘弁してほしいよ、話にならないよ。
でも少し動揺してましたね。
リビングにて腕を組みうたた寝の悟。
そこへ亮太帰宅。
リビングでうたた寝の悟に気付くが
暗闇の中ベッドに座り先程の珠希のビンタを回想の亮太。
亮太の帰宅に気付いた悟、亮太の部屋へ。
「大丈夫か?」
「僕なら大丈夫だよ兄さん。」
「あんまり一人で無理するなよ。」
頷く亮太。
「それじゃおやすみ」
「おやすみなさい。」
とぎこちない感じの二人。
亮太の悟に対する興味のなさげな態度がウケる。
翌日、院長室にて珠希&謙治。
「昨日石川教授に会ったそうだな、約束通り黙っていたんだな?」
頷く珠希。石川教授入室
「これはこれは七瀬先生。
昨晩はお呼び立てして申し訳ございませんでした。」
ぺこり退場珠希。
「昨晩、七瀬先生にお会いしました。
彼女の件は最初からあまり期待していませんでした。
そんな事よりあなたとお兄様との仲が悪かったという噂..
もっと知りたいと興味が湧いてきました。」
「そんな昔の話を蒸し返すなんて格別楽しい事でも何かおありですか?」
「こちらの方も噂の域をでないのでしょうかね。
私はどうしても学部長の椅子が欲しいんです。
無駄だと分かっていても調べずにはいられないんです。
どうしましょうか?」
「私にとって一番大事なのは大切な息子の亮太です。
一つ私と取り引きしていただけませんか?」
嬉しそうに立ち上がって
「どんな取り引きでしょう?お聞かせ下さい!」
「今後、うちの亮太に一切関わらないでいただきたい。
七瀬先生についても妙な詮索は一切止めていただきたい。」
「では、加賀見病院の株についても一切触れないと
お約束すればあなたはどうしてくれると言うんですか?」
「学部長の件、降りることにします。」
にんまり石川教授。
加賀見家和室にて、英夫の遺影に向かい泣きながら謙治
‥兄さん、兄さ〜ん。俺を‥と心の中で呟く。
そこへ映子が菓子持って登場するも謙治を見て去る。
リビングにて菓子を分ける映子。
そこへ謙治登場。
「
「ああ。たまには早く帰るさ。
映子、学部長の件、先送りにする事にした。」
「そうですか〜。私もその方がいいと思ってました〜。
これ以上あなたが忙しくなったら
また心配事が増えてしまいますもの。
すぐに夕食の支度にしますね。」
珠希、部屋をコンコン
「はい!?どちら様でしょうか?」
反応なし。のぞき穴も見ずに開ける珠希。
ガチャ 凄い勢いで亮太登場。
「女性の一人暮らしにしては案外無防備なんだな。
話がある。」
「なんでしょうか?」
「結婚をしてほしい。」
驚く珠希。
===つづく=====
HPのあらすじ読んだ方が心情が分かって理解しやすいですね。
演技からは読み取れなかった事が分かって。
石川教授の謙治と英夫の話はあらすじでは
謙治が執刀した英夫の手術についてだったようです。
テレビ雑誌のあらすじ(来週再来週分)読みましたが
これだけではまだ珠希が第三部でどんな理由で復讐していくのか
分からないので何が隠れてるのか気になるところです。
亮太の遺書が関係してそうですけど
これ以上何があるんだよって思います。
ドラマ的にも珠希vs恭介ってなるはずですもんね。
あ〜分からね〜。
聖人の時みたいにしょうもない理由だったらどうしよう。
HPの視聴者からのコメントをたまに読んでますが
妙な踊りをする影絵の男が英夫では?と書かれてる方がいて
笑ってしまいました。フツーに違うだろ?って。
それ以来、英夫だと想像して見ると
可笑しくてたまりません。絶対違うけど。
いろんな人がいて意見があって面白いもんです。
普通に役者の演技について書かれてる方もいて
読んだら凹むだろうなって想像したら笑えた。
亮太くらい立ち直れなさそう。
■愛讐のロメラ(第26話)
2008年11月4日 愛讐のロメラ「いや〜知りませんでしたよ〜。
亮太君は亡くなった加賀見君の息子さんだったんですね〜。
その医者の名前は娘の見合いの席に現れた
七瀬珠希という外科医だそうですね。
この話の事実関係が判明したら
私は早速シュウケイ大の理事会に報告しようと思っています。」
「根拠もなくそんな事をなさったら
石川先生、恥をおかきになるのはあなたです。」
「ハッハハハハハ〜」
と実に面白そうに笑う演技の上手い石川教授。
実はこの人が一番上手かったりして。
「仰る通りです。
全く事実無根の噂話ならご心配は無用です。
では失礼します。」退場石川教授。
「亮太!何故だ?」
「加賀見英夫の息子としてするべき事をしたまでです。
加賀見英夫への僕の供養です。」
ソファから立ち上がり凄い勢いで亮太の前に立ち
「お前は私達家族にとって取り返しのつかない事をしようとしている!」
「そのつもりです。」
「何を考えている!?」
「加賀見病院を破滅に追い込みその上で
加賀見家を崩壊させる事です。安心して下さい。
僕も加賀見家に居続けて一緒に苦しんで滅んでいく覚悟ですから。
じゃあ。失礼します。」と退場亮太。
本気だぜ、亮太!
あまちゃんの恭介とは違うぜ!
珠希帰宅、部屋の前に謙治が待ち伏せ。
亮太が石川教授に珠希の過去の事件を暴露したが
珠希さえ黙ってれば石川教授の企みは捻り潰せる、と。
「亮太が何故そんな事を?」
「13年前、お前達二人を人質にして兄さんに
東京の加賀見病院に戻してもらおうと..
亮太はその事を知って私も病院も加賀見家も
全部打ち壊したいと思ってるようだ。お前も私を軽蔑したか?」
「亮太の病気を治して命を救って下さった事は事実です。
ですから院長に感謝はしても軽蔑なんて..」
「何があっても過去の事は外部に漏らすな。」謙治退場。
お〜〜っと!三枝の部屋のドアがチョッピリ開いちゃってますけど?
大事な話なのに廊下で話しちゃって大丈夫なの?
って思ってましたけど一番聞かれて面倒な女に聞かれちゃっております。
ガチャ 三枝登場。驚く珠希。
加賀見家、玄関の前で軽く息を吐き帰宅の亮太。
聞いて欲しい事がある、と映子を部屋に呼ぶ。
昨日と違って茶色のバッグを叩き付けたりはせず
大事に床に置き話始める亮太。
「お母さんには僕の本当の気持ちを知っておいてほしい..
13年前、初めてこの家に来た時まだ10歳で
姉を失った悲しみで毎日泣いてばかり..
そんな悲しみの淵から僕を救ってくれたのが恭介兄さんでした。」
「あなたはいつも恭介が学校から帰って来るのを待っていたわ。」
「兄さんと一緒じゃないと恐かった..この家に一人でいるのが。
でもお母さん達が優しくしてくれている事は分かっていました。
僕は本当に心から加賀見の人に感謝してるんです。
本当の家族だと思って信頼できるようになったんです。
それなのに、、分からなくなってしまったんです。」
「どういう事?」
「石川教授にあの女の過去を話したんです。
その事が加賀見のみんなを不幸にする事も分かっています。
だから僕も加賀見の一員として同じ苦しみを味わうつもりです。」
「亮太、、あなた、、、」
珠希の部屋にて三枝、
「院長から援助を受けてお医者様になったって、
どういう事なんですか?」
13年前の事件の経緯など全てを話す珠希。
「その恩があるから病院を辞める事が出来なかったんですか?
恭介さんが居るからですか?」
「違うわ。」
「教えて下さい!弟だった亮太さんがあなたを恨むあまり
自分が育った加賀見家までも敵に回すようになったんですよ?!」
「やっと気がついたの、亮太の傍に居たかったんだって。
前のように姉と弟に戻れたらって。
私の独り善がりの思いに皆さんを巻き込んで
亮太にこんな事をさせる事になって..
私は何としてもこの責任をとらなくてはいけない。」
それが結婚ですか?
私はてっきり恭介の近くにいたいんだと思ってました。
違ってたんですね。へ〜。
病院の廊下にて恭介を呼び止める三枝。
「明日の手術頑張って下さい。」
「ああ。」とそっけなく退場しようとする恭介。
「先生が持ってる鈴って七瀬先生との思い出の鈴なんですよね?
何で今頃、鈴のやり取りなんかしてるんですか?」
鈴のやり取りってなんじゃそりゃ?
「二人共、憎んでるとか贖罪とか言って
実は心の中で許し合ってるんじゃないんですか?」
「そんな事はない」
「じゃあなんで先生が持ってた鈴を七瀬先生が大切に持ってるんですか?」
「私には関係のない事だ。」
「私、先生の事が心配なんです!
恭介さんが心配なんです!!」
三枝が心配する必要ないのに。一切ね!
「ここは病院だ。プライベートな話なら違う場所でしてくれ。失礼する。」
はい?確かに三枝うざいけどさ、
お前ら親兄弟、みんなプライベート持ち込んでばっかじゃん。
「そんな風だから亮太さんは病院を敵に回すような事をするんです!」
やっぱり喋っちゃったよ三枝は!
「何が言いたいんだ!?どういう事だ?」
速攻帰宅する恭介。
そんな恭介を心配する映子。
コンコン 亮太の部屋をノックする恭介。
「どうぞ。」と随分テンションの低い声の亮太。
恭介が入ると机に向かいオイル時計のような物をイジイジしてる亮太。
「こんなに早く帰って来て何かあったの?」
無言の恭介。つーか喋れって!
引き出しから山梨時代の家族の絵を取り出す亮太、
「これ直してくれたの兄さんだよね?
兄さんは僕にあの女を恨んで欲しいの?
それとも許して欲しいの?」
「お前はどうしたいんだ?」
「いい質問だねぇ。(←そうか?)
でもその質問に僕が答える前に
兄さんがあの女をどうしたいか本当の事を教えて。」
「罪を許す事は一生出来ない。
だからと言って 一生恨み続ける事は 正しい事なのか分からなくなった。」
「そう言うだろうと思った。
でも兄さんを責めたりしないよ。」
絵を机の上に置きベッドに座って
「じゃあ僕があの女をどうしようと考えてるか教えるね。
僕は彼女の人生をこの先死ぬまで破壊し続けるつもりなんだ。」
「破壊?」
「そう、破壊。
ドカアアアアア〜〜〜ンってね。」
この演技、不気味さより笑いが先行してしまいますね。
盗み聞きの映子。
「手始めに彼女に関わった人間たちを不幸にしていく。
その為にシュウケイ大の石川教授を利用して
加賀見病院と加賀見謙治に果たし状を突き付けたんだ。」
「どういう事だ?」
「あの女の過去と加賀見謙治がしてきた事を話した..
案の定、石川教授はその事をネタにあの人を脅迫..
僕はあの人にお父さんを脅す材料として利用されたんですよ?
それくらいの事する権利はあると思うな〜。」
目玉は飛び出そうだけど体は引き気味の恭介。
亮太、恭介に詰め寄りながら
「加賀見病院と加賀見家を滅ぼしたいんだ。」
「亮太!」
「兄さん、僕も一緒に苦しんで破滅していく。
僕達が苦しんで滅んでゆく姿を見てあの女が最大の苦痛を感じる。
これが僕の出した答えなんだ。」
映子盗み聞き終了。
医局にて三枝&珠希。
「恭介先生、亮太さんの所へ飛んで行きましたよ。」
「話したの?」
「病院の一大事ですよ?
恭介先生だっていずれ分かることになるんじゃないかしら?」
なに?この三枝の鼻につく喋りは!!
加賀見家寝室にて謙治&映子。
子供の時の話をする謙治。
「10歳の時にここに連れてこられ..
死んだと聞かされていた父親が生きていた。
時々うちにご飯を食べに来るおじさんで..
いきなり新しい母親、家族って言われても全然なじめなかった。
だけど英夫兄さんだけは違ってた。
俺の弟が帰って来た〜ってどこへ行くのにも一緒に..
虐めるやつには片っ端から全部やっつけてくれた。
新しい学校の勉強も付きっきりで全部教えてくれた。
兄さんだけには気に入られたくて一生懸命勉強した..」
亮太と恭介と同じ境遇ですな。
「でもな、ここには俺の居場所はなかった。
父親、母親、親戚どんなに頑張っても認めてくれない。
謙治は駄目だ、(泣きながら)やっぱり汚れた血が入ってるって。
もう消えてなくなっちゃえばいいって裏山の井戸に飛び込んだ。
あ〜これで死んじゃうんだな〜って楽になった..
気が付いたらベッドに寝かされていた。
謙治!謙治!って傷だらけの兄さんの顔が目の前で叫んでた。
兄さんだけが助けてくれ支え続けてくれた..
病院で仕事するようになって突然変わってしまったけど
兄さんはただ一人の、ただ一人俺を守ってくれた俺の
ただ一人の家族なんだ。
その兄さんを俺は助けられなかった、俺は助けられなかったんだよ。」
と涙で語る謙治。
===つづく=====
「ただ一人」の三連発ですね。
分かったっつーの!!
==以下妄想==
結局、英夫って誰が突き落としたの?自殺もありか?
正直どうーでもいいんですけど妙に気になって。
こんだけ涙で語っておいてさ謙治だったら怒るよ?
珠希が第三部で復讐しだすわけですけど
亮太が死んで?誰かに復讐、誰よ?
謙治が手術を行わないのってさ
英夫を助けられなかったトラウマでメスを握れないとか?
そういう英夫の事が絡んでんのかな〜って思ってるんですけど
白と黒もそうだけど考えて損するのも嫌だからま〜いっか。
亮太君は亡くなった加賀見君の息子さんだったんですね〜。
その医者の名前は娘の見合いの席に現れた
七瀬珠希という外科医だそうですね。
この話の事実関係が判明したら
私は早速シュウケイ大の理事会に報告しようと思っています。」
「根拠もなくそんな事をなさったら
石川先生、恥をおかきになるのはあなたです。」
「ハッハハハハハ〜」
と実に面白そうに笑う演技の上手い石川教授。
実はこの人が一番上手かったりして。
「仰る通りです。
全く事実無根の噂話ならご心配は無用です。
では失礼します。」退場石川教授。
「亮太!何故だ?」
「加賀見英夫の息子としてするべき事をしたまでです。
加賀見英夫への僕の供養です。」
ソファから立ち上がり凄い勢いで亮太の前に立ち
「お前は私達家族にとって取り返しのつかない事をしようとしている!」
「そのつもりです。」
「何を考えている!?」
「加賀見病院を破滅に追い込みその上で
加賀見家を崩壊させる事です。安心して下さい。
僕も加賀見家に居続けて一緒に苦しんで滅んでいく覚悟ですから。
じゃあ。失礼します。」と退場亮太。
本気だぜ、亮太!
あまちゃんの恭介とは違うぜ!
珠希帰宅、部屋の前に謙治が待ち伏せ。
亮太が石川教授に珠希の過去の事件を暴露したが
珠希さえ黙ってれば石川教授の企みは捻り潰せる、と。
「亮太が何故そんな事を?」
「13年前、お前達二人を人質にして兄さんに
東京の加賀見病院に戻してもらおうと..
亮太はその事を知って私も病院も加賀見家も
全部打ち壊したいと思ってるようだ。お前も私を軽蔑したか?」
「亮太の病気を治して命を救って下さった事は事実です。
ですから院長に感謝はしても軽蔑なんて..」
「何があっても過去の事は外部に漏らすな。」謙治退場。
お〜〜っと!三枝の部屋のドアがチョッピリ開いちゃってますけど?
大事な話なのに廊下で話しちゃって大丈夫なの?
って思ってましたけど一番聞かれて面倒な女に聞かれちゃっております。
ガチャ 三枝登場。驚く珠希。
加賀見家、玄関の前で軽く息を吐き帰宅の亮太。
聞いて欲しい事がある、と映子を部屋に呼ぶ。
昨日と違って茶色のバッグを叩き付けたりはせず
大事に床に置き話始める亮太。
「お母さんには僕の本当の気持ちを知っておいてほしい..
13年前、初めてこの家に来た時まだ10歳で
姉を失った悲しみで毎日泣いてばかり..
そんな悲しみの淵から僕を救ってくれたのが恭介兄さんでした。」
「あなたはいつも恭介が学校から帰って来るのを待っていたわ。」
「兄さんと一緒じゃないと恐かった..この家に一人でいるのが。
でもお母さん達が優しくしてくれている事は分かっていました。
僕は本当に心から加賀見の人に感謝してるんです。
本当の家族だと思って信頼できるようになったんです。
それなのに、、分からなくなってしまったんです。」
「どういう事?」
「石川教授にあの女の過去を話したんです。
その事が加賀見のみんなを不幸にする事も分かっています。
だから僕も加賀見の一員として同じ苦しみを味わうつもりです。」
「亮太、、あなた、、、」
珠希の部屋にて三枝、
「院長から援助を受けてお医者様になったって、
どういう事なんですか?」
13年前の事件の経緯など全てを話す珠希。
「その恩があるから病院を辞める事が出来なかったんですか?
恭介さんが居るからですか?」
「違うわ。」
「教えて下さい!弟だった亮太さんがあなたを恨むあまり
自分が育った加賀見家までも敵に回すようになったんですよ?!」
「やっと気がついたの、亮太の傍に居たかったんだって。
前のように姉と弟に戻れたらって。
私の独り善がりの思いに皆さんを巻き込んで
亮太にこんな事をさせる事になって..
私は何としてもこの責任をとらなくてはいけない。」
それが結婚ですか?
私はてっきり恭介の近くにいたいんだと思ってました。
違ってたんですね。へ〜。
病院の廊下にて恭介を呼び止める三枝。
「明日の手術頑張って下さい。」
「ああ。」とそっけなく退場しようとする恭介。
「先生が持ってる鈴って七瀬先生との思い出の鈴なんですよね?
何で今頃、鈴のやり取りなんかしてるんですか?」
鈴のやり取りってなんじゃそりゃ?
「二人共、憎んでるとか贖罪とか言って
実は心の中で許し合ってるんじゃないんですか?」
「そんな事はない」
「じゃあなんで先生が持ってた鈴を七瀬先生が大切に持ってるんですか?」
「私には関係のない事だ。」
「私、先生の事が心配なんです!
恭介さんが心配なんです!!」
三枝が心配する必要ないのに。一切ね!
「ここは病院だ。プライベートな話なら違う場所でしてくれ。失礼する。」
はい?確かに三枝うざいけどさ、
お前ら親兄弟、みんなプライベート持ち込んでばっかじゃん。
「そんな風だから亮太さんは病院を敵に回すような事をするんです!」
やっぱり喋っちゃったよ三枝は!
「何が言いたいんだ!?どういう事だ?」
速攻帰宅する恭介。
そんな恭介を心配する映子。
コンコン 亮太の部屋をノックする恭介。
「どうぞ。」と随分テンションの低い声の亮太。
恭介が入ると机に向かいオイル時計のような物をイジイジしてる亮太。
「こんなに早く帰って来て何かあったの?」
無言の恭介。つーか喋れって!
引き出しから山梨時代の家族の絵を取り出す亮太、
「これ直してくれたの兄さんだよね?
兄さんは僕にあの女を恨んで欲しいの?
それとも許して欲しいの?」
「お前はどうしたいんだ?」
「いい質問だねぇ。(←そうか?)
でもその質問に僕が答える前に
兄さんがあの女をどうしたいか本当の事を教えて。」
「罪を許す事は一生出来ない。
だからと言って 一生恨み続ける事は 正しい事なのか分からなくなった。」
「そう言うだろうと思った。
でも兄さんを責めたりしないよ。」
絵を机の上に置きベッドに座って
「じゃあ僕があの女をどうしようと考えてるか教えるね。
僕は彼女の人生をこの先死ぬまで破壊し続けるつもりなんだ。」
「破壊?」
「そう、破壊。
ドカアアアアア〜〜〜ンってね。」
この演技、不気味さより笑いが先行してしまいますね。
盗み聞きの映子。
「手始めに彼女に関わった人間たちを不幸にしていく。
その為にシュウケイ大の石川教授を利用して
加賀見病院と加賀見謙治に果たし状を突き付けたんだ。」
「どういう事だ?」
「あの女の過去と加賀見謙治がしてきた事を話した..
案の定、石川教授はその事をネタにあの人を脅迫..
僕はあの人にお父さんを脅す材料として利用されたんですよ?
それくらいの事する権利はあると思うな〜。」
亮太、恭介に詰め寄りながら
「加賀見病院と加賀見家を滅ぼしたいんだ。」
「亮太!」
「兄さん、僕も一緒に苦しんで破滅していく。
僕達が苦しんで滅んでゆく姿を見てあの女が最大の苦痛を感じる。
これが僕の出した答えなんだ。」
映子盗み聞き終了。
医局にて三枝&珠希。
「恭介先生、亮太さんの所へ飛んで行きましたよ。」
「話したの?」
「病院の一大事ですよ?
恭介先生だっていずれ分かることになるんじゃないかしら?」
なに?この三枝の鼻につく喋りは!!
加賀見家寝室にて謙治&映子。
子供の時の話をする謙治。
「10歳の時にここに連れてこられ..
死んだと聞かされていた父親が生きていた。
時々うちにご飯を食べに来るおじさんで..
いきなり新しい母親、家族って言われても全然なじめなかった。
だけど英夫兄さんだけは違ってた。
俺の弟が帰って来た〜ってどこへ行くのにも一緒に..
虐めるやつには片っ端から全部やっつけてくれた。
新しい学校の勉強も付きっきりで全部教えてくれた。
兄さんだけには気に入られたくて一生懸命勉強した..」
亮太と恭介と同じ境遇ですな。
「でもな、ここには俺の居場所はなかった。
父親、母親、親戚どんなに頑張っても認めてくれない。
謙治は駄目だ、(泣きながら)やっぱり汚れた血が入ってるって。
もう消えてなくなっちゃえばいいって裏山の井戸に飛び込んだ。
あ〜これで死んじゃうんだな〜って楽になった..
気が付いたらベッドに寝かされていた。
謙治!謙治!って傷だらけの兄さんの顔が目の前で叫んでた。
兄さんだけが助けてくれ支え続けてくれた..
病院で仕事するようになって突然変わってしまったけど
兄さんはただ一人の、ただ一人俺を守ってくれた俺の
ただ一人の家族なんだ。
その兄さんを俺は助けられなかった、俺は助けられなかったんだよ。」
と涙で語る謙治。
===つづく=====
「ただ一人」の三連発ですね。
分かったっつーの!!
==以下妄想==
結局、英夫って誰が突き落としたの?自殺もありか?
正直どうーでもいいんですけど妙に気になって。
こんだけ涙で語っておいてさ謙治だったら怒るよ?
珠希が第三部で復讐しだすわけですけど
亮太が死んで?誰かに復讐、誰よ?
謙治が手術を行わないのってさ
英夫を助けられなかったトラウマでメスを握れないとか?
そういう英夫の事が絡んでんのかな〜って思ってるんですけど
白と黒もそうだけど考えて損するのも嫌だからま〜いっか。
■愛讐のロメラ(第25話)
2008年11月3日 愛讐のロメラ コメント (2)「僕のこの13年は一体何だったんだぁ〜!!」
「お前を利用して東京に戻ろうとした事は認める。
だがな、兄さんにはそんな脅しは通用しなかったんだ。
だから結局、諦めたっ。」
「諦めた?」
「ああ。」
「亮太、ごめんねぇ。お父さんの言う事信じてあげて。
私たちはあなたの事を本当の息子だと思って育ててきたの。
だから、、」
「もちろん、この13年食事を与えてくれた事
学校に通わせてくれた事には感謝しています。
病気を治して下さった事も。」
「私達の息子として当然の事をしてきたまでだ。」
「あなたの言葉はもう信じられないよ!
確かに愛人の子だった僕を利用しない手はない。
世間に公表すれば問題になったでしょう。」
「亮太!!そんな事、私はしなかっただろう!」
「運良くあの女が父さんを殺したから、、
だから感謝の意を込めてあの女を援助していたんだよね。」
ビシッ!!!!
「(大声で)バカモノ〜〜〜〜!!」
「いっその事、13年前に僕を見殺しにしてくれれば良かった、、」
とダッシュで退場亮太。
その足で医局へ向かう亮太。
悟に「恭介兄さんは?」と詰め寄る。
休憩室にて珠希。
立ち上がるとめまいを起こしクラッとしたところを
恭介が受け止める。つーか恭介いつの間にそこに?
「話がある。母は君に何を?」
「亮太さんを助けたお礼にお金を下さると。
そのかわりここから出ていくようにと。
もちろん、お金は受け取っていません。」
「傍に居て恨み尽くされるのが生きる意味なんだろ?
だったらこれを持っていろ。」
とポケットから鈴を取り出し珠希に渡す。
「これ」
と割れてたはずの鈴がなおってるのに気付き驚く珠希。
「罪を忘れないための鈴だと言ったのは君だ。」
チリンチリン♪と鈴を鳴らす珠希。
ガチャ そこへ亮太登場。
「兄さん!話がある!」
しかしそこに珠希が居てしかも鈴を持ってるのを見た亮太、
「その鈴は一体なんなんだ?!二人の愛の印なのか!?
(半泣き状態で後退りしながら)僕だけバカみたいだ!
結局僕は子供の頃から加賀見家に振り回されていただけだったんだ。
兄さんの言った通りだ!
(珠希を見ながら)僕が恨んでいるのはこの女だけじゃない。
僕は恨むよ。全てを恨む!
(恭介を見て)もう誰も信じる事は出来ない。」
睨みをきかしダッシュで逃走亮太。
「亮太 待て 亮太ーー」と亮太を追う恭介。
スタスタと院長室に入る亮太←を追いかける恭介。
「兄さん、あの女に堕ちちゃったんだね。
さっきの鈴、あの女の宝物なんだろ?
あぁ二人の思い出の鈴ってやつか!」
「あれは罪を忘れないための印だと彼女が」
「お笑いだね!俺!
ハッハハハハッハハハ〜」
笑ってるよ〜と思った瞬間!!
肌身離さず身に付けてた茶色の斜めがけバッグを肩から外し
「加賀見家は最高だよ!!」←最高?としか聞き取れなかったけど意味不明。
とバッグをソファに叩き付けました!!!
「僕達の父さんは!加賀見英夫は!!
弟にも息子にも裏切られたのか!
兄さん!13年前、金もない親もいない僕が
どうして山梨の診療所にいられたと思う?
僕が父さんの息子だと知ったあの人が
父さんを脅すための道具として利用するために住わしたんだ!」
「利用したってどう言うことだ?!」
「東京に戻るための人質にされたんだよ!
でも父さんはその脅しに乗らなかった。
なのにあの人の計画が失敗してじたんだを踏んでた丁度その頃
あの女が父さんを殺したんだ。だからあの女と僕への罪悪感と
一種の感謝も込めてあの女を援助し僕を息子にしたみたいだよ。
ハッハハハ〜
あの人も意外と小心者なんだな〜!」
「それが事実なら 俺は院長を許さない」
すると亮太、恭介に掴み掛かり
「許さないって兄さんは口だけで何もしないじゃないか!!
僕達は父さんの墓の前で誓い合った兄弟にはもう戻れないんだよ!!」
「俺はあの時と同じ気持ちのままだ
ただ恨みのために生きるなんて事は
不幸なことだと言ってるんだ!!」
最後の一行、初めて恭介が力のこもった言い方をしました。
「兄さんにだけはそんなキレイ事言って欲しくなかったよ!!」
と恭介をソファに突き飛ばす。
しかし恭介速攻立ち上がり
「俺にとって一番大事なのはお前なんだ。この13年間
そう思って生きてきた。」
この最後の一行もまた力のこもった言い方をする恭介。
やれば出来るのだ。
「この13年間は僕にとって偽り..
そうだ偽りの人生だったんだ!
僕はもう遠慮はしない。好きにさせてもらうよ!
人を地獄に陥れる方法は13年かけて教わってきたからな。」
あれ?今までも十分好きにしてなかった?
と言って手ぶらで出ていく亮太。
お〜〜い!鞄忘れてるぞ〜!!
その頃珠希は鈴をゴミ箱に捨てようしてるが思いとどまる。
==恭介に貰ったこの鈴だけは自分の運命に寄り添ってるようで
珠希はどうしても捨てる事が出来ませんでした==
ズカズカとエレベータへ向かう亮太とすれ違う悟。
「亮太!兄さんに会えたのか?」
「ああ。あの女は恭介兄さんをもう取り込んだよ。
悟兄さんも精々頑張ってくれ。」
それを聞いた悟、困惑してる様子。
院長室に残り考え込んでる恭介。
そこへ謙治登場。
「亮太に聞きました。やっぱりあなたは最低の人間です。」
「私は亮太の白血病を治し息子としてお前たちと分け隔てなく育ててきた。」
「人間はただ生きてるんじゃない。感情があるんです。
あなたは亮太の病を治し家族の一員として育てる一方で
その心を傷付け 裏切り続けてきた
亮太は 人を信じることが出来ない人間になってしまった」
会議室にて悟&珠希&恭介
「父さんが?亮太を利用したって事?」
「そうだ 君もあの人に利用されていたんだ
13年前診療所の小間使いとして
今は言う事を聞く 便利な医者として
確かに 父さんが殺されて得をしたのはあの人だ
医者になるための資金援助は 君への報酬って所か」
「兄さん!」
「あの人さえ 君を診療所で働かせなければ
亮太を利用しようとさえしなければ
君の運命だって変わっていたのかもしれない」
「それでも私は院長が亮太さんを救って下さった事を
本当に感謝しています。」
珠希帰宅、部屋に入ろうと鍵を取り出した拍子に鈴が
チリンチリンと転げ落ちる。
しかも三枝の部屋の前に!
タイミング悪く三枝が部屋から出てきて鈴を拾う。
「この鈴、加賀見先生が持っていた鈴と同じですよね。
二人にとってこの鈴にはどういう意味があるんですか?
先生は恨まれるために加賀見病院に来たなんて言って
本当は加賀見先生の事が好きなんじゃないですか?!
自分が殺した人の息子を愛してるんじゃないですか!?」
「そんな事あり得ないわ。」
「誤魔化さないで。
だったらこの鈴、私が貰ってもいいですか?」
「ええ。捨ててくれるなら。」
ムッとして鈴を珠希に返し
「冗談じゃありません!
そんなの自分でやって下さい!」退場三枝。
リビングにて亮太の帰りを待つ映子の元へ謙治登場。
「あの子は必ず帰って来る。他に行く所はない。」
「学生時代、私と付き合ってた時の事覚えてますか?
あの頃私あなたの事が大好きだったわ。」
「けれど兄さんに奪われてしまった。」
「ええ。英夫さんの強さに惹かれて。
親の薦めもあって結婚を決意したわ。」
「あの時の選択は間違っていないよ。
俺は愛人の子だしそれにお互い子供の恋だったんだよ。」
「いいえ。あの頃はあの頃で私はあなたの事本気で愛してたわ。
それなのに私は直ぐに答えを欲しかった。
それで英夫さんを選んだの。」
謙治のこと本気で愛してたと言ってるくせに
英夫を選ぶ映子、やはりわけ分からん女である。
「英夫さんが亡くなって呆然としてる私を
あなたは支えてくれた。
結婚しようと言われて女として嬉しかったのも事実よ。
だけど結婚してあなたの考えてる事が
どんどん分からなくなってしまったの。
私には私にだけは何でも話して下さいね。夫婦なんですから。」
「なんでも話してるつもりだよ。」
「信じていいんですね。」
「(言葉にならない声で)ああ」
亮太帰宅。
「ただいま。」
「亮太、さっき手をあげた事は悪かった。」
「そんな事は気にしていません。
僕はこの家から出て行ったりしないから大丈夫ですよ。
何があっても加賀見家が僕の家ですから。」
噛み締めるように頷く謙治達。
「おやすみなさい。」退場亮太。
真っ暗の中、仏壇のある和室に座り英夫の遺影を眺める亮太。
するとですよ?いきなり光が差しはじめチュンチュン小鳥のさえずりが聞こえ
あっという間に一瞬にして朝になっちゃいましたよ!
それに驚いたのか亮太までもがドッキリで早朝に芸能人の部屋に
「おはよーございます」って入る時のような声のトーンで
「とーさん!朝が来たよ!
今日から僕は父さんの息子として思った通りに生きていくから
見ていて下さい。」
亮太の部屋をノックする恭介、だが反応はなく
部屋に入り立ち尽くしてると映子も入室。
「あの子、何があっても自分の家はこの加賀見家だって言ってくれたのよ。」
「それは 亮太の意地だと思います
加賀見英夫の息子としての 意地です
13年前 未遂に終わったあの人の企みを知っても
まだ夫婦でいるつもりですか?」
「ええ。私にはそれしかないもの。
私が今持ってるのは13年間一緒に暮らしてきた家族だけなの。」
院長室にて悟&恭介&謙治
「シュウケイ大学の医学部長に就任する事が決定した。
ついては学部長就任の前に、お前を副院長にする。」
「分かりました」
「待って下さい!僕にもチャンスを下さい。」
「お前も遂にやる気になったか!」
「院長の就任日まで僕にも経営者としての仕事を教えて下さい。
その上で兄さんの方が相応しかったら兄さんに決めていただいて構いません。」
「いいだろう。」
廊下にて恭介&悟
「どういうつもりだ?」
「このまま兄さんに病院も珠希さんも奪われるつもりはない。」
「何を言っている?」
「兄さんは口では珠希さんを恨んでいると言いながら心は違う。
好きだという勇気もないくせに珠希さんを惑わせ僕を傷つけるのは卑怯だ。」
「いい加減にしろ」
「その思いが、亮太の事も傷つけてるんじゃないのか!?」
掴み掛かる恭介。
「殴れよ。」
悟を睨みつつも手を離す恭介。
「兄さん、僕は父さんの気持ちも少し理解できるんだ。
父さんは学生時代母さんと付き合ってた..
それが愛人の子だという理由で母さんはおじさんと結婚。
それで父さんは山梨に追いやられたんだ。
仕事も好きな人も奪われたら男だったら奪い返そうとするんじゃないのか?!」
「だからといってあんなやり方は 最低の人間のする事だ」
「僕は兄さんに最低だと言われてもいい。
欲しいものはこの手で掴む。」プイと悟退場。
俄然やる気になったようですね、悟。
でも実らないんだろうな、キャラ的にも。チ〜〜ン。
院長室に石川教授登場。
「今や飛ぶ鳥を落とす勢いの加賀見先生のお顔を
拝見させて頂こうと思いましてね。」
今日も嫌みたっぷりの石川教授であります。
大学ではし辛い妙な話を聞いたと
「加賀見病院では殺人犯を医師として採用してると..
しかも院長、あなたが資金援助までして..
この事が事実ならば、せっかく手にした学部長の椅子も
座る前に手放さなければならなくなる。
それどころか加賀見病院そのものの存在すら危うい事になりかねません。」
「そんな事実無根のデマを先生」
そこへ妙な首周りのデザインの青い服着た亮太登場。
「亮太、来客中だ。後で来なさい。」
「事実ですよ。今の話は。
この加賀見謙治という人物は
僕の父親を殺した女を援助し医師として育て
この加賀見病院で雇っているんです。」
亮太が話してる最中の嬉しそうな石川教授の顔ったらありゃしない。
「亮太。」
「加賀見謙治さん。石川教授に話をしたのはこの私です。」
バーーーン!謙治のアップ
バーーーン!亮太のアップ
ほくそ笑む亮太。
===つづく========
近頃、亮太が主役のようなものなので観る機会が増えてるわけですが
ジャルジャルの片方に似てません?
見れば見るほど似てるんですけど?
でこの人の所属事務所のHP見たんですけど
髪型も今と違ってて驚きました。
最初の頃は残念な顔だな〜って思ってたけど
それほど酷くもないんだな〜って。
予告の亮太もこれまた吹き出しましたよ。
「ドカアアアア〜〜〜〜ン!とね。」
と手の動きも交えてのこの台詞、ウケた。
楽しみだ。
「お前を利用して東京に戻ろうとした事は認める。
だがな、兄さんにはそんな脅しは通用しなかったんだ。
だから結局、諦めたっ。」
「諦めた?」
「ああ。」
「亮太、ごめんねぇ。お父さんの言う事信じてあげて。
私たちはあなたの事を本当の息子だと思って育ててきたの。
だから、、」
「もちろん、この13年食事を与えてくれた事
学校に通わせてくれた事には感謝しています。
病気を治して下さった事も。」
「私達の息子として当然の事をしてきたまでだ。」
「あなたの言葉はもう信じられないよ!
確かに愛人の子だった僕を利用しない手はない。
世間に公表すれば問題になったでしょう。」
「亮太!!そんな事、私はしなかっただろう!」
「運良くあの女が父さんを殺したから、、
だから感謝の意を込めてあの女を援助していたんだよね。」
ビシッ!!!!
「(大声で)バカモノ〜〜〜〜!!」
「いっその事、13年前に僕を見殺しにしてくれれば良かった、、」
とダッシュで退場亮太。
その足で医局へ向かう亮太。
悟に「恭介兄さんは?」と詰め寄る。
休憩室にて珠希。
立ち上がるとめまいを起こしクラッとしたところを
恭介が受け止める。つーか恭介いつの間にそこに?
「話がある。母は君に何を?」
「亮太さんを助けたお礼にお金を下さると。
そのかわりここから出ていくようにと。
もちろん、お金は受け取っていません。」
「傍に居て恨み尽くされるのが生きる意味なんだろ?
だったらこれを持っていろ。」
とポケットから鈴を取り出し珠希に渡す。
「これ」
と割れてたはずの鈴がなおってるのに気付き驚く珠希。
「罪を忘れないための鈴だと言ったのは君だ。」
チリンチリン♪と鈴を鳴らす珠希。
ガチャ そこへ亮太登場。
「兄さん!話がある!」
しかしそこに珠希が居てしかも鈴を持ってるのを見た亮太、
「その鈴は一体なんなんだ?!二人の愛の印なのか!?
(半泣き状態で後退りしながら)僕だけバカみたいだ!
結局僕は子供の頃から加賀見家に振り回されていただけだったんだ。
兄さんの言った通りだ!
(珠希を見ながら)僕が恨んでいるのはこの女だけじゃない。
僕は恨むよ。全てを恨む!
(恭介を見て)もう誰も信じる事は出来ない。」
睨みをきかしダッシュで逃走亮太。
「亮太 待て 亮太ーー」と亮太を追う恭介。
スタスタと院長室に入る亮太←を追いかける恭介。
「兄さん、あの女に堕ちちゃったんだね。
さっきの鈴、あの女の宝物なんだろ?
あぁ二人の思い出の鈴ってやつか!」
「あれは罪を忘れないための印だと彼女が」
「お笑いだね!
ハッハハハハッハハハ〜」
笑ってるよ〜と思った瞬間!!
肌身離さず身に付けてた茶色の斜めがけバッグを肩から外し
「加賀見家は最高だよ!!」←最高?としか聞き取れなかったけど意味不明。
とバッグをソファに叩き付けました!!!
「僕達の父さんは!加賀見英夫は!!
弟にも息子にも裏切られたのか!
兄さん!13年前、金もない親もいない僕が
どうして山梨の診療所にいられたと思う?
僕が父さんの息子だと知ったあの人が
父さんを脅すための道具として利用するために住わしたんだ!」
「利用したってどう言うことだ?!」
「東京に戻るための人質にされたんだよ!
でも父さんはその脅しに乗らなかった。
なのにあの人の計画が失敗してじたんだを踏んでた丁度その頃
あの女が父さんを殺したんだ。だからあの女と僕への罪悪感と
一種の感謝も込めてあの女を援助し僕を息子にしたみたいだよ。
ハッハハハ〜
あの人も意外と小心者なんだな〜!」
「それが事実なら 俺は院長を許さない」
すると亮太、恭介に掴み掛かり
「許さないって兄さんは口だけで何もしないじゃないか!!
僕達は父さんの墓の前で誓い合った兄弟にはもう戻れないんだよ!!」
「俺はあの時と同じ気持ちのままだ
ただ恨みのために生きるなんて事は
不幸なことだと言ってるんだ!!」
最後の一行、初めて恭介が力のこもった言い方をしました。
「兄さんにだけはそんなキレイ事言って欲しくなかったよ!!」
と恭介をソファに突き飛ばす。
しかし恭介速攻立ち上がり
「俺にとって一番大事なのはお前なんだ。この13年間
そう思って生きてきた。」
この最後の一行もまた力のこもった言い方をする恭介。
やれば出来るのだ。
「この13年間は僕にとって偽り..
そうだ偽りの人生だったんだ!
僕はもう遠慮はしない。好きにさせてもらうよ!
人を地獄に陥れる方法は13年かけて教わってきたからな。」
あれ?今までも十分好きにしてなかった?
と言って手ぶらで出ていく亮太。
その頃珠希は鈴をゴミ箱に捨てようしてるが思いとどまる。
==恭介に貰ったこの鈴だけは自分の運命に寄り添ってるようで
珠希はどうしても捨てる事が出来ませんでした==
ズカズカとエレベータへ向かう亮太とすれ違う悟。
「亮太!兄さんに会えたのか?」
「ああ。あの女は恭介兄さんをもう取り込んだよ。
悟兄さんも精々頑張ってくれ。」
それを聞いた悟、困惑してる様子。
院長室に残り考え込んでる恭介。
そこへ謙治登場。
「亮太に聞きました。やっぱりあなたは最低の人間です。」
「私は亮太の白血病を治し息子としてお前たちと分け隔てなく育ててきた。」
「人間はただ生きてるんじゃない。感情があるんです。
あなたは亮太の病を治し家族の一員として育てる一方で
その心を傷付け 裏切り続けてきた
亮太は 人を信じることが出来ない人間になってしまった」
会議室にて悟&珠希&恭介
「父さんが?亮太を利用したって事?」
「そうだ 君もあの人に利用されていたんだ
13年前診療所の小間使いとして
今は言う事を聞く 便利な医者として
確かに 父さんが殺されて得をしたのはあの人だ
医者になるための資金援助は 君への報酬って所か」
「兄さん!」
「あの人さえ 君を診療所で働かせなければ
亮太を利用しようとさえしなければ
君の運命だって変わっていたのかもしれない」
「それでも私は院長が亮太さんを救って下さった事を
本当に感謝しています。」
珠希帰宅、部屋に入ろうと鍵を取り出した拍子に鈴が
チリンチリンと転げ落ちる。
しかも三枝の部屋の前に!
タイミング悪く三枝が部屋から出てきて鈴を拾う。
「この鈴、加賀見先生が持っていた鈴と同じですよね。
二人にとってこの鈴にはどういう意味があるんですか?
先生は恨まれるために加賀見病院に来たなんて言って
本当は加賀見先生の事が好きなんじゃないですか?!
自分が殺した人の息子を愛してるんじゃないですか!?」
「そんな事あり得ないわ。」
「誤魔化さないで。
だったらこの鈴、私が貰ってもいいですか?」
「ええ。捨ててくれるなら。」
ムッとして鈴を珠希に返し
「冗談じゃありません!
そんなの自分でやって下さい!」退場三枝。
リビングにて亮太の帰りを待つ映子の元へ謙治登場。
「あの子は必ず帰って来る。他に行く所はない。」
「学生時代、私と付き合ってた時の事覚えてますか?
あの頃私あなたの事が大好きだったわ。」
「けれど兄さんに奪われてしまった。」
「ええ。英夫さんの強さに惹かれて。
親の薦めもあって結婚を決意したわ。」
「あの時の選択は間違っていないよ。
俺は愛人の子だしそれにお互い子供の恋だったんだよ。」
「いいえ。あの頃はあの頃で私はあなたの事本気で愛してたわ。
それなのに私は直ぐに答えを欲しかった。
それで英夫さんを選んだの。」
謙治のこと本気で愛してたと言ってるくせに
英夫を選ぶ映子、やはりわけ分からん女である。
「英夫さんが亡くなって呆然としてる私を
あなたは支えてくれた。
結婚しようと言われて女として嬉しかったのも事実よ。
だけど結婚してあなたの考えてる事が
どんどん分からなくなってしまったの。
私には私にだけは何でも話して下さいね。夫婦なんですから。」
「なんでも話してるつもりだよ。」
「信じていいんですね。」
「(言葉にならない声で)ああ」
亮太帰宅。
「ただいま。」
「亮太、さっき手をあげた事は悪かった。」
「そんな事は気にしていません。
僕はこの家から出て行ったりしないから大丈夫ですよ。
何があっても加賀見家が僕の家ですから。」
噛み締めるように頷く謙治達。
「おやすみなさい。」退場亮太。
真っ暗の中、仏壇のある和室に座り英夫の遺影を眺める亮太。
するとですよ?いきなり光が差しはじめチュンチュン小鳥のさえずりが聞こえ
あっという間に一瞬にして朝になっちゃいましたよ!
それに驚いたのか亮太までもが
「おはよーございます」って入る時のような声のトーンで
「とーさん!朝が来たよ!
今日から僕は父さんの息子として思った通りに生きていくから
見ていて下さい。」
亮太の部屋をノックする恭介、だが反応はなく
部屋に入り立ち尽くしてると映子も入室。
「あの子、何があっても自分の家はこの加賀見家だって言ってくれたのよ。」
「それは 亮太の意地だと思います
加賀見英夫の息子としての 意地です
13年前 未遂に終わったあの人の企みを知っても
まだ夫婦でいるつもりですか?」
「ええ。私にはそれしかないもの。
私が今持ってるのは13年間一緒に暮らしてきた家族だけなの。」
院長室にて悟&恭介&謙治
「シュウケイ大学の医学部長に就任する事が決定した。
ついては学部長就任の前に、お前を副院長にする。」
「分かりました」
「待って下さい!僕にもチャンスを下さい。」
「お前も遂にやる気になったか!」
「院長の就任日まで僕にも経営者としての仕事を教えて下さい。
その上で兄さんの方が相応しかったら兄さんに決めていただいて構いません。」
「いいだろう。」
廊下にて恭介&悟
「どういうつもりだ?」
「このまま兄さんに病院も珠希さんも奪われるつもりはない。」
「何を言っている?」
「兄さんは口では珠希さんを恨んでいると言いながら心は違う。
好きだという勇気もないくせに珠希さんを惑わせ僕を傷つけるのは卑怯だ。」
「いい加減にしろ」
「その思いが、亮太の事も傷つけてるんじゃないのか!?」
掴み掛かる恭介。
「殴れよ。」
悟を睨みつつも手を離す恭介。
「兄さん、僕は父さんの気持ちも少し理解できるんだ。
父さんは学生時代母さんと付き合ってた..
それが愛人の子だという理由で母さんはおじさんと結婚。
それで父さんは山梨に追いやられたんだ。
仕事も好きな人も奪われたら男だったら奪い返そうとするんじゃないのか?!」
「だからといってあんなやり方は 最低の人間のする事だ」
「僕は兄さんに最低だと言われてもいい。
欲しいものはこの手で掴む。」プイと悟退場。
俄然やる気になったようですね、悟。
でも実らないんだろうな、キャラ的にも。チ〜〜ン。
院長室に石川教授登場。
「今や飛ぶ鳥を落とす勢いの加賀見先生のお顔を
拝見させて頂こうと思いましてね。」
今日も嫌みたっぷりの石川教授であります。
大学ではし辛い妙な話を聞いたと
「加賀見病院では殺人犯を医師として採用してると..
しかも院長、あなたが資金援助までして..
この事が事実ならば、せっかく手にした学部長の椅子も
座る前に手放さなければならなくなる。
それどころか加賀見病院そのものの存在すら危うい事になりかねません。」
「そんな事実無根のデマを先生」
そこへ
「亮太、来客中だ。後で来なさい。」
「事実ですよ。今の話は。
この加賀見謙治という人物は
僕の父親を殺した女を援助し医師として育て
この加賀見病院で雇っているんです。」
亮太が話してる最中の嬉しそうな石川教授の顔ったらありゃしない。
「亮太。」
「加賀見謙治さん。石川教授に話をしたのはこの私です。」
バーーーン!謙治のアップ
バーーーン!亮太のアップ
ほくそ笑む亮太。
===つづく========
近頃、亮太が主役のようなものなので観る機会が増えてるわけですが
ジャルジャルの片方に似てません?
見れば見るほど似てるんですけど?
でこの人の所属事務所のHP見たんですけど
髪型も今と違ってて驚きました。
最初の頃は
それほど酷くもないんだな〜って。
予告の亮太もこれまた吹き出しましたよ。
「ドカアアアア〜〜〜〜ン!とね。」
と手の動きも交えてのこの台詞、ウケた。
楽しみだ。
以前、観ないとか何とか言っておりましたが
聖人が出演すると知り、アッサリ観ようと決意。
しかも原作の漫画もちゃ〜んと読み予習済み。
なかなかやるな〜私。
聖人、嫌いじゃなかったのかよ!
で3話目にして初登場。感想はというと
懐かしっ!!この声!!
でした。
だって、3か月間も毎日聞いてた声ですよ?
そりゃあ懐かしくも感じますよ。
ちょっぴり感動しました。ちょっぴりですよ!ちょっぴり!
ヒゲでしたね〜、髪型も違ってましたね〜。
ヒゲはともかく、髪型は絶対聖人の時よりいいと思います。
聖人の時って邪魔臭かったよね〜。キャラもだけど。
漫画を読んだ限りでは結構主要なキャラだったので
これからも目立つ位置で出るのかなと思っております。
漫画では坊主なんですよ。
でね、白と黒のムショから出た聖人の時に坊主にしておけば
このドラマでも坊主でいけたんじゃね?と思いました。
まぁどうでもいいですけどね。
イーグルってあれで終わりなんですか?
マジで?勿体ない。
漫画でのイーグルがダイアモンド ユカイに見えて仕方なかったんですよ。
今でも私の中ではイーグルと言えば
もれなくこの人がついてきますけどね。
もちろん、この人が実際演じるのは年齢的にも無理なので
五十嵐でも違和感はありませんでした。
主役は高橋克典ってイメージだったんですけど
高橋なら夜っぽすぎますもんね。
当たり前すぎると言うか余計観る気が失せると言うかね。
興味は全くないのですが佐々木は家族臭がするので
このドラマには合ってるかなと。
だってこのドラマ、やたら家族シーン多くないですか?
私的にはイラね〜な〜って思いながら観てます。
特にあのガキがビービーうっさい!
妻役の原は漫画とピッタリです。
真矢もまぁ合ってる感じのような。
阿部も結構サマになってますね。
初めはエッ?って思いましたけど
結構あってます。
平泉には驚きました。
今やこの人って真似する人が多くて
笑いの分野に入っちゃってんですよね、私の中で。
だからあの役は合ってなくはないんですけど
そんなニヒルな役しちゃって〜って
ついつい笑ってしまうんです。
石橋って太りましたよね?
前からでした?
興味ないのでどうでもいいんですけど
この人見るとアメリカ人の愛人?発覚時のの会見思い出します。
漫画を普通に面白く読めたので
ドラマも普通に面白く観れてます。
と言っても、やはり聖人が出てなければ
漫画にしてもドラマにしても観てないとは思いますけどね。
凄いな、白と黒効果って。
聖人が出演すると知り、アッサリ観ようと決意。
しかも原作の漫画もちゃ〜んと読み予習済み。
なかなかやるな〜私。
で3話目にして初登場。感想はというと
懐かしっ!!この声!!
でした。
だって、3か月間も毎日聞いてた声ですよ?
そりゃあ懐かしくも感じますよ。
ちょっぴり感動しました。ちょっぴりですよ!ちょっぴり!
ヒゲでしたね〜、髪型も違ってましたね〜。
ヒゲはともかく、髪型は絶対聖人の時よりいいと思います。
漫画を読んだ限りでは結構主要なキャラだったので
これからも目立つ位置で出るのかなと思っております。
漫画では坊主なんですよ。
でね、白と黒のムショから出た聖人の時に坊主にしておけば
このドラマでも坊主でいけたんじゃね?と思いました。
まぁどうでもいいですけどね。
イーグルってあれで終わりなんですか?
マジで?勿体ない。
漫画でのイーグルがダイアモンド ユカイに見えて仕方なかったんですよ。
今でも私の中ではイーグルと言えば
もれなくこの人がついてきますけどね。
もちろん、この人が実際演じるのは年齢的にも無理なので
五十嵐でも違和感はありませんでした。
主役は高橋克典ってイメージだったんですけど
高橋なら夜っぽすぎますもんね。
当たり前すぎると言うか
興味は全くないのですが佐々木は家族臭がするので
このドラマには合ってるかなと。
だってこのドラマ、やたら家族シーン多くないですか?
私的にはイラね〜な〜って思いながら観てます。
妻役の原は漫画とピッタリです。
真矢もまぁ合ってる感じのような。
阿部も結構サマになってますね。
初めはエッ?って思いましたけど
結構あってます。
平泉には驚きました。
今やこの人って真似する人が多くて
笑いの分野に入っちゃってんですよね、私の中で。
だからあの役は合ってなくはないんですけど
そんなニヒルな役しちゃって〜って
ついつい笑ってしまうんです。
石橋って太りましたよね?
前からでした?
この人見るとアメリカ人の愛人?発覚時のの会見思い出します。
漫画を普通に面白く読めたので
ドラマも普通に面白く観れてます。
と言っても、やはり聖人が出てなければ
漫画にしてもドラマにしても観てないとは思いますけどね。
凄いな、白と黒効果って。
■愛讐のロメラ(第24話)
2008年10月31日 愛讐のロメラ珠希は車にはねられて頭部を強く打ち
意識がない状態で加賀見病院に運ばれる。
病室にて点滴を打たれ眠ってる珠希を見つめる恭介。
目が覚め起き上がろうとする珠希の肩に手をやり
「寝ていろ ゆっくり休め
亮太を助けれくれて ありがとう」
退室恭介。
病室前の椅子に座って待機してた亮太と見合う恭介。
休憩室にて悪びれる様子もなく亮太
「大した事がなくて良かった。
あの女が死ぬのは構わないが
俺を庇って死ぬなんて屈辱は堪えられないからな。」
助けられてもこの態度とは亮太も相当なキャラだな。
「事故は彼女のうちの近くで 起こったそうだな
話しに行ったのか?
念のため 今日一日入院させるつもりだ
彼女はずっと あの病室にいる」
と退出恭介、何か決意をした様子の亮太。
院長室にて恭介&謙治
「彼女が亮太を庇っての事故でした。
万が一 亮太が彼女に危害を加えることになったら
どうするつもりだったんですか?亮太の心の中では
そんな事をしかねないくらい 憎しみが大きく成長しています
あそこまで追いつめた責任は 俺にも あなたにもあります」と退場恭介
その責任を恭介はどうとるつもりだい?
医局にて三枝、珠希が事故に遭い入院してる事を知る。
病室にて悟&珠希
「君は今も亮太の姉さんなんだね。
そうじゃなきゃとっさに亮太を庇うことなんて出来ない。
これで亮太が少しでも子供の頃を思い出してくれれば..」
「そんな事望んでません。
亮太さんには加賀見家の人間として幸せになってほしい..」
加賀見家、亮太の部屋にて。
88って形の4つ鏡の面がある変な鏡を見つめてる亮太。
コンコン 映子登場。
「あなたが彼女に罪悪感を持つ事なんてないのよ。」
「そんなもの持っていませんよ。
あれくらいの事故じゃあの女への罰はまだまだ足りません。
出掛けて来ます。」
といつもの斜めがけしてる茶色のバッグを持って退場亮太。
不安そうにその姿を見つめる映子。
コンコン 珠希の病室に亮太登場。
「僕があそこに行ったのは一度話を聞こうと思ったんだ。
昔の事を..話してくれ。」
13年前亮太が白血病で生死の境を彷徨い
金もなく途方に暮れてたら院長が山梨の診療所に住わせてくれ
亮太が息子だと分かったのに英夫は
加賀見病院で治療してくれず強い怒りを感じてた、と珠希。
「じゃあ俺のせいで殺したっていうのか!」
「いえ、あなたを失う事が恐かったの。」
「それは自分のためじゃないか!」
「全て私が悪いんです。」
「だったら何で父さんを殺す必要があった?
死んだあの女の事で恨んでたというのか?
あの女は自分勝手で自殺したんじゃないか!」
「お母さんはあの時末期の癌だったの。」
少し驚いた表情の亮太。
英夫と心中する約束を信じ母は自殺。
英夫に心中するつもりは無かたっと言われ英夫を恨んだ。
亮太の命を救ってくれって必死に叫んだ、と珠希。
「それで突き飛ばして殺したって言うのか?」
「その後恭介さんから聞かされたわ。
あなたを助けるつもりだったと。
何をどう説明しても許される事ではないと思っています。」
「当然だ。」
「一つだけお願いがあります。
お母さんの事はちゃんと覚えていてあげて下さい。
あなたのお父さんに宛てた遺書に書いてあったわ。
もし死ねなかったら生きてあなたの事を頼みますって。」
「それだけか、、
(大声で)話す事はそれだけかって聞いてるんだよ!!!」
ヒィ〜!やっぱ変わらないっスね、亮太って奴は!
「不倫した挙げ句に自殺したような女の事を考えていたら
俺はあの家で生きてくることが出来なかった。
事故も俺を庇ったつもりかもしれないけど迷惑だ。
次車の前に飛び出すんなら死ぬ気で飛び出すんだな。」
とバック持って退場亮太。
壁にもたれせび泣いてるのかと思いきや
全然泣いておらず、取りあえず辛そうではある亮太。
今日はさすがにポケットに手を突っ込んでない亮太がエレベーター待ち。
そこへウザい女三枝登場。
「七瀬先生の宝物の鈴、知ってますか?」
「宝物の鈴?」とここで亮太回想入りま〜す!
チリンチリン♪
『『姉ちゃん、その音?』』
珠希ポケットから鈴を取り出す。
『『それ恭介兄ちゃんの。』』
「古い鈴を恭介さんが持っていたから気になって。あの二人が、、」
「惹かれあってるって言うんですか??」
惹かれあってるでしょ?13年前から。
Club Meguにて悟&恵。
「母さんは父さんを恨んでる..だったら何で協力なんかしたんだ?」
「恨んでるけど、まだ愛してるのねきっと。
愛する事と恨む事は矛盾することじゃないわ。
何かあったの?」
「僕はお父さんが分からないよ。
少年院を出た珠希さんを本人にも気付かれないように
資金援助をしていたんだ。」
「本当なの?」
「何のためだと思う?珠希さんの居場所をずっと監視し
自分の病院で働かせる事で雁字搦めにするためだ。
「本当だとすると加賀見家はグラグラするわね。」
心配そうな恵。
加賀見家、亮太の部屋にて。
机の引き出しを開けると以前破いたはずの山梨時代の家族の絵が。
誰かが(多分、恭介)テープで破れを直しています。
それを見て少し驚く亮太。
コンコン 「入るぞ〜」と恭介入室。
急いで絵を引き出しに戻す亮太。
「別に元気そうだったよ。白血病だった俺の為
事故に遭いそうだった俺の為
そんなのはもううんざりだとハッキリ言ったよ!
悟兄さんにお父さんもお母さんも、そして兄さんも
今ある現実をいきやすいように殺された父さんの事に目を瞑ってる。」
映子、亮太に飲み物を運んで来たようで盗み聞き。
「だったら僕だけは、父さんの無念を刻み付けて生きていくよ!」
今にも目が飛び出しそうな位驚いてる様子の恭介。
「あの女を恨む事が僕にとっては生きる事なんだ。」
「亮太、、、」
大変だわ〜って顔の映子。
病院にて恭介&珠希が昨日の事を話してると映子登場。
「ちょっと届け物があってね。」と映子登場。
恭介、オペのため、二人を気にしつつも退出。
休憩室にて珠希&映子。
五百万を差出し、何も言わす病院から出て行け、
不服なら一千万でも構わないと告げる。
「亮太と恭介を守る為に私は言ってるんです。」
「申し訳ございません。受け取ることは出来ません。」ぺこり退場珠希
追いかける映子。そこへ恵登場。団子状態の三人。
「仕事がありますので失礼します。」と上手く逃げる珠希。
休憩室にて恵&映子。
「難しい手術が成功した事を知って
仁にお祝いを渡してきたところなんですよ〜。
でもビックリしました。珠希が働いてると聞いて。」
「ええ、まあ」
「謙治さんが珠希をずっと援助してきたそうで..」
「あの子を監視し続ける目的の為だと言いますが正直理解できません。」
「私には分かるような気がします。
援助してきたのは後ろめたさがあるんだと..
13年前、謙治さん英夫さんを脅していたんです。
自分を東京に戻さなければ亮太さんや千尋さんの事を世間に公表すると。」
「あの人がそんな事を、、」
「でも謙治さんは16年も山梨に追いやられて必死だったんです。
でも英夫さんに突っ撥ねられて諦めました。
その矢先にあの事件が、、きっと亮太さんや珠希を
自分の都合に使ってしまったという罪悪感もあったと..
この事は誰にも言わないで下さい。
私はただ謙治さんが悪意だけで亮太さんや珠希の面倒を
みてきたわけではないと分かって頂きたかっただけですから。
謙治さんは優しいだけの人ではありませんが
悪人と言うわけでも、、」
「それは、、傍にいて私も分かってます。」
「それでは私は。」と退場恵。
信じられない様子の映子。
映子ってさ、英夫や謙治に対して全く愛を感じない。
なのにショックさはやけに大きい。変な女。
スタスタと院長室のドアをノックする亮太。反応なし。
勝手に入室。謙治の机の引き出しをあけ遺書を探してる模様。
そこへ映子&謙治入室。ソファに座る謙治。
珠希に資金援助してた本当の理由は亮太達を自分の都合で利用した
罪悪感じゃないかって恵が言ってた、と速攻チクる映子。
「アイツ、、」
「私何にも知らなかったわ〜
あなたが13年前、亮太と千尋さんの事を利用して
東京に戻れるように英夫脅してただなんて。
亮太が利用できると思ったから面倒をみてたの?」
「医者だったら病気の子供がいたら治してやりたいと思うだろ?
それに兄さんは私の姑息な脅しに揺らぐような人じゃなかった。
一枚も二枚も上手だったよ。」
「でもあなたは必ず理由があって行動する人だと言うことが
よく分かりました。
珠希さんの事はどういう理由があって、、」
ガチャン 奥のドアから盗み聞きしてた亮太登場。驚く二人。
少し笑いながら亮太
「結局、、僕はただ利用されていたって事ですか、、」
首を横にプルプル振る映子。
さっきまで「亮太を利用して」だの「亮太が利用できる..」だの
利用利用言ってたじゃん。あ〜ウザっ。
===つづく====
テレビ雑誌の再来週のあらすじにはビックリですよね。
白と黒の聖人と一葉の結婚くらい驚きました。
一番有り得なかった二人ですもんね。
悟って一体、、だよね。空回り〜章吾みたい。
予告も笑っちゃいました。
だって、いつも斜めがけしてる大事な茶色のバッグを
ソファに投げ付けてましたもん、亮太。
肌身離さずつけてた大事なバッグを
お前は投げ付けちゃったのかい?!
相当キテますよ、これは。
亮太の暴走っぷりが楽しみで仕方ないです。
意識がない状態で加賀見病院に運ばれる。
病室にて点滴を打たれ眠ってる珠希を見つめる恭介。
目が覚め起き上がろうとする珠希の肩に手をやり
「寝ていろ ゆっくり休め
亮太を助けれくれて ありがとう」
退室恭介。
病室前の椅子に座って待機してた亮太と見合う恭介。
休憩室にて悪びれる様子もなく亮太
「大した事がなくて良かった。
あの女が死ぬのは構わないが
俺を庇って死ぬなんて屈辱は堪えられないからな。」
助けられてもこの態度とは亮太も相当なキャラだな。
「事故は彼女のうちの近くで 起こったそうだな
話しに行ったのか?
念のため 今日一日入院させるつもりだ
彼女はずっと あの病室にいる」
と退出恭介、何か決意をした様子の亮太。
院長室にて恭介&謙治
「彼女が亮太を庇っての事故でした。
万が一 亮太が彼女に危害を加えることになったら
どうするつもりだったんですか?亮太の心の中では
そんな事をしかねないくらい 憎しみが大きく成長しています
あそこまで追いつめた責任は 俺にも あなたにもあります」と退場恭介
その責任を恭介はどうとるつもりだい?
医局にて三枝、珠希が事故に遭い入院してる事を知る。
病室にて悟&珠希
「君は今も亮太の姉さんなんだね。
そうじゃなきゃとっさに亮太を庇うことなんて出来ない。
これで亮太が少しでも子供の頃を思い出してくれれば..」
「そんな事望んでません。
亮太さんには加賀見家の人間として幸せになってほしい..」
加賀見家、亮太の部屋にて。
コンコン 映子登場。
「あなたが彼女に罪悪感を持つ事なんてないのよ。」
「そんなもの持っていませんよ。
あれくらいの事故じゃあの女への罰はまだまだ足りません。
出掛けて来ます。」
といつもの斜めがけしてる茶色のバッグを持って退場亮太。
不安そうにその姿を見つめる映子。
コンコン 珠希の病室に亮太登場。
「僕があそこに行ったのは一度話を聞こうと思ったんだ。
昔の事を..話してくれ。」
13年前亮太が白血病で生死の境を彷徨い
金もなく途方に暮れてたら院長が山梨の診療所に住わせてくれ
亮太が息子だと分かったのに英夫は
加賀見病院で治療してくれず強い怒りを感じてた、と珠希。
「じゃあ俺のせいで殺したっていうのか!」
「いえ、あなたを失う事が恐かったの。」
「それは自分のためじゃないか!」
「全て私が悪いんです。」
「だったら何で父さんを殺す必要があった?
死んだあの女の事で恨んでたというのか?
あの女は自分勝手で自殺したんじゃないか!」
「お母さんはあの時末期の癌だったの。」
少し驚いた表情の亮太。
英夫と心中する約束を信じ母は自殺。
英夫に心中するつもりは無かたっと言われ英夫を恨んだ。
亮太の命を救ってくれって必死に叫んだ、と珠希。
「それで突き飛ばして殺したって言うのか?」
「その後恭介さんから聞かされたわ。
あなたを助けるつもりだったと。
何をどう説明しても許される事ではないと思っています。」
「当然だ。」
「一つだけお願いがあります。
お母さんの事はちゃんと覚えていてあげて下さい。
あなたのお父さんに宛てた遺書に書いてあったわ。
もし死ねなかったら生きてあなたの事を頼みますって。」
「それだけか、、
(大声で)話す事はそれだけかって聞いてるんだよ!!!」
ヒィ〜!やっぱ変わらないっスね、亮太って奴は!
「不倫した挙げ句に自殺したような女の事を考えていたら
俺はあの家で生きてくることが出来なかった。
事故も俺を庇ったつもりかもしれないけど迷惑だ。
次車の前に飛び出すんなら死ぬ気で飛び出すんだな。」
とバック持って退場亮太。
壁にもたれ
全然泣いておらず、取りあえず
今日はさすがにポケットに手を突っ込んでない亮太がエレベーター待ち。
そこへウザい女三枝登場。
「七瀬先生の宝物の鈴、知ってますか?」
「宝物の鈴?」とここで亮太回想入りま〜す!
チリンチリン♪
『『姉ちゃん、その音?』』
珠希ポケットから鈴を取り出す。
『『それ恭介兄ちゃんの。』』
「古い鈴を恭介さんが持っていたから気になって。あの二人が、、」
「惹かれあってるって言うんですか??」
惹かれあってるでしょ?13年前から。
Club Meguにて悟&恵。
「母さんは父さんを恨んでる..だったら何で協力なんかしたんだ?」
「恨んでるけど、まだ愛してるのねきっと。
愛する事と恨む事は矛盾することじゃないわ。
何かあったの?」
「僕はお父さんが分からないよ。
少年院を出た珠希さんを本人にも気付かれないように
資金援助をしていたんだ。」
「本当なの?」
「何のためだと思う?珠希さんの居場所をずっと監視し
自分の病院で働かせる事で雁字搦めにするためだ。
「本当だとすると加賀見家はグラグラするわね。」
心配そうな恵。
加賀見家、亮太の部屋にて。
机の引き出しを開けると以前破いたはずの山梨時代の家族の絵が。
誰かが(多分、恭介)テープで破れを直しています。
それを見て少し驚く亮太。
コンコン 「入るぞ〜」と恭介入室。
急いで絵を引き出しに戻す亮太。
「別に元気そうだったよ。白血病だった俺の為
事故に遭いそうだった俺の為
そんなのはもううんざりだとハッキリ言ったよ!
悟兄さんにお父さんもお母さんも、そして兄さんも
今ある現実をいきやすいように殺された父さんの事に目を瞑ってる。」
映子、亮太に飲み物を運んで来たようで盗み聞き。
「だったら僕だけは、父さんの無念を刻み付けて生きていくよ!」
今にも目が飛び出しそうな位驚いてる様子の恭介。
「あの女を恨む事が僕にとっては生きる事なんだ。」
「亮太、、、」
大変だわ〜って顔の映子。
病院にて恭介&珠希が昨日の事を話してると映子登場。
「ちょっと届け物があってね。」と映子登場。
恭介、オペのため、二人を気にしつつも退出。
休憩室にて珠希&映子。
五百万を差出し、何も言わす病院から出て行け、
不服なら一千万でも構わないと告げる。
「亮太と恭介を守る為に私は言ってるんです。」
「申し訳ございません。受け取ることは出来ません。」ぺこり退場珠希
追いかける映子。そこへ恵登場。団子状態の三人。
「仕事がありますので失礼します。」と上手く逃げる珠希。
休憩室にて恵&映子。
「難しい手術が成功した事を知って
仁にお祝いを渡してきたところなんですよ〜。
でもビックリしました。珠希が働いてると聞いて。」
「ええ、まあ」
「謙治さんが珠希をずっと援助してきたそうで..」
「あの子を監視し続ける目的の為だと言いますが正直理解できません。」
「私には分かるような気がします。
援助してきたのは後ろめたさがあるんだと..
13年前、謙治さん英夫さんを脅していたんです。
自分を東京に戻さなければ亮太さんや千尋さんの事を世間に公表すると。」
「あの人がそんな事を、、」
「でも謙治さんは16年も山梨に追いやられて必死だったんです。
でも英夫さんに突っ撥ねられて諦めました。
その矢先にあの事件が、、きっと亮太さんや珠希を
自分の都合に使ってしまったという罪悪感もあったと..
この事は誰にも言わないで下さい。
私はただ謙治さんが悪意だけで亮太さんや珠希の面倒を
みてきたわけではないと分かって頂きたかっただけですから。
謙治さんは優しいだけの人ではありませんが
悪人と言うわけでも、、」
「それは、、傍にいて私も分かってます。」
「それでは私は。」と退場恵。
信じられない様子の映子。
映子ってさ、英夫や謙治に対して全く愛を感じない。
なのにショックさはやけに大きい。変な女。
スタスタと院長室のドアをノックする亮太。反応なし。
勝手に入室。謙治の机の引き出しをあけ遺書を探してる模様。
そこへ映子&謙治入室。ソファに座る謙治。
珠希に資金援助してた本当の理由は亮太達を自分の都合で利用した
罪悪感じゃないかって恵が言ってた、と速攻チクる映子。
「アイツ、、」
「私何にも知らなかったわ〜
あなたが13年前、亮太と千尋さんの事を利用して
東京に戻れるように英夫脅してただなんて。
亮太が利用できると思ったから面倒をみてたの?」
「医者だったら病気の子供がいたら治してやりたいと思うだろ?
それに兄さんは私の姑息な脅しに揺らぐような人じゃなかった。
一枚も二枚も上手だったよ。」
「でもあなたは必ず理由があって行動する人だと言うことが
よく分かりました。
珠希さんの事はどういう理由があって、、」
ガチャン 奥のドアから盗み聞きしてた亮太登場。驚く二人。
少し笑いながら亮太
「結局、、僕はただ利用されていたって事ですか、、」
首を横にプルプル振る映子。
さっきまで「亮太を利用して」だの「亮太が利用できる..」だの
利用利用言ってたじゃん。あ〜ウザっ。
===つづく====
テレビ雑誌の再来週のあらすじにはビックリですよね。
白と黒の聖人と一葉の結婚くらい驚きました。
一番有り得なかった二人ですもんね。
悟って一体、、だよね。空回り〜章吾みたい。
予告も笑っちゃいました。
だって、いつも斜めがけしてる大事な茶色のバッグを
ソファに投げ付けてましたもん、亮太。
肌身離さずつけてた大事なバッグを
お前は投げ付けちゃったのかい?!
相当キテますよ、これは。
亮太の暴走っぷりが楽しみで仕方ないです。
■愛讐のロメラ(第23話)
2008年10月30日 愛讐のロメラ「それでは。」と電話を置く謙治。
悟がすでに来ていて電話の内容を聞いてた模様。
「そういう事だったんですね。
兄さんを自分の出世のために利用する気ですか?」
「心臓移植が必要な患者が一人助かる、それは事実だ。」
悟が恵の店で聞いた話を詳しく説明してくれたのは
恵だと聞かされ驚いた表情の悟。
「俺はすっかり恨まれてると思ってるんだがな〜。
女ってのは分からんもんだな。」
いや、謙治が一番何考えてんのか分からないけど?
オペ終了。
「お疲れ様」と珠希に手を差し出す恭介。
戸惑いながらも握手し見つめ合う二人。
それを見てた悟「兄さん!成功したんだね。」
と二人の間に割り込む。「おめでとう。」
院長室。プープープー
内線で手術が成功した事を知りニンマリな謙治。
加賀見家にて、ブランデーを飲んでる恭介の元へ
ズカズカと亮太登場。
「手術、上手くいったらしいね。おめでとー
信頼するスタッフと祝杯でもあげてきたら?」
と嫌みを言って亮太退場。かわいくねー。
でも最近亮太に興味持ち出しました、私。
な〜んか行動とか表情とか台詞の言い方とか
見れば見るほど癖になるんですよ。
珠希、玄関のドアを開けようとした時
恭介との握手を思い出し手の平を見つめる。
そこへ三枝、お出かけファッションで出て来て
機嫌悪そうな顔で
「手術おめでとうございます。」(←棒読み)
「私は何も..」
「だったら次は悟さんに助手を任せてはいかがですか?」と退場。
チッ!一言一言ウザい女だな。
事務員のお前に指図される覚えはないですから!!
助手を頼んできたのは恭介ですからっ!!ケッ!
翌日、新聞にて大々的に手術の成功を取り上げられる。
手術について説明する謙治もちゃっかり写っております。
院長室にて謙治&恭介。
「全国の病院から問い合わせが引っ切り無しだ〜。」
「これだけマスコミに宣伝すれば 問い合わせもくるでしょう。」
「ちょっと待って下さい!石川先生!」と仁の声。
怒り心頭な様子の石川教授入室with仁。
「ずいぶん派手にやってくれたじゃないですか!
このオペは私の指示で行った事にすると
あなたが言ったからあの患者をお任せした..」
「何のお話ですか?
医師が来日せずシュウケイ大ではオペを断念した。
ですから私共が助けて差し上げただけじゃないですか。」
謙治の所まで歩み寄り机をドン!と叩き
「そこまでして君は学部長の地位が欲しいですか?愚かですな!」
「ハッハッハ〜何をおっしゃいます〜
私なんぞ山梨の医師の診療所の確保にも四苦八苦する
ただの個人病院のちっぽけな院長です。」
「(横にいる恭介に)君もこんな男に使われていて不満じゃないのかね!」
「不満です」
「フハッハッハッハハ〜」
「不満ですが 一人の患者を救った事は 正しかったと思っています
大学病院でオペをしようがこの病院でオペをしようが
患者には関係ありません
論文の為に オペをするわけではありません」
「理想主義の天才医師か?
君の父親もさぞ喜んでいる事だろう。失礼する!」と怒りモードのまま退場。
「満足ですか?これで学部長選も 有利になりましたか?」
と嫌みを言う恭介。
「そうだな。それにお前の言う通り患者の命は救われた。
その結果をどう扱おうがそれは私の自由だ。」
「あなたが何を求めてるのか知りませんが
あなたはもう医者ではありません
権力に取り憑かれた ただの男だ」
つーか恭介も何かに取り憑かれてるみたいな喋りだけど?
「権力に取り憑かれている、、か〜。
私も昔兄さんに向かってそう言ったよ、光栄だな。
お前を副院長にしようと思っている。」
「そうですか でも私は 今まで通りやらせて貰います
院長のように メスを握らない医者になるつもりはありません」と退場恭介。
休憩室にて仁&恭介。
「恭介さんがお怒りになる気持ちは分かりますが
院長は結局、人の命を助けているんです。
私は山梨にいた頃は最低の人間でした。
でも私に事務長という仕事を与えて下さり変わる事ができたんです。
亮太さんだって自分の子として育て..
七瀬先生にしたって普通出来る事じゃありませんよ。」
「ああ どうかしてる」
「恭介さんがそう思うのは当然かもしれませんが
院長は本来なら憎いはずの彼女を援助し(驚いて目を見張る恭介)
ずっと見守ってきたんですよ!」
振り向く恭介。
「援助して ずっと見守ってきた?」
えっ?って顔の仁。
「どういう事ですか?」
あっちゃ〜!って顔の仁。←面白い顔だったよ!
「院長は彼女をこの病院に置くだけではなく
今までずっと援助してきたっていうのか?」
やべ〜やべ〜!ヤッちゃったっス!って顔の仁。←面白すぎです!
廊下にて三枝に声をかけられるがそっけない恭介。いいぞ!
「あの〜よかったら今晩」
「すまない。急いでいるんだ」
と行こうとしたら目の前に珠希が。
「聞きたい事がある」と珠希の腕をガシッと強引に掴み
会議室へ強制連行。三枝、一人取り残されポツ〜〜ン。←いい気味。
「お前は ずっと院長から援助を受けていたのか どうなんだ?」
「少年院を出た後、工場で働いて..
保護司の方が医者になるつもりなら
いい奨学金制度があると教えて下さって。
大検に合格し奨学金で医者になる事ができたんです。
ですが奨学金だと思ってたお金を援助していてくれたのは..」
「院長だったと?」
「はい。どこの病院に行っても過去の事が噂になって辞める事になり
困っていたら院長が加賀見病院に来ないかと...」
「それで?」
「私は院長のおかげで医師になることができたんです。
だからどんな形でも院長にご恩をお返しできればと..」
「だが 亮太や母は傷付いている」と退場恭介。
院長室にすごい勢いで恭介入室も謙治不在、悟が待機中。
「院長ならシュウケイ大に行ったよ。
今度のオペの事、父さんが、、すまない」ぺこり
「お前に謝ってもらう必要はない
それに こんな事は大した問題じゃない
あの男の底には もっと恐ろしい何かが潜んでる気がする」
つーか恭介にも違う意味で恐ろしい何がが潜んでる気が、、
顔を上げる悟、恭介の言葉の意味が理解できてない様子。
恭介退場。
加賀見家にて謙治の帰りを待つ恭介&映子。
「ただいま〜!」とご機嫌に謙治帰宅。
玄関まで出向く恭介&映子。
「今回のオペの成功で学部長の椅子がグッと近付いた、礼を言う」
「俺はただオペをしただけです。」
「しかしあれ程の騒ぎになるとはな〜。」
「ええ 驚きました
あなたが 七瀬珠希を 少年院を出てからずっと
医者になるまで援助してたって聞いてね」
亮太帰宅したが玄関先から恭介達の話を盗み聞き。
「どうして遺族が殺人犯 あの女の資金援助などするんだ」
中に入り座って話する二人
「あのまま放っておいたら少年院から出て来た珠希が
どこでどう生きていくのか私達には分からないままだ。
だから保護司に手を回し援助しながら珠希を監視し続けてきた。
今ではうちの病院でいばらの監視の目に曝されながら
日々神経をギリギリまですり減らし激務に耐えている。」
「あなたは俺にとって目標となる大人だった
だが父の死後 あなたは変わった
それとも 元々そんなに冷酷な人間だったんですか?」
「ふ〜ん。そうかもしれんな。」
「知っていたんですね」と映子に聞く恭介。
「私だってその事実を知った時には怒りで震えたわ。」
「それがこの男の正体ですよ。」
「恭介、お前にも珠希を追い詰めた責任はあるはずだ。
遺書を珠希に見せた事を酷く後悔してたんじゃないのか?
映子だってわざわざ電話をかけて珠希を煽った事
忘れたわけじゃあるまい!」
何でその事知ってんの?
つーか、映子はそんな事すっかりさっぱり忘れちゃってるでしょ?
悟は大人だね〜。
言ってたよ、珠希を追い詰めたのは僕達かもしれないって。
「我々にはそれぞれ負い目がある。
今のやり方が珠希への復讐の最善の方法だと思うがな!」
「私はあなたの様に 善人面をして 醜い事をする人間ではありません
恨むなら正々堂々と恨む」
「でも恨むと言ってるだけでは、何も出来ないよ」と亮太やっと登場。
「そういう事だったんですね。」と謙治に近寄り
「これでやっと今までの父さんの振る舞いが理解できました。
お父さんは敢えて僕らに復讐のチャンスをくれたんでしょ?」
「私達が監視し続ける事は珠希にとって一番の苦痛なんだ。」
「僕の恨みはそんな事では果たされない!」
どんな事で果たされるんですかい?
亮太、本当一人で突っ走ってるな〜。
「あなた、彼女を辞めさせて下さい。
彼女さえ病院から居なくなれば
加賀見家はまた昔に戻れるんです。」
「もう昔の加賀見家になんて戻れませんよ
かつての加賀見家だって 決して誇れるものではない
あなたは 医者である前に 人間として最低だ」
大声で謙治
「正義を振りかざして真実を見極めないよりは遥かにマシだぁっ!!!」
寝室にて映子&謙治
「あなたは何の意味もなくお金や労力を使う人じゃない事くらい分かってます。
本当はどんな理由があって..」
「心配するな。」
医局にて外科部長から亮太が来てた事を聞き、不安な様子の恭介。
院長室にて珠希&謙治
「ここで働き続ける事が未来永劫お前に出来る最大の償いだ。」
「私がここに居る事で亮太さんや恭介さん奥様まで深く傷つけています。
院長がずっと援助して下さった方だと知り驚きました。
そして感謝の気持ちでいっぱいでした。
勝手かもしれませんが患者さんの命を救う事で
私自身が救われる思いがあるのも事実です。
私はこれでいいのでしょうか?」
「やっぱり勘違いしてるみたいだね」と亮太、
音もさせずに入室!ワープだな。
「お父さんは保護司に手を回してでも資金援助して
お前の行く道をずっと監視する事にしたんだ。
そして医師にしてこの病院で雇う事で一生加賀見病院という牢獄に
閉じ込めてしまうつもりなんだよ。」
謙治を見て珠希、
「院長にどんな考えがあろうと私を援助して下さって
この病院に雇って下さった事には本当に感謝しています。」ぺこり
「お父さんはお前を飼い殺しにする事で
恨みを晴らすつもりだったかもしれないけれど
僕はそれでは済まない!
お前が普通の人間と同じ生活をしてる事なんて決して許されない。」
静止状態で何を思ってるのか表情から読み取れない珠希。
三日連続、亮太お気に入りのポーズ=ポケットに両手を突っ込みながら
エレベータ待ちする亮太、そこへ恭介登場。
会議室にて話する二人。←つーか家で話せよ!
「兄さんやっぱりもうあの女を許したんじゃないのか?」
「許してなどいない 俺の恨みとお前の恨みは違うものだと思う」
「今更それはどういう意味だよ?」
「お前は何であの女を恨んでいるんだ?」
「父さんを殺されたからに決まってるだろ!!」
「俺は違うと思う すまない」ぺこり恭介
「父さんを殺された恨みは 俺の恨みだ
俺は自分の恨みを まだ幼かったお前に押し付けていた」
「そんな事はない。止めてくれ。」
「お前が恨んでいるのは お前から家族を奪い
人生をこんなにも複雑で 辛いものにしてしまった運命なんじゃないのか」
「違う!!」
「お前は 恨んでると思い込む事によって
必死で加賀見家の人間になろうとしてるだけじゃないのか」
「そうだよ。僕が父さんの息子だと証明出来るのは
あの女を恨む事だけだ。それの何が悪い!」
「恨んでいるからといって 遠くから憎しみをぶつけるのは卑怯だ
だから俺は彼女と 過去と向き合う事にしたんだ」
「それであの女の話を聞いて許してしまったと言うのか?」
「父さんを殺された事実は消えやしない
その事を 俺はきっと永遠に許す事は出来ない
恨む気持ちもなくならない 父さんに生きて欲しかったから」
「だったら!!」
「亮太 お前は違う 違っていいんだ
お前は彼女と向き合う事から恐れてるんだ
過去から逃げるな
お前がもし彼女を許したとしても 俺はお前を軽蔑したりはしない
それでも俺達は兄弟だ」
アゴをギクギク動かしながら何かを思う亮太。
外を歩く珠希。
そこには仲良くボール蹴りをしてる姉弟。
目の前を亮太が通る。
珠希に気付く亮太。見合う二人。
ボールが道路に転がりガキが走って取りにいく。
一緒にそのボールを取りに走る亮太。
キィィイイーーーーー車の音→発進!!
亮太とガキを庇うように車の発進方向に立ちはだかる珠希。
ププププププッ!!!キィィイイイーーーーーーッ!!
ドーーン!
車と珠希が衝突!!道路に蹲る珠希。
スタスタと棒のように歩いて珠希に近付き
うんこツンツンするような感じで座って珠希を見るめる亮太。
===つづく======
ったく、この車はブレーキがないのか?
いい加減気付け!人に!って思いました。
ラストの亮太の動きが個人的にウケ過ぎて。
やばいな〜亮太、かなり面白いかも。
でも第三部にはいないんだよね?
悟がすでに来ていて電話の内容を聞いてた模様。
「そういう事だったんですね。
兄さんを自分の出世のために利用する気ですか?」
「心臓移植が必要な患者が一人助かる、それは事実だ。」
悟が恵の店で聞いた話を詳しく説明してくれたのは
恵だと聞かされ驚いた表情の悟。
「俺はすっかり恨まれてると思ってるんだがな〜。
女ってのは分からんもんだな。」
いや、謙治が一番何考えてんのか分からないけど?
オペ終了。
「お疲れ様」と珠希に手を差し出す恭介。
戸惑いながらも握手し見つめ合う二人。
それを見てた悟「兄さん!成功したんだね。」
と二人の間に割り込む。「おめでとう。」
院長室。プープープー
内線で手術が成功した事を知りニンマリな謙治。
加賀見家にて、ブランデーを飲んでる恭介の元へ
ズカズカと亮太登場。
「手術、上手くいったらしいね。おめでとー
信頼するスタッフと祝杯でもあげてきたら?」
と嫌みを言って亮太退場。かわいくねー。
でも最近亮太に興味持ち出しました、私。
な〜んか行動とか表情とか台詞の言い方とか
見れば見るほど癖になるんですよ。
珠希、玄関のドアを開けようとした時
恭介との握手を思い出し手の平を見つめる。
そこへ三枝、お出かけファッションで出て来て
機嫌悪そうな顔で
「手術おめでとうございます。」(←棒読み)
「私は何も..」
「だったら次は悟さんに助手を任せてはいかがですか?」と退場。
チッ!一言一言ウザい女だな。
事務員のお前に指図される覚えはないですから!!
助手を頼んできたのは恭介ですからっ!!ケッ!
翌日、新聞にて大々的に手術の成功を取り上げられる。
手術について説明する謙治もちゃっかり写っております。
院長室にて謙治&恭介。
「全国の病院から問い合わせが引っ切り無しだ〜。」
「これだけマスコミに宣伝すれば 問い合わせもくるでしょう。」
「ちょっと待って下さい!石川先生!」と仁の声。
怒り心頭な様子の石川教授入室with仁。
「ずいぶん派手にやってくれたじゃないですか!
このオペは私の指示で行った事にすると
あなたが言ったからあの患者をお任せした..」
「何のお話ですか?
医師が来日せずシュウケイ大ではオペを断念した。
ですから私共が助けて差し上げただけじゃないですか。」
謙治の所まで歩み寄り机をドン!と叩き
「そこまでして君は学部長の地位が欲しいですか?愚かですな!」
「ハッハッハ〜何をおっしゃいます〜
私なんぞ山梨の医師の診療所の確保にも四苦八苦する
ただの個人病院のちっぽけな院長です。」
「(横にいる恭介に)君もこんな男に使われていて不満じゃないのかね!」
「不満です」
「フハッハッハッハハ〜」
「不満ですが 一人の患者を救った事は 正しかったと思っています
大学病院でオペをしようがこの病院でオペをしようが
患者には関係ありません
論文の為に オペをするわけではありません」
「理想主義の天才医師か?
君の父親もさぞ喜んでいる事だろう。失礼する!」と怒りモードのまま退場。
「満足ですか?これで学部長選も 有利になりましたか?」
と嫌みを言う恭介。
「そうだな。それにお前の言う通り患者の命は救われた。
その結果をどう扱おうがそれは私の自由だ。」
「あなたが何を求めてるのか知りませんが
あなたはもう医者ではありません
権力に取り憑かれた ただの男だ」
つーか恭介も何かに取り憑かれてるみたいな喋りだけど?
「権力に取り憑かれている、、か〜。
私も昔兄さんに向かってそう言ったよ、光栄だな。
お前を副院長にしようと思っている。」
「そうですか でも私は 今まで通りやらせて貰います
院長のように メスを握らない医者になるつもりはありません」と退場恭介。
休憩室にて仁&恭介。
「恭介さんがお怒りになる気持ちは分かりますが
院長は結局、人の命を助けているんです。
私は山梨にいた頃は最低の人間でした。
でも私に事務長という仕事を与えて下さり変わる事ができたんです。
亮太さんだって自分の子として育て..
七瀬先生にしたって普通出来る事じゃありませんよ。」
「ああ どうかしてる」
「恭介さんがそう思うのは当然かもしれませんが
院長は本来なら憎いはずの彼女を援助し(驚いて目を見張る恭介)
ずっと見守ってきたんですよ!」
振り向く恭介。
「援助して ずっと見守ってきた?」
えっ?って顔の仁。
「どういう事ですか?」
あっちゃ〜!って顔の仁。←面白い顔だったよ!
「院長は彼女をこの病院に置くだけではなく
今までずっと援助してきたっていうのか?」
やべ〜やべ〜!ヤッちゃったっス!って顔の仁。←面白すぎです!
廊下にて三枝に声をかけられるがそっけない恭介。いいぞ!
「あの〜よかったら今晩」
「すまない。急いでいるんだ」
と行こうとしたら目の前に珠希が。
「聞きたい事がある」と珠希の腕をガシッと強引に掴み
会議室へ強制連行。三枝、一人取り残されポツ〜〜ン。←いい気味。
「お前は ずっと院長から援助を受けていたのか どうなんだ?」
「少年院を出た後、工場で働いて..
保護司の方が医者になるつもりなら
いい奨学金制度があると教えて下さって。
大検に合格し奨学金で医者になる事ができたんです。
ですが奨学金だと思ってたお金を援助していてくれたのは..」
「院長だったと?」
「はい。どこの病院に行っても過去の事が噂になって辞める事になり
困っていたら院長が加賀見病院に来ないかと...」
「それで?」
「私は院長のおかげで医師になることができたんです。
だからどんな形でも院長にご恩をお返しできればと..」
「だが 亮太や母は傷付いている」と退場恭介。
院長室にすごい勢いで恭介入室も謙治不在、悟が待機中。
「院長ならシュウケイ大に行ったよ。
今度のオペの事、父さんが、、すまない」ぺこり
「お前に謝ってもらう必要はない
それに こんな事は大した問題じゃない
あの男の底には もっと恐ろしい何かが潜んでる気がする」
顔を上げる悟、恭介の言葉の意味が理解できてない様子。
恭介退場。
加賀見家にて謙治の帰りを待つ恭介&映子。
「ただいま〜!」とご機嫌に謙治帰宅。
玄関まで出向く恭介&映子。
「今回のオペの成功で学部長の椅子がグッと近付いた、礼を言う」
「俺はただオペをしただけです。」
「しかしあれ程の騒ぎになるとはな〜。」
「ええ 驚きました
あなたが 七瀬珠希を 少年院を出てからずっと
医者になるまで援助してたって聞いてね」
亮太帰宅したが玄関先から恭介達の話を盗み聞き。
「どうして遺族が殺人犯 あの女の資金援助などするんだ」
中に入り座って話する二人
「あのまま放っておいたら少年院から出て来た珠希が
どこでどう生きていくのか私達には分からないままだ。
だから保護司に手を回し援助しながら珠希を監視し続けてきた。
今ではうちの病院でいばらの監視の目に曝されながら
日々神経をギリギリまですり減らし激務に耐えている。」
「あなたは俺にとって目標となる大人だった
だが父の死後 あなたは変わった
それとも 元々そんなに冷酷な人間だったんですか?」
「ふ〜ん。そうかもしれんな。」
「知っていたんですね」と映子に聞く恭介。
「私だってその事実を知った時には怒りで震えたわ。」
「それがこの男の正体ですよ。」
「恭介、お前にも珠希を追い詰めた責任はあるはずだ。
遺書を珠希に見せた事を酷く後悔してたんじゃないのか?
映子だってわざわざ電話をかけて珠希を煽った事
忘れたわけじゃあるまい!」
何でその事知ってんの?
つーか、映子はそんな事すっかりさっぱり忘れちゃってるでしょ?
悟は大人だね〜。
言ってたよ、珠希を追い詰めたのは僕達かもしれないって。
「我々にはそれぞれ負い目がある。
今のやり方が珠希への復讐の最善の方法だと思うがな!」
「私はあなたの様に 善人面をして 醜い事をする人間ではありません
恨むなら正々堂々と恨む」
「でも恨むと言ってるだけでは、何も出来ないよ」と亮太やっと登場。
「そういう事だったんですね。」と謙治に近寄り
「これでやっと今までの父さんの振る舞いが理解できました。
お父さんは敢えて僕らに復讐のチャンスをくれたんでしょ?」
「私達が監視し続ける事は珠希にとって一番の苦痛なんだ。」
「僕の恨みはそんな事では果たされない!」
どんな事で果たされるんですかい?
亮太、本当一人で突っ走ってるな〜。
「あなた、彼女を辞めさせて下さい。
彼女さえ病院から居なくなれば
加賀見家はまた昔に戻れるんです。」
「もう昔の加賀見家になんて戻れませんよ
かつての加賀見家だって 決して誇れるものではない
あなたは 医者である前に 人間として最低だ」
大声で謙治
「正義を振りかざして真実を見極めないよりは遥かにマシだぁっ!!!」
寝室にて映子&謙治
「あなたは何の意味もなくお金や労力を使う人じゃない事くらい分かってます。
本当はどんな理由があって..」
「心配するな。」
医局にて外科部長から亮太が来てた事を聞き、不安な様子の恭介。
院長室にて珠希&謙治
「ここで働き続ける事が未来永劫お前に出来る最大の償いだ。」
「私がここに居る事で亮太さんや恭介さん奥様まで深く傷つけています。
院長がずっと援助して下さった方だと知り驚きました。
そして感謝の気持ちでいっぱいでした。
勝手かもしれませんが患者さんの命を救う事で
私自身が救われる思いがあるのも事実です。
私はこれでいいのでしょうか?」
「やっぱり勘違いしてるみたいだね」と亮太、
音もさせずに入室!ワープだな。
「お父さんは保護司に手を回してでも資金援助して
お前の行く道をずっと監視する事にしたんだ。
そして医師にしてこの病院で雇う事で一生加賀見病院という牢獄に
閉じ込めてしまうつもりなんだよ。」
謙治を見て珠希、
「院長にどんな考えがあろうと私を援助して下さって
この病院に雇って下さった事には本当に感謝しています。」ぺこり
「お父さんはお前を飼い殺しにする事で
恨みを晴らすつもりだったかもしれないけれど
僕はそれでは済まない!
お前が普通の人間と同じ生活をしてる事なんて決して許されない。」
静止状態で何を思ってるのか表情から読み取れない珠希。
三日連続、亮太お気に入りのポーズ=ポケットに両手を突っ込みながら
エレベータ待ちする亮太、そこへ恭介登場。
会議室にて話する二人。←つーか家で話せよ!
「兄さんやっぱりもうあの女を許したんじゃないのか?」
「許してなどいない 俺の恨みとお前の恨みは違うものだと思う」
「今更それはどういう意味だよ?」
「お前は何であの女を恨んでいるんだ?」
「父さんを殺されたからに決まってるだろ!!」
「俺は違うと思う すまない」ぺこり恭介
「父さんを殺された恨みは 俺の恨みだ
俺は自分の恨みを まだ幼かったお前に押し付けていた」
「そんな事はない。止めてくれ。」
「お前が恨んでいるのは お前から家族を奪い
人生をこんなにも複雑で 辛いものにしてしまった運命なんじゃないのか」
「違う!!」
「お前は 恨んでると思い込む事によって
必死で加賀見家の人間になろうとしてるだけじゃないのか」
「そうだよ。僕が父さんの息子だと証明出来るのは
あの女を恨む事だけだ。それの何が悪い!」
「恨んでいるからといって 遠くから憎しみをぶつけるのは卑怯だ
だから俺は彼女と 過去と向き合う事にしたんだ」
「それであの女の話を聞いて許してしまったと言うのか?」
「父さんを殺された事実は消えやしない
その事を 俺はきっと永遠に許す事は出来ない
恨む気持ちもなくならない 父さんに生きて欲しかったから」
「だったら!!」
「亮太 お前は違う 違っていいんだ
お前は彼女と向き合う事から恐れてるんだ
過去から逃げるな
お前がもし彼女を許したとしても 俺はお前を軽蔑したりはしない
それでも俺達は兄弟だ」
アゴをギクギク動かしながら何かを思う亮太。
外を歩く珠希。
そこには仲良くボール蹴りをしてる姉弟。
目の前を亮太が通る。
珠希に気付く亮太。見合う二人。
ボールが道路に転がりガキが走って取りにいく。
一緒にそのボールを取りに走る亮太。
キィィイイーーーーー車の音→発進!!
亮太とガキを庇うように車の発進方向に立ちはだかる珠希。
ププププププッ!!!キィィイイイーーーーーーッ!!
ドーーン!
車と珠希が衝突!!道路に蹲る珠希。
スタスタと棒のように歩いて珠希に近付き
うんこツンツンするような感じで座って珠希を見るめる亮太。
===つづく======
ったく、この車はブレーキがないのか?
いい加減気付け!人に!って思いました。
ラストの亮太の動きが個人的にウケ過ぎて。
やばいな〜亮太、かなり面白いかも。
でも第三部にはいないんだよね?
■愛讐のロメラ(第22話)
2008年10月29日 愛讐のロメラ「もしそんな事になったら兄弟の縁を切るよ。」
「俺にとって一番大切な存在はお前なんだ
こんな時に変な事は言うな。」
「ごめんよ〜変な事言って。(と言いつつ口だけで反省の色無しって顔)
でも万が一そんな事になったら僕は兄さんも恨むよ。」
「わかってる」
と見合う二人。
亮太、誰もかれも恨みまくり。恐いっス!
翌日、加賀見病院。
仁の事で来てた恵と休憩室にて話す珠希。
「私には通じないわよ。
傍にいて恨み尽くさせるのが生きる意味だなんて。
恨まれても恭介さんの近くに居たいんじゃないの?」
全てお見通しな恵。
「女としてどうしても振り切ることのできない
(ここで珠希、スキス〜回想入りま〜す!)
思いは誰にでもあるものよ。
よかったわ、あなたが想ってるのが悟じゃなくて。」
これ本音だろうな〜。
珠希も悟を想わなくてよかった〜って思ってるよ。
「よかったらお店に遊びにきてちょうだい、歓迎するわよ。」
ちゃっかり営業活動も忘れない恵なのである。
==恵の言葉を完全に否定することができない自分に
珠希は激しく動揺していました。==
院長室、仁&謙治
「要するにその患者はシュウケイ大にいても
助かる見込みが無いと、、容態はどうなんだ?
オペに耐えられる体力は?」
上手く答えれない仁。そこへ
「あるわよ!」と恵登場。
「オペに耐えられるだけの体力はあるわ。
でもオペをするなら一か月以内が限度ね。」
「どうしてお前がそんな事知っているんだ?」
「昨日店に来たシュウケイ大のお医者様の話が
あんまり面白いから私からも詳しくお話ししようかと思って。
一応看護婦でしたから仁よりは詳しくご説明できますよ。」
ん〜〜と警戒する謙治に
「お役に立つ情報だと思いますけど、、」含みを持たす恵。
医局にて一人割れた鈴をイジイジしてる珠希。
恭介の回想『『君がこの病院に居る意味は 恨み尽くされる事なのか』』
恵の回想『『恨まれても恭介さんの近くに居たいんじゃないの?』』
鈴を握りしめ考え込んでると恭介登場。
慌てて立ち上がり鈴を机の上に置く動揺し過ぎな珠希。
山梨の診療所にて投げ捨てたはずの鈴が目についた恭介、
「その鈴 あの後探したのか
(怒り口調で)わざわざ 探したっていうのか」
そこへ看護士入室
「七瀬先生。昨夜オペをした救急患者の意識が戻りました。」
「分かりました。」
と割れた鈴を机の端の方に寄せ退場珠希。
休憩室にて珠希の割れた鈴をイジイジする恭介。
そこへ手作り弁当持参の三枝が登場。
恭介がイジイジしてる鈴を見て以前珠希の部屋で見た鈴だと気付く。
「その鈴どうしたんですか?
随分古いものみたいですけど?」
最後の一行余分な一言である。
慌てて鈴をポケットにしまう恭介。
「拾ったんだ。」
「落とし物ですか?だったら受付に...」
「いや いいんだ 落とした患者が誰だか分かってるから」
珠希は患者かよ。
「お弁当作ったんですけど召し上がりませんか?」
「すぐにオペがあるんだ すまない」速攻退場恭介。
こういう三枝に対する冷たい対応の恭介はいいね。
一生放置してやって下さい。
医局に戻った珠希、鈴が無い事に気付き辺りを探す。
私なら恭介の野郎〜捨てやがったなって思うだろう。
院長室にて恭介&謙治。
「お前の腕を私のためにふるって貰う時が来た。
拡張型筋症の患者が入院する。オペを頼む。」
「私に バチスタをしろと」
「バチスタ(笑)左室縮小形成術
未だ日本国内では実施例は極めて少ない。
成功すれば我が加賀見病院の名は全国に更に知れ渡る。
心臓移植しか生きる道のない患者の周辺は大騒ぎになるだろうな(ニヤリ)
アメリカで経験があると言っていた。」
「ですが あのオペは一流のスタッフが」
「スタッフドクターはお前の好きに選んで構わない。
その代わり、絶対に成功させろ。」
見合う二人。
医局にて外科部長、恭介に
「拡張型心筋症患者の左室縮小形成術の手術をなさるんですって?」
悟、会話中の二人に目をやる。
「スタッフドクターはどうなさるおつもりです?」
「他の病院の信頼できる医師に 来て貰うかもしれません」
「そりゃあそうだな。随分難儀な手術だ。
だけど随分急な話ですな。
どの病院に居た患者なんですかね〜」と去る外科部長。
悟、恵の店で仁がシュウケイ大の先生達と飲んでたのを思い出す。
そして恭介の方を一度見て謙治がなにか企んでると勘付いた様子。
廊下に出た悟を呼び止める三枝。休憩室にて
「この前先生が七瀬先生の部屋の前で話してるの聞いてしまったんです。」
「分かってるよ。」
「その場には恭介さんも居て。
先生、七瀬先生の事幸せにしてあげて下さい。」
お前に言われたくない。
「ハハッ。彼女がそう望むのならね。」
彼女(珠希)が全く望んでないって所が痛いよね。
もう悟にはチ〜〜ン!としか言い様がない。
だってさ、プロポーズでしょ?あれって。
なのに拒否られるわスルーされるわだよ?
それでも珠希を見守り続ける悟、、、チ〜〜ン!
しかも再来週なんてますますチ〜〜ン!
「恭介さんと七瀬先生って昔何かあったんですか?」
「あの事件が起きるまではそれなりに仲良くしていたけど..」
加賀見家。リビングには亮太が。そこへ謙治帰宅。
「お帰り。恭介兄さんは?まだ病院?」
「ああ。近々難しいオペを控えているからな。」
「拡張型心筋症患者の難しい手術をするんでしょ?
やっぱり兄さんがやるのか。」
「なんでお前がそれを知っているんだ?」
「医学部の知人から話を聞きました。」
「シュウケイ大でオペが出来ないなら
うちで引き受け助けてやることにしたんだ。」
最近の亮太のお得意ポーズ、ポケットに両手を入れながら
「これでポイントを稼げるって事ですか?」
「一人の命を救うために当然の事をするまでだ。
恭介だったら間違いなくオペを成功させる。」
「随分兄さんの事、信頼してるんですね。
まるで本当の親子みたいだ。」
このセリフ、深読みするときりがないのでスルー。
朝、亮太&恭介。
「拡張型心筋症患者の難しいオペには悟兄さんも入るの?」
「まだ分からない。」
「まさか、そんな大事な手術にあの女が入る事はないよね?」
「一人の命を救うために 信頼できるスタッフを選ぶつもりだ」
「一人の命を救うために、、、か。
兄さん、他にも色々やる事があって大変だろうけど頑張ってね。」退場亮太。
な〜んか険のある言い方。亮太一人で突っ走りそう。
病院にて、珠希を呼び止め鈴の事を聞く三枝。
「似たような鈴を廊下で見かけたんです。←大ウソ
でも次に見た時はもうなくて。」
「あれはもういいの。」
「宝物だったのに?」
「ええ。」
「そうですか。」退場三枝。
会議室にてスタッフドクターのメンバーを記入してる恭介。
【スタッフドクター編成‥】
執刀医 加賀見恭介
第一助手
第二助手 一之瀬 隆
麻酔医 真田浩一
臨床工学士 佐藤雄平
『『まさかそんな大事な手術に
あの女が入ることはないよね?』』回想。
しばらく考え空欄の第一助手を記入する恭介。
医局にてスタッフドクターが決定したと報告する恭介。
「第一助手には 私の三本目の手となって動いて欲しい
そのために 常に行動を共にできる この病院の医師にしたいと思います」
「七瀬先生 君に第一助手をお願いしたい」
驚く悟&珠希。
「大変な手術だ しかも時間がない
アメリカでの様子を撮影したものだ(とビデオを渡し)
よく見て勉強しておけ」
どういう事だ?って顔の悟。
会議室にてビデオを見てお勉強の珠希。
加賀見家の和室にて
英夫の遺影を見つめてる恭介の元へ嬉しそうに悟登場。
「兄さん!珠希さんの事、認めてくれたんだね。」
「オペを成功させるために選んだだけだ 他に意味はない」
「(笑顔で)でも嬉しいよ。ありがとう。」
「お前に礼を言われる筋合いはない」
確かに。フラレちゃったくせに自分のもの的な喜び様。
「お前はなぜ自分じゃないのかと 悔しがるかと思ったがな
現時点で オペの技術だけを見るなら大きく変わらない
ただ 問題が発生した時のメンタルの強さは 彼女の方が上だ」
「本当にそれだけですか?」
後ろの障子に亮太の影が!!ヒィ〜〜怖い!
ある意味すごい堂々と盗み聞き!
「この所、兄さんの七瀬先生への態度が変わってきたように思う。
ぼっ僕は嬉しいと思ってるんだよ。
兄さんが珠希さんを許してくれるのなら。」
「許す事など一生出来ない
父さんの遺影の前でバカな事を言うな」
ガラガラーーーー亮太登場。
「兄さん本当はもうあの女を許したんじゃないのか!?
手術は信頼する人間とじゃないと出来ないんだろ?」
「このオペは 全ての私情を捨ててまで
挑まなければいけないほど困難なオペなんだ」
「兄さんこそ父さんの遺影の前でよくそんな事が言えるな!!
僕はもう兄さんを信じる事が出来ないよ!」と睨み退場の亮太。
恭介を見る悟、ショックな様子の恭介。
加賀見病院にて恭介&珠希が会議室に入るのを
心配そうに見つめる三枝、それを見た悟
「今度、難しいオペなんであの二人が打ち合わせしてるんだ。
心配しなくていいよ。」
「私はそんな。」
「僕も気にはなってたんだけどね。」
と会議室を見つめる二人。
「でも、あの二人が結ばれる事は絶対に有り得ないんだ。」
昼ドラに絶対なんてあり得ないのだ。
むしろ結ばれない方が珍しいんじゃね?
この台詞も深読みし過ぎると面倒なのでスルー。
ミーティング後の恭介&キョトン顔の珠希
「率直に言ってこんな難しいオペに
参加することに恐怖を感じています。」
「医者は人を助ける事も出来るが 助けられない事もある
俺だっていつ人殺しになるか分からない恐怖と 闘っている
君の場合 そんな事はもうとっくに乗り越えてるかと思った
人の命の前に恐怖を感じなくなったら メスを置いた方がいい」退場恭介。
手術開始!
ピッピッピッピ
「これより拡張型心筋症の左室縮小形成術を行う」
「はい。」
「メス!」
院長室にて謙治電話中。
「予定通りオペを開始しました。
石川教授が論文をお書きの際には
恭介に全面的に協力させますから。
ええ。これは私からの教授へのお詫びの印です。
勿論万が一の時にはうちの病院が全責任をとります。
石川先生のお名前を漏らすような不粋な真似は一切致しません。」
手術室 ピロロロッピロロロッ
===つづく=====
「俺にとって一番大切な存在はお前なんだ
こんな時に変な事は言うな。」
「ごめんよ〜変な事言って。(と言いつつ口だけで反省の色無しって顔)
でも万が一そんな事になったら僕は兄さんも恨むよ。」
「わかってる」
と見合う二人。
亮太、誰もかれも恨みまくり。恐いっス!
翌日、加賀見病院。
仁の事で来てた恵と休憩室にて話す珠希。
「私には通じないわよ。
傍にいて恨み尽くさせるのが生きる意味だなんて。
恨まれても恭介さんの近くに居たいんじゃないの?」
全てお見通しな恵。
「女としてどうしても振り切ることのできない
(ここで珠希、スキス〜回想入りま〜す!)
思いは誰にでもあるものよ。
よかったわ、あなたが想ってるのが悟じゃなくて。」
これ本音だろうな〜。
珠希も悟を想わなくてよかった〜って思ってるよ。
「よかったらお店に遊びにきてちょうだい、歓迎するわよ。」
ちゃっかり営業活動も忘れない恵なのである。
==恵の言葉を完全に否定することができない自分に
珠希は激しく動揺していました。==
院長室、仁&謙治
「要するにその患者はシュウケイ大にいても
助かる見込みが無いと、、容態はどうなんだ?
オペに耐えられる体力は?」
上手く答えれない仁。そこへ
「あるわよ!」と恵登場。
「オペに耐えられるだけの体力はあるわ。
でもオペをするなら一か月以内が限度ね。」
「どうしてお前がそんな事知っているんだ?」
「昨日店に来たシュウケイ大のお医者様の話が
あんまり面白いから私からも詳しくお話ししようかと思って。
一応看護婦でしたから仁よりは詳しくご説明できますよ。」
ん〜〜と警戒する謙治に
「お役に立つ情報だと思いますけど、、」含みを持たす恵。
医局にて一人割れた鈴をイジイジしてる珠希。
恭介の回想『『君がこの病院に居る意味は 恨み尽くされる事なのか』』
恵の回想『『恨まれても恭介さんの近くに居たいんじゃないの?』』
鈴を握りしめ考え込んでると恭介登場。
慌てて立ち上がり鈴を机の上に置く
山梨の診療所にて投げ捨てたはずの鈴が目についた恭介、
「その鈴 あの後探したのか
(怒り口調で)わざわざ 探したっていうのか」
そこへ看護士入室
「七瀬先生。昨夜オペをした救急患者の意識が戻りました。」
「分かりました。」
と割れた鈴を机の端の方に寄せ退場珠希。
休憩室にて珠希の割れた鈴をイジイジする恭介。
そこへ手作り弁当持参の三枝が登場。
恭介がイジイジしてる鈴を見て以前珠希の部屋で見た鈴だと気付く。
「その鈴どうしたんですか?
随分古いものみたいですけど?」
最後の一行余分な一言である。
慌てて鈴をポケットにしまう恭介。
「拾ったんだ。」
「落とし物ですか?だったら受付に...」
「いや いいんだ 落とした患者が誰だか分かってるから」
珠希は患者かよ。
「お弁当作ったんですけど召し上がりませんか?」
「すぐにオペがあるんだ すまない」速攻退場恭介。
こういう三枝に対する冷たい対応の恭介はいいね。
一生放置してやって下さい。
医局に戻った珠希、鈴が無い事に気付き辺りを探す。
私なら恭介の野郎〜捨てやがったなって思うだろう。
院長室にて恭介&謙治。
「お前の腕を私のためにふるって貰う時が来た。
拡張型筋症の患者が入院する。オペを頼む。」
「私に バチスタをしろと」
「バチスタ(笑)左室縮小形成術
未だ日本国内では実施例は極めて少ない。
成功すれば我が加賀見病院の名は全国に更に知れ渡る。
心臓移植しか生きる道のない患者の周辺は大騒ぎになるだろうな(ニヤリ)
アメリカで経験があると言っていた。」
「ですが あのオペは一流のスタッフが」
「スタッフドクターはお前の好きに選んで構わない。
その代わり、絶対に成功させろ。」
見合う二人。
医局にて外科部長、恭介に
「拡張型心筋症患者の左室縮小形成術の手術をなさるんですって?」
悟、会話中の二人に目をやる。
「スタッフドクターはどうなさるおつもりです?」
「他の病院の信頼できる医師に 来て貰うかもしれません」
「そりゃあそうだな。随分難儀な手術だ。
だけど随分急な話ですな。
どの病院に居た患者なんですかね〜」と去る外科部長。
悟、恵の店で仁がシュウケイ大の先生達と飲んでたのを思い出す。
そして恭介の方を一度見て謙治がなにか企んでると勘付いた様子。
廊下に出た悟を呼び止める三枝。休憩室にて
「この前先生が七瀬先生の部屋の前で話してるの聞いてしまったんです。」
「分かってるよ。」
「その場には恭介さんも居て。
先生、七瀬先生の事幸せにしてあげて下さい。」
お前に言われたくない。
「ハハッ。彼女がそう望むのならね。」
彼女(珠希)が全く望んでないって所が痛いよね。
もう悟にはチ〜〜ン!としか言い様がない。
だってさ、プロポーズでしょ?あれって。
なのに拒否られるわスルーされるわだよ?
それでも珠希を見守り続ける悟、、、
しかも再来週なんてますます
「恭介さんと七瀬先生って昔何かあったんですか?」
「あの事件が起きるまではそれなりに仲良くしていたけど..」
加賀見家。リビングには亮太が。そこへ謙治帰宅。
「お帰り。恭介兄さんは?まだ病院?」
「ああ。近々難しいオペを控えているからな。」
「拡張型心筋症患者の難しい手術をするんでしょ?
やっぱり兄さんがやるのか。」
「なんでお前がそれを知っているんだ?」
「医学部の知人から話を聞きました。」
「シュウケイ大でオペが出来ないなら
うちで引き受け助けてやることにしたんだ。」
最近の亮太のお得意ポーズ、ポケットに両手を入れながら
「これでポイントを稼げるって事ですか?」
「一人の命を救うために当然の事をするまでだ。
恭介だったら間違いなくオペを成功させる。」
「随分兄さんの事、信頼してるんですね。
まるで本当の親子みたいだ。」
このセリフ、深読みするときりがないのでスルー。
朝、亮太&恭介。
「拡張型心筋症患者の難しいオペには悟兄さんも入るの?」
「まだ分からない。」
「まさか、そんな大事な手術にあの女が入る事はないよね?」
「一人の命を救うために 信頼できるスタッフを選ぶつもりだ」
「一人の命を救うために、、、か。
兄さん、他にも色々やる事があって大変だろうけど頑張ってね。」退場亮太。
な〜んか険のある言い方。亮太一人で突っ走りそう。
病院にて、珠希を呼び止め鈴の事を聞く三枝。
「似たような鈴を廊下で見かけたんです。←大ウソ
でも次に見た時はもうなくて。」
「あれはもういいの。」
「宝物だったのに?」
「ええ。」
「そうですか。」退場三枝。
会議室にてスタッフドクターのメンバーを記入してる恭介。
【スタッフドクター編成‥】
執刀医 加賀見恭介
第一助手
第二助手 一之瀬 隆
麻酔医 真田浩一
臨床工学士 佐藤雄平
『『まさかそんな大事な手術に
あの女が入ることはないよね?』』回想。
しばらく考え空欄の第一助手を記入する恭介。
医局にてスタッフドクターが決定したと報告する恭介。
「第一助手には 私の三本目の手となって動いて欲しい
そのために 常に行動を共にできる この病院の医師にしたいと思います」
「七瀬先生 君に第一助手をお願いしたい」
驚く悟&珠希。
「大変な手術だ しかも時間がない
アメリカでの様子を撮影したものだ(とビデオを渡し)
よく見て勉強しておけ」
どういう事だ?って顔の悟。
会議室にてビデオを見てお勉強の珠希。
加賀見家の和室にて
英夫の遺影を見つめてる恭介の元へ嬉しそうに悟登場。
「兄さん!珠希さんの事、認めてくれたんだね。」
「オペを成功させるために選んだだけだ 他に意味はない」
「(笑顔で)でも嬉しいよ。ありがとう。」
「お前に礼を言われる筋合いはない」
確かに。フラレちゃったくせに自分のもの的な喜び様。
「お前はなぜ自分じゃないのかと 悔しがるかと思ったがな
現時点で オペの技術だけを見るなら大きく変わらない
ただ 問題が発生した時のメンタルの強さは 彼女の方が上だ」
「本当にそれだけですか?」
後ろの障子に亮太の影が!!ヒィ〜〜怖い!
ある意味すごい堂々と盗み聞き!
「この所、兄さんの七瀬先生への態度が変わってきたように思う。
ぼっ僕は嬉しいと思ってるんだよ。
兄さんが珠希さんを許してくれるのなら。」
「許す事など一生出来ない
父さんの遺影の前でバカな事を言うな」
ガラガラーーーー亮太登場。
「兄さん本当はもうあの女を許したんじゃないのか!?
手術は信頼する人間とじゃないと出来ないんだろ?」
「このオペは 全ての私情を捨ててまで
挑まなければいけないほど困難なオペなんだ」
「兄さんこそ父さんの遺影の前でよくそんな事が言えるな!!
僕はもう兄さんを信じる事が出来ないよ!」と睨み退場の亮太。
恭介を見る悟、ショックな様子の恭介。
加賀見病院にて恭介&珠希が会議室に入るのを
心配そうに見つめる三枝、それを見た悟
「今度、難しいオペなんであの二人が打ち合わせしてるんだ。
心配しなくていいよ。」
「私はそんな。」
「僕も気にはなってたんだけどね。」
と会議室を見つめる二人。
「でも、あの二人が結ばれる事は絶対に有り得ないんだ。」
昼ドラに絶対なんてあり得ないのだ。
むしろ結ばれない方が珍しいんじゃね?
この台詞も深読みし過ぎると面倒なのでスルー。
ミーティング後の恭介&キョトン顔の珠希
「率直に言ってこんな難しいオペに
参加することに恐怖を感じています。」
「医者は人を助ける事も出来るが 助けられない事もある
俺だっていつ人殺しになるか分からない恐怖と 闘っている
君の場合 そんな事はもうとっくに乗り越えてるかと思った
人の命の前に恐怖を感じなくなったら メスを置いた方がいい」退場恭介。
手術開始!
ピッピッピッピ
「これより拡張型心筋症の左室縮小形成術を行う」
「はい。」
「メス!」
院長室にて謙治電話中。
「予定通りオペを開始しました。
石川教授が論文をお書きの際には
恭介に全面的に協力させますから。
ええ。これは私からの教授へのお詫びの印です。
勿論万が一の時にはうちの病院が全責任をとります。
石川先生のお名前を漏らすような不粋な真似は一切致しません。」
手術室 ピロロロッピロロロッ
===つづく=====
■愛讐のロメラ(第21話)
2008年10月28日 愛讐のロメラ加賀見家にて亮太&恭介
「兄さん、ありがとう。
あの女を東京に戻してくれたんだってね。
それで?この後はどうするの?」
とやる気満々の亮太。
「しばらく彼女の事は忘れろ
亮太 お前の気持ちは分かる でも あの女に
お前の大切な人生を費やす事は空しい事だ」
「だったらどうして兄さんは
あの女を東京に戻すために医者の手配をしたの?」
「借りを作りたくなかっただけだ」
「あの女を許したんじゃないのか!」
「許せるはずがないだろ!
俺達の人生を狂わしたあの女を 許せはしない」
「ごめん、おかしな事言って。
でも何かをしないではいられないんだ!
僕の気持ちがおさまらないんだ!」
悟→ジッとしていられない。
恭介→スキス〜&抱きつかずにはいられない。
亮太→何かをしないではいられない→気持ちがおさまらない。
珠希中毒な加賀見三兄弟なのであ〜る。
「お前は どうしたら気が済むと言うんだ
...お前 まさか」
「殺してもいいと思った、屋上に呼び出した時はね。
でもそんなに簡単に楽になってもらっちゃ困る。
生まれてきた事を後悔するくらい苦しませてやるって
その時心に決めたんだ。
だからあの女をこの病院から追い出すだけじゃ生温いんだ!
あの女が幸せになることは全て許さない。」
どう考えても亮太がここまで珠希を恨む理由が見当たらない。
亮太の実母を自殺に追い込んだのは実父である英夫なのに
英夫の事は恨んでないわけでしょ?変なの。
一体恭介は亮太にどんな洗脳をしたんだよ!
「亮太 俺と お前は被害者だ
だから 彼女を憎む気持ちは間違っていない
でもその事で 俺達が不幸になることはない
俺達は 彼女とは関係なく 違う人生を生きていこう」
「本気でそんな事言ってるのか!!
だとしたらお父さんのお墓の前で誓ったあの言葉は嘘だったと言うのか?」
そこへ、どんよりとした悟ご帰宅。
恭介&亮太の雰囲気を察したのか悟
「いいよ。。続けなよ。」とポツ〜ンと退場。
翌日、加賀見病院にてすれ違う恭介&珠希。
「七瀬先生!」と呼ぶ恭介の声に振り返る珠希。
「いや」と止める恭介。すると珠希が
「私、気にしてませんから。診療所での事は。」
スキス〜の回想入りま〜す!
「この病院に戻して下さってありがとうございました。」ぺこり
「君が 君がこの病院に居るのは 昔俺が君に言った、、、
いや 何でもない」
退場恭介。
ったく、恭介モジモジしやがってハッキリ喋れ!
医局にて外科部長、10歳の子供のオペを恭介に依頼するが
恭介は悟に執刀させたい、その代わり助手には自分が入ると告げる。
悟もそれを了承するが
「ただし、兄さんの助けはいりません。
僕が執刀するオペの人選は僕に任せてはもらえませんか?」
「いいだろう。だが患者の命が関わってる。
万が一の場合に備えてオペに立ち会わせてもらう。」
休憩室にて珠希が寛いでると三枝入室。
「昨日、偶然聞いちゃったんです。
悟さんと部屋の前で話してるの。
恭介さんも聞いていました。
立ち入った事を言うようですが先生がこの病院に居る事は
恭介さんを苦しめてるだけのように思います。
すいません、それじゃ」退場三枝。
チッ!うぜ〜女だぜ三枝って。
サリナたんと違って可愛げがない。
好感を持つ要素もない。チ〜ン!
医局にて悟にオペの助手を頼まれ了承する珠希。
悟「それと、昨日の事、、」
回想『『僕は決めたんだ。僕はたった一人の見方になる!』』
スルーの珠希。
珠希的には昨日の出来事を抹消したようです。チ〜ン
院長室にて仁&謙治。
「石川がその気ならこっちも打つ手を考えんといかんな。」
「今度シュウケイ大の事務局の人たちと連絡会があるんで」
「ああ、探ってみてくれ。」
コンコン、亮太登場。
「僕はお父さんには本当に感謝してるよ。
赤の他人の僕をここまで育ててくれて。
だからいつか恩返しをしたいと思っていたんです。
お父さん!本当のことを教えて下さい!
どうしてあの女をこの病院に置いているんですか!」
「人間の心と言うのはなお前の得意な精神分析通りに
いつも動くとは限らないものなんだよ。」
「そうですか。僕はもう昔の僕には戻れない。
あの女に会ってしまった以上、復讐しないわけにはいかない!」
なんで?どして?
「亮太!バカな事を言うな!」
「そうさせたのは、お父さん、あなたですよ?
僕はお父さんには本当に感謝しているけど
あの女の事ではお父さんを恨みます。では」退場亮太。
ったく、亮太って誰かを恨まずにはいられない質なのか?
エレベーターに乗り込もうとする亮太と鉢合わせした珠希、
「すみません」と逃げるように歩く珠希の腕を掴み
「ここに戻って来たって事は
僕に恨まれる覚悟は出来てるって事だよね?」
「はい。」
「だったら望み通りにしてやるよ。」
と睨む亮太、そこへ恭介登場。
「父さんに用があっただけだよ。
(珠希を見て)それじゃまた。」
退場亮太。珠希を見る恭介。
恭介は亮太が珠希に何か仕出かすのではないかと
心配でたまらない様子ですね。
加賀見家。亮太の話をする映子&恭介。
「最近うちに寄り付かないのよ。何だか様子が変なの。
でも今までが変だったのかもしれないわ。」
ず〜〜っと変だったんですね。
「10歳で実の母親を自殺で亡くし
姉だと信じていた人に殺されたのよ、実の父親を。
今までが無理してたんだわ〜加賀見家の息子になるために..」
「亮太が今苦しんでいるのは 俺のせいかもしれない
亮太が10歳だった頃 父親を殺された恨みを植え付けたのは
俺だった 姉だと慕ってた人間を恨むように 」
恭介のような口調で恨みを植え付けられたら
そりゃ〜ああもなるわな。無気味だもん。
恭介の手に自分の手を添える映子。
珠希、相変わらず部屋は真っ暗でキャンドル見ながら割れた鈴をイジイジ。
三枝の台詞を回想。
『『先生がこの病院にいる事は
恭介さんを苦しめてるだけのように思います。』』
その頃亮太は珠希の部屋の前に立ち尽くし珠希の部屋をにらみ付ける。
つーか珠希のマンション、自由に出入りできるの?恐〜い!
翌日加賀見病院、手術開始。
恭介は悟のすぐ後ろで見守っております。
なんかトラブって焦る悟。
恭介が執刀しようとするが、珠希のおかげで乗り切る。
オペ後、悟「七瀬先生のおかげで助かったよ。」
そこへ恭介登場。
「(珠希に向かって)いい判断だった
(悟に向かって)お疲れさま」退場恭介。
そんな言葉を投げかけた恭介に驚く二人。
Club Meguにて悟&恵。
「珠希さんは正式に東京に戻ってきたんだ。
恭介兄さんが新しい医者を山梨に手配して。。」
「恭介さんがね〜。」
「恭介兄さんは凄いよ。
悔しいけど技術も医者としての人脈も知名度も僕とは比較にならない。」
「悟はこれからでしょ。
男は欲を持たないと出世できないものよ!
お父さん見れば分かるでしょ。」
「母さんを捨てた父さんが成功なら
僕は成功なんていらないよ。」
「珠希も素直に戻って来たわよね。」
「彼女は恨まれる事でしか自分の存在は許されないって言ってた。
だから加賀見病院に居るって。」
「恨まれる事でしか、、ね〜」
「ママ〜もう一本お願い!」と仁。
「はい、ただいま!」
仁はシュウケイ大の事務局の人たちと連絡会か。
「母さん、おじさんは母さんを踏み台にして
事務長になったんだ。よく平気な顔していられるね。」
「姉にとって弟というのはそういうものよ。
あの仁が今じゃシュウケイ大の先生達と飲んでるのよ?
嬉しいじゃない。」
コンコン
加賀見家、亮太の部屋をノックするも反応なく入室する恭介。
床に落ちてる破れた絵を見つけ恵の台詞回想。
『『亮太さん、苦しいんじゃないのかしら?
恭介さんだって珠希を恨むのが辛いんじゃないの?
本当は何で何があって珠希が英夫さんを殺してしまったのか
事件の時何があったのか知りたいんじゃないの?』』
そしてそのまま加賀見病院へ直行恭介。さっき帰ってきたのに!
オペ後の珠希、手術室前でスタンバってた恭介に驚く。
手術室前の椅子に座り話し出す珠希&恭介
「13年前 俺はここで必死で祈ってた
父さんが 助かるように
そしたら 山梨に居るはずの君が現れた
13年前 父との間に何があったんだ」
それもっと早く聞けよ。
「俺は父が殺されたことがショックだった
一体何があったのか どうして君が父を殺したのか
分からない事の方が辛かったのかもしれない
君に 裏切られたことがショックだったのかもしれない」
結局なにが一番ショックだったわけ?
「本当の事を教えてくれ 本当に君が殺したのか」
「はい。私が突き飛ばして殺しました。」
「どうして」
「言い争いになって。
亮太を助けて欲しいと何度も頼みました。
でもそれも叶わなくて。
母の遺書を読んで院長に聞きたかったんです。
本当に母と死ぬ気が一度でもあったのかと。
院長はないと仰って。今なら分かります。
心中するっていう嘘は末期の癌だった母ためについた
院長の優しさだったのかもしれないと。
でもあの頃は分からなかった。
その気もないのに嘘をついて母を殺したんだと思った。
だから憎くて怒りで無我夢中でした。
院長が屋上から落ちたと知ったのは
病院の駐車場に倒れていた姿を見た時でした。」
「父は 亮太の事も治療すると言ってくれた。
君の高校進学も援助すると 言ってくれた
父は言葉が足りない(←恭介も)
人に誤解を与えてしまう(←恭介も)
不器用な人だったんだと思う(←恭介も)
あの日 君があそこに来なければ どうして どうしてだ?」
「先生のお母さまから電話があって
私のせいで先生がアメリカに行かされると..
だから、院長にお会いして取り止めて頂こうと思って。」
「君の言う事は分かった
だが まだ言葉で理解できたとしても
父が殺された事実はかわらない
もう一つ聞きたい
君がこの病院に居る意味は 本当に誰かの傍にいて
恨み尽くされる事なのか?
そうだとしたら 誰の傍に居る事が 君の生きる意味なんだ?」
恭介をジーッと見つめる珠希。
自分の事だと多分内心は気付きながらも
亮太の事だということにしておきたい恭介は
「弟として 愛していた亮太の事か」
目を伏せる珠希、目線を反らし喋る恭介
「俺は13年前 君に恨み尽くされる事が生きる意味だと言った
その事が 君を縛っているなら もう自分を楽にしたらいい
亮太だって かつて慕っていた君を恨む事で苦しんでいる
俺達と君が 幸せに暮らす道は もっと他にあると思う」
そこへ亮太登場!
「兄さん。探したよ。
こんな所に居たんだ〜?」
と珠希を睨み付ける亮太。
亮太と二人きりになり恭介、
「どうしてこんな時間に?」
ポケットに両手を突っ込みながら亮太が
「そんなに僕がこの病院に来たら迷惑かい?」
「そんな事は言っていない」
「それより、兄さんあの女と一体何を話していたの?随分熱心に」
「一番話したかった事だ いや 話すべき事だ。」
「あの女と話すことは何にもないよ。」
「亮太聞いてくれ 13年前」
「やめてくれ!
兄さん?まさかとは思うけど
あの女に惚れたなんて言わないよね?」
見合う二人。
カタカタカタカタカタカタカタッ
↑ ↑ ↑
足音が今日も絶好調に響き渡っております!!
===つづく=======
「兄さん、ありがとう。
あの女を東京に戻してくれたんだってね。
それで?この後はどうするの?」
とやる気満々の亮太。
「しばらく彼女の事は忘れろ
亮太 お前の気持ちは分かる でも あの女に
お前の大切な人生を費やす事は空しい事だ」
「だったらどうして兄さんは
あの女を東京に戻すために医者の手配をしたの?」
「借りを作りたくなかっただけだ」
「あの女を許したんじゃないのか!」
「許せるはずがないだろ!
俺達の人生を狂わしたあの女を 許せはしない」
「ごめん、おかしな事言って。
でも何かをしないではいられないんだ!
僕の気持ちがおさまらないんだ!」
悟→ジッとしていられない。
恭介→スキス〜&抱きつかずにはいられない。
亮太→何かをしないではいられない→気持ちがおさまらない。
珠希中毒な加賀見三兄弟なのであ〜る。
「お前は どうしたら気が済むと言うんだ
...お前 まさか」
「殺してもいいと思った、屋上に呼び出した時はね。
でもそんなに簡単に楽になってもらっちゃ困る。
生まれてきた事を後悔するくらい苦しませてやるって
その時心に決めたんだ。
だからあの女をこの病院から追い出すだけじゃ生温いんだ!
あの女が幸せになることは全て許さない。」
どう考えても亮太がここまで珠希を恨む理由が見当たらない。
亮太の実母を自殺に追い込んだのは実父である英夫なのに
英夫の事は恨んでないわけでしょ?変なの。
一体恭介は亮太にどんな洗脳をしたんだよ!
「亮太 俺と お前は被害者だ
だから 彼女を憎む気持ちは間違っていない
でもその事で 俺達が不幸になることはない
俺達は 彼女とは関係なく 違う人生を生きていこう」
「本気でそんな事言ってるのか!!
だとしたらお父さんのお墓の前で誓ったあの言葉は嘘だったと言うのか?」
そこへ、どんよりとした悟ご帰宅。
恭介&亮太の雰囲気を察したのか悟
「いいよ。。続けなよ。」とポツ〜ンと退場。
翌日、加賀見病院にてすれ違う恭介&珠希。
「七瀬先生!」と呼ぶ恭介の声に振り返る珠希。
「いや」と止める恭介。すると珠希が
「私、気にしてませんから。診療所での事は。」
スキス〜の回想入りま〜す!
「この病院に戻して下さってありがとうございました。」ぺこり
「君が 君がこの病院に居るのは 昔俺が君に言った、、、
いや 何でもない」
退場恭介。
ったく、恭介モジモジしやがってハッキリ喋れ!
医局にて外科部長、10歳の子供のオペを恭介に依頼するが
恭介は悟に執刀させたい、その代わり助手には自分が入ると告げる。
悟もそれを了承するが
「ただし、兄さんの助けはいりません。
僕が執刀するオペの人選は僕に任せてはもらえませんか?」
「いいだろう。だが患者の命が関わってる。
万が一の場合に備えてオペに立ち会わせてもらう。」
休憩室にて珠希が寛いでると三枝入室。
「昨日、偶然聞いちゃったんです。
悟さんと部屋の前で話してるの。
恭介さんも聞いていました。
立ち入った事を言うようですが先生がこの病院に居る事は
恭介さんを苦しめてるだけのように思います。
すいません、それじゃ」退場三枝。
チッ!うぜ〜女だぜ三枝って。
サリナたんと違って可愛げがない。
好感を持つ要素もない。チ〜ン!
医局にて悟にオペの助手を頼まれ了承する珠希。
悟「それと、昨日の事、、」
回想『『僕は決めたんだ。僕はたった一人の見方になる!』』
スルーの珠希。
珠希的には昨日の出来事を抹消したようです。チ〜ン
院長室にて仁&謙治。
「石川がその気ならこっちも打つ手を考えんといかんな。」
「今度シュウケイ大の事務局の人たちと連絡会があるんで」
「ああ、探ってみてくれ。」
コンコン、亮太登場。
「僕はお父さんには本当に感謝してるよ。
赤の他人の僕をここまで育ててくれて。
だからいつか恩返しをしたいと思っていたんです。
お父さん!本当のことを教えて下さい!
どうしてあの女をこの病院に置いているんですか!」
「人間の心と言うのはなお前の得意な精神分析通りに
いつも動くとは限らないものなんだよ。」
「そうですか。僕はもう昔の僕には戻れない。
あの女に会ってしまった以上、復讐しないわけにはいかない!」
なんで?どして?
「亮太!バカな事を言うな!」
「そうさせたのは、お父さん、あなたですよ?
僕はお父さんには本当に感謝しているけど
あの女の事ではお父さんを恨みます。では」退場亮太。
ったく、亮太って誰かを恨まずにはいられない質なのか?
エレベーターに乗り込もうとする亮太と鉢合わせした珠希、
「すみません」と逃げるように歩く珠希の腕を掴み
「ここに戻って来たって事は
僕に恨まれる覚悟は出来てるって事だよね?」
「はい。」
「だったら望み通りにしてやるよ。」
と睨む亮太、そこへ恭介登場。
「父さんに用があっただけだよ。
(珠希を見て)それじゃまた。」
退場亮太。珠希を見る恭介。
恭介は亮太が珠希に何か仕出かすのではないかと
心配でたまらない様子ですね。
加賀見家。亮太の話をする映子&恭介。
「最近うちに寄り付かないのよ。何だか様子が変なの。
でも今までが変だったのかもしれないわ。」
ず〜〜っと変だったんですね。
「10歳で実の母親を自殺で亡くし
姉だと信じていた人に殺されたのよ、実の父親を。
今までが無理してたんだわ〜加賀見家の息子になるために..」
「亮太が今苦しんでいるのは 俺のせいかもしれない
亮太が10歳だった頃 父親を殺された恨みを植え付けたのは
俺だった 姉だと慕ってた人間を恨むように 」
恭介のような口調で恨みを植え付けられたら
そりゃ〜ああもなるわな。無気味だもん。
恭介の手に自分の手を添える映子。
珠希、相変わらず部屋は真っ暗でキャンドル見ながら割れた鈴をイジイジ。
三枝の台詞を回想。
『『先生がこの病院にいる事は
恭介さんを苦しめてるだけのように思います。』』
その頃亮太は珠希の部屋の前に立ち尽くし珠希の部屋をにらみ付ける。
つーか珠希のマンション、自由に出入りできるの?恐〜い!
翌日加賀見病院、手術開始。
恭介は悟のすぐ後ろで見守っております。
なんかトラブって焦る悟。
恭介が執刀しようとするが、珠希のおかげで乗り切る。
オペ後、悟「七瀬先生のおかげで助かったよ。」
そこへ恭介登場。
「(珠希に向かって)いい判断だった
(悟に向かって)お疲れさま」退場恭介。
そんな言葉を投げかけた恭介に驚く二人。
Club Meguにて悟&恵。
「珠希さんは正式に東京に戻ってきたんだ。
恭介兄さんが新しい医者を山梨に手配して。。」
「恭介さんがね〜。」
「恭介兄さんは凄いよ。
悔しいけど技術も医者としての人脈も知名度も僕とは比較にならない。」
「悟はこれからでしょ。
男は欲を持たないと出世できないものよ!
お父さん見れば分かるでしょ。」
「母さんを捨てた父さんが成功なら
僕は成功なんていらないよ。」
「珠希も素直に戻って来たわよね。」
「彼女は恨まれる事でしか自分の存在は許されないって言ってた。
だから加賀見病院に居るって。」
「恨まれる事でしか、、ね〜」
「ママ〜もう一本お願い!」と仁。
「はい、ただいま!」
仁はシュウケイ大の事務局の人たちと連絡会か。
「母さん、おじさんは母さんを踏み台にして
事務長になったんだ。よく平気な顔していられるね。」
「姉にとって弟というのはそういうものよ。
あの仁が今じゃシュウケイ大の先生達と飲んでるのよ?
嬉しいじゃない。」
コンコン
加賀見家、亮太の部屋をノックするも反応なく入室する恭介。
床に落ちてる破れた絵を見つけ恵の台詞回想。
『『亮太さん、苦しいんじゃないのかしら?
恭介さんだって珠希を恨むのが辛いんじゃないの?
本当は何で何があって珠希が英夫さんを殺してしまったのか
事件の時何があったのか知りたいんじゃないの?』』
そしてそのまま加賀見病院へ直行恭介。さっき帰ってきたのに!
オペ後の珠希、手術室前でスタンバってた恭介に驚く。
手術室前の椅子に座り話し出す珠希&恭介
「13年前 俺はここで必死で祈ってた
父さんが 助かるように
そしたら 山梨に居るはずの君が現れた
13年前 父との間に何があったんだ」
それもっと早く聞けよ。
「俺は父が殺されたことがショックだった
一体何があったのか どうして君が父を殺したのか
分からない事の方が辛かったのかもしれない
君に 裏切られたことがショックだったのかもしれない」
結局なにが一番ショックだったわけ?
「本当の事を教えてくれ 本当に君が殺したのか」
「はい。私が突き飛ばして殺しました。」
「どうして」
「言い争いになって。
亮太を助けて欲しいと何度も頼みました。
でもそれも叶わなくて。
母の遺書を読んで院長に聞きたかったんです。
本当に母と死ぬ気が一度でもあったのかと。
院長はないと仰って。今なら分かります。
心中するっていう嘘は末期の癌だった母ためについた
院長の優しさだったのかもしれないと。
でもあの頃は分からなかった。
その気もないのに嘘をついて母を殺したんだと思った。
だから憎くて怒りで無我夢中でした。
院長が屋上から落ちたと知ったのは
病院の駐車場に倒れていた姿を見た時でした。」
「父は 亮太の事も治療すると言ってくれた。
君の高校進学も援助すると 言ってくれた
父は言葉が足りない(←恭介も)
人に誤解を与えてしまう(←恭介も)
不器用な人だったんだと思う(←恭介も)
あの日 君があそこに来なければ どうして どうしてだ?」
「先生のお母さまから電話があって
私のせいで先生がアメリカに行かされると..
だから、院長にお会いして取り止めて頂こうと思って。」
「君の言う事は分かった
だが まだ言葉で理解できたとしても
父が殺された事実はかわらない
もう一つ聞きたい
君がこの病院に居る意味は 本当に誰かの傍にいて
恨み尽くされる事なのか?
そうだとしたら 誰の傍に居る事が 君の生きる意味なんだ?」
恭介をジーッと見つめる珠希。
亮太の事だということにしておきたい
「弟として 愛していた亮太の事か」
目を伏せる珠希、目線を反らし喋る恭介
「俺は13年前 君に恨み尽くされる事が生きる意味だと言った
その事が 君を縛っているなら もう自分を楽にしたらいい
亮太だって かつて慕っていた君を恨む事で苦しんでいる
俺達と君が 幸せに暮らす道は もっと他にあると思う」
そこへ亮太登場!
「兄さん。探したよ。
こんな所に居たんだ〜?」
と珠希を睨み付ける亮太。
亮太と二人きりになり恭介、
「どうしてこんな時間に?」
ポケットに両手を突っ込みながら亮太が
「そんなに僕がこの病院に来たら迷惑かい?」
「そんな事は言っていない」
「それより、兄さんあの女と一体何を話していたの?随分熱心に」
「一番話したかった事だ いや 話すべき事だ。」
「あの女と話すことは何にもないよ。」
「亮太聞いてくれ 13年前」
「やめてくれ!
兄さん?まさかとは思うけど
あの女に惚れたなんて言わないよね?」
見合う二人。
カタカタカタカタカタカタカタッ
↑ ↑ ↑
足音が今日も絶好調に響き渡っております!!
===つづく=======
■愛讐のロメラ(第20話)
2008年10月27日 愛讐のロメラスキス〜→バッと恭介を突き放す珠希。
「あの頃に戻りたいんだろ?
だったらいくらでも抱いてやるよ!」
と頼んでもないのに勝手に珠希に抱きつく恭介。
恭介、抑えられなくなったのでしょうか!!
あの頃に戻りたいのは恭介。
いくらでも抱きたいのも恭介。
「止めて!」バチ〜〜ン!!と恭介を打つ珠希。
逃げ出す珠希の腕を捕まえ
「過去に戻る事なんてできない。
この先、俺は死ぬまでお前を憎み続ける。
苦しいのはお前だけだと思っているのか!」
思ってないっス、多分。
逃げ出す珠希。
「珠希さん!どうしたの?」
と今頃になって遅すぎ!登場の悟。
無言で去る珠希。
中庭にいる恭介に気付き
「兄さん!珠希さんに何をしたんだ!
わざわざ診療所に来るなんて
本当はまだ珠希さんの事好きなんじゃないのか?」
絶対好きだと思うよ。
「お前の想像力には感心するよ
俺は彼女に借りを作るのが嫌だったから 手伝いに来ただけだ」
「だったら何で彼女は泣いてたんだよ!」
泣いてたっけ?よく分からなかったです、私。
「キスをして欲しそうだからしてやっただけだよ!」
はいっ?お前が珠希にスキス〜したかっただけだろ?プッ。
見られたわけでもないんだから態々スキス〜の事を
悟に言わなくてもいいのに言っちゃうのは何故?
「最低だ〜最低だよ兄さんは!」
あの〜13年前、珠希に後ろから抱きついたのどなたでしたっけ?
最低だ〜最低だよ悟は!
恭介の事、言えないと思うよ悟は。
気になってたんだけどそん時の火傷は治ったの?
「被害者は加害者に何をしたっていいっていうのか?!」
と恭介に掴み掛かる悟、しかし恭介にパ〜〜〜ンチ!!され
「いいんだよっ!部外者の意見など聞く気はない。」
と言って退場恭介→車に乗り込む。
珠希の鈴のシーン&昔のスキス〜&さっきのホヤホヤスキス〜回想の恭介。
午前三時。
部屋で体育座りをして考え込んでる珠希。
つーか休憩なしの診察三昧で疲れ果ててるはずなのに
恭介が絡んでくると寝なくても大丈夫な様子の珠希。
この調子だと明日も山梨で診察頼んだぞ!
診察室で考え中の悟。
つーか結局、悟は何しに来たの?
ヘルプにしては遅すぎだしね。珠希に会いにきたんだな。
翌朝、診察室のドアをノックする珠希。
入るとそこに悟の姿はなく書き置きが。
【一足先に帰ります。体に気をつけて頑張って。悟。】
それを読む珠希。
加賀見病院に戻った悟に恭介が、
「山梨から 出勤か」
「気になりますか?」
そこへ三枝登場。恭介を水曜日食事に誘う。
恭介、悟を気にしてる様子でわざとらしく「いいよ」と返事。
院長室にて謙治&恭介
「すぐに三人の医師を確保できるとは見事だったな。
珠希をどうして助けた?」
「あの女に 借りを作りたくなかっただけです。」
「それじゃ私の方の借りはどうなる?」
「もちろん 私のやり方で返しますよ。
私の腕で この病院を心臓外科手術の一流の病院にしてみせます。」
山梨の診療所、中庭にて昨日恭介に投げ捨てられた鈴を探し
半分に割れた鈴を見つける珠希。
加賀見家にて一人夕食中の悟の元へ亮太登場。
「昨日はどこに泊まっていたの?
悟兄さんも山梨に行ってきたの?」
寂しかったんでチュか?亮太たん?
「診療所が人手不足で手伝ってきた。」
「本気であの女の子の事が好きなの!?」
「その事と僕が山梨に行った事は関係ない。
手伝いに行っただけだ。だけど恭介兄さんが先に行って
全てが片付いた後だったけど。」
「恭介兄さんも!?それで?あの女は?」
「東京に戻って来る事になった。」
「そう。恭介兄さんが東京に戻してくれたんだね。」
「亮太!お前は自分が幸せになることを考えるんだ。
人を恨んでも幸せにはなれないと思う。」
「僕は今まで兄さんの優しさに助けられてきた。
でも僕の恨みはキレイ事じゃどうにもならないんだ!!」
部屋に戻りベッドに座って考え込む亮太。
そこへさっそく悟、昔亮太が書いた家族の絵持参で登場。
「そんな子供の絵、捨ててくれよ。」
『『姉ちゃん、逮捕されたの?』』
『『姉ちゃんは優しいもん!世界一優しいもん!!』』を回想中の亮太。
「だったら自分で捨てろ。僕にはできない」
と絵を置き悟退場。
その絵を手に取り破る亮太。
そして凄い睨みを利かしております。
Club Meguにて飲みまくってる亮太。
珠希に塩&酒ぶっかけ事件を回想しニヤリと笑っております。
何かあったの?と尋ねる恵。
「あの女がうちに来たんですよ。
恭介兄さんが見合いの席にあの女を連れて来て...
それにあの女、悟兄さんに..」
「悟に?」
「何でもないです。」
「何でも言いなさいよ〜!ここは、Club Meguなのよ!」
はいっ?Club Meguは喋り場か?
「悟兄さんを誘惑してるみたいなんです。」
大嘘。逆だろ?
顔色が変わる恵。
「山梨の診療所に逃げたあの女の所に
悟兄さん昨日泊まってきたって言ってました。」
凄い顔の恵。
以前、悟が飲み過ぎた時の寝言『『珠希さん』』を思い出す恵。
そのまま眠りに入った亮太を起こすが無反応。
暫くして「ご迷惑をおかけします。」と恭介登場。
「亮太さん、随分と珠希を恨んでいるようね。
父親を殺されたんだから当然だけど
仲の良かった昔の姉弟だった頃を知っていると
そうとばかりも言ってられないわよね。
もしかすると亮太さん、苦しいんじゃないのかしら?
一度は姉と慕っていた人間を恨むのなんて大変な事。
あの頃、恭介さんと珠希って好き合っていたんでしょ?
恭介さんだって珠希を恨むのが辛いんじゃないの?」
「そんな事はありません。
私は 父の無念を忘れたくないだけです」
「人ってね、関心のない人に抱いた怒りや憎しみは
案外簡単に消えて無くなるものなの。
信頼していた人間に裏切られた時に一番傷付き怒り
やがては憎しみになっていくの。
恭介さん、本当は事件の時に何があったか知りたいんじゃないの?
本人が目の前にいるのに聞かないなんて逃げてるんじゃないかしら?」
「そろそろ失礼します。」と言って亮太を介抱し帰る。
恵は何かしてやったりの顔。
翌日、珠希を恵の店に誘う悟。驚く恵&珠希。
悟、珠希に恵の経緯を話す。
「女性は強いって母さんや君を見てて思うよ。
でもその強い横顔が時々凄く悲し気で
僕はジッとしていられない時がある。」
ゾクっとした表情の珠希。←そりゃそーだ。
ジッとしていられないってさ、13年前の
珠希抱きつきヤカン事件思い出すよ。
あれなんかまさしく衝動的だもんね。
ポケベルがなり電話しにいく悟。
恵が珠希に
「悟の出世に邪魔をするような事したら許さないから。」
「私はただ加賀見病院に居る事で私の」
「罰だというの?どうかしら?
私が東京に来た本当の理由は悟の事や
あの人の鼻を明かしてやりたいというのもあったけど
謙治さんの傍に居たいという思いがあった事も否定しないわ。
あなたは誰の傍に居たいのかしらね?」
恭介しかいないでしょ!
恭介、マンションまで三枝を送る。帰ろうとすると
「失礼します!」と珠希の声が。
驚く恭介&三枝が珠希の部屋前をコッソリ見ると
悟と珠希が話し込んでる様子。
「待って!珠希さん。」と腕を掴む悟。
「僕は君が好きだ。
加賀見病院を捨てて僕を一緒にどこが行かないか?
君がその気ならいつだって君と。。。」
恭介が悟の元へ行こうとするが引き止める三枝。
「そんな、迷惑です。」と腕を振りほどく珠希。
背中を向け
「私は加賀見病院に居たいんです。」
「やっぱり君は兄さんの事が、、」
「そんなんじゃありません。
私は私に恨みを持つ人の傍に居て恨み尽くされたいんです。」
驚いた表情なんだろうけど無表情にしか見えないの恭介。
「それが私にとっての生きる意味です。
恨まれる事でしか私の存在は許されませんから。それじゃ。」
と部屋に入る珠希。バタン。
退場する恭介。
ドアを閉められてもドアに向かい喋り出し
マンションに響き渡る悟の声
「それでも僕は君を放っておけない!
僕は決めたんだ!ぼ、僕は君のたった一人の見方になる!」
ドア越しに聞き、驚いた表情の珠希。
いつも通り無反応なので渋々帰る悟だが
三枝と気まずい様子でお互い無言ですれ違う。
恭介はマンションから出た後
『『私に恨みを持つ人の傍にいて恨み尽くされたいんです。
それが私にとっての生きる意味です。
恨まれる事でしか私の存在は許されませんから』』
『『君が僕を恨むというなら僕は恨まれようと思う。
好きな人が僕を恨むなら傍に居て恨み尽くされるのが僕の愛だって』』
を回想中。
==恭介は13年前の自分が言った言葉が珠希を
加賀見病院に留まらせて居るのだとこの時気付いたのでした。==
マンションでなにを思ってるのか顔の表情から全く読み取れない
私的にはただ単に立ってるだけにしか見えない珠希。
====つづく======
この恭介と珠希のスキス〜が
二人の初めての撮影シーンだったようです。
初っ端の撮影がこのシーンってさ
そりゃ恭介もガッチガチだよな。でなくてもガッチガチだろうけどさ。
悟ってさ、幸せになれそうもないんだけど。
ガキの頃の悟って少し意地悪な所があったんですけど
大人になったら無くなっちゃってます。
そこがまた救いようがないというか何と言うか。
ただのいい人にしかなれないなんてつまらないよね。
「あの頃に戻りたいんだろ?
だったらいくらでも抱いてやるよ!」
と
恭介、抑えられなくなったのでしょうか!!
あの頃に戻りたいのは恭介。
いくらでも抱きたいのも恭介。
「止めて!」バチ〜〜ン!!と恭介を打つ珠希。
逃げ出す珠希の腕を捕まえ
「過去に戻る事なんてできない。
この先、俺は死ぬまでお前を憎み続ける。
苦しいのはお前だけだと思っているのか!」
思ってないっス、多分。
逃げ出す珠希。
「珠希さん!どうしたの?」
と
無言で去る珠希。
中庭にいる恭介に気付き
「兄さん!珠希さんに何をしたんだ!
わざわざ診療所に来るなんて
本当はまだ珠希さんの事好きなんじゃないのか?」
絶対好きだと思うよ。
「お前の想像力には感心するよ
俺は彼女に借りを作るのが嫌だったから 手伝いに来ただけだ」
「だったら何で彼女は泣いてたんだよ!」
泣いてたっけ?よく分からなかったです、私。
「キスをして欲しそうだからしてやっただけだよ!」
はいっ?お前が珠希にスキス〜したかっただけだろ?プッ。
見られたわけでもないんだから態々スキス〜の事を
悟に言わなくてもいいのに言っちゃうのは何故?
「最低だ〜最低だよ兄さんは!」
あの〜13年前、珠希に後ろから抱きついたのどなたでしたっけ?
最低だ〜最低だよ悟は!
恭介の事、言えないと思うよ悟は。
気になってたんだけどそん時の火傷は治ったの?
「被害者は加害者に何をしたっていいっていうのか?!」
と恭介に掴み掛かる悟、しかし恭介にパ〜〜〜ンチ!!され
「いいんだよっ!部外者の意見など聞く気はない。」
と言って退場恭介→車に乗り込む。
珠希の鈴のシーン&昔のスキス〜&さっきのホヤホヤスキス〜回想の恭介。
午前三時。
部屋で体育座りをして考え込んでる珠希。
つーか休憩なしの診察三昧で疲れ果ててるはずなのに
恭介が絡んでくると寝なくても大丈夫な様子の珠希。
この調子だと明日も山梨で診察頼んだぞ!
診察室で考え中の悟。
つーか結局、悟は何しに来たの?
ヘルプにしては遅すぎだしね。珠希に会いにきたんだな。
翌朝、診察室のドアをノックする珠希。
入るとそこに悟の姿はなく書き置きが。
【一足先に帰ります。体に気をつけて頑張って。悟。】
それを読む珠希。
加賀見病院に戻った悟に恭介が、
「山梨から 出勤か」
「気になりますか?」
そこへ三枝登場。恭介を水曜日食事に誘う。
恭介、悟を気にしてる様子でわざとらしく「いいよ」と返事。
院長室にて謙治&恭介
「すぐに三人の医師を確保できるとは見事だったな。
珠希をどうして助けた?」
「あの女に 借りを作りたくなかっただけです。」
「それじゃ私の方の借りはどうなる?」
「もちろん 私のやり方で返しますよ。
私の腕で この病院を心臓外科手術の一流の病院にしてみせます。」
山梨の診療所、中庭にて昨日恭介に投げ捨てられた鈴を探し
半分に割れた鈴を見つける珠希。
加賀見家にて一人夕食中の悟の元へ亮太登場。
「昨日はどこに泊まっていたの?
悟兄さんも山梨に行ってきたの?」
寂しかったんでチュか?亮太たん?
「診療所が人手不足で手伝ってきた。」
「本気であの女の子の事が好きなの!?」
「その事と僕が山梨に行った事は関係ない。
手伝いに行っただけだ。だけど恭介兄さんが先に行って
全てが片付いた後だったけど。」
「恭介兄さんも!?それで?あの女は?」
「東京に戻って来る事になった。」
「そう。恭介兄さんが東京に戻してくれたんだね。」
「亮太!お前は自分が幸せになることを考えるんだ。
人を恨んでも幸せにはなれないと思う。」
「僕は今まで兄さんの優しさに助けられてきた。
でも僕の恨みはキレイ事じゃどうにもならないんだ!!」
部屋に戻りベッドに座って考え込む亮太。
そこへさっそく悟、昔亮太が書いた家族の絵持参で登場。
「そんな子供の絵、捨ててくれよ。」
『『姉ちゃん、逮捕されたの?』』
『『姉ちゃんは優しいもん!世界一優しいもん!!』』を回想中の亮太。
「だったら自分で捨てろ。僕にはできない」
と絵を置き悟退場。
その絵を手に取り破る亮太。
そして凄い睨みを利かしております。
Club Meguにて飲みまくってる亮太。
珠希に塩&酒ぶっかけ事件を回想しニヤリと笑っております。
何かあったの?と尋ねる恵。
「あの女がうちに来たんですよ。
恭介兄さんが見合いの席にあの女を連れて来て...
それにあの女、悟兄さんに..」
「悟に?」
「何でもないです。」
「何でも言いなさいよ〜!ここは、Club Meguなのよ!」
はいっ?Club Meguは喋り場か?
「悟兄さんを誘惑してるみたいなんです。」
大嘘。逆だろ?
顔色が変わる恵。
「山梨の診療所に逃げたあの女の所に
悟兄さん昨日泊まってきたって言ってました。」
凄い顔の恵。
以前、悟が飲み過ぎた時の寝言『『珠希さん』』を思い出す恵。
そのまま眠りに入った亮太を起こすが無反応。
暫くして「ご迷惑をおかけします。」と恭介登場。
「亮太さん、随分と珠希を恨んでいるようね。
父親を殺されたんだから当然だけど
仲の良かった昔の姉弟だった頃を知っていると
そうとばかりも言ってられないわよね。
もしかすると亮太さん、苦しいんじゃないのかしら?
一度は姉と慕っていた人間を恨むのなんて大変な事。
あの頃、恭介さんと珠希って好き合っていたんでしょ?
恭介さんだって珠希を恨むのが辛いんじゃないの?」
「そんな事はありません。
私は 父の無念を忘れたくないだけです」
「人ってね、関心のない人に抱いた怒りや憎しみは
案外簡単に消えて無くなるものなの。
信頼していた人間に裏切られた時に一番傷付き怒り
やがては憎しみになっていくの。
恭介さん、本当は事件の時に何があったか知りたいんじゃないの?
本人が目の前にいるのに聞かないなんて逃げてるんじゃないかしら?」
「そろそろ失礼します。」と言って亮太を介抱し帰る。
恵は何かしてやったりの顔。
翌日、珠希を恵の店に誘う悟。驚く恵&珠希。
悟、珠希に恵の経緯を話す。
「女性は強いって母さんや君を見てて思うよ。
でもその強い横顔が時々凄く悲し気で
僕はジッとしていられない時がある。」
ゾクっとした表情の珠希。←そりゃそーだ。
ジッとしていられないってさ、13年前の
珠希抱きつきヤカン事件思い出すよ。
あれなんかまさしく衝動的だもんね。
ポケベルがなり電話しにいく悟。
恵が珠希に
「悟の出世に邪魔をするような事したら許さないから。」
「私はただ加賀見病院に居る事で私の」
「罰だというの?どうかしら?
私が東京に来た本当の理由は悟の事や
あの人の鼻を明かしてやりたいというのもあったけど
謙治さんの傍に居たいという思いがあった事も否定しないわ。
あなたは誰の傍に居たいのかしらね?」
恭介しかいないでしょ!
恭介、マンションまで三枝を送る。帰ろうとすると
「失礼します!」と珠希の声が。
驚く恭介&三枝が珠希の部屋前をコッソリ見ると
悟と珠希が話し込んでる様子。
「待って!珠希さん。」と腕を掴む悟。
「僕は君が好きだ。
加賀見病院を捨てて僕を一緒にどこが行かないか?
君がその気ならいつだって君と。。。」
恭介が悟の元へ行こうとするが引き止める三枝。
「そんな、迷惑です。」と腕を振りほどく珠希。
背中を向け
「私は加賀見病院に居たいんです。」
「やっぱり君は兄さんの事が、、」
「そんなんじゃありません。
私は私に恨みを持つ人の傍に居て恨み尽くされたいんです。」
驚いた表情
「それが私にとっての生きる意味です。
恨まれる事でしか私の存在は許されませんから。それじゃ。」
と部屋に入る珠希。バタン。
退場する恭介。
ドアを閉められてもドアに向かい喋り出し
マンションに響き渡る悟の声
「それでも僕は君を放っておけない!
僕は決めたんだ!ぼ、僕は君のたった一人の見方になる!」
ドア越しに聞き、驚いた表情の珠希。
三枝と気まずい様子でお互い無言ですれ違う。
恭介はマンションから出た後
『『私に恨みを持つ人の傍にいて恨み尽くされたいんです。
それが私にとっての生きる意味です。
恨まれる事でしか私の存在は許されませんから』』
『『君が僕を恨むというなら僕は恨まれようと思う。
好きな人が僕を恨むなら傍に居て恨み尽くされるのが僕の愛だって』』
を回想中。
==恭介は13年前の自分が言った言葉が珠希を
加賀見病院に留まらせて居るのだとこの時気付いたのでした。==
マンションで
私的にはただ単に立ってるだけにしか見えない
====つづく======
この恭介と珠希のスキス〜が
二人の初めての撮影シーンだったようです。
初っ端の撮影がこのシーンってさ
そりゃ恭介もガッチガチだよな。
悟ってさ、幸せになれそうもないんだけど。
ガキの頃の悟って少し意地悪な所があったんですけど
大人になったら無くなっちゃってます。
そこがまた救いようがないというか何と言うか。
ただのいい人にしかなれないなんてつまらないよね。
■愛讐のロメラ(第19話)
2008年10月24日 愛讐のロメラ手を振払おうとする珠希の手を更に掴み
グイっと引き寄せ睨みをきかす恭介。
「君の覚悟とはその程度の事だったのか。
父を殺した女が加賀見病院で働く事も
加賀見家の敷居を跨ぐ事も俺にとっては一緒の事だ。」
じゃあ一緒に住んじゃえば?
加賀見家では石川教授夫妻、着物姿の娘
加賀見家の人々でテーブルを囲み恭介の帰りを待ってる様子。
ガチャン
珠希の手首を強引に握りしめたまま恭介登場。
みんな驚いてる様子。そりゃそーだ。
「恭介、何をやってるんだ!!」
「紹介します 同じ病院で働いてる医師の七瀬珠希さんです。」
石川教授ご立腹。
「これはどういう事ですか?
加賀見先生はよっぽど自信がおありのようです。
私にまでこんな仕打ちをするとは。
これ程の演出、予想もしていませんでしたよ。」
石川教授一行退場。←追いかける謙治。
「恭介あなたなんて事を!!!」ご立腹の映子。
無表情の恭介。
戻ってきた謙治
「どういうことだ!一体何を企んでるんだ!」
「申し訳ございません、失礼します」ぺこりと
恭介の手を振りほどこうとして珠希が退場しようとすると
「待て 聞いてろ」とやっと珠希の手を離す恭介。
「何を企んでるんだって?それは俺の台詞ですよ
俺にとってこの女が同じ病院で働いてる事は
家に来る事と一緒のことなんだ
院長のやってる事と変わらない」
「病院の跡を継ぎたければ私の言う事を聞け。」
「大体 政略結婚で地位を得ようなんて考えが 情けない」
「お前は病院の跡を継ぐ気はもうないんだな!」
「えー 院長に継がして貰う気はないです
自分の力で 加賀見病院を手に入れますよ
元々 この女が父さんを殺していなければ
院長になるのは貴方ではなく この俺のハズだったんだ!」
「すみません、失礼します。」ぺこり珠希退場しようとすると
「待ってよ!せっかく来て貰ったんだ。
お線香あげて貰おうよ。」
と亮太。驚く一同。
亮太以外の加賀見家の人々に囲まれ
仏壇前に座り英夫の遺影を見つめ線香をあげる珠希。
手をあわしてる珠希の頭上から大量の塩が!
驚く珠希が振り返ると塩持った亮太。
一同静止状態。つーか悟何やってんだ!止めろって!
次は酒を一升瓶ごと珠希の頭上にドバドバドバ
「亮太!!!」
とやっと悟が動きだし瓶を取り上げる。
亮太に向かい「失礼いたしました。」ぺこりと退場珠希。
塩が頭に付き酒を浴びせられたままトボトボ帰る珠希。
「酷いよ兄さん!酷すぎるよ!」
「酷いのは父さんを殺したあの女だ
お前があの女を好きだって事は 加賀見家ではこういう事だ
お前にはそれだけの覚悟があるのか」
何も言い返せないヘタレキャラ悟、覚悟なし!と。
バタバタバタと悟が珠希を追いかけてきました。
「こんな事になって本当にすまない。」ぺこり
「悪いのは私ですから。
焼香させて頂いてありがとうございました。」
「珠希さん!」
スルーで珠希去る。
翌日、病院にて珠希が恭介に
「お見合いを断るのにああいうやり方は人として
どうかと思います。先方に失礼です。」
「君に人としてなどと言われる覚えはない」
睨んで退場恭介。
院長室にて悟&謙治
「恭介が見合いを断る事は予想の範囲内だ。
恭介が私のやり方に着いて来れるか試してみた。
人の心の底に何が隠れているか自分だって分からない。
追い込まれて初めて本当の自分に気付く。
恭介の昨日の行動は本人には気付いてない本音が見え隠れしていた。」
え?どんな本音?私全く分かりません。
「もし兄さんが生きていてあの見合いの話を持ち掛けたとしたら
恭介はどうしたかな。
お前の心の底にだって院長になりたいという野心くらいはあるはずだ。」
「僕の願いは今はただ一つだけです。七瀬先生を暫く
山梨の診療所に派遣してあげて欲しいんです。」ぺこり
「ほら!また人の事だ。私が聞きたいのはお前自身の野心なんだよ!」
そこへ慌てた様子の仁登場。
「シュウケイ大から派遣されている山梨の診療所の医師三人が
突然東京に引き上げてしまったそうなんです。
それともう一つ気になる事が。
七瀬先生の事を嗅ぎ回ってる人間がいるようなんです。
誰の差し金か調べたら石川教授のようなんです。」
院長室にて謙治&珠希。
昨日のことを詫びる珠希。その事はもういいと謙治。
珠希に山梨の診療所の医師が辞めたので
今から暫く山梨の診療所に行くように指示。
医局にて悟、一人で山梨に行く事になった珠希に
「診療所を一人で診るのは大変だ、、
僕も一緒に行けるように院長に話を、、」
「いいんです!私大丈夫ですから。」
「後で必ず応援に行くから。頑張って。」とあっさり快諾の悟。
廊下にて「三枝さん!」と呼ぶ珠希。
手術室前で話す二人。
「私、本当に加賀見先生の事が好きなんです。
だから先生のお父さんを殺した七瀬先生とは
仲良くできません。私、この恋に本気なんです。」
なんじゃそりゃ?うぜー女。
どうぞご勝手に!だよな。
「私の事なら気にしなくていいわ。今までありがとう」珠希退場→山梨へ。
医局にて悟、恭介に
「七瀬先生の患者は僕が引き継ぐことになったから。」
キョトン顔で静止状態の恭介、何も知らない模様。
「七瀬先生は山梨の診療所勤務になったよ。」
「お前が逃がしてやったのか」
「そのつもりだったけど違うよ。兄さんのせいだ。」
「どういうことだ?」
悟から事情を聞いた様子の恭介、飛び出すが
「兄さん!」と亮太に呼び止められる。その横には三枝も。
休憩室にて亮太&恭介
「あの女、山梨の診療所に行ったらしいね。
病院に籍を置きながら山梨に逃げたって事か。
僕は絶対にそんな事許さないよ。」
「俺が必ず何とかするからお前は暫く病院の事は忘れるんだ。
お前にはもう辛い思いはさせたくない。」
無言の亮太、明らかに何か企んでる様子。
なんで亮太がそこまで珠希を憎むのかが謎。
院長室にやって来た恭介
「七瀬珠希の事ですが」
「お前が見せてくれた猿芝居のおかげで
山梨の診療所に行く嵌めになった。
石川教授に裏で手を回されたよ。」
「あーでもしないと 院長には私の覚悟など
理解してもらえないと思いまして。」
「ああ!よ〜〜く分かった!
お前のおかげで私も病院も多大なダメージを被った。
お前はこういうやり方で院長になるつもりか?」
「後始末は自分でつけます。」と退出恭介。
山梨診療所にて患者多くて休憩も取らず珠希アクセク。
加賀見病院の地下駐車場にて車が一台。
恭介が珠希に塩&酒ぶっかけ事件を回想中。
エンジンをかけ発進!!GOGOGO!
20時5分山梨診療所にて
診察時間は過ぎてるというのに患者は来るという忙しさ。
明日からもこんな状態なら続ける自信がないと愚痴る看護士。
「先生はお一人しかいないんです。
入院患者の治療も外来も一人でこなすなんて、、」
入院患者の容態が急変しトラブってる所へ
カチャッ
颯爽と恭介登場。驚く珠希&看護士。
そこら辺に掛けてあった白衣を勝手に着て
「入院患者の方は 私が診る。
君は早く外来を終わらせろ。」
22時すぎに何とか終了しお礼を言う珠希。
「代わりの医師三人は俺が手配した もうここにいる必要はない」
「どうして」
「俺は君に借りなど作りたくないだけだ。
それともこのまま この診療所で
俺や亮太の憎しみから逃れ 安穏と暮らしたいのか?」
「いえ。」
「だったら直ぐに戻るんだな 院長には話しておく」
退場恭介。
車に乗り込みまた考え中。
鍵を差し込みエンジンをかける。
中庭にてベンチに座る珠希。13年前の恭介とのやり取りと回想中。
『『私は亮太から母を奪ったあなたのお父さんを恨んでいます。
そんなお父さんの息子だからあなたも憎いんです』』
おっと!ポケットから鈴を取り出しました!
ちゃっかり持って来てたようです。そしてまた恭介との回想。
『『これはやっぱり君が持っていてほしい。ニコリ
どうしても君が好きだ。スキス〜』』
そして「チリン♪チリン♪」と鈴を鳴らしてると恭介登場。
自分が珠希にあげた鈴に気付き
「それは!!」
「ハッ!!」と驚き立ち上がって鈴を握りしめる珠希。
その鈴を強引に取り
「こんな物まだ持っていたのか 何のつもりで持っていたんだ」
「あの日の罪と自分の愚かさを忘れないように。」
「それは本心なのか?この鈴がなかったら
罪を忘れてしまうと君は言っているんだぞ!」
「一瞬だって罪を忘れたことなんてありません。
取り返しのつかない罪を犯した自分を責め
罪を犯す前のあの頃に戻れたら
もう一度やり直すことが出来たらと。。」
「あの頃に戻るなんて出来ない
死んだ 殺された人間はかえってこない
あの頃になんて戻れないんだよ」
と鈴を遠くに放り投げた〜〜〜〜〜〜!!
が目の前の木に当たったような音がしたので
そこら辺に落ちてることでしょう。
「あ〜!!ポイしないで下さい!」と拾いに行こうとする
珠希の腕を掴み引き寄せスキス〜。驚く珠希。
===つづく======
いや〜相当きたね、ラスト。
スキス〜の数秒前から、ヒョットコの様な口してんの。
笑っちゃうよ?
で、どんだけ吸ってんだよ!ってくらい頬が窪んでる恭介に吹き出す。
しかも唇、珠希と明らかにズレてるし。
そしてその時のロボット的な恭介の動きにも吹き出す。
そして左手では珠希の腰から背中をガッチガチにさすり
右手は珠希の頭にまわしてるガッチガチの演技もウケた。
恭介、結構面白いかも。これでよくOKでたよな。
グイっと引き寄せ睨みをきかす恭介。
「君の覚悟とはその程度の事だったのか。
父を殺した女が加賀見病院で働く事も
加賀見家の敷居を跨ぐ事も俺にとっては一緒の事だ。」
じゃあ一緒に住んじゃえば?
加賀見家では石川教授夫妻、着物姿の娘
加賀見家の人々でテーブルを囲み恭介の帰りを待ってる様子。
ガチャン
珠希の手首を強引に握りしめたまま恭介登場。
みんな驚いてる様子。そりゃそーだ。
「恭介、何をやってるんだ!!」
「紹介します 同じ病院で働いてる医師の七瀬珠希さんです。」
石川教授ご立腹。
「これはどういう事ですか?
加賀見先生はよっぽど自信がおありのようです。
私にまでこんな仕打ちをするとは。
これ程の演出、予想もしていませんでしたよ。」
石川教授一行退場。←追いかける謙治。
「恭介あなたなんて事を!!!」ご立腹の映子。
無表情の恭介。
戻ってきた謙治
「どういうことだ!一体何を企んでるんだ!」
「申し訳ございません、失礼します」ぺこりと
恭介の手を振りほどこうとして珠希が退場しようとすると
「待て 聞いてろ」とやっと珠希の手を離す恭介。
「何を企んでるんだって?それは俺の台詞ですよ
俺にとってこの女が同じ病院で働いてる事は
家に来る事と一緒のことなんだ
院長のやってる事と変わらない」
「病院の跡を継ぎたければ私の言う事を聞け。」
「大体 政略結婚で地位を得ようなんて考えが 情けない」
「お前は病院の跡を継ぐ気はもうないんだな!」
「えー 院長に継がして貰う気はないです
自分の力で 加賀見病院を手に入れますよ
元々 この女が父さんを殺していなければ
院長になるのは貴方ではなく この俺のハズだったんだ!」
「すみません、失礼します。」ぺこり珠希退場しようとすると
「待ってよ!せっかく来て貰ったんだ。
お線香あげて貰おうよ。」
と亮太。驚く一同。
亮太以外の加賀見家の人々に囲まれ
仏壇前に座り英夫の遺影を見つめ線香をあげる珠希。
手をあわしてる珠希の頭上から大量の塩が!
驚く珠希が振り返ると塩持った亮太。
一同静止状態。つーか悟何やってんだ!止めろって!
次は酒を一升瓶ごと珠希の頭上にドバドバドバ
「亮太!!!」
とやっと悟が動きだし瓶を取り上げる。
亮太に向かい「失礼いたしました。」ぺこりと退場珠希。
塩が頭に付き酒を浴びせられたままトボトボ帰る珠希。
「酷いよ兄さん!酷すぎるよ!」
「酷いのは父さんを殺したあの女だ
お前があの女を好きだって事は 加賀見家ではこういう事だ
お前にはそれだけの覚悟があるのか」
何も言い返せないヘタレキャラ悟、覚悟なし!と。
バタバタバタと悟が珠希を追いかけてきました。
「こんな事になって本当にすまない。」ぺこり
「悪いのは私ですから。
焼香させて頂いてありがとうございました。」
「珠希さん!」
スルーで珠希去る。
翌日、病院にて珠希が恭介に
「お見合いを断るのにああいうやり方は人として
どうかと思います。先方に失礼です。」
「君に人としてなどと言われる覚えはない」
睨んで退場恭介。
院長室にて悟&謙治
「恭介が見合いを断る事は予想の範囲内だ。
恭介が私のやり方に着いて来れるか試してみた。
人の心の底に何が隠れているか自分だって分からない。
追い込まれて初めて本当の自分に気付く。
恭介の昨日の行動は本人には気付いてない本音が見え隠れしていた。」
え?どんな本音?私全く分かりません。
「もし兄さんが生きていてあの見合いの話を持ち掛けたとしたら
恭介はどうしたかな。
お前の心の底にだって院長になりたいという野心くらいはあるはずだ。」
「僕の願いは今はただ一つだけです。七瀬先生を暫く
山梨の診療所に派遣してあげて欲しいんです。」ぺこり
「ほら!また人の事だ。私が聞きたいのはお前自身の野心なんだよ!」
そこへ慌てた様子の仁登場。
「シュウケイ大から派遣されている山梨の診療所の医師三人が
突然東京に引き上げてしまったそうなんです。
それともう一つ気になる事が。
七瀬先生の事を嗅ぎ回ってる人間がいるようなんです。
誰の差し金か調べたら石川教授のようなんです。」
院長室にて謙治&珠希。
昨日のことを詫びる珠希。その事はもういいと謙治。
珠希に山梨の診療所の医師が辞めたので
今から暫く山梨の診療所に行くように指示。
医局にて悟、一人で山梨に行く事になった珠希に
「診療所を一人で診るのは大変だ、、
僕も一緒に行けるように院長に話を、、」
「いいんです!私大丈夫ですから。」
「後で必ず応援に行くから。頑張って。」とあっさり快諾の悟。
廊下にて「三枝さん!」と呼ぶ珠希。
手術室前で話す二人。
「私、本当に加賀見先生の事が好きなんです。
だから先生のお父さんを殺した七瀬先生とは
仲良くできません。私、この恋に本気なんです。」
なんじゃそりゃ?うぜー女。
どうぞご勝手に!だよな。
「私の事なら気にしなくていいわ。今までありがとう」珠希退場→山梨へ。
医局にて悟、恭介に
「七瀬先生の患者は僕が引き継ぐことになったから。」
キョトン顔で静止状態の恭介、何も知らない模様。
「七瀬先生は山梨の診療所勤務になったよ。」
「お前が逃がしてやったのか」
「そのつもりだったけど違うよ。兄さんのせいだ。」
「どういうことだ?」
悟から事情を聞いた様子の恭介、飛び出すが
「兄さん!」と亮太に呼び止められる。その横には三枝も。
休憩室にて亮太&恭介
「あの女、山梨の診療所に行ったらしいね。
病院に籍を置きながら山梨に逃げたって事か。
僕は絶対にそんな事許さないよ。」
「俺が必ず何とかするからお前は暫く病院の事は忘れるんだ。
お前にはもう辛い思いはさせたくない。」
無言の亮太、明らかに何か企んでる様子。
なんで亮太がそこまで珠希を憎むのかが謎。
院長室にやって来た恭介
「七瀬珠希の事ですが」
「お前が見せてくれた猿芝居のおかげで
山梨の診療所に行く嵌めになった。
石川教授に裏で手を回されたよ。」
「あーでもしないと 院長には私の覚悟など
理解してもらえないと思いまして。」
「ああ!よ〜〜く分かった!
お前のおかげで私も病院も多大なダメージを被った。
お前はこういうやり方で院長になるつもりか?」
「後始末は自分でつけます。」と退出恭介。
山梨診療所にて患者多くて休憩も取らず珠希アクセク。
加賀見病院の地下駐車場にて車が一台。
恭介が珠希に塩&酒ぶっかけ事件を回想中。
エンジンをかけ発進!!GOGOGO!
20時5分山梨診療所にて
診察時間は過ぎてるというのに患者は来るという忙しさ。
明日からもこんな状態なら続ける自信がないと愚痴る看護士。
「先生はお一人しかいないんです。
入院患者の治療も外来も一人でこなすなんて、、」
入院患者の容態が急変しトラブってる所へ
カチャッ
颯爽と恭介登場。驚く珠希&看護士。
そこら辺に掛けてあった白衣を
「入院患者の方は 私が診る。
君は早く外来を終わらせろ。」
22時すぎに何とか終了しお礼を言う珠希。
「代わりの医師三人は俺が手配した もうここにいる必要はない」
「どうして」
「俺は君に借りなど作りたくないだけだ。
それともこのまま この診療所で
俺や亮太の憎しみから逃れ 安穏と暮らしたいのか?」
「いえ。」
「だったら直ぐに戻るんだな 院長には話しておく」
退場恭介。
車に乗り込みまた考え中。
鍵を差し込みエンジンをかける。
中庭にてベンチに座る珠希。13年前の恭介とのやり取りと回想中。
『『私は亮太から母を奪ったあなたのお父さんを恨んでいます。
そんなお父さんの息子だからあなたも憎いんです』』
おっと!ポケットから鈴を取り出しました!
ちゃっかり持って来てたようです。そしてまた恭介との回想。
『『これはやっぱり君が持っていてほしい。ニコリ
どうしても君が好きだ。スキス〜』』
そして「チリン♪チリン♪」と鈴を鳴らしてると恭介登場。
自分が珠希にあげた鈴に気付き
「それは!!」
「ハッ!!」と驚き立ち上がって鈴を握りしめる珠希。
その鈴を強引に取り
「こんな物まだ持っていたのか 何のつもりで持っていたんだ」
「あの日の罪と自分の愚かさを忘れないように。」
「それは本心なのか?この鈴がなかったら
罪を忘れてしまうと君は言っているんだぞ!」
「一瞬だって罪を忘れたことなんてありません。
取り返しのつかない罪を犯した自分を責め
罪を犯す前のあの頃に戻れたら
もう一度やり直すことが出来たらと。。」
「あの頃に戻るなんて出来ない
死んだ 殺された人間はかえってこない
あの頃になんて戻れないんだよ」
と鈴を遠くに放り投げた〜〜〜〜〜〜!!
そこら辺に落ちてることでしょう。
「あ〜!!
珠希の腕を掴み引き寄せスキス〜。驚く珠希。
===つづく======
いや〜相当きたね、ラスト。
スキス〜の数秒前から、ヒョットコの様な口してんの。
笑っちゃうよ?
で、どんだけ吸ってんだよ!ってくらい頬が窪んでる恭介に吹き出す。
しかも唇、珠希と明らかにズレてるし。
そしてその時のロボット的な恭介の動きにも吹き出す。
そして左手では珠希の腰から背中をガッチガチにさすり
右手は珠希の頭にまわしてるガッチガチの演技もウケた。
恭介、結構面白いかも。